2018年10月~12月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。
女性専用車両反対派の方からいただいたご投稿
●性別:男性
●女性専用車両反対派の一人として、このたびコメントさせていただきます。
女性専用車両は、「痴漢を減らす」という表向きの目的を果たせず、ただ一部の女性を喜ばすこと(男性と乗りたくない人のニーズに応えること)にだけ意義がある車両となっています。痴漢対策であれば貴会が提言しておられるような、男性排除とならない様々な方法が考えられます。もちろん、そうした痴漢対策であれば私も賛成します。
それにもかかわらず専用車両を固守するのは女性優遇、男性差別ではないかと思います。女性を「痴漢から守る」という大義名分のもとに優遇し、男性には「任意協力」と言いつつ実質的に排除しているからです。
それとテレビ番組の女性専用車両に関する報道もひどかったですね。2月にあった差別ネットワークさんの件。
それらの報道を見ると、「痴漢に苦しむ女性の気持ちを無視し、自分たちの都合しか考えない身勝手な連中がいる」という世論に誘導したいように思えました。ある芸能人から出た「ちっちぇえ男だよ」という一言が、そのことを物語っているように感じます。
最後に、より多くの人が鉄道各社やメディアが隠そうとする女性専用車両の真実に気づき、女性専用車両の全廃が現実のものとなるように、私もできることから始めていこうと思います。
当会からの回答
※ご投稿ありがとうございます。
仰る通り、鉄道事業者や多くのメディアは今も女性専用車両について都合の悪いことを隠し続けております。
そうした中、私達も地道ではありますが、そうはさせないよう日々活動を続けております。
当会でも過去何度も申し上げている通り、「痴漢対策」は女性専用車両の導入を世間に「当然」と思わせ、反対意見を封じ込めるための、いわば「方便」のようなものですが、2018年2月の差別ネットワークの活動を取り上げたマスコミ報道にも、その多くにあなたも仰るような「痴漢に苦しむ女性の気持ちを無視し、自分たちの都合しか考えない身勝手な連中がいる」という誘導があったように思います。
あなたは女性専用車両問題をメディアの誘導に騙されることなく、正しく認識されていますが、テレビで「ちっちぇえ男だよ」などと放言した例の芸能人は女性専用車問題の本質もろくに知らず、「俺は男として、女性に配慮も出来ない情けない野郎どもにガツンと言ってやった(俺かっこいい!)」などと、今でも思っているのかもしれません。
いつも申し上げておりますが、こういう活動は一人でも多くの方が実際に実践活動を行わないと、なかなか状況は変わって行きません。
ですから、あなたも是非、何か出来ることから始めていただきたいと思います。
また実際に何か活動をなさって、もし何かありましたらまた当会までご報告いただければ幸いです。
脱・女性専用車両に向けたご提案
●性別:女性
●女性専用車両推進派からは「痴漢のトラウマとなった女性や、痴漢から逃れたい女性の避難所だ」という意見も多く見られます。
しかし私が思うには、いつまでも避難所に頼った方法をとるのではなく、痴漢を防げるように他の車両を「復興」しなければならないと考えています。その「復興」とは、防犯カメラや警乗などによる防犯体制です。
また、個人的にトラウマを持っている女性に対しては、女性警官・女性警備員の活用という解決策が考えられます(貴会もたしか似たような提案をしていらっしゃいましたね)。そうした強い女性がそばにいるだけで心強いものがあると私も感じます。
「女性を守る」のスローガンのもと、ただ女性だけが安心を享受できる(しかも目的外の利用も多い)方法ではなく、「誰もを守る」ですべての利用客が平等に安心を享受できる方法が必要だと思います。
当会からの回答
※ご投稿ありがとうございます。
女性専用車両推進派からは「痴漢のトラウマとなった女性や、痴漢から逃れたい女性の避難所だ」という意見も多く見られます。
よく世間で言われる、「シェルター論」ですね。
一見もっともらしく聞こえますが、簡単に言ってしまえば女性専用車両では痴漢が減らないと分かったので、それでも女性専用車両を正当化できるよう推進派が後から持ってきたのがシェルター論です。
(既に読まれたかもしれませんが)2018年7月 関西本部:JR大阪環状線で非協力乗車会 の後半部分でそのあたりところについて詳しく述べています。
結局、鉄道事業者も女性専用車両に賛成している利用客の多くも「痴漢対策」などといいつつ、実際には違った方向を向いているといえるでしょう。
仰るように、痴漢云々とは全く関係のない「目的外利用」が多く、また鉄道事業者も痴漢云々とは関係なく、男性を乗せないようにすることに一生懸命になっており、「女性だけでなく、誰もが安心して利用できるようにするには・・・」という方向には話が行きません。
本当はこういうところも何とかしたいところですが、実際問題表向き痴漢対策を装いながら、実は女性専用車両を金儲けの道具にしている鉄道会社が少なくない現状ではこういうことを言ってもなかなか難しいでしょうね。
まずは世間が「痴漢対策というウソ」に気付かなければいつまで経っても鉄道会社は「痴漢対策」を隠れ蓑にして「男性がいないこと自体」をウリにした公共交通機関にあるまじき制度をサービスとしていつまでも続けることが出来るでしょう。
女性専用車両とそれをめぐるネット上でのやり取りへの疑問
●性別:男性
●初めて投稿させていただきます。
私も女性専用車両には強い疑問を持っており、女性専用車両の存在が男女間の対立に拍車をかけているのではないか、そのように感じます。実際、ネット上にある女性専用車両がらみの書き込みを見ていると、男女間のいがみ合いや敵視、不信を露わにする書き込みが多いです。
例えば「男性が汚いから一緒に乗りたくない」や、逆に「女性は一般車両じゃなくて専用車両に乗れ」とか、そうした排他的な意見すら見られる始末です。人々が排他的な思想を持ってしまえば、やがて人権侵害につながるのではないでしょうか。
女性専用車両反対を表明する書き込みは、ツイッターやYahoo知恵袋でも多く見られます。
ですが、そういった発言に対しては「女性を思いやれない小さい男」だの「ただのクレーマー」といった決め付けや感情論による返答がとても多いです。
専用車両反対派が何を問題視して何を求めているのか、そこを調べたり考察したりする人は少数です。
結局、まるで賛成派こそが絶対的正義とばかりに話が進み、ただの人格攻撃になってしまっているのが残念でなりません。
まあ、大衆のほとんどは正義感に動かされやすいのは仕方ないとも思いますが、女性専用車両を妄信せずにもっと深く考えてほしい、とも感じます。
まとまりのない文章になりましたが、以上が私の今の考えです。皆様のことは応援しております。
当会からの回答
※今回、初めてのご投稿ということで、ありがとうございます。
仰る通りで、女性専用車両をめぐってはそれが元で男女の対立やいがみ合いが助長されているような部分があります。
もちろん、当会はそうしたところにも配慮して当会サイトには「男女が憎み合わない社会を」と掲げておりますし、また「女性は女性専用車両に乗れ」などという主張も行っておりませんが、それでも世間にはまだ私達のことを「女性を憎悪している集団」だと思いこんでいる者がいるのかもしれません。
もちろんあなたはご承知かと思いますが、私達は鉄道事業者に対して異議を唱えているのであって、女性が憎いから活動しているわけでもなければ、女性を攻撃したいから活動しているわけでもありません。
ネット上で女性専用車両反対派を攻撃してくる者については女性専用車両を妄信しているというより、どちらかというと女性専用車両を自らの既得権益として捉え、意地でも守ろうとする者(これは女性に多い)や女性専用車両そのものの賛否よりも、反対派を攻撃すること自体が目的になっている者(これは男女問わず存在する)のほうが多いような気もします。
また、「私は女性に配慮が出来る人間なんだ!反対派とは違うんだ!こいつらよりは上なんだ!」と主張したいがために、女性の味方ぶる者も少なくありません。(これは男性に多い)
いずれにしても匿名でものが言うことができ、しかも(法に触れるなどしない限り)その責任を取る必要もないインターネット上ではなかなかまともな議論は成立しません。
そんな中ではありますが、私達はたとえ地道でも世間に対し、「おかしなものはおかしい」と言っていけるような団体でなければならないと思っています。
もしよろしければまたご投稿ください。
今後とも、当会サイトをよろしくお願いいたします。
当会の活動への疑問
●性別:男性
●女の転職フェア、アリオ西新井の食べ放題の店の料金差、サンダーバードやいしづち等の座席指定女性席、夜行バスについてはなぜ抗議乗車されないのですか?
当会からの回答
※当会サイトにも掲載している「会則」に明記しておりますが、当会は通勤車両の女性専用車両のみに対象を限定して活動しております。
しかし、当会に所属している会員が個人的に(会の活動とは別に)女性専用車両以外の男性差別について抗議活動することについては、当会の運営に悪影響が出ない限り、禁止はしておりません。
なお、特急いしづちの女性専用席はすでに廃止されております。
鉄道員の方からのご投稿
●性別:男性
●主義・主張と質問を確認しましたが、今ひとつ腑に落ちない所があるので質問をしたいと思うのですがよろしいでしょうか?
1、「女性専用車があたかも男性が乗れないように表示している=男性差別だ」と感じてしまうのですが、これが公共交通機関の政府主導の企業努力の一つで、今まで鉄道が男社会の象徴で女性専用車は女性がより多く利用して貰うためのもの、本来は利用するにあたり、追加の料金を頂かないといけないのですが女性コミットの広告を通常よりも多くの契約金をもらう事で追加の料金なしで乗車いただけるように配慮しています。なので、男性のお客様は主旨を理解して乗車をお控え下さい。
と言われればこのような活動はおこなわないのですか?民間の会社なら尚の事収益を上げる為に企業努力をすると思うのですが?
2、「女性専用車」が男性を完全に乗ってはいけないとしているのは、身体障がい者などのその車両に意識なく乗車してしまった人の救済に思えるのですが、全て裁判の結果だといわれますか?
3、鉄道会社に質問した時に、「できれば乗車して頂きたく無い」という文言がでてきていますが、これは鉄道会社がマナーなんです。罰則ないですが「まもってね、お願いしますね」と聞こえます。マナーは運営をしている鉄道会社が鉄道営業法や営業規則を元に、円滑に運営を行うためにある程度は決めてもいいと思うのですが、だめなのでしょうか?
4、活動家の皆様が普段の生活で自分以外の誰かに「それはマナーだろ!!」といった事や、思った事はないのですか?あれば具体的に教えてほしいのですが?質問の中にマナーが法治国家の一番後ろに来ていますが、これだけ熱心になおかつ関心が持てる主張をされる方々が法に触れなければ、マナーはどうだっていいんだと感じてしまう行動をとられているのは非常に残念でなりません。
5、最後に、例え活動家の方々が非常に素晴らしい行動でもそれを鉄道会社内でましてや車内で「法律に触れていませんから大丈夫です」、企業努力の一環をあたかも人権問題にすり替えてるのは政治活動の一つなので鉄道は利用できないのではないでしょうか?
6、他の利用者の事や鉄道事業者のことを考えた事はないのでしょうか?公共交通機関である事はわかるのですが、一方では鉄道事業者の企業努力を見せろ、一方では法律通り運営しろと言われても、国鉄時に戻り私たちの税金が支払われるだけで、私個人としては非常に嫌なのですが、鉄道事業者や女性が声をかけるという事は、マナーが発生した事でそれを逆なでする行動は、勇気がいる事だとは思いますが穏便にすまそうという気はさらさらないのですか?
当会からの回答
※ご投稿ありがとうございます。
いただきましたご質問にひとつずつご回答差し上げます。
少々言い方がきつくなっている部分もあるかもしれませんが、予めご了承ください。
1、「女性専用車があたかも男性が乗れないように表示している=男性差別だ」と感じてしまうのですが、これが公共交通機関の政府主導の企業努力の一つで、今まで鉄道が男社会の象徴で女性専用車は女性がより多く利用して貰うためのもの、本来は利用するにあたり、追加の料金を頂かないといけないのですが女性コミットの広告を通常よりも多くの契約金をもらう事で追加の料金なしで乗車いただけるように配慮しています。なので、男性のお客様は主旨を理解して乗車をお控え下さい。
と言われればこのような活動はおこなわないのですか?民間の会社なら尚の事収益を上げる為に企業努力をすると思うのですが?
男性も乗れるのに「女性専用」などとウソをついてはいけませんね。
これは差別云々以前の問題です。
また、今まで「痴漢対策」だったのがいつの間に「鉄道が今まで男社会の象徴だったから、女性がより多く利用していただくためのもの」に変わったのでしょうか?
仮に今まで鉄道があなたの言う通り男社会の象徴だったとしても、だからといって女性を優遇すれば良いというものではないでしょう。
そもそも男性でも高齢者もいれば障がい者もいるし、病弱な人もいます。
あなたのご意見は「『男=強者/女=弱者』というステレオタイプ(固定観念)でしかものを見れていない」と言われても仕方がないのではないでしょうか。
それに、もし「女性は弱者だから保護するべき」というのなら、それこそ「男社会」の発想そのものです。
それとも、「女性を弱者として保護するとは言っていない。今まで鉄道は男社会だったから、女性をこのくらい優遇してもいいと言っているだけだ」ということでしょうか?
もしそうだとしても、これは「『Aは差別されていた』と称して、Bへの差別を正当化する」というやり方そのものです。
また、民間なら収益を上げるために何をやっても許されるというものではありません。
小樽市の温泉施設が外国人入浴禁止にして訴えられ、敗訴したのはご存知ないのでしょうか?
ましてや鉄道は民間(公営除く)とはいえ、非常に公共性の高い事業です。
女性専用車両が導入された当初は「深刻な痴漢被害から女性を救済するためのやむを得ない措置」ということになっていたかと思いますが、当会はそれを「女性専用車両を正当化するための建前であって、本当の理由ではない」と批判してきました。
あなたは、
「女性専用車は、女性がより多く利用して貰うためのもの」
「民間の会社なら尚の事収益を上げる為に企業努力をすると思うのですが?」
と仰っていますが、これは『「女性専用車両は女性の利用を増やし、収益を上げるための営業戦略であって、やむを得ず実施している痴漢対策ではない」と、鉄道会社の社員であるあなたが認めた』という解釈でよろしいでしょうか?
2、「女性専用車」が男性を完全に乗ってはいけないとしているのは、身体障がい者などのその車両に意識なく乗車してしまった人の救済に思えるのですが、全て裁判の結果だといわれますか?
『「女性専用車」が男性を完全に乗ってはいけないとしているのは』ではなく、「していないのは」の間違いではないでしょうか?
その前提でお話しさせていただきますが、あなたの仰る「女性専用車両が男性乗車禁止になっていないのは、意識せず乗ってしまった人を救済するため」というのは、何か根拠のようなものはあるのでしょうか?
そもそもなぜ、女性専用車両に関する裁判(=大阪高裁 平成15(ネ)第3002号)で被告となった鉄道事業者が「女性専用車両は任意協力で男性の乗車を禁止していない」と主張したのでしょうか?
「女性専用車両は差別には当たらない」と主張するためではないのでしょうか?
公共交通機関において、「性別」という本人の意思や努力ではどうすることも出来ない、生まれつきの「属性」を理由に男性を「男性である」というだけで排除したり、不利益を与えたりすることがどれだけまずい事かという認識があなたにはないように思われます。
3、鉄道会社に質問した時に、「できれば乗車して頂きたく無い」という文言がでてきていますが、これは鉄道会社がマナーなんです。罰則ないですが「まもってね、お願いしますね」と聞こえます。マナーは運営をしている鉄道会社が鉄道営業法や営業規則を元に、円滑に運営を行うためにある程度は決めてもいいと思うのですが、だめなのでしょうか?
鉄道事業者の多くは、問い合わせても「女性専用車両に男性が乗らないのがマナーだとは認識していない」という回答をしてきます。
そもそも公共交通機関は法的にも公平性が強く求められていますし、「法>マナー」ですから女性専用車両をマナーと称して正当化することは出来ません。
法に矛盾しない「禁煙」や「整列乗車」などをマナーとして啓発するのとは根本的に話が異なるのです。
仮に女性専用車両を「マナーだから守れ」という鉄道事業者があったなら、それは「黒人は白人専用車に乗らないのがマナーだから守れ」と言っているのと大差ありません。
4、活動家の皆様が普段の生活で自分以外の誰かに「それはマナーだろ!!」といった事や、思った事はないのですか?あれば具体的に教えてほしいのですが?質問の中にマナーが法治国家の一番後ろに来ていますが、これだけ熱心になおかつ関心が持てる主張をされる方々が法に触れなければ、マナーはどうだっていいんだと感じてしまう行動をとられているのは非常に残念でなりません。
私達からすれば、女性専用車両をマナーだと仰るあなたのほうが残念でなりません。
先にも述べた通り、「黒人は白人に遠慮するのがマナー」と言っているのと同じようなものです。
もちろん、私達は整列乗車には協力しますし、禁煙の場所で喫煙したりもしません。
私達は「マナーはどうだっていいんだ」という考えの集団ではありませんし、そもそも女性専用車両に男性が乗らないことがはマナーではありません。
誤解されているようですが、当会サイトの質問のカテゴリー記事に書かれている「憲法>法律>政令>条例>ルール>マナー」は「それらが矛盾しあった場合の優先順位」を述べているだけで、「マナーなどどうでもよい」という意味ではありません。
5、最後に、例え活動家の方々が非常に素晴らしい行動でもそれを鉄道会社内でましてや車内で「法律に触れていませんから大丈夫です」、企業努力の一環をあたかも人権問題にすり替えてるのは政治活動の一つなので鉄道は利用できないのではないでしょうか?
私達はあくまで正規の運賃を支払って、(実は誰でも乗れる車両に)乗車しているだけであり、政治活動などは行っておりません。
周りが話しかけてこなければ私達はあくまで「おとなしく乗車しているだけ」です。
また、「企業努力の一環をあたかも人権問題にすり替えている」と仰いますが、実際にはあなたが「人権問題を企業努力にすり替えている」のではないでしょうか?
「『外国人が増えて車内の治安が悪くなるのでは?』と心配の声をいただいているので日本人の乗客の方に安心して乗車いただくため、日本人専用車両を作りました。これも日本人のお客様により多く乗車いただくための企業努力の一環です」などと言って、それが通用するのかどうか考えればすぐ分かることです。
6、他の利用者の事や鉄道事業者のことを考えた事はないのでしょうか?公共交通機関である事はわかるのですが、一方では鉄道事業者の企業努力を見せろ、一方では法律通り運営しろと言われても、国鉄時に戻り私たちの税金が支払われるだけで、私個人としては非常に嫌なのですが、鉄道事業者や女性が声をかけるという事は、マナーが発生した事でそれを逆なでする行動は、勇気がいる事だとは思いますが穏便にすまそうという気はさらさらないのですか?
「企業努力を見せろ」と言われるとしてもそれが女性専用車両でなければならない理由は何でしょうか?
「国鉄時に戻り」という発言などから考えて、あなたは恐らくJRの方ではないかと思いますが、他社でも女性専用車限定広告を出しているところはあるものの、営利目的としての女性専用車両にここまで固執しているのは全国見渡してもJR西日本ぐらいのものです。
何度も申し上げているように、公共交通機関である以上、鉄道事業者には法的にも公平性が強く求められています。
「民間だから」「企業努力だから」と言って法律通り運営しなくていいという理由にはなりません。
当会サイトの「活動報告」でも過去、度々触れていますが女性客と同じ運賃を支払って乗車している男性客をあまりにも蔑ろにし過ぎです。
女性専用車両がマナーではないのは先に述べた通りですし、声掛けされてそれに従って移動すればそれは差別に屈したことになります。
そもそも、任意協力なのに「女性専用」とウソをついていること自体が問題ですし、なぜ本来は乗っても良いはずの車両に乗っているだけで移動を要求され、さらに「穏便に済ます」ためにそれに従わなければならないのでしょうか?