当会に寄せられたご意見(2016年11月~2017年1月)

ご意見・体験談の紹介

2016年11月~2017年1月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


関西の方からいただいたご意見投稿

●性別:男性

●関西の某大手事業者の対応について

近隣各線が混雑時間帯や混雑種別のみの導入とする中、休日も含め終日導入している事業者があります。

しかも、各駅の階段やエレベータ付近に導入しております。また、女性専用車の前にのみエレベータとベンチがあり、女性専用車を避けようとすると、電車到着後に階段横の狭いスペースを通り抜けてから乗車するか、あまり本数の多い路線でないのにベンチに座らずに立ったまま待つことを余儀なくされるという体の不自由な男性に対する配慮が欠けている駅もあります。

事業者に質問したところ、駅の構造上、ベンチの設置場所の変更は困難だが、女性専用車の設置時間や設置場所も変更する考えはないとのこと。しかし、障がい者は男性でも乗車できるとのことでした。

必要性の薄い閑散時間帯にも設置していることで、男性客は障がい者であったも、不便があり、障がい者が誤って乗車したことで、女性客にクレームをつけられたことがあったため、案内に配慮をいただきたいと質問したところ、ホームページで案内している、放送で乗車できる男性を説明するのは煩雑になるため、実施しないとの回答でした。

さらに、これ以上の回答は差し控えますという不誠実な説明までしてきました。

障がい者にやさしい鉄道を作ることと、自分達の政策の正当性を説明することとどちらを重視する会社なのかと思いました。

貴サイトを拝見させていただきました。非協力乗車には賛同できませんが、先ほどの鉄道事業者の担当者の対応に失望したため、メールしました。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

はっきり申し上げて、この会社は障がい者にやさしい鉄道を作る気など微塵もないと思います。

要するに、一部のわがままな女性を喜ばせるようなことをしていれば儲かると考えているのです。

そして、それを表向き「痴漢などの迷惑行為から女性を守るための取り組み」ということにしているわけです。

「女性専用車に男性の障がい者が乗車できる」としているのも男性障がい者への配慮ではなく、「男性の障がい者より健常者の女性を優先するのか?」というクレームをつけられた時に「女性専用車は男性も乗れるのだから問題ありません(女性客に文句を言われたとしても、それは女性客が悪いのだから文句はそっちに言ってください)」と、上手くかわせるようにするためのものです。

だから「障がい者が誤って乗車したことで、女性客にクレームをつけられたことがあったため、案内に配慮をいただきたい」などと言っても、全く取り合おうとすらしないのです。

「非協力乗車には賛同できません」とのことですが、この会社はいくら男性がメールや電話、投書などで抗議してもこういう対応をする会社です。

私達も非協力乗車をしたくてやっているわけではありませんが、このくらいしなければならない理由がそこにあるわけです。


いつもご投稿くださる方からのご意見投稿

●性別:男性

●小田急江ノ島線は藤沢駅での折り返し運転に関して引き続きの乗車はご遠慮、ご協力をお願いする立場だそうですが、これは運賃を降車駅で適切に乗車区間支払う利用者に対するアナウンスだとは思いますが? いかに折り返しダイヤがきついとは言え車内点検を実施しているのか疑うような内容ですね。それで同じ協力を要請するところの女性専用車両は男性客に対して強制紛いに降車か移動の要請ですからね。仮に折り返し乗車で片道運賃しか払わない利用客であれば立派な無賃乗車でしょうし、その損失分と、それを防ぐシステムのコストとの兼ね合いでしょうか?なかなか駅ホームの転落防止の可動式扉が設定されなかったのも人の命と営業コストを量りにかけた行く末に感じてしかたありません、女性専用車両非協力乗車の皆様仰る一括して男性を排除してしまう女性に対する営利目的など、防止カメラの設置が進まないのもこの辺りの理由でしょうか?私は失礼ながら鉄道各社が真の防犯システムにコスト面から消極的なら防犯カメラに似せたダミーを車内に設置するだけでも有効かと思います。似せた大義に安全や防犯が噛み合うわけもなく!過去の公共交通の事故にはこのような偽の大義が見え隠れしています。

当会からの回答

※ご意見ありがとうございます。

片道運賃しか支払わずに折り返し乗車した場合ならこれは明らかな不正乗車ですから、鉄道会社側から強く言われても仕方のないことですが、女性専用車両は特別な運賃を取っているわけでもなく、また法的根拠もない(鉄道営業法34条2号の適用対象外)ので、本来男性が乗っていても強制まがいの移動要請を受ける筋合いはないはずのものです。

しかし、現実にはそういうことが現在でもしばしば発生しているということはすでにご承知の通りです。

駅ホームの転落防止柵は結構費用も掛かるようですし、また路線によっては車両の長さやドアの数の異なる列車が入り混じって運行されていたりするため、ホーム柵を設置するにも、なかなかハードルが高いわけです。

一方、監視カメラもよく「鉄道会社が車内監視カメラをやりたがらないのは費用が掛かるからだ」などと言われますが、実は全く異なる理由からのものです。

当会のサイトの「活動履歴」で関西の阪急電鉄の例を取り上げていますが、「費用が掛かる」と言いながら、実際には阪急自身が駅構内に多数の監視カメラをすでに設置しており、また島根県の一畑電鉄では赤字の地方ローカル線でも車内監視カメラを実施している例があることからもわかるように「監視カメラは費用が掛かるからできない」というのは「真っ赤なウソ」です。

結局のところ、女性専用車両を設置すると「顧客満足度が向上し、会社のイメージが良くなるだろう」「他社との競争も有利に進められるだろう」「女性専用車を商業目的に利用して収益向上につなげられるだろう」といった考えが鉄道事業者側にあるものと思われます。

車内防犯カメラの設置が進まないのも、恐らくは監視カメラにはそのような「うまみ」がないと鉄道事業者が考えているからでしょう。

また女性専用車両設置で「防犯対策はしてますよ」という建前上のアピールにはなっているので、それをわざわざ監視カメラに置き換える必要もないということなのかもしれません。


賛成派女性からのご投稿

●性別:女性

●初めまして、こんにちは。

急な質問&意見失礼致します。

女性専用車両反対というのならば男性専用車両をつくったらいかがでしょうか?そしたら男女差別ではない対等だと思います。女性専用車両があり男女共有車両があり男性専用車両があれば平等ではないでしょうか?

女性専用車両は不要という方がいるように女性専用車両が必要だという方もいらっしゃいます。私は女性専用車両が必要だと考えます。

やはり弱い立場の方に合わせるのが大事です。

差別的かもしれませんが女性は女性同士群れる生き物であり基本女性は自分の好きな男性しか近くに寄って来て欲しくない生き物です。ですが電車内は密室であり満員電車になれば体がぶつかります。パーソナルスペースも無視です。女性同士でも見ず知らずの人とくっつきたくないのに異性となんて、以ての外です。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、誠にありがとうございます。

女性専用車両反対というのならば男性専用車両をつくったらいかがでしょうか?そしたら男女差別ではない対等だと思います。女性専用車両があり男女共有車両があり男性専用車両があれば平等ではないでしょうか?

男性専用車両など、まず作られないでしょうし、私達も男性専用車両など望みません。

あなたにはそんなつもりはないと思いますが、世の中には表向き男性専用車両の必要性を認めるようなことを言って、反対派の不満を抑えて黙らせ、そのスキに女性専用車両(だけ)をさらに推進しようとする、狡猾な女性専用車両推進派もいます。

そして「男性専用車両も作れば良い」などと思っていると、そういう狡猾な推進派に騙されるのがオチだということも私達は知っています。

女性専用車両は不要という方がいるように女性専用車両が必要だという方もいらっしゃいます。私は女性専用車両が必要だと考えます。やはり弱い立場の方に合わせるのが大事です。

高齢者や障がい者など、弱い立場の方に合わせるのは確かに大事ですね。

移動の困難な高齢者や障がい者の方を余計に歩かせ、大きな負担をかけるという意味で女性専用車両も男性専用車両も一切必要ないと思います。

やはり、「弱い立場の方に合わせるのが大事」ですから。

差別的かもしれませんが女性は女性同士群れる生き物であり基本女性は自分の好きな男性しか近くに寄って来て欲しくない生き物です。ですが電車内は密室であり満員電車になれば体がぶつかります。パーソナルスペースも無視です。女性同士でも見ず知らずの人とくっつきたくないのに異性となんて、以ての外です。

「女性は女性同士群れる生き物であり基本女性は自分の好きな男性しか近くに寄って来て欲しくない生き物です」などと、すべての女性が自分と全く同じであるかのように「女性は・・・」などと一般化しておられますが、実際には女性専用車両があるにも関わらず、「自分の利用する駅の改札・階段に近いから」と、敢えて女性専用車両以外の車両に乗車する女性が少なくないことからも分かるように「他人と体が接触するかしないかよりも自分の利便性のほうが大事」な女性は少なくありません。

つまり、全ての女性があなたが言うほど他人との接触を気にしているかと言えば、そうではないということです。

あなたがどうしても「異性が近くにいるのが嫌」だというなら、あなたがなるべく鉄道を利用しないようにすれば良いのではないでしょうか。

鉄道は「公共交通機関」です。

あなたのプライベート空間ではありません。


賛成派女性からのご投稿(2)

●性別:女性

●はじめまして。女子大学生です。

男尊女卑、女尊男卑、性差による社会問題に興味があり、女尊男卑の例として女性専用車両とレディースデイが挙げられることより、貴団体に興味を持ちました。

私自身、治安の悪い地域で育ったため、幼少期より常に男性変質者、痴漢等に悩まされ怯えていました。

そのため、社会人になった際、満員電車では女性専用車両に乗りたいと切望しております。

大多数の男性は痴漢などしないのだから、女性専用車両は不当だ、と言われると意味は分かります。また、本日あえて女性専用車両にのってみたところ、半数以上は中高年の女性でおそらく痴漢の心配をしての利用ではないと思われます。大多数の真っ当な男性に対する差別だ、7割の女性は痴漢防止のために女性専用車両を利用しているのではない、という貴団体の主張は理解できます。

しかし、私は疑問に思うのです。

では3割の女性は女性専用車両がなくなった時どうすれば良いのでしょうか。男性のマジョリティ優先で、被害女性のマイノリティは保護されてはいけないのでしょうか。

痴漢が怖ければ女性警官をつけろ、というのは現実的に数の点でも不可能ですし、混雑はより一層のものとなるでしょう。また、私が痴漢等にまともに反撃出来るようになったのは高校生くらいからで、それまでは親にも言えず、泣き寝入りでした。

まだか弱い小中高生なども通学で電車を利用します。親が女性専用車両に乗るように指導すれば、車内で痴漢に会うことはほぼゼロです。たとえ車内に試験的に監視カメラを設置しても、痴漢の数はゼロにならなかったのですよね。女性専用車両の方が若い女性たちには確実に安全です。

政治的目的や営利目的があろうと、女性専用車両は、痴漢されたことのある女性にはありがたいものです。

貴団体の女性会員には痴漢被害に何度もあったという方はいないのでしょうか。

少数派の子供や若い女性のために女性専用車両を、というのは本当にあってはならない差別なのでしょうか。

もし本当に差別なのだと理解出来れば、私も女性専用車両に反対しますが、そうは思えません…

まだ学生で無知な私なりの考えで、間違っている点など教えていただけると幸いです。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

申し上げたいことは多々ありますが・・・

私自身、治安の悪い地域で育ったため、幼少期より常に男性変質者、痴漢等に悩まされ怯えていました。

そのため、社会人になった際、満員電車では女性専用車両に乗りたいと切望しております。

「女性だけなら安心」というのは大きな間違いです。

過去に名古屋市営地下鉄の金山駅の女性トイレで刃物を持った精神異常者の女が他の女性客を刺し殺すという事件が発生しました(下記)。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100905-OYT1T00146.htm(アーカイブ)(現在はリンク切れ)

地下鉄駅で81歳女性、女に包丁で切られ死亡

 5日午前7時55分頃、名古屋市中区金山1、市営地下鉄名城線金山駅の改札口近くの女子トイレ前で、30歳代の女が、同市港区辰巳町、奥田トシさん(81)をいきなり包丁で切りつけた。

 奥田さんは右肩などから多量に出血し、救急車で市内の病院に運ばれたが、同9時20分頃、死亡した。

 愛知県警中署によると、女の身柄はすでに確保しているが、女自身も手に軽いけがをしており、市内の病院での手当てが終わり次第、殺人容疑で逮捕する方針。女は奥田さんと面識がないといい、同署は通り魔的な犯行とみている。

読売新聞 9月5日(日)9時20分配信

これとほぼ同時期に神奈川県のJR藤沢駅だったと思いますが、こちらでもホームで刃物を持った女が暴れました。

その時は近くにいた男性客がその女を取り押さえ、事なきを得ています。

もう一度言いますが、「女性だけなら安心」は大きな間違いです。

また、大阪市営地下鉄谷町線では「女性専用車両専門のスリ」が捕まっています。

女性専用車両なら女性が油断しているだろうと思っていたようです。

もっと言うと、盗撮なども男性がするものと思われがちですが、実は女性の盗撮犯は少なくありません(盗撮した画像を売りさばいて、お金を稼ぐのが目的)。

女性ばかりの場所だと女性が油断していることと、「まさか女性がそんなことをするとは思えない」という意識が世間にはあるので、やりやすいようです。

そこまで行かなくても、女性専用車両は態度の悪い女性客が多く、女性同士での喧嘩は日常茶飯事です。

あなたのご意見を見る限り、「女性専用車両は絶対的に素晴らしいもの」という幻想を抱いてらっしゃるのではないでしょうか?

大多数の男性は痴漢などしないのだから、女性専用車両は不当だ、と言われると意味は分かります。

また、本日あえて女性専用車両にのってみたところ、半数以上は中高年の女性でおそらく痴漢の心配をしての利用ではないと思われます。大多数の真っ当な男性に対する差別だ、7割の女性は痴漢防止のために女性専用車両を利用しているのではない、という貴団体の主張は理解できます。

しかし、私は疑問に思うのです。

では3割の女性は女性専用車両がなくなった時どうすれば良いのでしょうか。男性のマジョリティ優先で、被害女性のマイノリティは保護されてはいけないのでしょうか。

まず、誤認されているようなので訂正しておきますが、3割の女性のうち半分以上(全体からみれば約17%)の女性の回答は「その他」であり、痴漢対策として利用していると答えたのは、全体の1割強程度です。

あなたのご意見では「女性専用車両だけが絶対唯一の痴漢対策」だと言わんばかりですが、では女性専用車両がない路線や時間帯ではそれらの人々はどうしているのでしょうか?

ちょっと考えればわかりますが「女性専用車両を痴漢対策で利用していると答えた人」イコール「女性専用車両がなければ電車に乗れない人」というわけではありません。

また、男性=マジョリティーではありません。

少なくとも、男性でも身体障がい者や高齢者などは、明らかにマイノリティーだと思いますが、身体障がい者や高齢者であっても男性であるというだけで事実上排除する・・・それが女性専用車両です。

痴漢が怖ければ女性警官をつけろ、というのは現実的に数の点でも不可能ですし、混雑はより一層のものとなるでしょう。また、私が痴漢等にまともに反撃出来るようになったのは高校生くらいからで、それまでは親にも言えず、泣き寝入りでした。

勘違いされているようですが、 私達が言っているのは精神的に問題があって、電車に全く乗れないほどの重症の人(数的には非常に少ないでしょう)がどうしても鉄道を利用しなければならなくなった場合は女性警官の付き添いをつけるという方法もあると言っただけで、女性客全員に女性警官をつけろなどとは言っていません。

「女性警官をつけると混雑がより一層のものとなる」という発想には正直、「はあ?」と思いました。

痴漢被害を強調しながら、女性専用車両以外の案を出されるとすぐ否定しにかかるのは、痴漢被害者ではなく、女性専用車両を守りたい人間が良く取る行動の一つです。

まだか弱い小中高生なども通学で電車を利用します。親が女性専用車両に乗るように指導すれば、車内で痴漢に会うことはほぼゼロです。たとえ車内に試験的に監視カメラを設置しても、痴漢の数はゼロにならなかったのですよね。女性専用車両の方が若い女性たちには確実に安全です。

女性専用車両があっても全体での痴漢件数は減っていません。

つまり、女性専用車両以外の車両でこれまで以上に被害が多発しているということです。

女性の痴漢被害を主張しながら、女性専用車両以外での痴漢被害は完全に無視しておられますが、これはあなたが実は痴漢被害の撲滅など望んでいない証拠です。

女性専用車両以外の車両はどうでも良いのですか?

あと、先に述べた通り「女性専用車両なら確実に安全」と言うのも、あなたの思い込みでしかありません。

政治的目的や営利目的があろうと、女性専用車両は、痴漢されたことのある女性にはありがたいものです。

足腰の弱った高齢の男性や男性の障がい者が、男性であることだけを理由に営利目的や政治目的の女性専用車両(と名の付く一般車両)から排除されようと何だろうと、「痴漢されたことのある女性にはありがたいのだから、そんなの関係ない。

女性さえよければいい」ということですか。

貴団体の女性会員には痴漢被害に何度もあったという方はいないのでしょうか。

少数派の子供や若い女性のために女性専用車両を、というのは本当にあってはならない差別なのでしょうか。

もし本当に差別なのだと理解出来れば、私も女性専用車両に反対しますが、そうは思えません…

まだ学生で無知な私なりの考えで、間違っている点など教えていただけると幸いです。

まあ、ご投稿内容を見る限り、あなたが差別を差別だと理解するのは難しいかもしれませんね。

弱者と言われる人は痴漢被害者だけではありません。

身体障がい者や足腰の弱った高齢者も十分すぎるぐらい弱者ですし、公共交通のあり方を考えるならそうした人々も含め、それこそ「全体を考慮」していかなければならないわけですが、あなたにはそれが全くなく、女性の痴漢被害を引き合いに出して、女性専用車両を守ることしか頭にないのです。

私達は「痴漢被害者などどうでもよい」と考えているわけではありません。

痴漢被害者のことも当然考えなければならないでしょう。

しかし痴漢被害者のことだけでそれ以外を疎かにするのもまたNGです。

そうした中で私達は監視カメラや警官の付き添いなど、様々な施策を考え提案しているわけです。

しかし、実際には一部の政治家が自らの支持集めや実績作りのために「痴漢対策」を建前にして女性専用車両を推進し、また鉄道事業者も世間が痴漢対策だと思っているのを良いことに、女性専用車両限定広告などで収益を得ながら、男性の障がい者や高齢者を事実上排除しているわけで、女性専用車両は痴漢被害者のために作られたものではなく、政治家や鉄道会社が自分たちの利益(金銭に限らず)のために推進・運用しているのは明らかです。

それでもあなたが、「女性専用車両さえあればそこでは痴漢が起きないのだから、政治家や鉄道会社がどういうつもりでやっていようが、そんなの関係ない。痴漢被害者にはありがたいのだからそれでいい」と言うのなら、それこそどうしようもありませんね。


賛成派男性からのご投稿

●性別:男性

●正義の味方気取りで白鵬や松井を引き合いに出して以前投稿したものです。

(注:この投稿者は過去に一度、当会に寄せられたご意見(2016年6月~7月)で「正義の味方気取り(?)のご意見投稿」というタイトルでご意見投稿を紹介した方です)

なぜ女性専用車両を利用するか調べてみました。

けっきょく男性側に理由があることがわかりました。

身なりに気を使わず臭いにおいを放散しても平然と生きている、ただ生きているだけで不快感をもたらす男性がいるから、女性専用車両は重宝される。痴漢だけの問題ではなく、男性が身だしなみや言動、素行に気を使わず自分の身だしなみや言動が女性からどう写るかを考えもしない連中、すなわちただのんべんだらりと自分勝手に無意識にいきているだけで十分嫌がらせ、軽犯罪になっている連中がいるからいけないのです。

当会からの回答

※あなたが前回、「女性専用車両が痴漢対策からかけ離れている」という現実を無視して、「痴漢など性被害にあった女性たちにしてみれば避難できる場所があるだけでどんなに安心できることか、それを妨げることがどんなに野暮なことか、分別ある大人ならわからぬはずはないでしょうに」などと、上から目線で当会を批判して来られたので「女性専用車両が実際にはどういう理由で利用されているか、よくお調べになった方が良いのでは?」(=「臭いオヤジがいなくていい」などの身勝手な理由で女性専用車両を支持している者が大多数)と申し上げたのですが、それをこんな風に取るとは唖然です。

言っていることが根底からズレていますね。

そもそも臭いのは男性に限ったことではありませんし、またそんな理由で女性専用車両を正当化しようとするのはナンセンスです。

周囲から大人扱いされず、損なわれた自尊心を回復するために、当会のような団体に「女性のこともちゃんと考えてあげられる、立派な大人の男としての自分」をアピールしてくる男性が時折いますが、どうやらあなたもその手の人のようですね。

以下のコメント欄では当会会員以外も、どなた様でもコメントができます。

なお、コメントが当会にご意見・ご回答を求められている内容の場合には当会はコメント欄での返信は行わず、別途「ご意見・体験談の紹介」ページで当会公式の返答として掲載させていただく場合がございます。

0 コメント
古い順(昇順)
新しい順(降順) 「いいね」の順
Inline Feedbacks
コメントをすべて表示