当会に寄せられた体験談(2018~2019年)

ご意見・体験談の紹介


女性専用車両に乗車活動された、内部障がい者の男性の体験談(2018年5月)

●性別:男性

●貴会の活動報告、拝見させていただきました。

拝見させていただいたうえで、自分でももしや乗れるんじゃないか?と思い、複数路線で乗車しました。以下はその結果ですので、今後の貴会の活動に何か役立てばと思います。(全て朝ラッシュです)

  • 中央線快速電車(通勤特快東京行) 八王子→東京

八王子で乗車する際に待っているとき、乗車後共に声掛け等一切なし。八王子駅には警備員はいませんでした(おそらく中央線は全駅にいないようです)

乗務員室すぐ後ろで動画を撮影しており、乗務員も2人乗務だったので確実に気づいているようでしたが、乗務員の方は交代時含め終始ノータッチでした。

  • 都営新宿線(各駅停車笹塚行) 馬喰横山→小川町

他の車両より明らかに女性専用車の方が余裕がありました。が、それ以外では特になにもなく、声掛け等もされませんでした。

ホームには警備員はいませんでした。

  • 同線(各駅停車本八幡行) 小川町→本八幡

男性も平然と乗車してきましたので、一応建前上は女性専用車ではあるものの、ほぼ終了とみなされているようでした。本八幡着が10時過ぎの電車なのでなんとなく合点はいくところです。

  • 京王線(区間急行新宿行・八王子7:13発) 京王八王子→笹塚

唯一女性専用車が一般車両より混雑している路線でした。声掛け等は特になく、平穏に乗車できました。ただ、設定車両と出口階段の位置の関係で隣の車両で積み残しが発生しそうになっているような状況だったのが少し気になりました。

  • JR総武線(東西線直通電車)~東京メトロ東西線 津田沼→(西船橋)→茅場町

この電車だけ唯一例外で、津田沼駅で2本前の電車から並んでいたのにも関わらず列から抜けさせられ、「男性は乗れない」と言われた挙句、半ば乗車拒否のような扱いを受けました。

対応したのは警備員でしたが、JRの見解を持ち出した途端「駅務室で聞いてくれ」と言い続けてこちらの話に聞く耳持たなくなったので強行突破しましたが、素直に駅務室まで聞きに行っていたら電車に乗り遅れるような死活問題でした。

なお、この件については既にJR東日本にメールで問い合わせています。

全然隠すことではないのでいいのですが、私は見た目が健常男性の障がい者なので、見た目だけで乗車拒否のような扱いをされるのは流石に心外でした。

事の顛末と詳細はブログ(http://kyobate.blog.so-net.ne.jp/2018-05-28)に上げています。

  • 東京メトロ千代田線(各駅停車向ヶ丘遊園行・北千住7:27発) 北千住→町屋(女性専用車解除)→大手町

女性専用車が解除される町屋から男性客が一気に乗ってきました(当然と言えば当然)。が、解除される旨の放送等が一切なかったため、そこに関してはちょっと紛らわしいと感じたのも事実です。

  • 埼京線(通勤快速新木場行・川越7:51発) 川越→大崎

女性専用車はかなり余裕があるのに対し、他の車両はかなり混雑しているようでした。駅のホームで待っている乗客の人数からも明らかな様子でした。

声掛け等は全くなかったものの、(おそらくご存知の方もいらっしゃるかと思われますが)埼京線のE233系電車の車内LCDは、他の路線ではまず見ない「女性専用車」の案内が流れました。おそらく運用列車では終点まで流しているようです。

現時点では以上です。(貴会の活動記録との比較になってしまいますが)昔に比べだいぶよくなったとは感じていますが、津田沼駅の一件がかなり衝撃的だったので、この際ですのでこちらに投稿させていただこうと思いました。

立場上本来であれば乗れるはずの障がい者ですら見た目で判断され、乗れないとまで言われたので、私のような二次被害者をこれ以上出さないためにも、正直なところ早くこんな車両は廃止していただきたいと思っています。

私は音酔いや人酔いしやすいのでどうしても混雑した車両よりかはより空いている車両を選びたいですし(これは私に限らずだれだってそう思うはずなのですが)、たまたまそこが女性専用車だったとしてもこれからは遠慮なく乗らせていただこうと思います。

理不尽な意見も多いかと思いますが、負けずに女性専用車への反対活動を続けていただければと思います。私からも微力ながら応援させていただきます。

まだまだ言いたいことは山ほどありますが、かなり長くなってしまったのでこのあたりでやめにしておきます。長々と失礼しました。


※注:後日、JR東日本から抗議に対する回答があったとのことで、同じ投稿者の方よりもう一通、ご意見投稿をいただきましたので以下に掲載します。

『いつもJR東日本ならびにJR東日本ホームページをご利用いただきましてありがとうございます。

このたびは、弊社社員の応対により、お客さまには朝から大変ご不快な思いをさせてしまいまして誠に申し訳ございません。

女性専用車両はお客さまのご理解とご協力のもとに成り立っているものであり、強制的に乗車を禁ずるものでなく、男性のお客さまを排除するためのものではございません。

また、お身体の不自由なお客さまとその介助者の方、また小学生以下の男の子はご乗車いただくことはできますが、他のお客さまからのご意見などにより、駅係員が身体障がい者手帳をお持ちであることを確認させていただく場合もございますことにつきまして、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

弊社といたしましても、職場におけるOJTや勉強会等を通じ、日頃から接遇や業務中の態度について指導教育を行っておりますが、いただきましたご指摘を受け、指導が行き届いていないことを痛感しております。

このたび頂戴いたしましたご指摘を真摯に受け止め、お客さまの立場に立った応対をおこなうよう引き続き教育指導に努めてまいりますので、何卒ご容赦を賜りますようお願い申し上げます。

今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

東日本旅客鉄道株式会社

先日お送りした、JR東日本への問い合わせに対する回答全文です。15日の夜に届きました。

乗れると言っておきながら、場合によっては身体障がい者手帳を確認させていただく、というのは、暗に「身体障がい者手帳を確認できなければ乗せないからな」と言っているようなものですし、それ以前に公共交通を(障がい者割引等を利用せずに)ごくごく当たり前に普通に利用するのに、わざわざ手帳を提示しなければならない時点ではっきり言って公共交通としては論外でしかありません。

また、JR東日本は「お身体の不自由なお客様」に対する英訳として、Handicapped passengersを使用していますが、これは障がい者全体(身体、精神、内部、知的等すべての障がい者)を指すもので、身体障がい者のみに制限するのであれば、Physical handicapped passengersなどのようにPhysicalを頭に付け加えなければ筋が通りませんし、この回答はJRがまともに対応する気が無い、ということを暗に物語ってるような気がしてなりません。

もちろん、JRはちゃんと対応しているつもりなのでしょうが、この回答ははっきり言って障がい者の乗客をバカにしているとしか言いようがありませんでした。

もし前回お送りした内容を掲載する場合、差し支えなければこちらの回答全文も一緒に掲載していただければと思います。

当会からの回答

任意確認乗車の報告、およびJR東日本からの回答の報告ありがとうございました。

やはり「男性を排除するためのものではないと」言いつつ、「たとえ障がい者であっても男性は出来るだけ乗せたくない」というのがにじみ出ていますね。

障がい者手帳の提示を求める理由として「他のお客様のご意見などにより・・・」と書いているところを見ると、女性客の中に「障がい者でもないのに紛れ込もうとする男は乗せるな」などと、JRに対して言う者がいるということでしょうか?

だとしたら、ますますとんでもないですね。

やはり、反対派ももっと声を大きくして行かなければならないな、と改めて思います。

当会や差別ネットワークに入会せずとも、どうかこれからも活動は可能な限りお続けください。

私達以外でこうした活動をする人も徐々に増えては来ましたが、まだまだ多いとは言えませんし、また実際に乗車活動する人がいないと、鉄道事業者も反対派の存在は「無いもの」として扱いだしますから・・・


東京メトロ千代田線の女性専用車両に乗車された男性の体験談(2019年3月)

●性別:男性

●勤務開始時刻が10時半だったのと南北線沿線なので女性車両とは無縁の生活でした。

先月、西船橋に行く用事があり、朝8時半頃に千代田線溜池山王から乗りましたが、警備員の声掛けがウザいです。

当方、腰を痛めてコルセットを巻いており、溜池山王から大手町に行くのに1号車が近いから乗ったら、警備員の声掛けがしつこくてたまりません。腰を痛めてるだけで、障がい者手帳を求めるのもどうかと思います。

怪我してるのに乗るなって意味が分かりません。挙句、友人が、大手町駅に早く着すぎてしまい、ロマンスカーが来るのを1号車で電車を眺めて待っていただけでも「女性専用です」と声掛けされました。乗車意志の無い者に執拗な声掛けするのかって思います。

誰でも乗れる筈なのに、どうして警備員は執拗な声掛けをするのでしょうか?

腰痛めてる人に移動しろは酷です。

地下鉄の警備員って何やってるんですか?男性に見える客を追い出すのが仕事なんですか?

女装していれば声掛けないのですか?はるな愛や徳光修平やIKKOのようなニューハーフやMr.レディーは乗車OKで彼らには執拗な声掛けを行わないのでしょうか?

この3名やと木村拓哉と市原隼人と速水もこみちらイケメン著名人ならOK何でしょうか?実際に彼らが女性車両に乗車してきても文句言うのでしょうかね?

当会からの回答

※ご投稿ありがとうございます。

この警備員の対応ですが、本当ならばとんでもないですね(当会で事実関係の確認を行っていない関係で、敢えてこのように書かせていただいています。ご了承ください)。

警備員の個人的な判断なのか、それとも会社の指示なのかで大きく話は異なってきますが、もし警備員の個人的判断であれば東京メトロにはきちんと警備員にも教育を施していただきたいところですね。

もし、東京メトロが会社としてしつこい声掛けを指示しているのなら論外だと思います。

そもそも、男性であるというだけで、あるいは男性に見えるからというだけで乗せないようにする車両を公共交通において設定しようとするほうがおかしいのですが、首都圏の鉄道は特に過去、政治的な力が強く働いた関係で、各鉄道事業者とも女性専用車両を導入せざるを得なくなりました。

2005年のGW明けに首都圏のほとんどの鉄道事業者が一斉に女性専用車両を導入しましたが、普通は政治的な力が働かなければこのようなことにはなりません。

その頃のことを調べていけば分かるのですが、東京メトロも含め、当時の各鉄道事業者は一斉導入前はラッシュ時の安全確保の問題や男性客からの反発が予想されることなどから女性専用車両の導入には難色を示していました。

しかし、当時の国交省が各鉄道事業者の幹部を集めて「女性等に配慮した車両の導入促進に関する協議会」を数度にわたって行ったため、結果、各鉄道事業者ともイヤとは言えない状況になり、女性専用車両の一斉導入となりました。

そして、その国交省に対して女性専用車両の導入をどんどん進めるよう、約7万6千筆の署名を集めて当時の北側一雄国交相に提出していたのが公明党です。

そしてその公明党は今でも選挙の度に「私達が女性専用車両を実現しました!」とアピールし続けています。

そして、今では鉄道事業者も女性専用車両を女性集客や専用車限定広告など、営業戦略として金儲けに利用し、また実際に利用している女性客もその多くが痴漢対策以外の理由で利用しているわけですが、そうした中、昨年あたりからインターネット上で「女性専用車両が導入されるようになったのは1988年の大阪市営地下鉄御堂筋線での事件がきっかけ」などという情報を見かけるようになりました。

しかし、1988年の御堂筋線事件から女性専用車両が導入され出すまで約15年近くもの時間が開いており、しかも導入直前に積極的に動いていたのは「性暴力を許さない女の会」などの団体ではなく、公明党です。(御堂筋線の女性専用車両も市議会での公明党の働きかけによるものです)

「女性専用車両は痴漢対策を建前にしているだけ」という当会や一部の反対派の主張に対し、「女性専用車両は性犯罪被害者が勝ち取った正義の車両」ということにするため、このような情報が流されたものと思われますが、こうして過去のことを見ていくと、実際はどうなのかよく分かると思います。

まあ、百歩譲って御堂筋線事件がきっかけだったとしても現在の女性専用車両が痴漢対策からはかけ離れた代物になり下がっていることに変わりはありませんが・・・

話がそれましたが、女性専用車両の導入にはこのような経緯があり、あなたも仰る怪我人や高齢者であっても男性は男性であるというだけで排除されるようなおかしなことが起きているというわけです。


男性であることを理由に特急券の販売を拒否された方の体験談(2019年5月)

●性別:男性

●JTB飯田橋店での出来事です。

サンダーバードの3号車とらくらくはりまの1号車の特急券を買おうとしたところ、女性席だから男に売れないと言われ発売拒否されました。

JRが発売できないと言い張るので、なら今すぐにJR西日本と国交省に問い合わせろと言いましたが一向に電話すらしません。旅行会社はこんないい加減なことを言うのですか?

女性専用指定席って何ですか?性別確認書類提示しないと買えない乗れないんですか?他の車両よりも高額な料金徴収してるんですか?特にらくらくはりまの1号車は元グリーン車だったから他の指定席よりも豪華だと思っての購入です。

男性に見えるからって発売拒否出来るんですか?

そんな事言ったら京急の「葉山女子旅切符」は女子しか購入出来ず、使えないですか?

実際に京急に問い合わせたらOKとの事で、実際に買えましたし使う事も出来ました。JTBはデタラメ抜かすんですか?

社員教育徹底すべきですね。まぁJTB自体女性優遇政策していますからね。男性従業員は自前のスーツで女性従業員は制服貸与していますのが何よりの証拠です。

当会からの回答

※ご投稿ありがとうございます。

主にJR西日本が行っている特急の女性専用席ですが、通勤列車の女性専用車両よりもある意味ひどい差別であるといえるかもしれませんね。

当会サイトでも過去何度か紹介していますが、JR西日本は明らかに営利目的で男性を排除する席を設けており、大変悪質であると言えます。

しかも、JR西日本では自動券売機で女性専用席の指定席券が買えるのですが、その際「男性の利用はお断りさせていただきます」という趣旨の文言が画面に表示され、それに同意しないと先に進めないようになっています。

また、通勤車両の女性専用車両の場合の車内アナウンスでは女性専用車両に「ご理解・ご協力を」とは言うものの、「男性は利用出来ません」とはまず言いません。

(昔はそういうアナウンスをする車掌もいたが、女性専用車両が任意であることが知れ渡り、また反対派の抗議によってそのような「男性は乗れません」というアナウンスはされなくなった)

しかし、筆者が比較的最近に所用で乗車したJR西日本の特急サンダーバードでは車内アナウンスではっきりと「女性専用席の男性の利用は出来ません」と、明言していました。

特急列車の女性専用席とて、法的な強制力はないはずですが(というより、むしろ男性であるというだけで利用させないようにする方がよほど法的にグレーだと思われますが)通勤列車の女性専用車両と異なり、「あくまでも男性の任意協力のもとに実施されているもので、強制的に降車させるような行為は不適切」という、国交省の「公式見解」が無いのを良いことに、もはややりたい放題状態になっています。

当会は会則にもある通り、通勤列車の女性専用車両に限定して活動しているため、特急列車の女性専用席について、会として反対運動を行うことは出来ないのですが(会としてではなく)個人的にJRや国土交通省に問い合わせた会員によると、JR西については、女性専用席に法的に強制力があるのかどうかなど肝心のことには答えず、はぐらかしたりごまかしたりして、有耶無耶にするような対応のようです。

国交省としても(これは対応した職員によって違うのかもしれませんが)どうやら法的にグレーであることは一応認識しているものの、特に大きな問題が起きない限り、波風立てず、そのまま黙認しようというスタンスのようです。

こうして見てみると、「任意協力」であることを隠し通せることがいかに鉄道事業者にとって有利に働くかよく分かろうというものです。

実際、女性専用席には法的な根拠がないにも関わらず、任意確認乗車(着席?)するのは事実上ほぼ不可能な状態です。

通勤列車の女性専用車両についても国交省の公式見解がなかったら、今頃は女性専用席と同じように法的根拠がないにも関わらず、平然と「男性は利用出来ません」などと案内され、もし男性が実際に乗りこもうものなら、強制的に引きずりおろされるのが当たり前になっていたかもしれません。


JR埼京線で任意確認乗車しようとして警備員に声をかけられた方の体験談(2019年8月)

●性別:男性

●はじめまして。

突然ですがアドバイスを頂けないでしょうか。

長文失礼します。

2019年8月9日午前0時20分頃、JR池袋駅埼京線のホームの女性専用車両の位置で電車を待っていたら警備員が私の目の前にやって来て個人的に「協力お願いします」と声をかけられ、私が「こちらがすいているので」と言うと、それでも「乗車するなとは言えないのでご協力お願いします。」と言われました。どうして私に個人的に声をかけたのか聞くと、「男性の方にはみなさん声をかけています」と言われ、どうして私が男性だと判断したのか聞くと、「もういいです。」と迷惑そうに言われました。私がその警備員に名前を聞くと、答える必要ないと言われ、私がそれなら駅員さん呼んで下さいと言うと、「自分で呼んで下さい」と言われました。その後は私が何を言っても完全無視をされ、顔も向けませんでした。近くにいた別の警備員に言っても、全く同じ対応でした。そして私が何を言っても警備員二人して私を無視し続け、警備員同士で何か話ながら歩きだしたので、私は必死に「無視しないで下さい。あなたに話してるんですよ。あなたが声をかけてきたんですよ。」と少し声を大きくして言いながら警備員について行きましたがずっと完全無視されました。周りの人たちの視線も感じとても苦痛でした。結局警備員は改札の駅員のところに行き、事情を話していたので、私が自分の言葉で代わって話し始めると警備員はホームに戻る素振りを見せたので、私は「あなたもここに居てください」とその警備員が行こうとするのを止めようとして、少し手が警備員の肩に触れ、警備員から「触らないで下さい」と言われました。触ってしまったのは私の落ち度です。その後警備員はその場に残ったのですが、わざわざ少し離れた所に立って、その態度は迷惑な客に捕まったと言わんばかりの様子でした。

そして肝心の駅員も聞く耳もたずという態度で、勝手に男性だと判断して協力させるなど失礼だし人権問題だと私が言うと、私に「男性ですか?」と聞いてきたので、私が「男性です。」と言うと駅員は首をかしげ、男性を男性だと判断して何が問題なのかと言いたそうでした。

ちなみに私はある理由があり、女性と差別されたり女性と同等の権利が無いときに著しく精神的に苦痛を感じます。

私は終電があって議論してる時間がなく、駅員に後日また話しに来ると言うと、個人の案件をひとつひとつ対処しないと言われました。それでも私はとりあえずこの話をきちん話しにくると言うと、名前を聞かれたので、言いたくありませんでしたが、苗字だけ本名で伝えました。

それでもこのことを対処するかはわからないと言うので、また来ますのでよろしくお願いしますと無理やり強く言い切ってその場を去ってきました。駅員の名前は名札で確認済みです。

とにかく憤りで頭がおかしくなりそうで、後日話しに行くときはどういった所に焦点を当てて話したらいいのか、どのように相手が間違ってることを認めさせたらいいのか、何かアドバイスを頂けないでしょうか。話しに行って、また嫌な思いをすると思うと辛いのと憤りで押し潰されそうです。

どうかよろしくお願いします。

当会からの回答

※当サイトをご覧の皆様へ

以下の文章は投稿者の方への返信ではなく、皆様への説明です

この方にはまずメールを送信し、「抗議するならこうしたほうが良いと思う」というアドバイスを行いました。

しかし、こうした抗議は普段から経験を積んで慣れていないと、なかなか言いたいことが思うようにスッと出てこないですし、まして単独で抗議となるとかなりハードルが高いので、その後もこの投稿者の方とさらに連絡を取り合い、後日、当会の関東本部のメンバー達とともにJR池袋駅に抗議に行くことになりました。

しかし、応対した警備員や駅員はやはり態度が悪く、ある駅員は「男性は乗れない」と言い放った上に国土交通省の「任意」という見解文を無視して「男性は乗らないようにお願いしている」等と、傍から見ても限りなく強制と取れる発言を繰り返しました。

こちらも過去に幾度も抗議を重ねてきた面々が過去の経験を踏まえて正論で対応いたしましたが、駅員のほうが感情的というか熱くなって大声を出して声を荒げる場面が何度もありました。

結局、夜の埼京線の女性専用車両の設定時間帯が深夜23時以降のため、各自自宅に帰る終電の関係もあり、あまり抗議に時間をかけることが出来ませんでした。

もちろんその後、差別ネットワークとともにJR東日本の本社にも抗議するなどしましたし、今後もさらに抗議活動は行っていきます。

この投稿者の方の立派なところは勇気をもって自ら動かれたことです。

このような方には当会も可能な限りの協力をいたします。

時折当会に「○○線で乗車活動してください。」というご意見投稿が来ることがありますが、投稿をしている本人は何も動こうとせず、ただ当会を動かそうとしているだけという場合が結構あります。

しかし、今回の投稿者の方はそういう方ではありません。

以前にもこのご意見紹介のページで述べましたが、反対派の中で「反対する会や差別ネットワークがやってくれるだろう」という他人任せな空気が蔓延すると、ごく一部の人間が活動するだけで大多数の反対派は何もせずにただ期待するだけという状態になってしまいます。

これではいつまで経っても反対運動が拡がって行きません。

もちろん実際には動きたくても動けない人がいらっしゃるのは承知しておりますが、動ける方はどうか動いていただきたいのです。

この活動は一人でも多くの人が実際に動くことが重要なのです。

もちろん、「合法の範囲内で」が絶対条件ですが。

現在、個人的に実際に乗車などの活動をされている皆様ももし何かありましたら当会体験談フォームまでご連絡ください。

以下のコメント欄では当会会員以外も、どなた様でもコメントができます。

なお、コメントが当会にご意見・ご回答を求められている内容の場合には当会はコメント欄での返信は行わず、別途「ご意見・体験談の紹介」ページで当会公式の返答として掲載させていただく場合がございます。

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