キーワード
女性専用車両、性差別、鉄道営業法、交通バリアフリー法、E233系、トレインチャンネル
序論
『女性専用車両』は国土交通省や一部の政党などによって推進され、「痴漢対策」という名目上で当初は導入された。
しかし、最近では以前の経緯とは異なり、導入目的が「女性が安心して乗車する事を目的」と変わりつつある。
女性専用車両は明らかな 男性差別 であり、私は断固反対であるが、導入目的の言い分も一理ある。
女性が公共交通機関を安心して乗車できない事には確かに問題がある。
だからといって『女性専用車両』というサービスを導入し、全体の一部であっても一般の男性利用客を半強制的に締め出すような事は断じて許される事ではない。
『女性専用車両』は「区別」と感じる人もいるが、「性差別」と感じる人もおり、感じ方・考え方は当然個人によって異なるが、私は『女性専用車両』は男性への性差別だと考えている。
女性専用車両について私なりに考察・吟味する。
女性専用車両は差別か?
「女性専用車両」には賛否両論さまざまな意見がある。
鉄道会社は「男性であること」を理由に男性の権利を侵害し、「痴漢対策」という名目で女性に優遇処置とも思わせるサービスを行っている。
「女性専用車両」が性差別に当たるかどうかは人によって意見が異なり、区別や依怙贔屓(えこひいき)という人もいる。
私は性差別は男女が互いを同じ人間とみなしていない事から発生すると考えている。
性別によって待遇や権利など、扱いが異なるようなことが起こるのは、どちらか片方の性に偏った社会が形成されることから始まると考えている。
「女性専用車両」は名目上「痴漢対策」とは言え、表面上は女性だけの特権である。
日本国憲法第14条に基づき、法の下に平等であり、「政治的、経済的又は社会的関係において差別されない」と保障されているのにも関わらず、鉄道会社に両性において同じ運賃を支払っているのに何故に性別によって利用できる車両数が異なるのだろうか。
私は性差別と感じる。
国土交通省の 「調査報告書」に異議あり!
国土交通省では、男女共同参画社会へ向けて女性の社会進出を支える環境づくりが必要であること、交通についても利用者の視点に立ったサービスの質的向上がより一層求められていること等から、「女性の視点から見た交通サービス」の検討を進め、平成14年1月にアンケート調査を実施したところ、痴漢等迷惑行為対策として「女性専用車両」の導入に対するニーズが高いことが判明した。
その「調査報告書」に対し、いくつか女性専用車両を導入する口実と思われる個所についての意見を私なりに述べる。
○『「女性専用車両 路線拡大モデル調査」報告書の概要について』
○『調査報告書』→PDFファイルです。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf
●110ページ
さらに女性からは痴漢防止のみならず泥酔客等による車内迷惑行為を回避できることも大きな利点であるとの意見が出た。
「泥酔客等による車内迷惑行為を回避できる」とあるが、なにも泥酔客に絡まれるのは女性だけでないし、男性への配慮はどこにあるんだ?
大体、泥酔してればそこが女性専用車両と認識せず、女性専用車両だろうと入ってくるのであまり効果ないと吟味できる。
●110ページ
「現実的に女性専用車両によって助かっている人がいるので必要だ」
痴漢被害の恐怖からか女性専用車両を必要としている人がいるのは事実だ。
だからといって性差別をして良いのか?
良い訳がない。
比較的に女性専用車両は一般車両よりも空いており、座りたいが為に利用する人もいるので女性優遇措置以外何者でもない!
●112ページ
男性からは朝はまんべんなく混んでおり、混雑度合いが変化したとは思わないとの意見が多かった。
では一部の路線の空気輸送はどう説明するのだろうか?
女性専用車両の座席に空席が目立つが、隣の一般車両が混雑している路線というのもある。
女性専用車両に反対でない人でも「何故空いているのに乗れないのか?」、「何で空いている女性専用車両に女性は乗車しないでわざわざ混雑した車両に乗るのか?」と疑問を持つ人も多いだろう。
しかしながら、混雑している路線もあるがその混雑も一般車両ほどではない。
この男性からの意見は女性専用車両導入の口実に過ぎないだろう。
●112ページ
女性が女性専用車両に乗車せず一般車両を利用することについては、女性にとっての選択権であり、女性専用車両の利用者がいる限りは気にならないとされた。
「女性にとっての選択権」とあるが、これを「女性の特権」、即ち優遇以外何と呼ぶのだろうか。
例えば、1編成10両の車両があるとする。
「男性」の選択権は9両、「女性」の選択権は10両。
これを「両性平等」と言えますか?
それとも・・・「区別」と言いますか??
フェミニズムの求める男女平等とは何だろう?想像すらしたくありません。
●111ページ
女性専用車両は被害に遭う女性を守る方法であり、料金を払って得られる優遇措置ではない。
●113ページ
女性専用車両と一般車両に運賃格差をつけることについては、そういう考え方自体がそぐわないとの理由で女性全員が反対であった。
女性からの視点から見れば、女性専用車両と一般車両に運賃格差をつけることは堪らないだろう。
あくまで女性専用車両は弱冷房車などと同様に「一般車両」であり、グリーン車や特急車両ではない。
女性専用車両と一般車両に運賃格差をつけるのはそぐわない事に関して私の頭ではギリギリ理解できなくはない。
逆に考えてみると、電鉄会社に運賃を支払っているからには、両性(男女)において目的地まで列車一編成の一般車両(客室)を利用する権利がある。
したがって、鉄道会社が「ここは女性専用車両です。」と、グチグチ言おうが何だろうが「利用する権利がある人間の権利を侵害して良いわけがない」。
人の権利を侵害して良いなどと日本国憲法に書いていない。
女性専用車両と一般車両に運賃格差を設けない事により、男性だろうと利用できるわけであり、男性が乗車したところで強制的に排除できない。
しかし、現実には男性が女性専用車両に乗車すれば鉄道会社の職員に絡まれるどころか、周りの乗客から批判を受ける事になる。
一般車両との運賃格差がないとは言え女性専用車両を設ける事によって女性には乗りやすい環境かもしれないが、男性が乗りにくい環境を構築している時点で男女が同等に扱われていないと解釈できるので、そもそも女性専用車両というサービス自体が不適切であると考えられる。
●116ページ
男性からは世の中の流れであり女性専用車両は必要性がある、女性専用車両に抵抗を感じないとの意見が多かった。
「世の中の流れ」だからと言って性差別をして良い訳がない。
「女性専用車両」導入の口実の為に「世の中の流れ」と言う言葉を用いたに過ぎないだろう。
●116ページ
女性からは枚方市駅のホームが非常に混雑しており、女性専用車両に乗るためにホームの端まで移動するのが困難である。
ホームが非常に混雑しているということは女性専用車両なんか導入したら、女性専用車両だけ空き、ホームや一般の電車内が更に混雑するという事がわからないのだろうか。
●118ページ
電車の揺れによる接触なのか痴漢なのか特定が難しいような場合には、警報装置を押すことにより間違って相手の男性に大変な迷惑をかけることになるといけないので、結局、よほどの事がないと押せないとの意見が出た。
「間違って相手の男性に大変な迷惑をかけることになるといけない」とあるが、それ以前の問題で女性専用車両を1両設置することで締め出された一般の男性客にどれだけ迷惑がかかっているか分かっているのだろうか?
この調査報告書は「あらゆる視点から女性専用車両を導入する口実について調査した」に過ぎないだろう。
都合が悪い利用客の本音などを調査結果に載せるわけがない。
しかし、頭の中をどのように掻き混ぜたら「警報装置」から「女性専用車両」という発想が出てきたのだろう?
フェミニストの女性特権の主張の為の導入以外考えられない。
痴漢冤罪と女性専用車両
どうして『女性専用車両』があって、『男性専用車両』が無いのであろうか??
もしも「女性専用車両」と「男性専用車両」があったならば、どうだろうか?
近年、女性の社会進出することで男女が力を合わせて社会を構築していかなければならないのにも関わらず、男女を分けることは好ましくないと考えている。
しかしながら、痴漢冤罪も深刻化しており、99%有罪の世界である。
その点から見れば、「男性専用車両」は必要とも解釈できるが、公共交通において男女を分けることが差別を認めることになる可能性があるので私個人としてはあまり良いとは思っていない。
だが、罪もない人が裁判で裁かれる日本の裁判システムの異常さからか必要とする声も少なくない。
●21ページ
通勤時間帯の運用なので男性旅客が圧倒的に多いことを勘案し、男性専用車両の運用は考えていない。
また、迷惑行為の被害者はほとんどが女性である。
痴漢冤罪について全く触れられていない。
それに、「通勤時間帯の運用なので男性旅客が圧倒的に多い」と言っているが、女性の社会進出により、圧倒的に男性利用客が多かった時代は終わった。
現代において「男性旅客が圧倒的に多い」などと言い切ってしまっていいのか?
そういった偏見を調査報告書に書いている時点で女性差別ではないだろうか?
この報告書を書いた人は「男は仕事、女は家庭」の概念が頭から抜けていないようである。
●21ページ
男性専用車両導入について、反対する女性参加者はいなかった。
また、今回の試験導入におけるアンケートの結果を見てから痴漢冤罪防止のため設けるべきとの意見もあった。
これについては、鉄道会社側では留意しているものの現時点ではそれほどニーズが多いとは判断しておらず、導入を予定していない。
これについては、「導入を予定していない」のではなく、フェミニストの思想には『男性専用車両』という考えがないだけである。
フェミニストは女性専用車両が女性の特権である事に喜びにしているのか、「設けるべき」とあるのにも関わらず「導入を予定していない」と見送っている時点で国土交通省を疑うべきだ!
鉄道営業法と女性専用車両のステッカー・案内
どうして「男性禁制」と書かないのだろう?
→ 「書かない」のではなく「書けない!」のである。
女性専用車両は表では鉄道会社が導入しているが、裏では暗躍フェミニズム主義者が活動し、圧力をかけて推進している。
鉄道会社によっては渋々やっていると言っても過言ではない。
鉄道営業法第3条第1項に、
「運賃其ノ他ノ運送条件ハ関係停車場ニ公告シタル後ニ非サレハ之ヲ実施スルコトヲ得ス」とある。
鉄道営業法第3条で運賃その他の輸送条件、即ち女性専用車両について停車場に明記しなくてはならない。
しかし、どこの鉄道会社にも「女性専用車両」とその該当時間、該当列車(急行など)については書いてあるものの、性別による乗車対象は明記していない。
明記していないのではなく、女性専用車両が性差別であり、鉄道会社側も性別による乗車対象を明記できないと吟味できる。
堂々と「男性禁制」と明記すれば、憲法違憲になるのを恐れているとも解釈できる。
あくまで「女性専用車両」と明記されているのは名詞であり、「女性専用車両だから何なんだ?」と言う感じである。
本当に女性専用車両に男性が乗車できないなら「法的根拠」、「罰則」等を明記するのが鉄道営業法に基づいていると言えるだろう。
「嫌々やっているなら早く廃止しろ!」と言う感じである。
鉄道営業法第34条と女性専用車両との関係
鉄道営業法第34条には以下のような条文がある。
第34条 制止ヲ肯セスシテ左ノ所為ヲ為シタル者ハ10円以下ノ科料ニ処ス
1.停車場其ノ他鉄道地内吸煙禁止ノ場所及吸煙禁止ノ車内ニ於テ吸煙シタルトキ
2.婦人ノ為ニ設ケタル待合室及車室等ニ男子妄ニ立入リタルトキ
婦人のために設けた車室即ち女性専用車両に男性が立入った時に罰するとある。
この法律が適応されるか否かについては色々意見があるが、そもそも日本国憲法第14条というこの国の最高法規があるので差別行為は禁じており、私は憲法は最終手段であると考えている。
憲法以前問題で、「婦人ノ為ニ」と言うところに注目して欲しい。
「婦人ノ為ニ」だそうだ。
「婦人」とは、成人した女性のことを意味する。
しかしながら、女性専用車両は「婦人ノ為ニ」設けたわけではない。
女性の為に設けたサービスであり、鉄道営業法第34条に抵触するものではなく、男性が立ち入っても34条を適用できないことをいくつかの鉄道会社も認めている。
私はこの鉄道営業法第34条に関しては婦人以外の女性、即ち未成年者(所謂女子)が乗車できなくなれば、痴漢被害の大半は女子中高校生などの未成年者であり、女性専用車両を導入する意味がなくなる。
したがって、この法が適用されない事から男性も任意と言うカタチで乗車できるが、逆に任意にしないで鉄道営業法第34条を適用すれば婦人以外の女性は乗車できなくなるので罰せられる事はないと吟味できる。
交通バリアフリー法と女性専用車両の違法性
鉄道会社や国土交通省は、「女性専用車両は性差別ではない」と言っているが、それ以前の問題で確実に「交通バリアフリー法」に違反したサービスである事に気付いてほしい。
「交通バリアフリー法」とは、正式には「高齢者、身体障がい者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」という。
公共交通機関の駅や電車等においてバリアフリー(Barrier free)にすべく制定された法律である。
バリアフリーとは一般的には障がい者や高齢者が利用する上での障壁が取り除かれた状態として用いられる。
少子高齢者社会を向えつつある、日本において必要な法律であると私は考えている。
この「交通バリアフリー法」と「女性専用車両」との因果関係について述べる。
公共交通の一つである鉄道において、当然一つ一つの駅の構造は異なる。
駅によっては「女性専用車両」の付近や目の前に階段、エスカレータ、改札、エレベータ等があり、男性に非常に不便をかけている(※1)。
しかし、「女性専用車両」の付近や目の前に階段、エスカレータ、改札、エレベータ等があった場合、男性の高齢者の方には不便どころでは済まされない。
鉄道会社によっては男性を完全に乗車拒否をしている寝ぼけた会社もある。
しかし、大半の鉄道会社が例え足や腰が悪くても、「身体障がい者割引の対象」でなければ女性専用車両には乗車できない。
これは「高齢者、身体障がい者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」、即ち女性専用車両は「交通バリアフリー法」に違反するサービスであることが言える。
こんな事を許しているこの国自体を疑うべきである。
法律があるのにも関わらず違法行為を推進するとは異常以外言いようがない。
優先席には賛否両論だが、足の悪い高齢者の方が女性専用車両1両分歩くのがどれだけ大変か…日本のフェミニズム主義者の異常さがわかると思う。
こんな事を言ってはオシマイだが、女性専用車両を切りはなした方が、よりバリアフリー化できることは言うまでもない。
また、鉄道会社はあくまで女性専用車両は「任意」であるので「交通バリアフリー法」には違反しないと考えているようだが、任意だからという問題ではない。
男性の高齢者の方が乗りにくい環境を作るのも違法であると言う事にまだ気付かないようである。
「バリアフリー」どころか状況が悪化している事がどうして分からないのだろうか?
●参考資料(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
○「交通バリアフリー法」
○「バリアフリー」
(※1)例えば、首都圏であれば東京メトロ(地下鉄)なら大手町、北千住、茅場町、渋谷、永田町、有楽町など、JR東日本なら大宮、北赤羽、新宿、御茶ノ水などが該当する。
当会サイトの「女性専用車両に関連する調査や資料」のページの各種動線調査を参照。
以下、URL
女性専用車両なのに乗れない女性
女性専用車両は女性の為に導入されたものである。
それにも関わらず、「お前が痴漢になんか遭うはずないだろ!」と思われるような気がする女性もいるようで、女性専用車両なのに女性が心理的に乗りにくい環境にあるようだ。
利用しにくい鉄道は本当に利用客が求めている鉄道なのか?
●参考資料
○「【独女通信】女性専用車両に乗れない女の心理」
http://news.livedoor.com/article/detail/2884541/(アーカイブ)
JR東日本中央快速線E233系の車両とトレインチャンネル ―JR東日本の陰謀―
○E233系の仕様について
JR東日本(東日本旅客鉄道)中央快速線のE233系という車両がある(※2)。
この車両は(※2)の仕様について見てもらえば分かるが、車両コンセプトとして「お客様ニーズの反映」というのがある。
これをもとに「人に優しい車両(高齢者、女性、身障者などへの配慮)」として、一般車両の優先席の荷棚と吊手の高さを50CM低くしている。
また、朝の時間帯に女性専用車両となる車両(1号車)だけ女性の身長を配慮して荷棚、吊手高さを低下(各50CM)するという特別措置を行っている。
何も背が低いのは女性だけではない。
街を歩いていると、ヒールを履いた女性が男性よりも背が高いケースを多々見る。
JR東日本がいかに偏見を持って車両を製造しているかがよくわかる。
(※2)http://www.jreast.co.jp/press/2005_2/20051001.pdf
○トレインチャンネルと車体広告
トレインチャンネルとは、JR東日本の通勤形電車の車内客用ドア上部に設置されている液晶ディスプレイの事である。
類似としてJR埼京線の女性専用車両該当車両(10号車)だけに車体広告を設ける事で女性専用車両に誤って男性が乗車しないようにする配慮となっている。
しかし、JR中央線の場合は話は別である。
朝の時間帯に女性専用車両となる車両(1号車)で朝に時間帯トレインチャンネルまでも女性専用車両のみ限定の放映を行うようである。
これは痴漢対策ではなく、ただの女性優遇だ!
○トレインチャンネルと車体広告の価格はいくらくらいだろう?
参考までに価格は(※3)を参照して以下に示す。
◎JR埼京線では12週間で10両編成の各女性専用車両のみの車体広告は、
10,000,000円
◎JR中央線では女性専用車両限定のトレインチャンネルの2週間放映で、
4月~6月:800,000
7月~9月:1,200,000
10月~12月:1,500,000
1月~3月:1,800,000
(※3)http://www.tokokai.jp/topics/pdf/2007/jr_price_01.pdf
(12ページ、16ページ参照。現在はリンク切れ)
○考察
女性専用車両を導入するとなると、パンフレットや駅のホームの案内、車両のステッカーなど様々な費用が掛かる。
その費用の元を取るだけでなく、女性専用車両のみの放映を行う事によって女性向けの商品の宣伝になり、ターゲットを絞る事ができる。
すなわち、
女性専用車両はJR東日本のビジネスとなっている。
果たしてこれのどこが痴漢対策なのだろう?
価格を見て分かると思うが、JR東日本は車体広告やトレインチャンネルは相当な価格であり、女性専用車両を導入に掛かった費用などすぐに元が取れてしまう金額である。
つまり、痴漢対策と言う名目上、女性向けのビジネスとなっており、「女性が安心して・・・」と言うのは女性専用車両を導入する言い訳や導入の口実に過ぎないだろう。
正直、私はJR東日本の車体広告やトレインチャンネルが性差別と感じるだけでなく、非常に気に食わない。
何故、男性が奴らのビジネスに付き合わされなくてはならないのか?
これが女性専用車両の真実である。
おわりに
「鉄道営業法第34条と女性専用車両との関係」は女性の為に設けたサービスであり、違法ではない(34条の適用範囲外であり、あくまで男性の任意協力に基づくものである)ことをいくつかの鉄道会社は認めている。
女性専用車両というサービスがどれだけの利用客に対して迷惑をかけ、性差別しているということを鉄道会社や国(国土交通省)に分からせる必要があるだろう。
健全な男性だけでなく、障がい者や前々節で述べた様に一般の女性にまで迷惑をかけている女性専用車両など産業廃棄物同然である!
私は性差別、女性専用車両、フェミニズムには断固反対である!!