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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2018年7月~9月)

2018年7月~9月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


前回ご投稿をご紹介しました、内部障がい者の方からのご投稿

●性別:男性

●詳しい経緯と内容はこちらに掲載してありますので、今回は要約でご報告をさせていただこうかと思います。

https://kyobate.blog.so-net.ne.jp/2018-07-20

質問の内容は以下の通りです。

Q. 女性専用車両に男性は乗車できるのか?

A. ご協力という形で乗車は原則ご遠慮いただいている。我々は乗れないと断言することができない。

Q. 他の車両に乗れなかったとしても同じ対応なのか?(※遅延、運転見合わせなどでも解除しない例があるため)

A. 原則ご遠慮いただいている

Q. 障がい者は乗車できるのか?

A.介護が必要になる障がい者は無条件で乗車できるが、それ以外は程度によりご遠慮願っている

(注:この時駅員氏は最初に「お客様の程度にもよるんじゃないですか?」という回答をしており(私がたまたまヘルプマークを身につけていたためかと思われます)、そこに続けて上記の回答を行っています。が、これに関しては対応した駅員氏の見解であり、駅員ごとに見解が違うために駅員によって対応も変わる、というのがミソです)

Q. 乗車を制止して声をかけるのは乗車拒否にあたるんじゃないのか?(注:身体に触れない場合)

A. 乗車拒否には当たらない。あくまでもお願いであり、強制ではない。もしかしたらそこでご協力いただけるかもしれないから拒否という認識ではない。

Q. ではそこで乗っても問題ないということでいいのか?

A. できれば乗っていただきたくはない。乗らない方がトラブルにならないので電車も遅れない。

Q. ご遠慮いただいている理由は?

A. お客様同士のトラブルを防止するためにご遠慮いただいている。男性には場合によって声をかけている

Q. 今までトラブルになったことがない(乗客とのトラブル。以前投稿した津田沼駅の件はガードマンとのトラブルだったためここではカウントしていません)が、それでもトラブルが発生すると思っているのか?

A. 今まで起こっていなかったとしても、これからはご乗車いただかない方が身のため。

Q. 男性には声をかけるのに女性には声をかけないのか?(※女性への声掛けとは、女性専用車両に男性が乗っても問題ない、という内容の声掛けを指します)

A.しない。トラブルの原因になるため男性に乗車をご遠慮いただき協力をお願いしている

Q. もしそれで乗り遅れた場合の責任はとれるのか?

A. 取れない。でも(女性専用車両には)乗っていただきたくはない。

Q. では、仮に移動をするとして、他の車両に移動し、乗車するまでの間電車を発車させないことは可能\なのか?

A.可能。ただし駅員の采配次第だから状況による。発車メロディが鳴っていればほぼ不可能。

(首都圏の駅では制止させられた時点でその電車にはほぼ乗れない、という認識になります。そうでなくとも秒単位で列車の運行が管理されている以上は駅員の独断で行うことはできないので待つことが可能というのは(ごくごく一部の余裕があるローカル線を除いて)虚偽の事実になってしまいます)

Q. 混雑緩和策の一つとしてある「分散乗車」は、女性は10両で行うのに対し、男性は3号車(※女性専用車両)以外の9両で分散乗車をしろということなのか?

A. その通りで間違いない。遅延していて混雑が悪化していても、原則男性の女性専用車両への乗車はご遠慮いただきたい。

ほかの9両で乗車できない場合はあきらめて次の電車をご利用いただくことになる。

Q. 女性専用車両に法的な効力はあるのか?

A. ない。法的な効力自体はなく、あくまでもお願いにとどまっている。

以上です。

貴会でも再三「女性専用車両には男性も乗車できるという周知をするべき」という申し入れをしているようですが、鉄道会社(今回はJR東日本)の方は、そのような周知はそもそもする気がないと聞いて取れる内容でした。

補足ですが、この時対応していただいた方は男性の駅員です。

ぜひ、上記の質問について貴会の皆様の意見を伺えたらと思います。

当会からの回答

※注:この方は以前(当会に寄せられたご意見(2018年4月~6月)でも「女性専用車両に乗車活動された、内部障がい者の男性からいただいたご意見投稿」として、ご投稿を紹介させていただいた方です。

以下、投稿者様への返信です

もはや痴漢対策ではなく、「男性を一人も乗せないようにすること」が目的になっていますね。

前回のご意見投稿でも申し上げた通り、「たとえ障がい者であっても、男性はできるだけ女性専用車両には乗せないようにしている」わけです。

関東で活動している差別ネットワークの動画を見ていただいてもわかる通り、女性専用車両に乗る男性に声をかけてくる駅員や乗務員に男性が「私が痴漢だと思うから出ていけといっているのか?」と問うと、大抵「そのようには思っていない」と否定します。

ではなぜ、痴漢だと思っていないのに排除しようとするのか…

答えは女性専用車両が痴漢対策ではなく、「男性がいないこと自体をウリにしたサービスだから」です。

男性が痴漢であるかどうかには全く関係なく、男性がいる事自体がサービスダウンになるから、何としてでも排除したい(下の回答では「男性を排除するためのものではありません」と言っているが、実際には排除しようとしている)わけです。

(前回、紹介したJR東日本の回答を再度掲載します)

『いつもJR東日本ならびにJR東日本ホームページをご利用いただきましてありがとうございます。

このたびは、弊社社員の応対により、お客さまには朝から大変ご不快な思いをさせてしまいまして誠に申し訳ございません。

女性専用車両はお客さまのご理解とご協力のもとに成り立っているものであり、強制的に乗車を禁ずるものでなく、男性のお客さまを排除するためのものではございません。

また、お身体の不自由なお客さまとその介助者の方、また小学生以下の男の子はご乗車いただくことはできますが、他のお客さまからのご意見などにより、駅係員が身体障がい者手帳をお持ちであることを確認させていただく場合もございますことにつきまして、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

弊社といたしましても、職場におけるOJTや勉強会等を通じ、日頃から接遇や業務中の態度について指導教育を行っておりますが、いただきましたご指摘を受け、指導が行き届いていないことを痛感しております。

このたび頂戴いたしましたご指摘を真摯に受け止め、お客さまの立場に立った応対をおこなうよう引き続き教育指導に努めてまいりますので、何卒ご容赦を賜りますようお願い申し上げます。

今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

東日本旅客鉄道株式会社

女性客(恐らく、一部のクレーマーだと思いますが)の声にはしっかりと対応して、男性に対しては障がい者であっても「障がい者手帳を持っているか確認させていただきます」「障害の程度によってはご遠慮いただきます」などと、「男性をできる限り乗せない努力」をする一方、反対派の「男性も乗れることを周知するべき」という声については、完全に無視するばかりでなく「乗らないほうが身のため」などという態度を取っているわけす。

要するに女性客のクレームには従順な一方、反対派に対しては「敵に回しても問題ないだろう」とばかりに見くびっているわけです。

こういうポスターを作って駅に貼りだすくらいですから、JR東日本がいかに「女性客の声しか聞く気がない」か、良く分かると思います。

だから、乗車するのを諦めたらJRの思う壺です。

どうか今後も頑張って乗車活動をお続けください。


女性専用車両に乗車活動された男性からのご意見投稿

●性別:男性

●昨年2017年になりますが、東急田園都市線の各駅停車で非協力乗車をしました。空いていてなにも言われませんでした。これからも続けたいと思います。

私も女性専用車両、男性専用車両ともに反対です。横浜市交通局やJRなどの公の交通機関でも行われていることは極めて遺憾です。鉄道事業者が商業主義に走っていることは明らかです。大手私鉄では名鉄のみが女性専用車両を導入していません。

当会からの回答

※ご投稿ありがとうございます。

田園都市線で非協力乗車をなさっているとのことで、どうかこれからも頑張ってお続けください。

一人ひとりの力は小さくてもたくさん集まれば大きくなっていきます。

可能ならば録音か録画もされればより確実かと思います。

もし他の乗客や鉄道員から不当な対応をされた場合にその証拠になりますから。

大手私鉄では唯一、女性専用車両を全く導入していない名鉄ですが、実はかなり前は一時、女性専用車両を導入しようと躍起になっていた時期があったようです。

もっとも、列車の編成や運用があまりにも複雑すぎて、とても女性専用車両を導入できる状態ではなかったため、現在に至るまで、導入はされていません。

今では鉄道事業者も私達のような反対派の存在をよく知っているでしょうから、これからも積極的に活動を続けて、鉄道事業者に「女性専用車両を運行していると面倒だ」と思わせるところまで持っていきましょう。


女性専用車両の任意性を隠蔽しようとする鉄道事業者の対応について、考察くださったご意見投稿

●性別:男性

●専用車のどこが協力なんですかね?

発車時刻過ぎても誘導し続けて協力しないと、遅れは協力しない者の責任とか危ない考えですね

事態が緊迫してくると法を説いて誰もが利用できるから差別じゃないだなんて、現場は明らかな差別行為だと思うのですが?

おそらくは乗れることがバレたら男性が乗るから隠すところが本心なのでしょうが?
これまた勝手な想定で失礼な話だと思いますね。

ワザワザとか乗り込むと言った表現も合法の上では無力だし

それに私もワザワザ乗り換えに便利な号車に乗ってるので大きなお世話だと思うし
一両削ら黷?分散も時差通勤も無いと思ってます。

当会からの回答

※ご投稿ありがとうございます。

最後のほうが少し文字化けして届きましたが、そのまま掲載します。ご了承ください。

結局のところ、鉄道事業者は「痴漢対策」ではなく、女性専用車両を守るのが目的になっているのですよ。

そして、そのために狡猾なウソを重ねるのです。

鉄道事業者にいつまでもこういうことをさせないためにも反対派は活動を根気強く続けなければならないわけです。


女性専用車両に深い疑問を持たれている女性の方からのご投稿

●性別:女性

●私は女性ですが以前から女性専用車両には違和感を持っていました。

まず私の持論から書くと「女性が安心して乗れる」ではなく、「だれもが安心して乗れる」電車にすることが、鉄道会社の責務であると考えます。

確かに痴漢は恐怖ですし、屈辱的です。

しかし本当に痴漢対策をするなら安易な男性排除に走るのではなく、防犯カメラの設置のようにテクノロジーを用いた防犯体制、あるいは鉄道警察官などのプロによる防犯体制をとることが本筋だと思います。

これらは痴漢に限らず、その他の犯罪防止にも役立てられて合理的です。
公共性の高い鉄道事業で属性による客の選別をしていれば、男性差別という意見が出てもこれは必然でしょう。

追伸:何のサイトか忘れましたが、「女性専用車両に乗らない女性は痴漢されても自業自得」という書き込みがあり、もはや痴漢の身勝手なエクスキューズのネタにすらなってるかもしれない、とも思いました。

当会からの回答

※当会にご投稿ありがとうございます。

まず私の持論から書くと「女性が安心して乗れる」ではなく、
「だれもが安心して乗れる」電車にすることが、鉄道会社の責務であると考えます。

まさしく「正論」です。

しかし本当に痴漢対策をするなら安易な男性排除に走るのではなく、防犯カメラの設置のようにテクノロジーを用いた防犯体制、あるいは鉄道警察官などのプロによる防犯体制をとることが本筋だと思います。

これらは痴漢に限らず、その他の犯罪防止にも役立てられて合理的です。

公共性の高い鉄道事業で属性による客の選別をしていれば男性差別という意見が出てもこれは必然でしょう。

これもまさに仰る通りだと思いますが、鉄道事業者は「大衆の無知」に付け込んで、痴漢対策をしているフリをしながら、自らの利益を推進しているようなフシがあります。

そして、多くのマスコミもそうしたところには触れず、反対派のことを「鉄道事業者が女性のためを思って設置している車両に文句をつける輩がいる」みたいなニュアンスで報道しているのが実際のところです。

追伸:何のサイトか忘れましたが、「女性専用車両に乗らない女性は痴漢されても自業自得」という書き込みがあり、もはや痴漢の身勝手なエクスキューズのネタにすらなってるかもしれない、とも思いました。

結局、女性専用車両はこうした身勝手な言い分を正当化するためのものになってしまいますね。

実際に痴漢をするような者の中にはネットで言うばかりでなく、「女性が女性専用車に乗っていなければ、痴漢OKの意思表示だ」と勝手に解釈して、本当にそう思いこんでしまったりする者もいるそうですね。


当会サイトをいつもご覧くださっている障がい者の方からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車両は京王線でできた時から反対意識はありました。女性専用車両が京王に初めてできた時、私は小4でした。そのころ、まだ関西は女性専用車両はなく関西にできてほしくないと思った矢先でJR西日本が女性専用車両を導入しました。しかし平日朝夕ぐらいならいいだろうと思っていました。しかしJR西日本が女性専用車両を毎日終日に拡大はしてからはJR西日本は好きな会社ではなくなりました。その時に女性専用車両に反対していている団体がないか調べてこのサイトにたどり着きました。私も女性専用車両には反対しています。そのため2010年11月からこのサイトを見て応援しています。

それから私は鉄道趣味の中心を京阪に移しました。つまり京阪電鉄に「逃げて」きました。なぜなら京阪は女性専用車両の毎日終日運用をするはずがないからです。私は近鉄大阪線沿線に住んでいます。近鉄大阪線では女性専用車両は一切導入されていません。私の住んでる三重県では女性専用車両は導入されておらずここに住んでよかったと思っています。京阪と近鉄は女性専用車両には消極的な感じがするいい会社だと思っています。

後、阪急が女性専用車両に熱心というのは聞きましたが私は阪急はめったに乗りません。阪急は宝塚歌劇団の親会社であり宝塚歌劇団が好きではないためです(私はそういう上品系は好みではありません)。色も上品すぎて好きではありません。そのため京都と大阪の間は京阪を利用しています。私はアニメ好きで京阪はよくアニメと提携しているのも京阪が好きな理由です

後JR西日本が女性専用車両を毎日終日に拡大する以前から許せない会社がありました。それは神戸市営地下鉄と北神急行です。

神戸にきて「ここ毎日終日女性専用車両やっているのか!」と思いました。なのでそれ以来、神戸にはあまり行っていません。

私的な思いとしては女性専用車両に代わる痴漢対策として有料座席を普及させたらいいと思っています。私は痴漢対策なら有料座席だと思っています。実際、西武鉄道がSトレインを導入しましたしJR西日本などの女性専用車両・席に熱心な会社までも有料座席を導入したいと言っています。痴漢対策なら有料座席だと思っています。そして女子学生にも有料座席を通学に利用してもらったり女性客にも有料座席を利用してもらったら痴漢対策になります。事実、近鉄特急には学生の利用者も頻繁に見ますがあまり有料座席で痴漢に遭いそうな人が乗っているのは見たことありません。東京に来た時にも東京の有料座席に乗りましたが痴漢に遭いそうな客はいませんでした。だから痴漢対策は着席サービスに切り替えてほしいと思っています。痴漢対策なら有料座席だと思っています。

JR西日本はもう好きになるつもりはありません。なぜなら福知山線で事故を起こしたからです。私は京阪電鉄至上主義です。

あと反レイシズム情報センターが女性専用車両に男性の乗り込みを明確に禁止すると東京メトロにいっていますがこれは実施にならないよう祈っています。

以上です。女性専用車両に反対する会を応援しています。頑張ってください。

※(当サイトをご覧の皆様へ)
この方は自らが障がい者施設に通っておられることを明かしたうえで、投稿してこられました。

ご本人が「公開して構わない」として投稿されてきたこと、および匿名であることなどを踏まえ、この方が障がい者であることをここに表記しております。ご了承ください。

表向きは「障がい者は男性でも乗れる」と言いながら、実際には障がい者であっても男性は可能な限り乗せないようにしつつ、「臭いオヤジがいなくて快適」という、一部の身勝手な健常者の女性客の声を全面的に優先する鉄道事業者の姿勢を思い出しながら、皆様にこの男性の障がい者の方が一生懸命書いてくださったご投稿をお読みいただければと思い、掲載いたしました。

以下、投稿者様への返信です。

女性専用車両は京王線でできた時から反対意識はありました。女性専用車両が京王に初めてできた時、私は小4でした。そのころ、まだ関西は女性専用車両はなく関西にできてほしくないと思った矢先でJR西日本が女性専用車両を導入しました。しかし平日朝夕ぐらいならいいだろうと思っていました。しかしJR西日本が女性専用車両を毎日終日に拡大はしてからはJR西日本は好きな会社ではなくなりました。その時に女性専用車両に反対していている団体がないか調べてこのサイトにたどり着きました。私も女性専用車両には反対しています。そのため2010年11月からこのサイトを見て応援しています。

約8年前から当サイトをご覧くださっているわけですね。本当にありがとうございます。
女性専用車両は最初から痴漢対策とはおよそ言えないような代物でしたが、関西での終日実施のため、一部「本当に痴漢対策か?」と疑問を持った方はおられたようです。

しかしマスコミ等でも、そのあたりのことがほとんど問題視されることなく、いつの間にか「あって当たり前」になってしまいました。

終日実施は論外ですが、たとえ平日のごく一部の時間帯であっても、そもそも女性専用車両は痴漢対策とは言えないものであり、またやり方としても問題が大ありなので認めてしまってはいけません。

賛成派がよく「平日のごく限られた時間にたかが一両あるだけで何がそんなに問題なのか」などと言ってきますが、誰も文句を言わなくなると今度はそこから「拡大しろ」などと言う者が出てきます。

それから私は鉄道趣味の中心を京阪に移しました。つまり京阪電鉄に「逃げて」きました。なぜなら京阪は女性専用車両の毎日終日運用をするはずがないからです。私は近鉄大阪線沿線に住んでいます。近鉄大阪線では女性専用車両は一切導入されていません。私の住んでる三重県では女性専用車両は導入されておらずここに住んでよかったと思っています。京阪と近鉄は女性専用車両には消極的な感じがするいい会社だと思っています

京阪も近鉄も女性専用車両の実施時間帯は限られていますが、実際に乗車してみると京阪も結構狡猾というか、男性をできる限り乗せないことにかなり積極的ですよ。

2018年5月 関西本部:京阪電鉄線&JR西日本線&神戸電鉄線で非協力乗車会

また現在、奈良線だけで女性専用車両を実施している近鉄も、以前は非協力乗車する当会会員をしつこくマークし、その会員が本社に抗議すると今度は本社の社員が「女性専用車両は鉄道営業法に基づいており、強制力がある」などと、とんでもないことを言いました。

2012年12月 近鉄への質問状提出について

当会が抗議してかなりおとなしくなりましたが、以前は近鉄もそういう対応をしていたわけです。

京阪も近鉄も今以上に女性専用車両を拡大してくるようなことは当面なさそうですが、しかしながら女性専用車両を実施している時間帯が他より少ないからといって、油断は出来ないということです。

後JR西日本が女性専用車両を毎日終日に拡大する以前から許せない会社がありました。それは神戸市営地下鉄と北神急行です。

神戸にきて「ここ毎日終日女性専用車両やっているのか!」と思いました。なのでそれ以来、神戸にはあまり行っていません。

神戸の地下鉄も最初からおかしかったですね。

2002年の導入当初から、混雑のない昼間や土日まで含め、毎日・完全終日実施で女性専用車両を導入しました。

しかも、沿線でサッカーの試合などがある時だけ「混雑するので解除」するなど、痴漢対策ではないのは明らかです。

私的な思いとしては女性専用車両に代わる痴漢対策として有料座席を普及させたらいいと思っています。私は痴漢対策なら有料座席だと思っています。実際、西武鉄道がSトレインを導入しましたしJR西日本などの女性専用車両・席に熱心な会社までも有料座席を導入したいと言っています。痴漢対策なら有料座席だと思っています。そして女子学生にも有料座席を通学に利用してもらったり女性客にも有料座席を利用してもらったら痴漢対策になります。事実、近鉄特急には学生の利用者も頻繁に見ますがあまり有料座席で痴漢に遭いそうな人が乗っているのは見たことありません。東京に来た時にも東京の有料座席に乗りましたが痴漢に遭いそうな客はいませんでした。だから痴漢対策は着席サービスに切り替えてほしいと思っています。痴漢対策なら有料座席だと思っています。

確かに有料座席も痴漢対策としては一つの方法かもしれませんが、そもそも鉄道事業者は痴漢対策のために女性専用車両を導入しているのではなく、女性専用車両を正当化するために痴漢対策をその理由にしているわけですから、痴漢対策のために有料座席を積極的に推進するということはないと思います。

有料座席を推進したとしても、それは多分別の理由によるものと考えたほうがよいでしょう。

あと反レイシズム情報センターが女性専用車両に男性の乗り込みを明確に禁止すると東京メトロにいっていますがこれは実施にならないよう祈っています。

今年2月の差別ネットワークの騒動のあと、反レイシズム情報センター(ARIC)と称する団体がそのような要求を東京メトロにしたりしましたが、女性専用車両への男性の乗車が禁止されていないのは単なる「制度や法律の不備」ではなく、「禁止出来ない理由」があるわけです。

ですから、これについてはそもそもその要求自体が「無茶」であり、恐らくこの先も実施されることはないと思います。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2018年4月~6月)

2018年4月~6月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


女性専用車両に関する記事をご紹介くださったご投稿

●性別:男性

●官僚やタレントのセクハラや相撲の女人禁制問題な女性保護がクローズアップされています。
これに呼応するように新聞では女性専用車の関する見解を見るように。

以下の2つに注目しました。

4月24日(朝日)第14面
「専用車両は男性差別は勘違い」

物事の本質を考えていない幼児のような見解です。貴会を含め反対する人は男性差別であろうがなかろうが乗客の安全についての最適なあり方を考えています。もし専用車両が最適解であれば、貴会は存在しません。この社説は、反対する人を「単に自分が気に食わないことに腹をたてている」としていますが、よく調べも考えもせず体裁だけを整えたよう愚劣記事と言えます。日本を代表する朝日の幼稚記事とエリート官僚の腐敗が重ねって見えました。

これとは別に思慮深い建設的な見解もあります。

3月27日(東京新聞)「発言」
「女性専用から福祉車に」

年配女性からの「専用車両は、痴漢対策が前面に出ていると利用しずらい」声があるとした上で、性別に関係なく障がい者、高齢者、傷病者や介護者のための福祉車に変えるべきだ という意見です。

専用車両は痴漢対策に殆ど役に立たない(1両だけ特定時間だけ)ばかりか、老若女性間の差別や混雑する専用車両以外での冤罪など新しい問題を誘発しています。福祉車は、各車両に分散した優先席の集約や車いすやべビーカーのスペース確保、弱冷暖、強暖房の導入等も提案され実に理にかなったものです。

これに加え、東京メトロ、都営地下鉄、JRが車内防犯カメラを2020年(東京五輪)を目途に導入するとしています。痴漢撲滅、弱者保護が一気に実現できる見通しもたってきました。

安心、安全で社会的弱者に優しい電車の利用の実現をめざし頑張ってゆきましょう。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

まず朝日の記事(https://www.asahi.com/articles/DA3S13464865.html)当会や差別ネットワークなどの活動をはなから「嫌がらせ」と決めつけたり、「気持ち悪い」などと発言するなど、まともにとり合うべき内容ではないと思います。

この記事のライターですが、別の場所でも「女性専用車両反対派は痴漢補完勢力」などというような出鱈目なことを書いていましたね。

ツイッターなどでは結構、名前が知られている人物のようです。

一方、東京新聞の記事ですがもし今の専用車両を廃止するのではなく存続させるとしたら、目指すべき方向はこのご意見のような「福祉車」でしょうね。

ただ、女性専用車両を実際には金儲けに利用しながら、それを表向き「痴漢対策」と称して、いつまでもずるずると続けている鉄道事業者にそれをやる気があるのかどうかが問題になってきそうですが…。


女性専用車両とそれをめぐる議論について、考察くださったご意見投稿

●性別:男性

●私の地域は少子高齢化が進み、電車も日中は1時間に1本(2両)と、とても「専用車両」どころではないのですが、ただ最近のネット上の様々な議論を見ていると、不満を飛び越えて不安を覚えることが増えてきました。

私は女性専用車両の専門家ではないのですが「本来」行われるべき議論が行われず、単なる感情論や決めつけ、他人を否定から入る見方、などが氾濫しているのが大変残念です。

そもそも議論というのは「相手を相手として(自分とは異なる存在として)尊重する」ことが根底になければ成り立ちません。

しかしながら、女性専用車両の議論では「男性はこういうものである」「女性はこういうものである」という、敵と味方を最初から決めつけてかかるパターンと相性が良いため、実態ではなくイメージに基づく物語ができやすいのでしょう。

以下、やや長文になりますが女性専用車両について私が気になる2点について、考えを述べさせていただきます。

【1.「任意」「ご協力」という言葉と、公平性・公正性について】

【2.「男性」という立場から「男女」を語ることの難しさ】

1.「任意」「ご協力」という言葉と、公平性・公正性について

日本人だけかもしれませんが「任意」「ご協力」という言葉は、非常に心地よく聞こえます。

※その根底にあるのが、純粋な性善説なのか共同体主義的価値観なのかはとりあえず、置いておきます。

しかしながら、少なくとも不特定多数の人々の利害が絡む公共的な局面では「任意」や「ご協力」は、かえってむき出しの力と力がぶつかり合う「無法地帯」を作ってしまうことになりかねません。
そもそも、法や法律(この2つの違いはさておくとして)は、価値観の違う人々が最低限従うべきルールを定めたものです。

そのルールは、確かに自由を制限するという意味では窮屈ですが、一方で価値観と価値観が全面的にぶつかり合う(実際物理的に殴り合っていますね)状態を回避するという力を持っています。

それを「任意」や「ご協力」という言葉で、法律の適用を除外するというのは、要するに女性専用車両及びその周辺を無法地帯として、法律に基づく紛争の解決を放棄するということにほかなりません。

※この根本に、商業主義や「決めつけ(思い込み)」、または相当ゆがんだ性善説があると思うのですが、そのあたりはお任せします。

確かに、今では鉄道会社は民営化されていますから、そこには私的自治の原則のような、法の不介入の理念が働くのかもしれません。
しかし、殊に鉄道会社の場合には私的自治の原則の前提である「両当事者(鉄道会社と利用者)の平等」という構図は全く当てはまらず、そこには明確な疑似権力関係があると思っています。

※鉄道会社はお客を選べますが、お客は鉄道会社を選べません。せいぜい他に、バスやタクシー、マイカー、自転車、徒歩などの時間・コスト的に下位互換といえる手段を選べるにとどまります。

加えて、鉄道は公共性が極めて高く、ここもやはり疑似公共空間として、法律や憲法の規制が(本来なら)求められるところです。

※もし国鉄が民営化していなかったら、異なる理由付け、あるいは結論になると思います。
※民営化=市場原理にゆだねる、が必ずしも最善の結論をもたらさないことについては、深く立ち入りません。

以上のことから、鉄道の空間には法律の「公平・公正の理念」が間に入るべきなのですが、そういう「相手を相手として尊重したうえで、共通のルールで話し合いをする」ということがほとんど見向きもされず、単なる好き嫌いの殴り合いになり、さらにその構図が商業主義と、それに対する法の不介入によって見えづらくなっているのは、残念だといわざるを得ません。

2.「男性」という立場から「男女」を語ることの難しさ

加えて難しいのは、この女性専用車両にまつわる議論は「それを言ったのが男性か女性か」ということによって、その議論の説得力に大きな影響を与えるということです。

確かに、実態としては男性らしさや女性らしさは相対的なものだと思っています。しかし実際としては、「加害者(予備軍)=男性」と「被害者=女性」という二項対立を前提してニュースを読んでいる人が多いのではないでしょうか。

この問題の難しさは、ステレオタイプを持っている人に対して、ステレオタイプのおかしさを主張しても、それもまたステレオタイプでとらえてしまうということです。

要するに「話が通じない人が常に一定数存在する」ということです。

これは、議論を単に「深化」させるだけでは解決のできない問題です。

女性専用車両が現に日本で相当ゆがんだ形で運用されているということは、その女性専用車両を成り立たせている理屈に問題があるというよりはむしろ、その理屈に対して何も感じず、思考停止している人々のほうに問題があると思っています。

法律や民主主義は万能ではありません。というよりも、それを運用する人々に「屈託の良さ」や「優しさ」、「他人を受け入れる余裕」がなければ、どんどん独りよがりになってしまい、議論も空回りするだけです。

※「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない」というのはその通りだと思いますが、現代社会ではもはや「無資格」の人のほうが多数派なのでしょうか。

しかし、そういう言語化できないものや「お金にならないもの」はどんどん存在を否定されていくのが、現代の超(ウルトラ)」資本主義&「極端(エクストリーム)」民主主義的社会なので、非常に現状を世知辛く感じます。

長文になりましたが、これが私の考える女性専用車両に関する基本的な考え方です。

正直、この問題には負の力が集中しすぎているので、私はいざとなったら「便利かもしれないが(いろいろな意味で)窮屈な都会」よりも「1時間に1本しか電車が来ない田舎」に逃避しようかとも考えています。

では、今後も応援しているので頑張ってください!

当会からの回答

※ご意見、並びにご声援ありがとうございます。

確かに今のネット上の議論を見ていてもあなたの仰るような、単なる感情論や決めつけ、他人を否定から入る見方などが氾濫しているというのは事実だと思いますが、匿名でものが言えるインターネットの世界はその性質上、結局そうなってしまうようなところはあるのかもしれないとも思います。

1.「任意」「ご協力」という言葉と、公平性・公正性について

ご承知の通り、法律で強制出来ない(専用にできない)ものを、無理に公共交通機関で「専用車両」として実施しようとするから「女性専用と名乗りつつ、実は任意のご協力」という、おかしなことになるわけで、そうした中から仰るような「価値観と価値観がぶつかり合うような状況」が生じているわけです。

現在の女性専用車両は2001年ごろから徐々に導入が進められて行きましたが、当時女性専用車両を推進した議員などの中には「女性専用車両が法的に強制出来ないとは知らなかった」という人もおり、恐らくは法的に云々とか、価値観のぶつかり合いになるとか、そういったことは頭になく、いかにして女性専用車両を推進・実現・拡大させるか(=いかにして、自らの実績を作るか)で動いていたものと思われます。

また、女性専用車両を導入し始めた当時の鉄道事業者や国交省、その他導入に関わった人々の中には「反対意見が出ても最初だけ。しばらく放置しておけば諦めて何も言わなくなる(=だから、反対意見など問題にしなくていい)」といった考え方が少なからずあったのではないかと思います。

当会や差別ネットワークのような女性専用車両反対団体が現れて、任意確認乗車を行うようになるなどとは恐らく全く想定していなかったことでしょう。

現状、現憲法との兼ね合いから、女性専用車両に鉄道営業法34条2号を適用するわけにもいかず、また男性の乗車を禁止する新たな法律を作るわけにもいかない(憲法98条により、作っても無効)ので、このまま女性専用車両を続けるのであれば、結局あなたの仰るような、「価値観と価値観が全面的にぶつかり合う状態」が続くことになると思います。

時々「日本の鉄道の多くは民営であり、憲法は関係ない」などと言う人もいますが、女性専用車両の推進には国交省が深く関わっているので、憲法は関係ないとは言えないでしょう。

国交省は「女性専用車両は鉄道事業者が自主的な判断で設けたものであり、うち(国交省)は推奨しただけ」などと逃げを打っていますが、実際にはこのような報告書(http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf)も出しており、女性専用車両を積極的に推進していたといえます。

また当時の鉄道事業者の多く(特に首都圏)はラッシュ時の混雑悪化や安全確保などの問題から、女性専用車両の導入を嫌がっていたのですが、当時の国交省は首都圏の各鉄道事業者の幹部を呼び集めて「女性等に配慮した車両」を導入するための会合を何度か開いています。

そしてその結果、2005年の首都圏一斉導入につながりました。

つまり、首都圏の各鉄道事業者にとっては「イヤとは言えない状態にさせられ、導入せざるを得なくなった」ということです。

そして、それが表向き「鉄道事業者が自主的な判断で導入した」ということになっているわけです。

しかし、導入時は半ば嫌々だった鉄道事業者もその後に「女性専用車両限定広告」などで美味しい金儲けができることに気づいてしまいました。

今では多くの鉄道事業者で女性専用車限定広告が当たり前のように行われ、またそれ以外にもポスターや駅構内のモニターなどで女性専用車両を客寄せの道具のように宣伝している鉄道事業者もあったりする(これは関西に多い)わけですが、多くの鉄道事業者は最初から商業目的で女性専用車両を導入したわけではありません。(当会が知る限り、最初から商業目的で女性専用車両を導入したと思われるのは、JR西日本だけです)

女性専用車両限定広告については「大阪市交通局(現:大阪メトロ)が最初で、市議会で提案があったから」という情報があるにはありますが、当時の資料が現在残っていないため、確証が取れず、そのため現在まで当会サイトなどで公表はして来ませんでした(ですので、これは「未確認情報」ということでお願いします)。

結局、現在の女性専用車両は数々の矛盾や問題を抱えたまま、公共交通の公平性に反するといった問題も「建前上の任意協力」で回避し、また表向き「痴漢対策」という名目で正当なもののように思わせながら、本来公共交通でやるべきではないことを無理に押し通し続けているというのが現状であると言えるのではないかと思います。

2.「男性」という立場から「男女」を語ることの難しさ

仰る通り、ステレオタイプ(固定観念)のおかしさを説明してもそれもまたステレオタイプでとらえてしまうような人は確かにいますね。

このページの一番下で「女性=弱者というステレオタイプ(固定観念)丸出しのご意見投稿」というタイトルで紹介した投稿の主も恐らくはその手の人間ではないかと思います。

こういう人間は多分まともな議論は無理でしょうから、本来ならば無視するべき相手なのかもしれません。

当会も以前はこの手の投稿は掲載も返信もせず、無視していたのですが、やはりある程度はガツンと言わないと同じような投稿が他にも次々来てしまうので、敢えて反論し、掲載しています。(ですので、もしお見苦しいとお感じになられましたらお詫びします)

仰るように、「強くて優しい人」という条件に当てはまる人はこの社会では少数派でしょう。

実際のところ、本当の弱者は切り捨てられ、上辺だけの「弱者保護」が絶対の正義としてまかり通り、そして本当は弱者でもないのに「弱者としての利益」を得るため、「都合の良い時だけ弱くなる」ような者が世間からは「弱者認定」されているという状況ではないでしょうか。

そう考えていくと、今の世の中、本当に世知辛いですがそういう中だからこそ「おかしなものはおかしい」と言っていかなければならないのかもしれません。

もちろん、単に言うだけでなく、数々の難しさがあることを承知の上で、「知恵を絞りつつ」言っていかなければならないわけですが…


名古屋市の女性専用車両に深い疑問を持たれている方からのご投稿

●性別:男性

●名古屋市営地下鉄の女性専用車両について

重複した意見があったらすみません。

名古屋市営地下鉄の注意書は以下のようになっています。

「女性専用車両は、以下のお客さまにもご利用いただけます。
 ・女性と同行する小学生以下の男児。
 ・女性が介助者として同行する障害のある男性。
 ・障害のある女性に介助者として同行する男性。」

もちろん、女性専用車両に法的根拠は無いことは知っていますが、これをまじめに守ると、小学生以下の女の子と同伴者が父親という組み合わせでは、女性専用車両に乗れないという解釈もできます。

痴漢被害を減らす為の女性専用車両なのに、女性(女の子)が乗れないケースがあります。

極論かもしれませんが、父子家庭の小学生以下の女の子で痴漢被害に遭ってしまい、電車に乗る時に父親同伴する場合、現状の注意書だと、その女の子は父親同伴で名古屋市営地下鉄の女性専用車両に乗れる類型に入っていません。

つまり、痴漢被害を受けた事がある女性が女性専用車両に乗れないという、本末転倒な事が起こっています。

障がい者が女性で介助者が男性の場合は乗れると注意書が有るのに父親同伴の小学生以下の女の子の場合には、言及がありません。全くおかしいです。

女性+健常者の男性で乗れるケースもあると名古屋市が注意書に例示している以上、小学生以下の女の子と父親の場合、同伴者が男性だからダメという理屈は通らないと思います。

女性専用車両に理解がある自分でも、女性の痴漢被害者にも安心して電車に乗れるという目的ですら達成できていない名古屋市営地下鉄の女性専用車両に存在価値があるとは思えません。

こういう注意書をおかしいと議会で指摘しない名古屋市議は本気で女性専用車両によって痴漢被害を減らすことをやろうとしていないとしか思えません。

名古屋障がい者団体は名古屋城の木造復元にエレベーターが設置され無いことで連日抗議しているのに、障がいを持つ方に無理を言って移動させられる可能性がある市営地下鉄に抗議しない名古屋の障がい者団体もおかしいと思います。

アジア大会を開く予定の名古屋にとって、地下鉄でのテロ対策も考えないといけません。

そうすると、列車への防犯カメラの取付を検討してもいいではないでしょうか。防犯カメラは痴漢を始め犯罪の抑止力になるのはいうまでもありません。

男性差別というと、女性を守るという反論が返ってくると思いますが、名古屋市営地下鉄の場合は長年、女性専用車両なのに女性を守れていないという観点でせめると担当者も反論が出来ないではないかと思います。

本来、こういう意見は女性団体が出すべきだと思いますが、残念ながら出る気配もないので、投稿させて頂きました。

ご参考になれば、幸いです。

当会からの回答

※名古屋市交通局ですが、当会の過去の活動報告をご覧いただいてもお分かりいただける通り、何を言っても反対派をクレーマー扱いして聞く耳を持ちません。

2015年12月 名古屋市交通局訪問の報告

2016年12月 名古屋市営地下鉄名城線で非協力乗車会と名古屋市交通局訪問の報告

ですから「女性専用車両なのに女性を守れていない」といっても、やはり交通局側がまともに聞く耳を持たないと思われます。

名古屋市交通局も市議会での公明党のごり押しにより、渋々女性専用車両を導入・拡大してきた経緯がありますが、結局市議会と私達(反対派)ならどっちの言うことを聞いておいたほうが良いか、ということで、反対派を初めから相手にしようとしないわけです。(こうしておけばいずれ反対派のほうが諦めるだろうという魂胆でしょう)

関東や関西では実際の乗車活動は多くて10人前後、少ないと数人のことがありますが、少なくとも実際の会員数がその数倍~10倍くらいいないと、なかなかそれくらいの人数で乗車活動を行うことが出来ません。

各自、仕事や学業などがあるため、活動できる曜日や時間帯がバラバラで、在籍している会員のごく一部しか乗車会などの活動に参加できないからです。

関東や関西では当会もそれなりに人数がいるので集団で乗車活動を行ったりすることも出来ますし、またそれで何か問題が起きれば(男性の乗車自体を拒否することは出来ないので)鉄道事業者も何らかの対応をせざるを得なくなりますが、当会の名古屋地区の場合、まだそこまで人数がいないため、乗車活動などもほとんどできていないのが実状です。

だからこそ交通局側も当会をはじめとする反対派を見くびった行動が取れるわけです。

あなたは女性専用車両や交通局の姿勢に疑問を感じつつも、やはり「交通局が女性を守るために女性専用車両を設けた」と思っているから「女性専用車両に理解がある自分でも…」と仰るのだと思いますが、そもそも市議会(公明党)は女性専用車両の推進自体が目的になっていますし、交通局はそれに服従しているだけです。

また、「名古屋城の木造復元にエレベーターが設置されないことで連日抗議している障がい者団体」もなぜ女性専用車両には抗議しないかといえば、恐らくは「女性専用車両が痴漢対策だと思っているから」でしょう。

「女性専用車両が女性の人権を守るためのもの」という考えに基づいて行動しているからではないでしょうか?

実際には女性専用車両は「痴漢対策」や「女性の人権」を建前にしているだけで、市議会や交通局が痴漢対策をしているわけではないと考えたほうが良いでしょう。

これは名古屋の交通局に限ったことではありませんが、「痴漢対策」と言っておけば反対する者がいてもそれをギャフンと黙らせることができるので、都合がよいわけです。

もちろんこれまで繰り返し述べている通り、当会は痴漢対策とは名ばかりの女性専用車両には反対ですが、痴漢対策自体には大賛成です。

しかし、交通局(の担当者Y)はこちらを見くびって、ふざけた対応ばかりしてきます。

非協力乗車する反対派に対し、「女性専用車両がそんなに気にいらないなら、鉄道会社(交通局)に直接文句を言え」などという賛成派が少なくありませんが、これまで述べた通り、直接文句を言っても交通局自体に取り合う気が全くありません。

ですから、実際に男性が乗車して「任意といいつつ、実際は事実上強制のようなもの」「専用でもないのに専用と表記して、乗客を騙している」といった矛盾点を炙りだしていくしかありません。

先にも述べた通り、任意協力である以上は男性の乗車自体を拒否することは出来ませんから、男性が乗車して何か問題が起きれば交通局も対応せざるを得なくなります。

(このページをご覧の名古屋、およびその周辺に在住の皆様の中で入会をお考えの方がいらっしゃいましたら入会申し込みフォームより、ぜひお願いいたします)


東京メトロの不祥事について

●性別:男性

●ニュースとかで報道されてますが、東京メトロの社員の根本と言う香具師がナンパアカデミーに参加し猥褻容疑で逮捕された件で、性犯罪等の防止も有るかと思われる女性専用車を導入してる事業者の社員がやってはいけない猥褻行為をやってしまったからには女性専用車を廃止にする運動を盛り上げてもらいたいです。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

これですね。

https://matomedane.jp/page/7938

東京メトロに限ったことではなく、他社でも社員が痴漢したとか盗撮したとかいう類の話はありますね。

で、そういう社員のいる鉄道事業者が女性専用車両限定広告で女性専用車両を金儲けに使っている…と。

何をかいわんやです。

女性専用車両と言うと、「痴漢対策」とか「女性への思いやり」などと思っている人が多いですが、現実問題として鉄道事業者がどういう考えで女性専用車両を実施しているか…ということです。

まあ、仮に本当に痴漢対策とか、思いやりのつもりだったとしても女性専用車両はNGですが…


当会へのご質問

●性別:男性

●初めてお伺いします。

貴団体の活動には概ね賛成している者です。

一つ質問がありますので宜しければお答え頂けるとありがたいです。

女性専用車両は男性も乗れるという前提で裁判によって運行が認められ、国交省も鉄道会社もそれに従わざるを得ないということを代表の方が何かの動画で仰っていたのを拝見しましたが、その根拠となる判例はいつ、何処の裁判所で出されたものか教えていただけないでしょうか?

自分の周囲に居る人には常々啓蒙しているのですが、近頃、判例の具体的なことを質問されて答えに窮してしまいました。

当会からの回答

※ありがとうございます。

こちらは当会ではなく、友好協力団体である「差別ネットワーク」が作成したものですが、女性専用車両に関する6つの裁判についての説明の動画です。

「6つの裁判例」

https://youtu.be/SFNyPoRGfT0

これをご覧いただけると、どの裁判も「任意であること」が大前提にあり、また任意であるから女性専用車両は運行を認められていることがお分かりいただけるかと思います。

どうか今後とも、周囲の方々への啓蒙をお続けください。

この女性専用車両の問題について、多くのマスコミはなかなか真実を伝えませんので…


女性専用車両に疑問を投げかけるご意見投稿

●性別:男性

●女性専用車両はそろそろ廃止しなければならない。毎日乗る電車が、毎回女性専用車両でないかを確認するのは面倒だし、そのせいで電車を乗り逃したこともある。一両くらいというけれど、それがあるかないかで全く違う。痴漢対策としても効果は疑問である。また、20年以上首都圏で電車通勤してるが、痴漢を一度も見たことない。それほど頻度が低い犯罪のために専用車両を作るのはいかがなものか。

根本的な問題解決にならないのに、男性への不便さは甚大である。どうしても女性専用車両を設置したいなら男性専用車両も設置するか、女性専用だけなら特別サービスなんだからそのサービスを受ける人は電車賃の割増が必要である。それくらい納得がいかない制度である。

当会からの回答

※ありがとうございます。

結局のところ、痴漢対策のために女性専用車両を設置したというより「女性専用車両を設置するための理由として痴漢対策を口実にした」というのが実際のところだと思います。

あなたがここで仰っているような「不満の声」はかなり以前から出続けていますが、そうした声を平然と無視して、鉄道事業者たちは女性専用車両を商業目的に利用し、さらに拡大して来ました。

現在では女性専用車両の拡大は小康状態になっていますが、やはり世間がこの車両を痴漢対策だと思っているからこそ、こうした不満の声も「痴漢被害者の立場を理解しない男性の言うこと」として片付けられてしまうのではないかと思います。

この先、「痴漢対策は建前」であることをもっと世間に広めていく必要があるでしょう。


女性専用車両反対派の方からのご意見投稿

●性別:男性

●女性専用車を利用する男性が居れば遅延させてまで移動を説得して、尚も遅延を何ら罪の無い人の責任にして咎めておきながら、明らかな法令違反である早発を咎めぬところの法の認知度と言うか?

失礼ながら専用車も利用者の法の認知度を巧みに利用したサービスではないでしょうかね?

専用車にしても、早発に異を唱えない風潮も、周囲を見ない全体像を視野に入れられない現実の証じゃないでしょうか?

高い視点から見たら、例え都会の長い編成中の専用車も、鮨詰めダイヤの危険な単純な確認ミスの早発も大迷惑な話なだけです。

当会からの回答

※ありがとうございます。

確かに今の女性専用車両がいつまでも続いているその裏には世間の無知や無関心もあると思いますね。

「女性専用車両=痴漢対策だから痴漢がいるのが悪い。だから仕方がない」で思考停止している人が少なくないと思います。

真実をなかなか伝えないマスコミにもその一因がありそうですが。

そして、鉄道事業者も世間の無知や無関心を良いことにしているようなフシがありますね。

痴漢対策と言いながら実際には女性専用車両を金儲けの道具にしている鉄道事業者が少なくないですし…


「女性=弱者」というステレオタイプ(固定観念)丸出しのご意見投稿

●性別:男性

●女性専用車輌には痴漢被害にあいトラウマとなっている方もいるかもしれない。あなた方が乗り込むことで他の男も賛同し、大勢乗り込むこととなればどうなるか?それがどれほどの恐怖か。 暴力団専用車輌があれば同じように乗り込めるのか?

体力的弱者に対してだからできる、強者の嫌がらせにしかうつらない。それより、混雑車輌に痴漢撲滅!監視中!というハチマキでもまいて乗り込んでみては。痴漢も減り、専用車輌も無くなるかもしれない。そんな運動、行動も盛り込んでみてはどうだろう。女性専用車輌反対シャツを着て専用車輌には乗り込むことはできるが、そんな勇気はないというのならばやはりただの弱者いじめだ。女には行動にうつせるが男には何も言えないクズだろう。自分達は女性の敵ではなく、味方であると。女性専用車輌をつくるきっかけとなった痴漢の敵であると。

女性達の賛同も得られ、感謝もされる。どんなにここで自分達の意味を語っても、きれいごとなどいくらでも言えるのだから。信用を得るためには、信用をえられるに値する行動をとることだ。

当会からの回答

※当会にご投稿ありがとうございます。

しかし女性専用車両は痴漢対策ではなく、某政党が女性層からの票の取り込みを狙って、無理やり作らせた車両です。

女性専用車輌には痴漢被害にあいトラウマとなっている方もいるかもしれない。あなた方が乗り込むことで他の男も賛同し、大勢乗り込むこととなればどうなるか?それがどれほどの恐怖か。

この意見自体が弱者ぶったり、被害者ぶったりするのが上手い賛成派の術中に完全にはまってしまっています。

実際には女性専用車両を利用する乗客の大半が痴漢とは無関係な理由で乗車しているというデータがすでにありますし、また本当にそこまでトラウマになっていたらそもそも電車には乗れません。

女性専用車両のない路線・列車もあるし、一歩外に出れば周囲は男性で一杯ですが都合よく女性専用車両に乗る時だけトラウマになるのでしょうか?

そんなおかしな話はないでしょう。

今年2月の差別ネットワーク乗車会では女性客が集団で「降りろコール」をしましたが、そんな事をするような者達が本当に痴漢に怯えて女性専用車両を利用しているのかどうか、ちょっと考えればすぐにわかる話です。

暴力団専用車輌があれば同じように乗り込めるのか?

体力的弱者に対してだからできる、強者の嫌がらせにしかうつらない。

「女性=弱者・男性=強者」というステレオタイプに完全にとらわれているからそのようにしかうつらないのでしょう。

きちんと当会サイトを調べれば当会は過去に乗車活動中の私達に対して、「殺すぞ」などと言ってきたパンチパーマの怖い男性に対しても「やれるものならやってみろ!」と真っ向から返したこともある、ということが分かるはずですが…

こういうところにも、ご意見投稿する前によく確かめもせず、うわべだけを見て思いこみと決めつけで判断している投稿者の姿勢が良く表れています。

この投稿者こそ当会がどこぞの過激派のような危険な団体だったらこんな投稿は恐らくできないでしょう。

うわべだけ見て、「どうせ弱い者にしかものが言えないクズ男どもの集まりだろう。こいつらだったら俺でも上に立てる!」と思っているからできるのではないでしょうか。

それより、混雑車輌に痴漢撲滅!監視中!というハチマキでもまいて乗り込んでみては。痴漢も減り、専用車輌も無くなるかもしれない。そんな運動、行動も盛り込んでみてはどうだろう。女性専用車輌反対シャツを着て専用車輌には乗り込むことはできるが、そんな勇気はないというのならばやはりただの弱者いじめだ。

混雑車輌に「痴漢撲滅!監視中!」というハチマキをまいて乗り込んだところでそれは「女性専用車両=痴漢対策」という、鉄道会社のウソに騙されているだけです。

もちろんそんなことをしたところで痴漢が減るわけでもなければ、女性専用車両がなくなるわけでもありません。

そもそも女性専用車両は痴漢対策ではありませんから、仮に痴漢を撲滅したとしても女性専用車両が無くなるわけはないのです。
(痴漢がなくなったからといって「女性専用車両限定広告」で割のよい金儲けができる「美味しい広告料収入源としての女性専用車両」を鉄道事業者が手放そうとするのかどうか、このページをお読みの皆様には良く考えていただきたいと思います。)

それを「勇気がないからできないんだろう。やっぱり弱者いじめだ」などと本気で言っているのなら、これはもう「認知が歪んでいる」と言わざるを得ません。

女には行動にうつせるが男には何も言えないクズだろう。

このような暴言はネットではありがちかもしれませんが、人をクズ呼ばわりする投稿が冷静・客観的考察の結果とは到底思えません。

単に「気に入らない」という感情をぶつけてきているだけではないでしょうか?

自分達は女性の敵ではなく、味方であると。女性専用車輌をつくるきっかけとなった痴漢の敵であると。

女性達の賛同も得られ、感謝もされる。どんなにここで自分達の意味を語っても、きれいごとなどいくらでも言えるのだから。信用を得るためには、信用をえられるに値する行動をとることだ。

随分と上から目線ですが、まず女性専用車両を作るきっかけになったのは痴漢ではありません。

先にも触れた通り、女性層からの支持拡大を狙って「痴漢対策」を口実に鉄道会社に圧力をかけた政治家達がそもそもの原因です。

そして、女性専用車両を絶対的に推してくるようなタイプの賛成派は(意識しているか否かに関わらず)実は痴漢対策など望んでいません。

自分たちの既得権益を保持・拡大したいだけで痴漢対策は建前です。

痴漢の減らない女性専用車両に大賛成しておきながら、防犯カメラなど痴漢が減る他の施策を提案すると、何とかしてそれを潰しに来るような「女性専用車両至上主義者」に「当会は女性の敵ではなく、味方である。女性専用車輌をつくるきっかけとなった痴漢の敵である」などと主張したところで笑(嗤)われるのがオチでしょう。

そういう主張をすること自体、「何も分かってない」ということですから。

カテゴリー
ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2018年1月~3月)

2018年1月~3月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

もともと2018年1月~2月分のご意見投稿を掲載する予定でしたが、2月下旬になって当会の友好協力団体である、差別ネットワークの乗車活動のことがマスコミで大きく取り上げられた関係で、当会に多数のご意見投稿が寄せられたため、予定を変更して3月分のご意見投稿も含め、ご紹介することといたしました。

なお、ここに紹介したものが全てではありません。

非常に良いご意見であるものの、「公開しないでほしい」として投稿されてこられた方や「公開しても構わない」として投稿された方でも、返信しきれなかったもの等については掲載しておりません(掲載できなかった方、申し訳ございません)。

掲載できなかった方も含めて、ご投稿くださったすべての皆様に深く御礼申し上げます。


当会支持のご投稿

※皆様、ありがとうございます。

当会サイトをご覧くださっている方からのご投稿

●性別:男性

●新着活動報告を拝見しました。

JR西日本は女性専用車両にお力を入れておられるようですね。貴会の活動のおかげで声かけ等はなくなっているようですが。JR西日本には新幹線車両の点検等、安全に力を入れていただきたいです。

マンションに突っ込んだり、台車に亀裂が入った車両をJR東海に異常なしと引き継いだり。

終日女性専用車で平行路線から女性客を取ろうとお考えでしょうか。

東で女性専用者に力を入れているTXも報道が絶えませんね。労基立ち入り、ドアに荷物を挟んで走行、秋葉原の自殺者発見遅れ等。かと思えば、定刻より20秒早く出発したからと大きくお詫びを発表していました。

この2社はどこか似ている気がします。

できればあまり利用したくありません。

某政党が女性専用車両を推進したそうですが、これを党の成果とお考えでしょうか。

日本は高齢化、人口減に始まり、近隣国の核開発や、日本の領土を自国の領土を主張する国がある等、差し迫った問題が多くあります。しっかり取り組んでいかなければならないことが多いです。女性専用車両を作ってくれたから、女性はその党に投票するのでしょうか。

言うことはありません。

根本的な混雑解消、極端な一極集中の分散、通勤ライナー等の導入等を行い、教育にも力を入れ学力以外にも常識を持った人が増えてきたら、痴漢みたいな犯罪も少なくなっていくと考えますが。

時間に余裕ができれば貴会の活動を見学させていただきたいと思います。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

JR西日本は女性専用車両にお力を入れておられるようですね。貴会の活動のおかげで声かけ等はなくなっているようですが。JR西日本には新幹線車両の点検等、安全に力を入れていただきたいです。

マンションに突っ込んだり、台車に亀裂が入った車両をJR東海に異常なしと引き継いだり。
終日女性専用車で平行路線から女性客を取ろうとお考えでしょうか。

JR西日本に限らず、女性専用車両を「顧客満足度向上サービス」と考えている鉄道事業者は少なくないですね。

「女性専用車両の導入は、人にやさしい魅力ある鉄道サービス」などとサイトで堂々と公言していた阪急や女性専用車両の拡大には至らなかったものの、過去に「顧客満足度向上アンケート」と称して、女性専用車両の拡大の是非を問うアンケートを取ったことのある西鉄なども明らかに女性専用車両を「客寄せ」の道具だと捉えているといえます。

「女性専用車両は痴漢対策のためのやむを得ない施策」という世間の認識と鉄道事業者の実態に「かなりのズレ」がありますね。

東で女性専用者に力を入れているTXも報道が絶えませんね。労基立ち入り、ドアに荷物を挟んで走行、秋葉原の自殺者発見遅れ等。かと思えば、定刻より20秒早く出発したからと大きくお詫びを発表していました。

TXは女性専用車に関しては2008年の当会のTX乗車会に警察を出動させた騒動以降、女性専用車両についてはおとなしくなったと見ておりましたが…

なお話が若干それますが、そのこと(警察による強制排除)に関して、当会がTXを訴えたとされる裁判がインターネットだけでなく、テレビなどでも報道されましたが、あの裁判は当会を除名になった元会員が当会に無断で「反対する会」の名前を勝手に使って起こしたものです。

そのため、当会サイトでは掲載しておりません。

某政党が女性専用車両を推進したそうですが、これを党の成果とお考えでしょうか。
日本は高齢化、人口減に始まり、近隣国の核開発や、日本の領土を自国の領土を主張する国がある等、差し迫った問題が多くあります。しっかり取り組んでいかなければならないことが多いです。女性専用車両を作ってくれたから、女性はその党に投票するのでしょうか。

まあ、女性専用車両を作ったから女性がこぞってその政党に投票するというようなことはないと思いますが、当の政党は選挙が近づくと「私達が女性専用車両を実現・拡大させました」と、自分達の「実績」としてアピールしますね。

やはり、その政党(の専用車推進派議員)は自分たちの成果だと思っているでしょうし、また「女性専用車両を導入したのは私達」だとアピールすれば女性票が集まると考えているのではないでしょうか。

根本的な混雑解消、極端な一極集中の分散、通勤ライナー等の導入等を行い、教育にも力を入れ学力以外にも常識を持った人が増えてきたら、痴漢みたいな犯罪も少なくなっていくと考えますが。

今の現状から考えて、「痴漢がなくなっても、女性専用車両はなくならない」でしょう。

当の鉄道事業者が「女性専用車両では痴漢は減らない」という「都合の悪い事実」を隠しつつ、広告料の割高な「女性専用車両限定広告」などで、利益を上げているのですから…

で、女性専用車賛成派は「痴漢の減らない女性専用車両」を「乗った女性は確実に痴漢にあわない」などとして、他の車両で痴漢被害が多発していることや痴漢が何も困っていないことは無視しています。(しかも、女性専用車両の利用客の大半が痴漢対策以外の理由で利用していることは当サイトでも過去に何度も触れている通り)


女性専用車両に深い疑問を持たれている方からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車両が男性差別という意見には賛成します。

私は男性で、特に性的なことには疎く、基本的に暇さえあれば趣味に時間を使っている方です。

そんな中、「男性だから痴漢する」という見方はどうかと思っていますし、実際に痴漢行為を行う男性も男性全体の極々一握りでしかないと思っています。

防犯カメラの導入、私服警官の乗車によるパトロールは、痴漢行為のみならず、ひったくりや置き引きなどを含む他の犯罪行為にも対応できるので賛成します。

本題に入ります。

「臭いオヤジの隣になるのが嫌だなどという一部のワガママな女性に対応するために女性専用車両はある」と書かれていて、女性専用車両に賛成する女性からの投書も、そのような意見の投書も多いように思います。

しかし、男性である私からの意見として、女性の行為や臭いも迷惑に感じることがよくあります。

・化粧が濃い女性や、匂いの強い香水をつけている女性。

・電車の中で化粧、メイク。

上記は非常に匂いが強く、不快に感じたことが多々あります。
特に、電車の中でも化粧するのはどうかと思います。

女性は、そのようなことを棚に上げて、一方的に男性の臭いのことばかり言うのは何故でしょうか?

確かに、本能上、男性は女性に比べて美容に疎い傾向が強いのは当然で、体臭を気にしない人が多いのは確かです。

女性専用車両を性犯罪対策で利用されている女性よりも、「臭いオヤジの隣になるのが嫌だ…(以下略)」等で利用されている女性の方が多いなら女性専用車両をすぐ撤廃してほしいくらい腹立たしいものに思いますが…。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

仰る通り、痴漢対策として利用している女性のほうが少数派であり、「臭いオヤジがいなくて快適」「空いてて楽」「車内で気兼ねなく化粧や食事ができる」などの理由で利用している女性のほうが多数派であるというデータもあります。

そもそも、痴漢対策だと言いながら実際には「臭いオヤジがいなくて快適」などという意見が多数出てくる時点で、痴漢対策などと言うのは「表向きの理由」であると言っても良いでしょう。

女性専用車両問題に十分な知識がないまま、何となく痴漢対策だからと賛成している賛成派はともかく、ある程度の知識をもっていながら監視カメラには反対、または無視しつつ、女性専用車両を絶対的に推してくるような賛成派は、そもそも女性専用車両を自分の既得権益としか見ていないわけで、女性専用車両を守ることが出来れば痴漢が減ろうが減るまいがそんなことは実はどうでもよいわけです。(だからこそ女性専用車両さえあれば、痴漢が全く減っていなくても女性専用車両以外の車両での痴漢被害には無頓着になる。)

しかし、世間が「女性専用車両=痴漢対策」だと全く疑うことなく信じ続けている限り、賛成派は「痴漢対策」を前面に出しておけば、実は自分の既得権益である女性専用車両をいくらでも守り続けることができるわけです。

あなたは女性専用車両が痴漢対策などからかけ離れたものであることが分かっているからこそ、「女性専用車両をすぐ撤廃してほしいくらい腹立たしいものに思いますが…」と認識できるわけですが、世間の人々の多くはまだ騙されているということなのかもしれません。


公共交通の公平性について、考察くださったご意見投稿

●性別:男性

●女性専用車両について疑問を持ち、貴HPにたどり着きました。

「当会に寄せられたご意見」を見ていると、賛成される方々の意見ももっともだと理解できます。

しかし、それがイコール女性専用車両になるのが腑に落ちないというか、違和感を感じる状況でした。

その違和感を解消したく、情報を集めておりました。

そんな中、どなたかの意見を見て、その答えがはっきり分かり、胸のつかえが取れました。

鉄道は公共交通機関なのです。鉄道は、線路の敷設から運行まで全て許可制で、国の許可が無いと廃止もできません。もちろん競合することもありません。また、運行が遅れれば「遅延証明」が発行され、遅刻の理由になります。

それは何を意味するかと言うと、万人が平等に利用でき、サービスを平等に受けることが担保されているからに他なりません。

その為に、利用者全てに平等で同一のサービスが必要となり、それ以外のサービスはしてはいけないのです(一部国が認めた弱者は例外ですが)。

特定の人間をターゲットにしたサービスは、公共交通機関の理念に反します。

そういう意味では、女性専用車両ばかりでなく、大人の休日倶楽部、学割も認められるべきではありません。女性、老人、学生しか利用できないサービスは、公共交通機関には合いません。他でやってください。また、グリーン車も怪しい気がします。お金を出せば誰でも利用できますが、お金が無い人は利用できませんので、限りなく黒に近いグレーです。「特定のサービスが嫌なら鉄道を利用するな」との声がありますが、それは公共交通機関自体を否定する言葉です。その選択が出来ないのが公共交通機関である鉄道なのです。

レストランやお店などとは全く次元の違う分野なのです。

「鉄道」=「公共交通機関」なのだから、おのずと女性専用車両の振る舞いは決まってくると思います。

女性専用車両に賛成されている方がいかなる理由を説明しようが、公共交通機関である以上、対応してはいけないのではないでしょうか?

もし満員電車に乗れない人がいるのであれば、それは各個人が努力する必要があるわけで、その対応を公共交通機関自体に求めてはいけませんし、それに応じては行けません。誰もが平等に利用でき、サービスを受けることが前提の「公共交通機関」であることが根底にあるのです。

こんな考え方は間違っていますでしょうか?

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

あなたの考え方は決して間違ってはいないと思います。

ただ、グリーン車などについては確かにお金の無い人には辛いところではありますが、しかしながら女性専用車両のように生まれ持った本人の意思や努力ではどうすることも出来ない属性(この場合、性別)で排除しているわけではないので、女性専用車両と全く同列に見ることは出来ないでしょう。

賛成派と一口に言っても実際はいろいろな考え方の人がいますが、よくあるパターンとして「女性専用車両に反対するなら、代案を出せ」などと言っておきながら、代案を出されると今度はその「代案」を何とかして潰そうとする者がいます。

つまり、「どうせ代案など出せるわけないだろう」と思って「代案を出せ」などと言っているわけですが、それでも代案を出されると今度は女性専用車両を守るため、その代案を何とかして潰そうとするわけです。

この時点ですでに「有効な痴漢対策を求めている」のではなく、単に「女性専用車両を守りたいだけ」なのが見え見えなわけですが、実際そういう類の賛成派は少なくありません。

すでにご存知かもしれませんが、当会がいつも代案として示しているものの一つに「車内監視カメラ」がありますが、これもJR埼京線で導入直後に痴漢6割減という素晴らしい効果を発揮しました。

一方で女性専用車両では痴漢が減らないということがすでに分かっています。

しかしながら、その手の賛成派はそうした監視カメラの効果はほぼ無視で「監視カメラでも痴漢が完全になくなるわけじゃない」「費用が莫大だからできるわけがない(※実際には赤字ローカル線でも監視カメラをやっているところがあるので『費用が莫大だからできない』はウソ)」などと、「痴漢件数6割減」という実績は無視で「痴漢の減らない女性専用車両」を全面支持したりするわけです。

女性専用車両の利用客の大半は「臭いオヤジがいなくていい」などの、痴漢対策とは全く異なる理由で女性専用車両を支持しているというデータもあるわけですが、こういうところから見ても「痴漢の減らない女性専用車両」がなぜここまで支持されるか、そして「痴漢件数6割減」の監視カメラがなぜ女性専用車両賛成派に拒否されるか、お分かりいただけると思います。

一方、これもすでにご存知かとは思うのですが女性専用車両を運行する鉄道事業者も鉄道事業者で女性専用車両を商業目的に利用し、収益を上げるための道具にしてしまっています。

当会がいつも言っている「女性専用車両限定広告」などはその最たるものです。

つまり、「痴漢対策以外の理由で女性専用車両を支持・利用している女性客」と「女性専用車両を営利目的に利用する鉄道事業者」の利害がピッタリと一致しているわけです。

そして、そうした中で「公共交通の公平性」は蔑ろにされているわけです。

しかし鉄道事業者は、「女性専用車両は任意協力」ということにしておいて、「公共交通での公平性」について突っ込まれても「任意だから問題ありません」と逃げられるようにしている(それでいて事実上、強制に近い運用をしている)わけで、私達はそうしたところを問題にしているわけです。

言ってみれば、「公共交通の正常化」を求めて行動しているわけですが、世間にはそこまで分かっている人がどれだけいるのか…というところですね。


当会支持のご投稿

●性別:男性

●女性専用車両は本来痴漢を無くすべくある物だと思われますが

なぜカメラを設置しないかと疑問に思います 最近では痴漢とは無縁の高齢者の女性も乗車しているのも謎であり明らかな男性差別だと思います 女性専用車(20代以下限定)などにすれば女性からの反感もかって女性専用車もなくなるかもしれませんね

頑張ってください 批判されることもあると思いますが応援しております

当会からの回答

※ご投稿・ご声援ありがとうございます。

世間では「女性専用車両=痴漢対策」だと、当たり前のように信じられていますが、事実上、女性なら誰でも利用できる、いわば「女性のための多目的車両」のようになっていますし、実際、痴漢対策として利用している乗客は少数派であるというデータもあります。

もちろん、公共交通で人を年代(年齢層)とか、見た目の容姿などで判断して「あなたは乗るな」などということは絶対にできませんので、鉄道事業者もそのようなことは決してしませんが、なぜか男性相手なら「あなたは男性に見えるから乗るな」が通用してしまうんですね。おかしな話だと思います。

鉄道事業者が監視カメラを設置したがらないのも世間では「莫大な費用がかかるから」ということになっていますが、実際には地方の赤字ローカル私鉄でも監視カメラをやっているところはやっていますので「莫大な費用が掛かるからできない」というのはウソです。

実際、「車内監視カメラは莫大な費用がかかるからできない」と言っている鉄道事業者が駅構内にはこれでもかと言うくらい監視カメラを設置していたりします。

結局のところ、鉄道事業者自身も恐らくは女性専用車両を痴漢対策とは認識しておらず、「女性専用車限定広告などで儲かるから」「廃止すると女性客から非難を浴びる(と思う)から」「他の鉄道事業者もやっているから(横並び意識)」などの理由で女性専用車両をいつまでも続けているのでしょうね。


当会へのご声援

●性別:男性

●日本は男性差別が多すぎます。

応援してますので頑張ってください。

当会からの回答

※ありがとうございます。今後とも頑張ってまいります。


ZIP!をご覧になった方からのご意見投稿

●性別:男性

●18/02/27のZIP!と言う番組内で非協力乗車の特集がやっていました。

内容は非協力乗車のグループ(確か男性3人)に対して同車両の女性複数人が帰れコールをしている動画についてでした。

この動画を見たとき、鉄道会社に対して怒りを感じました。(もちろん帰れコールをした女性たちに対してもです。)

また、男性に対する人権侵害の事態の深刻さに衝撃を受けました。

男女平等を是とするなら女性専用車両は否であるべきで、これは痴漢等の犯罪の実態以前の話です。

痴漢対策と男女平等は両立できるにも関わらずです(仮に両立できないとしても現行の女性専用車両はとても容認できませんが)

色々なSNSを見ても被害女性の気持ちを考えろだとか、痴漢を減らすことに関して全く関係のないことを言う人ばかりで全く話にならないみたいです。

鉄道会社の利益と怠慢のためにこんな対立が起きていると思うと、怒りがおさまりません。

一番言いたいことは、今回のことで非協力乗車は深刻な事態のため致し方なくしていて間違っても痴漢予備軍などではないと確信できたと言うことです。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

仰るように、世間には「当会や差別ネットワークが迷惑行為をしている」とか「痴漢被害者のことを理解していない」などと上辺しか見ないでものを言う人が少なくないわけですが、あなたのようにきちんと状況を理解されている方がいらっしゃるのが、まだ救いであると私共も思っております。

今回の差別ネットワーク関係の騒動(といっても、騒ぎを起こしたのは女性客の側ですが)で、マスコミの多くが偏向報道と言われても仕方のないような取り上げ方をしたため、当会や差別ネットワークへの誤解が広まってしまったのも事実ですが、しかしながら一方で、マスコミに取り上げられて知名度が上がった今、私達はこれから自らの活動の正当性を地道に世間に訴えかけていかなければと考えております。

その意味でも、あなたのようなきちんと状況を理解されている方の存在は重要であると思っております。

今後ともどうか、当会や差別ネットワークへのご支持をよろしくお願いいたします。


女性専用車両がない地域の女性の方からのご投稿

●性別:女性

●動画を見てこの反対する会がある事を知り、コメントさせていただきます!

私は女性ですが動画を見て降りろと言ってる女性、降りてから話してる女性モラルがない!こういう態度をとるなら廃止すればいい。同じ女性として恥ずかしい!

いかにも自分が痴漢にあったような気持ちでこの男性を痴漢呼ばわりしてこんな騒ぎにしてるのは女性専用車両に乗ってる女性達!恥ずかしい!

この男性の言っていることは間違っていない!!なにやってんの?警察?信じられない!あなた達の仕事でしょ?わざわざこんな騒ぎ起こすような女性専用車両廃止した方がいい!!

そもそも痴漢されそうな女性は身だしなみ等気をつければいいんじゃないですか?

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

女性専用車両が運行されていない地域からご投稿いただきましたが、女性専用車両の実態はこのようなものです。

世間では「清純な痴漢被害者が、唯一安心していられる場所」のように言われていますが、実際には男性がいるというだけで「降りろコール」をするなど、特権意識丸出しの女性の多いこと多いこと…。

もちろん私達はすべての女性がそんな人だとは思っていません。

だからこそ、あなたのような投稿をくださる女性もいらっしゃるのだと思います。

実は今回、あなただけではなく、他にも女性の方から結構ご意見投稿をいただいたのですが、当会の活動に一定の理解を示してくださる方が多く、当会を非難するような意見はどちらかというと男性から多く届きました。

ただ、女性の方からいただいたご意見投稿の多くがサイトに「公開しないでほしい」という条件付き(ご意見・ご質問・他用件フォームで選択可能)なため、ここで紹介できないご意見投稿が少なくないのは何とも惜しいところではあります。

もしよろしければ、今後も時々、当会サイトを閲覧いただけましたら幸いです。


TBSのNスタをご覧になった方からのご意見投稿

●性別:男性

●本日TBSのNスタで女性専用車両をやってましたね。私会社のPCで音声無しで見てました。1つの判例が云々と画面にありましたが どうせ人権派裁判官を気取った判例の1つでしょう。鉄道会社があくまで一定の時間 女性専用車両としてご協力くださいと言ってるだけ。

私が 有志として同行までは至りませんが 頑張ってください。 正義は我に有りです。

当会からの回答

※この「判例」ですが、これは先に紹介した別の投稿者の方への返信の中でも述べました通り、当会を除名された元会員が当会に無断で起こした裁判です。

インターネットを見ていますと「反対する会は裁判して自分たちに不利な結果が出たから、サイトでは一切触れず、ひた隠しにしている」などと言っている専用車両賛成派(もしくはアンチ)がおりますが、私達の知らないところで元会員が勝手に起こした裁判ですから、当然のことながらそんなものをサイトに載せることはいたしません。

結局、裁判所が鉄道事業者や警察の味方をしたような判決ですが、これとて男性を強制的に(力づくで)排除することまでは正当化しておりませんし、あくまで「女性専用車両は任意協力」という建前の元、正当化されていることに変わりはありません。

今後とも頑張ってまいりますので、当会サイトをよろしくお願いいたします。


東急東横線利用の娘を持つ父親からのご意見投稿

●性別:男性

●私は東急東横線を利用している会社員です。

女性専用車両の存在意義に疑問を抱いておりました。

個人的にツイッターでも不満を投稿してましたが、こういう会がある事を知り、こちらへ一個人としての意見を述べさせてください。

痴漢防止目的のために作られた車両でしたが、その効果があらわれてないのは痴漢件数の増減を見たら一目瞭然でしょう。結果として、もはや痴漢対策という意味合いではなく、他の混雑車両と比較して明らかに少ない乗客数の専用車両で女性だけ涼しい顔して快適に移動できる空間を与えているだけの話になってしまってます。

こういう反対論を書くと、小さい男だな~と否定されてしまいます。しかし、明確な効果があがっているものは残し、そうでないものは別の対策を考えるべきだと提言したいです。それは至極当然の考え方ではないでしょうか?痴漢対策を考えなくていいのではなく、効果のある痴漢対策へシフトすべきだというだけの事です。それが具体化するまでの間ならば、女性専用車両存続に対して意義はありません。本当に問題を解決しようとせず、ただ単に女性専用車両があるから安心できるという理屈だけでは、平等に快適に移動する権利を有する全ての旅客の同意は絶対に得られません。例えるなら、アメリカの武器を持つか放棄するかの議論に似ています。銃の被害から身を守るために銃を持つべきか、別の方法を見つけるかの議論と同じく、痴漢が無くならないから女性専用車両は残せという大雑把な意見だけが優遇され続けていると感じます。それを放棄してもっと効果のあがる方法を議論,選択しないのはなぜなのか単純に不思議に思います。なぜならば、話を戻しますが全編成の1/10程度では大きな効果が出てないのです。痴漢を一件防ぐために10両編成に乗車する数千人の我慢は見過ごせとは思えません。

それこそ、本気で痴漢を防止するならば、一車両ごとに複数の制服警察官を乗車させておく方が抑止力はより高くなるでしょう。ラッシュ時、数千人が乗車する10両編成のたった一両だけを女性専用車両にするメリットはそこまで大きいのでしょうか?他の9両に乗っている女性のためにも、本当に効果のある対策へシフトして欲しいと切に願います。

今は女性は弱い人たちばかりではありません。昔に比べたら男性に対して怒鳴りつけるくらいの女性も増えてます。マナーの悪い女性も増えてます。そうした女性までもが空いている女性専用車両で、混雑してる車両をよそ目に悠々と涼しい顔して乗ってる姿を見てると、痴漢から身を守るために協力してあげたいという気分には到底なれません。善意の方の協力の上で成り立つ仕組みであるならば、善意を持ってあげようとする男性たちへ「ご協力有難うございます。お陰様で痴漢の被害を受けなくなりました。」という意見をもっともっと男性たちへ伝えていって欲しいとも感じます。「当然でしょ!」みたいな顔して乗っているから、汗だくで混雑車両に乗るしかない男性たちの不満を買うことにもなっていると思います。

匿名で男性の意見を述べる機会があれば過半数の反対意見が表面化すると思います。しかし、人前で女性専用車両の存在を否定しようものならば、あなたは最低!みたいに言われ誰も本音を言えないのも事実でしょう。

最後に、私は娘がいる父親です。痴漢は絶対に許せません。しかし、現行のやり方ではダメなところまで来ているのも事実だということを女性自身も認め、別の方法がないのかという論点へシフトする世論を作り上げて欲しいと願います。

女性専用車両が必要か不必要かという議論は、痴漢犯罪者にしてみたら「どっちでもいい、好きにすれば~」程度の無駄な議論だということを女性当人にもわかってもらいたいです。

当会からの回答

※ありがとうございます。

あなたのように女性専用車両に疑問を持ちつつ、やはり「小さい男だな~」などとレッテル貼りされるのを警戒して言いたいことが言いにくくなってしまう人は少なくないと思います。

その効果があらわれてないのは痴漢件数の増減を見たら一目瞭然
明確な効果があがっているものは残し、そうでないものは別の対策を考えるべき
痴漢対策を考えなくていいのではなく、効果のある痴漢対策へシフトすべき

これらはまさにあなたの仰る通りで、すべて「正論」だと思いますが、鉄道事業者にはこの「正論」が通用しないんですね。

当会サイトでもこれまで何度も述べてきた通り、「痴漢対策」(という口実)は世間に女性専用車両の導入を「もっともなもの」「やむを得ないもの」と思わせると同時に、反対意見を言う者を黙らせるための「便利なツール」なのです。

そして、現在の女性専用車両は

  • 女性専用車両限定広告などで利益を上げている鉄道事業者
  • 「臭いオヤジがいなくて快適」などという一部の身勝手な女性客
  • 女性専用車両を推進することによって、それを自らの実績だと主張する一部の政党・政治家

この3者の利害がピッタリと一致しています。

こんな状況でいくら「女性専用車両は効果がない」「他の対策を考えるべき」と言っても当然のことながら、鉄道事業者は全く聞く耳を持たないわけです。

あと、女性専用車限定広告については鉄道事業者が儲かるだけでなく、広告代理店や広告主(女性しかいない場所に女性向け広告を出すと広告効果が高い)の利益にもつながり、各方面と連動しているといっても良いでしょう。
https://www.shunkosha.co.jp/column/ad_relation/9265/

女性専用車両は今や「ビジネスの道具」なのです。

そして、そんなものを表向き「痴漢対策」と称して世間にもっともらしく思わせている鉄道事業者と「女性専用車両=痴漢対策」という前提でしかこの問題を扱わないマスコミ。これが今の現状です。

最後に、私は娘がいる父親です。痴漢は絶対に許せません。しかし、現行のやり方ではダメなところまで来ているのも事実だということを女性自身も認め、別の方法がないのかという論点へシフトする世論を作り上げて欲しいと願います。

女性専用車両が必要か不必要かという議論は、痴漢犯罪者にしてみたら「どっちでもいい、好きにすれば~」程度の無駄な議論だということを女性当人にもわかってもらいたいです。

よく反対派に対する賛成派の反論(というより、誹謗中傷に近いですが)に「反対派は女性とまともに関わったことがない”モテない君”だから、女性の気持ちが理解できず反対する」「結婚して娘を持つようになったら、絶対賛成になりますよ。まあ、そうなれないからいつまでも反対するのでしょうけど」などというのがありますが、これらは女性専用車両問題に対する「無知」からくるものです。

女性専用車両が痴漢対策などと言うのは鉄道事業者の「子供だまし」であるわけですから、そんなものを本気にして「反対派は女性の気持ちが理解できないから反対する」などと言っている時点で論外なわけですが、恐らく賛成派の連中にはそのあたりが理解できないんでしょうね。

もちろん、あなたのような「娘を持つ父親」が女性専用車両に反対するのも何もおかしくはありません。

「女性専用車両に反対=痴漢対策に反対」ではありませんし、そもそも女性専用車両は痴漢対策ですらないのですから。


当会サイトに関心を持たれた方からのご意見投稿

●性別:男性

●いろいろと騒動となっており、こちらのサイトに興味を持ちました。

意見は下のブログに書かせていただきました。

http://www.jarna.jp/entry/career-jyosei-senyousya

簡単に言えば、貴会の運動は、1960年頃、アメリカ南部で行われたフリーダム・ライド(自由のための乗車運動)と同じだと考えます。男女差別と人種差別はことなりますが、言うまでもなくその価値は同等です。

女性専用車両は、1両だけ時間限定+女性の権利を守るという、範囲狭い+善良というニュアンスで導入されましたが、将来的な人権侵害への萌芽となりえると考えます。

例えば、労働者派遣法も、導入時は、対象はわずか13業務、その業務の人の権利を守るという、範囲狭い+善良というニュアンスであり、多くの人が反対しませんでした。しかし、いま派遣労働者はいま250万人。雇い止めや低賃金で苦しむ人も増えています。

貴会の運動は、このような簡単な理屈ですが、この理屈を理解するためには、評論文を読んだり、高校で習う市民革命を勉強したりと、多少のハードルがありそうですので、運動の趣旨を伝えるためには、粘り強い活動が必要かと思います。

当会からの回答

※ご意見投稿、ありがとうございます。

ご紹介のブログ、拝見させていただきました。

アパルトヘイトもこの女性専用車両もどちらも本人の意思や努力ではどうにもならない、生まれつきの属性(人種や性別)で特定の集団に不利益を与えているという点で共通するものであると思います。

そして、表向き痴漢対策と言いながら(=善の装いをまといながら)実際には政治家の選挙対策や実績作りのネタになったり、鉄道事業者が「女性専用車両限定広告」などで女性専用車両を商業目的に利用したりするなど、その実態は痴漢対策からかけ離れてしまっていますが、世間はそれにほぼ気づいておらず、今でも多くの人が「痴漢対策のために、やむを得ず設けられたもの」という認識でいると思われます。

また、関東では時間帯限定ですが、関西のほうでは終日実施路線が珍しくありません。

中にはわずか4両編成で土日祝日も含め、年中無休で毎日・終日実施しているところまであります。

さらに、(これは関西に限ったことではありませんが)鉄道以外の他業種においても「鉄道が女性専用車両をやっているから」と、特に緊急性も必要性も薄いと思われる「女性専用〇〇」が次々と作られたりもしています。

そうした状況からもあなたが仰る「将来的な人権侵害の萌芽になりえる」というのも頷けます。

いや、もしかしたら現在進行形ですでに人権侵害に繋がっていると言えるかもしれません。

まあ、世間はなかなかそれを認めようとしないとは思いますが…

そうした意味でも仰る通り、粘り強い活動が必要なのだろうと思います。

ただ、最後に一点だけ…

すみませんが、(ブログの中での)「遅延男」という表現だけは、どうかご勘弁ください。

賛成派・反対派問わず「非協力乗車の男性が電車を遅らせた」と思いこんでいる人が多いのですが、実際はトラブルの原因は男性を追い出そうとした女性客の方であり、また電車を遅延させているのは鉄道事業者自身です。(鉄道事業者が男性の乗車を禁止していない…というより、公共交通機関でそのようなことは出来ない以上、男性が乗車すること自体に本来は問題はなく、男性乗車禁止のように見せかけている鉄道事業者のほうが問題)


当会への疑問や批判のご投稿

※批判や疑問のご意見でもきちんと礼儀をわきまえたご意見にはこちらも紳士的に回答いたします。

当会が電車を遅延させたと仰る投稿

●性別:男性

●こちらの会の主張、女性専用車両に関する意見には賛成できますが、関係の無い、一般としての意見として、問題提起の仕方が間違ってますよ。ただの常識の無い迷惑団体です。

電車遅延など、関係の無い、他人に迷惑をかけるようなことはしないでいただきたい。

その遅延のせいで、大変困った人もいることでしょう。

まずは、そこではありませんか?

今のような問題提起の仕方しか出来ないのであれば、ただの迷惑団体でしかありませんよ。

当会からの回答

※まず初めに断わっておきますが、2月17日及び22日に東京メトロ・JR京浜東北線で乗車会を行っていたのは当会ではなく「差別ネットワーク」という別団体です。

その上で回答申し上げますが、電車を遅延させた原因を作ったのは乗車しようとした差別ネットワークの男性に手を出した(暴行罪に該当)女性客と、それに同調した周囲の女性客たちであって、差別ネットワークの男性ではありません。

そして、女性客がトラブルを起こすのは鉄道事業者側が本当のこと(任意協力)を利用者に知らせないからです。

そもそも、法的にも公平性が強く求められる公共交通機関では「性別」という人間が生まれ持った本人の意思や努力ではどうすることも出来ない「属性」を理由に特定の車両から男性を排除することは本来、許されません。

そこで、鉄道事業者は女性専用車両を「任意協力」にすることによって、法的な問題に引っかからないよう、「うまくすり抜けている」わけです。

よって故意であろうとなかろうと、また年齢や障害の有無に関わらず、男性が乗車すること自体に問題はありません。

しかし、鉄道事業者が任意協力でしかないものに「女性専用車両」などと、男性乗車禁止であるかのような表示を出し、しかも任意であることを利用者に伝えないのですから、女性客は自分達の特権的領域と勘違いして大騒ぎするわけです。

よって、悪いのはこのような車両を設置したうえ、本当のことを利用客に知らせない鉄道事業者の側ということになります。

そういうと、「法的に問題なくても男性が乗ること自体おかしいのではないか。男性が乗りさえしなければトラブルにならない」などと言いだす者が出てきますが、これでは任意なのに「専用」とウソをつき通して片付けてしまおうとする鉄道事業者の思う壺です。

また、「痴漢被害が深刻だからこういう車両を設置せざるを得なくなったのだろうが!」などと言いだす者も出てくるでしょうが、痴漢対策が「建前」でしかないのはこれまで当会が何度も根拠も添えて申し上げ続けてきたとおりです。

あなたは、「抗議するにも方法が間違っている」と仰いますが、今の鉄道事業者は実際に男性が乗りこむくらいのことをしないと、反対派を見くびって平然とその存在を無視します。

私達が国会議員などのように社会的に強い影響力を持っていれば話は別ですが、あくまで当会は(差別ネットワークも)一般市民の集まりです。

だから普通に抗議しても大抵無視されるか、テンプレート回答で片付けられるかのどちらかです。

当会も差別ネットワークも考えなしに行動しているわけではありません。

いろいろやってみて、今のところはこれが鉄道事業者に対しては一番有効だろうということでやってきました。

鉄道事業者は法的な問題をクリアするために、女性専用でもない車両に「女性専用車両」という名前をつけ、強制であるかのように利用客を騙して「男性客が自主的に協力しているだけ」ということにして、体よく法的にグレーな女性専用車両を維持しているわけですから、そのウソがばれると困るのは他でもない鉄道事業者自身です。


東急田園都市線利用の女性からのご投稿

●性別:女性

●20年程前から田園都市線を利用しています。

せっかく頑張って、私立の学校に合格して、通学を開始したのに、入学して数日目から痴漢にあっていました。

親に言ったら悲しませるし言えません。父は母へ「田園都市線は混みすぎて痴漢はいないよ」と言い続けていました。しかしながら、私は毎日痴漢にあっていました。逃げても、時間をかえても、車両をかえても、痴漢をするのは1人ではありません。何十\人の男性に触られたことか、数えられません。不登校になるわけにもいかないし、遅刻するわけにもいかない。朝から、なんで触られなくてはいけないのか、理由がわかりませんでした。触られたショックで、授業も身に入らないし、男性に恐怖を覚えました。自分のわからないところで盗撮するほうがマシだと思っていました。

自分の体は、けがれていると思い続けています。

触られていても誰も助けてくれないし、みんな、見て見ぬフリ。自分は生きる価値もない。

高校生の頃に、女性専用車ができたおかげで、やっと笑顔で通学できて勉強のやる気も出ました。
信じてもらえたら、嬉しいです。

防犯カメラには賛成ですが、防犯カメラが万能とは思いません。

根本的な解決は、満員電車の混雑緩和が必須ですね。

当会からの回答

※ご意見投稿、拝見させていただきましたが…

触られたショックで、授業も身に入らないし、男性に恐怖を覚えました。自分のわからないところで盗撮するほうがマシだと思っていました。自分の体は、けがれていると思い続けています。

触られていても誰も助けてくれないし、みんな、見て見ぬフリ。自分は生きる価値もない。

高校生の頃に、女性専用車ができたおかげで、やっと笑顔で通学できて勉強のやる気も出ました。

信じてもらえたら、嬉しいです。

そこまでおっしゃるのなら「女性専用車両で痴漢は減っていない」という現実についてはどのように思われるのでしょうか?

女性専用車両があっても痴漢する輩は女性専用車両以外の車両でやりたい放題であり、女性専用車両ができた分が女性専用車両以外の車両で今まで以上に女性達が被害に遭っているということですが、ご自身が本当に「自分の体は、けがれていると思い続けています」「自分は生きる価値もない」というくらい酷い思いをしたのなら、なぜ女性専用車両以外の車両で痴漢がやりたい放題になっている現状に目が行かないのでしょうか?

そこまで酷い思いをしたのなら、女性専用車両以外の車両で痴漢がやりたい放題になっている現状にも「絶対許せない!」という感情がわきそうなものですが…

女性専用車両以外の車両でどれだけ女性が被害に遭っていても「自分じゃないからいい」ということでしょうか?

「痴漢被害がどれだけひどいか」をここまで強調しておきながら、女性専用車両以外の車両での痴漢被害にはこうまで無頓着となれば「女性専用車両が欲しいから痴漢被害を強調しているのでは?」「痴漢被害の撲滅など、実は望んでいないのではないか?」と疑いたくもなってしまいます。

防犯カメラには賛成ですが、防犯カメラが万能とは思いません。

根本的な解決は、満員電車の混雑緩和が必須ですね。

では、女性専用車両は万能なのですか?

それに、当会は監視カメラが万能だと言った覚えはないのですが…

混雑緩和といっても、特に首都圏のようなあの人の多さではほぼ混雑緩和は不可能に近いでしょう。

もう一つ言えば、ラッシュ時に女性専用車両を設置するということは女性専用車両以外の車両から見れば混雑を増加させるも同然の行為です。

ある意味、混雑緩和に逆行する施策であるとも言えます。

また、公共交通を利用するのは痴漢のターゲットになるであろう、若くておとなしそうな女性だけではありません。

当然のことながら、高齢や障がいのために移動もままならない男性の交通弱者も利用します。

そこまで考えていますか?

もちろん、私達は「痴漢対策をするな」とは言っていません。

「痴漢被害者のことだけしか考えず、それ以外を疎かにするのは良くない」と言っているのです。

その上で私達は監視カメラや警察官の同乗などを提言しています。

関西のJRなどではほとんど人が乗っていない昼間のガラガラの車両でも女性専用車両を終日実施したりしているという現状がありますから、(恐らく他の地域でも)混雑緩和したところで女性専用車両はなくならないし、そもそも女性専用車両自体が痴漢対策とは全く別の目的・方向に進んでいると言えるでしょう。


何か勘違いをしている投稿

※返信コメント辛口です。予めご了承ください。

26歳男性からの投稿

●性別:男性

●最近女性専用車の抗議のニュースが話題になっていますが僕は男ですが正直今のままでも苦はありません。

正直、勝手に乗り込んで抗議するなんてというのは一般の人からも迷惑だと思うんです。別に意見は様々だと思うのでわかるのですが。さすがにもっと穏便な方法があると思います。僕もさすがに迷惑だと感じます。

しかも動画に映してまでするのも迷惑です。意見を見ると慌てて乗ったら女性専用車だったというのもよくありますがそもそも駆け込み乗車は良くない事なのでさすがに自業自得だと思います。そうならないためにも時間に余裕をもって乗るべきだと思います。

あと冤罪の事も話題になっていますが、正直、頻繁に冤罪は起こらないと思います。自分も朝、乗ったことありましたが、男性同士のトラブルは見たことはありますが、冤罪関連はなかった思います。そもそも頻繁に起こっていたらそれこそニュースに取り上げられるでしょう。

もしも自分が冤罪の被害にあったとしても信じられるのは、家族であったり、友人で会ったり、最後まで冤罪だと本心で信じてくれた人だと思うんです。正直、なんでも差別だといっている人や、女性専用車があるからこうなったと考えている人に助けられても正直うれしくないし信用できないんです。

なんでもかんでも認めろ、無くせ、というのはただのわがままだと思うんです。

別に差別意識とかそういうわけで作ったわけじゃないと思うんです。反対することは100%正しいというわけではないと思うんです。それに体の不自由な人や、その介護者や、小学生未満の男児も乗れるなら意味ないじゃないかというのは、正直それも仕方ないと思うんです。男の子はまだ大人じゃないですしそれに子供は仕方ないと思います。体の不自由な方でもその付添いでもここはダメだと言われたらさすがに不便ですよね。そこもご理解いただきたいです。

最近ニュースにでも話題になっていて見たらなんでそこまでしてなくしたいのか理解できないので書きました。僕はなくすとか言う以前に決まったことなんだから守らないといけないんじゃないかと思い書きました。

それもこの会でも新しい決まりができていると思うのですが会員の方がもしこの決まりは守りたくないと言ったらどうしますか?それこそ女性専用車廃止と同じ問題だと思うんです。今でも社会の中では新しい決まりが出来ているのでその都度対応するのがいいと思います。

なんでも反対するのはなんだか悲しいです。これが自分の意見です。人の考えは様々ありますが、このような考えを持っている人もいるとどうかご理解いただきたいです。

当会からの回答

※通常ならここで「ご意見投稿ありがとうございます」と言うところですが、ちょっと内容的に首をかしげざるを得ませんね。

僕は男ですが正直今のままでも苦はありません。

世の中には障がいや加齢などで足腰の自由が利かない男性もいます。

そこまで考えられず、「自分に苦がないから、女性専用車両は問題ないんだ!」と言っているのなら、あなたは自分中心でしかものを考えられない人間だということです。

正直、勝手に乗り込んで抗議するなんてというのは一般の人からも迷惑だと思うんです。別に意見は様々だと思うのでわかるのですが。さすがにもっと穏便な方法があると思います。僕もさすがに迷惑だと感じます。しかも動画に映してまでするのも迷惑です。意見を見ると慌てて乗ったら女性専用車だったというのもよくありますがそもそも駆け込み乗車は良くない事なのでさすがに自業自得だと思います。そうならないためにも時間に余裕をも って乗るべきだと思います。

「勝手に乗り込んで」って何ですか?

男性は鉄道会社にいちいち「乗っていいですか?」と断らなければならないわけですか?

私達は鉄道会社が「男性の乗車禁止ではないから、女性専用車両は差別ではない」というから乗っているのであって、乗車禁止でない以上、そして正規の運賃を支払っている以上、どの車両に乗ろうが問題ありません。

そもそも公共交通である以上、性別という生まれ持った本人の意思では如何ともしがたい「属性」を理由に女性と同じ運賃を取りながら男性のみに不利益を与えることは本来、出来ません。

それが【公共】交通というものです。(…といっても、あなたに理解できますかね?この意味)

迷惑云々いうなら、それは本当のこと(男性禁止ではない)を言わない鉄道会社とそれに騙されて女性専用車両を特権と勘違いしてヒステリーを起こす女性客でしょう。

動画も私達に対して手を出すなど、法に触れるような行為をしておきながら、警察が来ると「やってない」とシラを切る者がいる(そして警察は女性のその証言を信用しがち)から証拠として撮っているわけで、これを迷惑だというなら駅構内などに設置されている監視カメラも迷惑ということになります。

で、途中から突然、駆け込み乗車の話に飛ぶわけですが、そういうことならそのご本人に言ってください。

あと冤罪の事も話題になっていますが、正直、頻繁に冤罪は起こらないと思います。自分も朝、乗ったことありましたが、男性同士のトラブルは見たことはありますが、冤罪関連はなかった思います。そもそも頻繁に起こっていたらそれこそニュースに取り上げられるでしょう。

それはたまたま、あなたの周りで男性同士のトラブルしか起きなかったということであり、それをもって「正直、頻繁に冤罪は起こらないと思います」などと、自分が見た範囲だけでものを言うなんてあまりにも視野が狭すぎです。

冤罪が過去、何度もニュースに取り上げられていることぐらい、ちょっと調べればすぐに分かりそうなものですが。

もしも自分が冤罪の被害にあったとしても信じられるのは、家族であったり、友人で会ったり、最後まで冤罪だと本心で信じてくれた人だと思うんです。正直、なんでも差別だといっている人や、女性専用車があるからこうなったと考えている人に助 けられても正直うれしくないし信用できないんです。

当会のことを勝手に「何でも差別だといっている人」などと決めつけた上、「助けられてもうれしくないし、信用できない」などと言うような人間を助けるつもりなど一切ありません。

当会がいつあなたを助けると言いましたか?思いこみの激しい人ですね。

まあ、あなたのような人ほど実際に冤罪にあったら泣き叫ぶでしょうね。

なんだか差別という言葉の安売りにしか聞こえないんです。逆になんだか女性専用車を認めてくれない事のほうも差別なんじゃないかと思うんです。

差別の安売りだというなら、その根拠は何ですか?

「だってボクちゃんがそう思うんだもん!」ということですか?

女性専用車両を認めないのが差別??…何を言っておられるのですか? 

性別でも多少は不平等なところがあると思いますが、少しは我慢も必要です。なんでもかんでも認めろ、無くせ、というのはただのわがままだと思うんです。

我慢していると「朝だけではなく、夕方にも拡大しろ」「終日に拡大しろ」「2両以上に増やせ」など、どんどん要求がエスカレートして来るということぐらい分かりませんか?

まあ、「ボクちゃんはお前らと違って我慢ができる大人なんだぞ!」と言いたいだけだからそんなことはどうでも良いのかもしれませんが。

別に差別意識とかそういうわけで作ったわけじゃないと思うんです。反対することは100%正しいというわけではないと思うんです。

差別意識とかで作ったわけじゃない?

…もうちょっと勉強してくださいね。

なぜ、国交省が各鉄道事業者に対し、女性専用車両を男性に「乗るな」と強制しないよう指導しているのかよく考えたほうがいいですよ。(強制したら差別に当たると国交省も認識しているということ)

で、私達がいつ「反対することが100%正しい」などと言いましたか?

そんなことを言った覚えはないんですけどね。

僕はなくすとか言う以前に決まったことなんだから守らないといけないんじゃないかと思い書きました。それもこの会でも新しい決まりができていると思うのですが会員の方 がもしこの決まりは守りたくないと言ったらどうしますか?それこそ女性専用車廃止と同じ問題だと思うんです。今でも社会の中では新しい決まりが出来ているのでその都度対応するのがいいと思います。なんでも反対するのはなんだか悲しいです。これが自分の意見です。人の考えは様々ありますが、このような考えを持っている人もいるとどうかご理解いただきたいです。

鉄道会社がどうして女性専用車両に男性が乗るのを禁止していないか分かりますか?(※「女性専用車両」と出しているだけで、本当は男性の乗車を禁止していない)「公共交通機関では男性を男性であるというだけで排除してはいけない」という、決まりごと(公共交通の公平性)があるからですよ。

「決まったことは守らないといけない」というなら「男性を排除してはいけない」という決まり事を守りましょうね(…と言ってもあなたのことですから「だって女性専用と書いてあるんだもん!」と言うんでしょうね)

当会が女性専用車両に反対するにもそれなりの理由があります。

しかし、あなたはそれを「何でも反対するのは何だか悲しいです」というようにしか見ることが出来ないんですね。

「女性専用車両に反対=何でも反対」ではありませんよ。

いつかどこかであなたが本当に大人扱いされる日が来るといいですね。


正論を言っているつもりになっているご投稿

●性別:男性

●まずはじめに言っておきますが私は男性です。

ですのであなた方の主張もわからないことはありません。

男女平等を目指し行動を起こす気概は評価されるべき点だと思います。

しかし最近の報道にあるような女性専用車両をめぐる騒動に対しては賛成しかねます。

まずあなた方は女性専用車両導入の背景を理解されているのでしょうか?

女性専用車両は痴漢の被害に遭いたくない人達が安心して通勤通学を行えるように満員電車になりうる限定された時間だけのルール(マナー、思いやり)です。

私の友人にも痴漢被害にあった人がいます。

彼女はあの時の恐怖は計り知れないものであったと言います。

例えばあなたの娘や母親、祖母、誰でもいいので近しい女性が痴漢被害にあったらどうでしょう?

言葉にはできないほどの怒り、憎しみが込み上げてくるはずです。

そして政治的、経済的に考えても痴漢被害をなくすには女性専用車両が1番現実的かつ効率的であると私は思います。

さらに今回のようなあなた方の男性差別への抗議の仕方も頭のいいやり方ではないように思います。

どうしても遅れてはいけない用事があった人もいた事でしょう。

他人に迷惑をかけている とにも気付けない、自分のことしか考えず周りを注視することができないような、当たり前のことすらできないような、まるで小学生のようなあなた方に、果たして社会を変える事ができるのでしょうか?本当に社会を変えたいのであればもう少し利口になる事も考えたほうがいいかもしれません。

当会からの回答

※「もう少しお利口になることを考えた方が良い」のは他でもないあなたのほうだと思います。

まず、他の投稿者様への回答でも述べている通り、迷惑をかけているのは差別ネットワークの男性達ではありません。

もう少し良くお調べになってからご投稿なさった方が良いですよ。

それ以外にも「痴漢対策など建前」で、実際には某政党の女性票集め目的で進められた背景のある女性専用車両のことを

あなた方は女性専用車両導入の背景を理解されているのでしょうか? 女性専用車両は痴漢の被害に遭いたくない人達が安心して通勤通学を行えるように満員電車になりうる限定された時間だけのルール(マナー、思いやり)です」

などと言ってみたり、

「導入しても痴漢が減らない=痴漢被害がなくならない」ことがとっくの昔に判明している女性専用車両のことを

「政治的、経済的に考えても痴漢被害をなくすには女性専用車両が1番現実的かつ効率的であると私は思います」

などと言うなど、言っていることがことごとく穴だらけ・ズレまくりでボロ出しまくりですが、ご自身は全く気付いておらず、勢いだけは良いんですよね。

女性専用車両問題についてきちんと調べもせず、うわべだけを見て発言している様子が手に取るように分かります。

何事も良く考えず、衝動的に行動に移すタイプのようですね。

そんなあなたが

他人に迷惑をかけている とにも気付けない、自分のことしか考えず周りを注視することができないような、当たり前のことすらできないような、まるで小学生のようなあなた方に、果たして社会を変える事ができるのでしょうか?本当に社会を変えたいのであればもう少し利口になる事も考えたほうがいいかもしれません。

などと吠えても説得力のかけらもありません。

何とかして、自分より下の存在を見つけ「俺はお前らよりは上なんだからな!」とマウンティングしたかったんでしょうね。

しかしこの、たかだか数百字程度の投稿文の中だけでこれだけボロを出しながらご自身は全く気付かずに当会に上からガツンと言ったつもりになっているのですからお話になりません。

こんな調子では恐らく周囲からも「変な奴」「何かズレてる」などと言われ、認められていないのではないでしょうか?

下の絵はTwitterでの拾いものですが、あなたのことをまさにピッタリと表現していると思います。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2017年11月~12月)

2017年11月~12月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


関西の方からのご投稿

●性別:男性

●はじめまして、〇〇 です。

私が女性専用車を特に廃止してもらいたい路線は神戸市交通局海岸線と神鉄線です。

理由と致しましては4両ガラガラで1両丸ごと女性専用車を導入している事に強い不快感を覚えます。

その様な路線に女性専用車を導入する必要性が全くなく、どの車両に乗る自由が侵害される上、乗車する際に大変不便で移動に非効率的であると思います。

一日も早く廃止してもらいたく思っております。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

神戸の地下鉄はわずか4両編成で、しかも土日も含めて毎日完全終日実施するなど、全国の鉄道事業者の中でも特に異常な存在ですが、現在のところ全く改める気はないようです。

あと神鉄線(神戸電鉄線)もどうやら地下鉄が終日運行しはじめたのを見て、横並び意識で(「では我々も…」みたいな感じで)女性専用車両をわずか4両で(平日)終日導入したようです。

あなたはまだ未成年とのことであまり派手な活動は出来ないかもしれませんが、女性専用車両を「廃止してもらいたい」と思うだけでなく、やはりあなたも含めて女性専用車両を疑問に思う者各自が実際に動かなければ、なかなか廃止は無いでしょう。

どんなにわずかな力でもよいので少しでも多くの人が実際に行動しないと、この問題はなかなか動かないのです。

私達も限られた時間と労力の中でできる限りのことはやっています。

ですから、あなたも何か今、できることをやってください。

(ただし、名古屋であったような、ステッカーはがしなどの犯罪行為はダメですよ。念のため)


東急に抗議メールをされた方からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車のみの運行に反対する者です。

youtube動画からここを知り、拝見させて頂きました。

当方主に東急東横線を利用です。

2018年の3月東急大井町線に1車両増設される流れで大井町線まで女性専用車が増設される事を防ぐべく、女性専用車へのクレームメールをした所です。その内容がこちらです。

1・女性専用車のみの運用には反対です。

女性専用車があるのであれば、男性専用車を作るべきと感じます。

現行女性専用車のみで、男性の冤罪対策は全く行われていないと感じています。

だからこそ差別と感じ、同じ運賃を支払っているのにも関わらず、女性のみが全車両乗る事が出来、男性は1車両乗れないという認識になり、差別と感じ不平不満が出ます。

よって女性専用車を運行するのであれば、男性専用車も作るべきです。

「男性専用車」がなければ「女性専用車」というシステム自体に反対です。

安全というシステムを作るのは、性別でわける事なく、鉄道会社全体が性別に関係なく、どの車両でも乗れる、安全の対策をすべきと思います。

現行の女性のみの安心できるサービスに不満です。

冤罪対策もしっかりと行って欲しく思います。

2・女性専用車のステッカーの電光掲示板の希望

女性専用車の時間外に、女性専用車のステッカーが常に貼\られているので男性は乗り難い(乗車率が悪くなる)

ステッカーの表記が小さく、解除される時間、運用状況が分かり難いです。

女性専用車のステッカーを電光掲示板にし、乗り降りする地面についても同様にし、運行していない時間は消す事で女性専用車の運行時間外は男性も乗りやすくすべきと感じます。そうする事で不慮の事故などで、女性専用車が解除されても男性が乗りやすくなり乗車率を均等にできる?思います。

今のままでは女性にも勘違いさせやすいです。

→任意で成り立っているという事を理解しない女性客からのクレームが本当に多いです。

「専用」という表記がふさわしくないと思っております。

専用という言葉が、その性別しか乗れないという認識にさせるのです。

例えば作るのであれば男性優先車両、女性優先車両ではないかと。

大井町線の7両

現在1車両増設するという大井町線なのですが、1車両増設に伴い、その1車両を女性専用車にする事はやめて欲しく思います。

なんの為の増設なのか?

女性のみ1車両増設され得となれば、乗車率を緩和する為にならず、男性からのクレームは間違いなく起こります。

こちらにおいても、専用車を作るのであれば男性専用車も作るべきと思います。

以上です。

これに対し、お客様センターからの回答

(注:投稿者様は東急電鉄からの回答をそのまま貼りつけて送ってくださいましたが、「東急より回答の二次使用お断りと言われているため、回答文をそのまま掲載しないで下さい」とのことでしたので、要点のみ箇条書きにして掲載します。とは言え、東急電鉄も回答した内容がネットなどで広められると、何かまずいことでもあるのでしょうかね?)

  • 女性専用車両は、痴漢被害を防止するためのルールとしてお客さまにお願いしているものであり、女性客のほか、小学生以下の男児や身体障がい者・介護者も利用できる
    (注:女性専用車両はルールやマナーの類でもなく、痴漢対策も建前。また年齢や障がいの有無に関わらず誰でも乗車可能)
  • 痴漢行為等の迷惑行為が発生した場合、本人からの申し出や信頼のおける目撃証言などを受けて、客観的な判断に基づき対応するとともに、可能な限り迅速に警察機関へ通報し、利用客への影響を最小限に抑えるよう努めている。
  • 男性専用車両新設や女性専用車の表示を運行情報表示器で案内する予定は無いが、利用客からの要望として、担当部署で共有させて頂く。
  • 車内における犯罪・トラブル対策として今後、全車両への車内防犯カメラ設置を進めて行く。
  • 大井町線への女性専用車両の導入の予定はないが、意見は担当部署で共有し、今後の参考とする。

それに対し、

そもそも任意協力であって、誰でも乗車する事は可能ではないのですか?だからこそ、女性専用車に乗車している女性が「女性専用」というステッカーの表記で勘違いをし、協力したくない男性、そして間違えて乗って(そもそも間違えるという認識ではおかしいのですが)しまった男性に女性専用車に乗っている女性が声掛けをして揉めるという状態が起きるのです。

ただ表記をすれば良いという問題ではないのです。実際は現行のステッカーに勘違いしてしまった女性が男性客に声掛けしてしまい、男性客が迷惑している状況となります。

→専用という言葉が、その性別しか乗れないという認識にさせるのです。

専用という表記を使う事で起きている問題です。

だからこそ、作るのであれば男性優先車両、女性優先車両ではないかと。

ステッカーの表記自体を改めるべきと感じております。

優先にするなどと、表記を改め、女性専用車の時間外に、女性専用車のステッカーが常に貼\られているので男性は乗り難い(乗車率が悪くなる)故に前回問い合わせで伝えた、ステッカーの表記が小さく、解除される時間、運用状況が分かり難い故女性専用車のステッカーを電光掲示板にし、乗り降りする地面についても同様にし、運行していない時間は消す事で女性専用車の運行時間外は男性も乗りやすくすべきと感じます。

そうする事で不慮の事故、遅延などで、女性専用車が解除されてもステッカーが外れる事で、男性が乗りやすくなり乗車率を均等にできると思います。

今の表記のままでは乗車している女性に勘違いさせ、男性客との揉め事を起こしやすい状況です。

>>痴漢行為等の迷惑行為が発生した場合、本人からの申し出や信頼のおける目撃証言などを受けて、客観的な判断に基づき対応するとともに、可能な限り迅速に警察機関へ通報し、利用客への影響を最小限に抑えるよう努めている。

冤罪にならない様に最善を尽くして頂きたく存じます。

>>男性専用車両新設や女性専用車の表示を運行情報表示器で案内する予定は無い

現状、女性専用車のみが運行され、女性のみ優遇となっているからこそ、問題なのです。

公共交通期間が、男女共に同じサービスを出来ないのであれば、例え痴漢対策であったとしても、
「女性専用」という男性のみが負担になる状況を作る対策はすべきではないと思います。

乗車率を考えれば、男性専用車を同時に作るべきと思います。

(そもそも専用という表記はおかしいと上記で記載しておりますので、優先などになると思いますが。)

>>車内における犯罪・トラブル対策として今後、全車両への車内防犯カメラ設置を進めて行く。

専用車ではない痴漢、冤罪対策には賛成です。

ですが男性のみが負担している女性専用車のみの運行には反対です。ですので、車内防犯カメラ設置後、女性専用車のみの運行が廃止されるか、男性専用車が併用される事を祈ります。

誰しもが安全且つ、負担にならない運行サービスの提供をお願いしたく存じます。

>>大井町線への女性専用車両の導入の予定はないが、意見は担当部署で共有し、今後の参考とする

専用車の導入がない事を祈っております。と返答済です。

今度とも専用車反対の活動につきまして微力ながら行っていくつもりです。
長々とすいませんでした。

鉄道事業本部さんからの返答が二次使用お断りとなっており、記載しないでほしいに○をつけますが、私の所は掲載して構いません。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

まず当会が女性専用車両だけでなく、男性専用車両にも反対の立場であるということはご理解いただいていますでしょうか?

一応、申し上げておきますと、鉄道事業者は女性専用車両への反対意見など、まともに聞くつもりはないと考えたほうが良いです。

もちろんだからといって抗議のメールを送っても無駄だとか言うつもりはないのですが、あくまで「反対意見の存在を鉄道事業者に認識させる程度のもの」と考えておいたほうが良いということです。

というのは、東急に限らず多くの鉄道事業者がそうなのですが、女性専用車両を「女性客へのサービス向上策」と考えており、痴漢対策などは単なる建前でしかないわけです。

つまり、女性専用車両を設けると企業イメージが良くなり、女性客も積極的に自社路線を利用してくれるだろうという思惑があるわけです。

そして、東急も女性専用車両に女性向け広告(女性専用車両限定広告)を出して広告料を得ており、女性専用車両で金儲けをしているわけですから、いくら「女性専用車両ハンターイ!」と言っても(あるいは「男性専用車も作れ」と言っても)まず聞く耳など持たないわけです。

結局は女性専用車両について抗議されても適当にやり過ごして、あなたのような人が抗議の声を上げなくなるのを待っているわけで、実際鉄道事業者に抗議のメールや電話をすることを主な活動内容にしている人の多くが、鉄道事業者の思惑通り、その後何も言わなくなってしまうわけです。

また、反対派がいくら鉄道事業者に抗議のメールや電話をしても(反対派自身がそれを世間に大々的に公開でもしない限り)世間には反対派の存在や主張が認知され、広まることはありません。

その点も踏まえ、私達は実際に女性専用車両に乗車するなどの活動を続け、ネットに動画も上げているわけです。

実際に鉄道事業者が対応せざるを得ない状況にしなければ、鉄道事業者は反対派を軽く見て適当にやり過ごそうとしてきます。

私達も実際にメールや電話等での抗議活動も行いますが、これはあくまで抗議活動としては脇役のようなものであり、それだけでは鉄道事業者にとって痛くもかゆくもないということは承知の上で行っています。

あなたももしよろしければ実際に女性専用車両に乗車するなどの活動をメインに行われてみてはいかがでしょうか?

その上で電話やメール等の抗議も行うことによって、抗議がより効果的になるかと思います。(もし、すでに乗車活動もされているのでしたらお詫びいたします)


当会の非協力乗車に異議を唱える男性からの意見

●性別:男性

●貴殿らの行っている非協力乗車は、たしかに法に触れるものではないが、痴漢被害を避けたい、過去に痴漢によってこっぴどいトラウマを与えられた女性にとって見れば恐怖でもなんでもない、TPOを弁えない非礼のきわみです。

わかりやすくたとえれば、非協力乗車は、TPOに著しく反する振る舞い、すなわち、たとえるなら、葬儀の席で、ラメの入ったスパンコールのドレスを着て真赤なバラの花束をささげ結婚式用の祝儀袋に香典を入れて渡しにっこりと笑っておめでとうございますといい、僧侶の読経の最中に六甲おろしを歌って盛り上げようとし、焼香の抹香を鬼は外福は内と叫んでばら撒くが如き行いです。

つまりなんら法に触れる行いではないですが非礼の極みであり不愉快な思いをさせることです。
至急止めてください。

当会からの回答

※よくいるんですよ。あなたのような「オレは女性にやさしいんだぞ!」とアピールしたい男性が。

女性専用車両の利用者の大半は「臭いオヤジがいなくていい」「空いていて楽だからいい」などの理由で利用しており、あなたの言う「痴漢被害を避けたい、過去に痴漢によってこっぴどいトラウマを与えられた女性」が女性専用車両の主な利用者層だと思っておられるのだとしたら大間違いです。

また、随分と凝ったたとえ話をしてくださっていますが、これも残念ながら完全に的外れです。

メサイアコンプレックスって、ご存知ですか?

あなたを見ていると、正に「それ」のような気がいたします。


女性専用車賛成派女性からの投稿

●性別:女性

●大変興味深く閲覧させていただきました。

知識ももっていらっしゃる会員様に私の見解を聞いて欲しいです。

まず女性専用車両が痴漢犯罪率を上げているということに驚きました。それならば実際効果を上げているカメラやこちらの方がおっしゃっているように電車内に私服警官を配置した方がよろしいかと思います。

しかし私の友人で痴漢にあいショックで外出が困難になってしまった方がいます。

彼女は二年間外に出られず、その間は父親ともまともに話せなくなってしまいました。通院することで今は理解ある会社に就職し、社会復帰もしています。しかしやはり男性と距離の近くなる電車は恐ろしく女性専用車両に乗っているそうです。女性専用車両が運行していない時にはタクシーで会社に行っています。女性専用車両ならばその空間だけは確実に痴漢されないということで安心できるそうです。このような状況で女性専用車両が必要な方もいます。それなので女性専用車両に無理やり乗ったり、怯える女性に近づいて詰ったりという行為は(ここの会員様ではいない時には思いますが)やめていただきたいです。注意すればこれは正当な抗議行為だと主張したりしていました。女性専用車両反対運動というとこのような行為のことを指すのだと思ってる男性が多いように思われます。

また私も女性専用車両を利用しますが、痴漢云々よりも理由は単純で臭わないからです。男性は(女性に比べてですが)体臭に気を使わない方も多いようで、朝から体臭がキツい方が女性に比べていらっしゃいます。個人差はありますがやはり圧倒的に男性の方が体臭が臭う方がいらっしゃいます。

また埼京線での集団痴漢事件を会員様方はどう思われますか。この事件で女性専用車両を増やせという声がたくさん上がると思われます。

良い意見お待ちしております。長文失礼致しました。

いつの日から男性女性問わず電車に笑顔で乗ることができる時を祈っております。

当会からの回答

※通常ならここで「ご意見投稿ありがとうございます」と言うところですが、ちょっと内容的に首をかしげざるを得ませんね。

まず女性専用車両が痴漢犯罪率を上げているということに驚きました。それならば実際効果を上げているカメラやこちらの方がおっしゃっているように電車内に私服警官を配置した方がよろしいかと思います。

そもそも女性専用車両自体が痴漢対策を建前にしているだけの代物ですが、それでも当会は「痴漢対策自体は行うべき」との考えから、監視カメラや警察官の配備などを主張しています。

つまり、女性専用車両は廃止した上で、これらの施策を行うべきだと主張しているのであって、女性専用車両と監視カメラの「併設」を求めているのではありません。

女性専用車両賛成派の中には知識が十分でないまま、何となく「痴漢対策だからいいんじゃないの」という人と女性専用車両で痴漢は減らない等、ある程度の知識をもっていながら「それでも何とかして女性専用車両を正当化しようとする人」がいます。

これまで、多数の賛成派の主張を見たり、インターネット上などでやり取りした経験から言わせていただくと、後者に当たる賛成派にはどうしたものか、虚言癖の持ち主(つまり、ウソつき)が非常に多いです。

しかし私の友人で痴漢にあいショックで外出が困難になってしまった方がいます。

彼女は二年間外に出られず、その間は父親ともまともに話せなくなってしまいました。通院することで今は理解ある会社に就職し、社会復帰もしています。しかしやはり男性と距離の近くなる電車は恐ろしく女性専用車両に乗っているそうです。女性専用車両が運行していない時にはタクシーで会社に行っています。女性専用車両ならばその空間だけは確実に痴漢されないということで安心できるそうです。このような状況で女性専用車両が必要な方もいます。

また私も女性専用車両を利用しますが、痴漢云々よりも理由は単純で臭わないからです。男性は(女性に比べてですが)体臭に気を使わない方も多いようで、朝から体臭がキツい方が女性に比べていらっしゃいます。個人差はありますがやはり圧倒的に男性の方が体臭が臭う方がいらっしゃいます。

先ほども申し上げた通り、これまで多数の賛成派と対峙してきた経験から、このような「身近な人がひどい痴漢被害にあってしまって云々…」という作り話をこれまでたくさん聞かされて(見せられて?)きましたので、正直「またか」というようにしか思いませんでした。
(「ウソつき賛成派」は次々と「バレバレのウソ」を連発することが多いので、すぐにウソをついていると分かります。なぜなら、女性専用車両は鉄道事業者の都合で中止したりするのでいつ(普段女性専用車両に乗らない)男性が乗り合いしてくるかわからない代物だからです。)

あなたの言うその「友人」とやらは実在の人物ですか?

このすぐ後に「私は臭わないから女性専用車両を利用します」などという低レベルな発言をなさっているところからも、ますますこれまで散々見てきた「ウソつき賛成派」の発言とあなたの発言が非常によく重なり合って見えます。

公平性の強く求められる公共交通機関でこのような「臭わないから快適」などという理由で女性専用車両を正当化できるはずがありません。

だからこそ「ひどい痴漢被害にあってしまって、トラウマになった女性」とやらを持ってくる必要があるんですよね。

あなたの「タテマエ」と「ホンネ」がはっきり表れていると思います。

それなので女性専用車両に無理やり乗ったり、怯える女性に近づいて詰ったりという行為は(ここの会員様ではないと思いますが)やめていただきたいです。注意すればこれは正当な抗議行為だと主張したりしていました。女性専用車両反対運動というとこのような行為のことを指すのだと思ってる男性が多いように思われます。

当会はこれまで何度も申し上げている通り、乗車活動中にこちらから女性客に話しかけるようなことは原則禁止しております。

ですから、当会と女性客の間でトラブルになったとしても、それは「怯える女性」ではなく、「縄張り意識の強い女性」が私達を攻撃してきた結果です。

それを「怯える女性に近づいて詰ったりという行為は(ここの会員様ではないと思いますが)やめていただきたいです」などと、あたかもこちらが女性客を脅しているかのように捻じ曲げるのはおやめください。

また、「ここの会員様ではないと思う」のなら、なぜ当会に「やめていただきたいです」などと言うのでしょうか?わけがわかりません。

もし本当にあなたの思うように当会の会員でなかったなら、たとえ私達がやめたところでその人はやめずに継続するだけですよね。

「注意すればこれは正当な抗議行為だと主張したりしていました」ということは「あなたがその場に居合わせて、直接注意した」という設定になっているようですが、何だかこれも作り話臭いですね。

また埼京線での集団痴漢事件を会員様方はどう思われますか。この事件で女性専用車両を増やせという声がたくさん上がると思われます。

良い意見お待ちしております。長文失礼致しました。
いつの日から男性女性問わず電車に笑顔で乗ることができる時を祈っております。

あなたが埼京線の集団痴漢事件によって、女性専用車両が拡大されるのを期待しているのが手に取るように分かります。

「実際効果を上げているカメラやこちらの方がおっしゃっているように電車内に警察官を配置した方がよろしいかと思います」と言いながら、実は痴漢の撲滅を一番望んでいないのはあなたのような人ではないのでしょうか?

あなたの言う、「いつの日か、男性女性問わず電車に笑顔で乗ることができる」ようになるためには痴漢などの犯罪者がいなくなることはもちろん、痴漢被害者のことを慮っているフリをして、実は自分の既得権益としての女性専用車両の拡大を期待するような人間もいなくなる(認識を改めていただく)必要があるかもしれませんね。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2017年9月~10月)

2017年9月~10月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


関東の視覚障がい者の方からのご投稿

●性別:男性

●JR池袋駅の埼京線の女性専用車の乗降口に、迷惑しています。

反対側の湘南新宿ラインの先頭車両寄りに乗った場合、東京メトロ、東武線や西武線に乗り換える場合、通路に溢れた女性客を突っ切る必要があり、ぶつからないように白線すれすれを歩く必要がある。

私は視覚障がい者で視野が狭く、足元が見えないので、怖いです。

一応、点字ブロックがあるのでホームの端はわかりますが、後ろから押されないかヒヤヒヤしています。

女性専用車両をやめないなら、早くホームドアをつけてください。

視覚障がい者の転落事故、減ってません。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

当会サイトでいつも申し上げている通り、女性専用車両は男性の交通弱者への配慮が全くない代物です。

当会はこれまで移動に困難の伴う障がい者の男性の方が女性専用車両のせいで余分に移動させられたり、階段やエレベーターを降りたところが女性専用車両で何とかホームにたどり着いたにも関わらず、一本見送らざるを得なくなるというようなことを問題にしてきましたが、単に男性の障がい者の方が女性専用車両に乗車できる・できないだけでなく、あなたのご投稿のような、実際に女性専用車両のある路線を利用している男性の障がい者の方の声も貴重なものです。

女性専用車両は痴漢対策と言いながら、実際にはそこからかけ離れた実態があるわけですが、そのようなもののために、障がい者や高齢者の男性が不利益を被っていることをもっと問題にする意味でももっとこれからも声を上げていく必要があると思っています。


イギリスのニュースをご覧になった方のご投稿

イギリスでは女性専用車の導入に猛反対が出ているとのニュースを見ました。イギリスは紳士の国で、タイタニックの沈没時に女性と子供を優先して救命ボートに乗せた有名な実話があります。女性専用車の導入は、紳士の国であるイギリス国民のプライドを著しく傷つけるものです。もちろん痴漢犯罪が皆無とは考えられません。しかし、紳士にあらざる痴漢を前面に出すと、建国以来文明国であるイギリスが、野蛮国に堕落したという印象を世界中に与えます。さて日本はどうでしょう?世界の先端をゆく技術立国と言われていますが、痴漢対策をテクノロジーで解決せず、イギリス人が忌み嫌う野蛮な方式で解決しよう(実際には解決になっていない)としています。2020年の東京オリンピックに向け、世界中の国々(先進国にも発展途上国にも)に野蛮な方式が知れわたり、イギリス人のみならず他の多くの国からも多くの嘲笑、蔑視を受けるでしょう。日本人もイギリス人のような文明国としての誇りをもちたいものです。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

仰っているのは恐らくこの記事のことかと思われますが…

「馬鹿げている」イギリスで女性専用車両に批判の嵐http://news.livedoor.com/article/detail/13554948/

少なくともこの記事を見る限り、女性専用車両に関してはイギリスのほうが日本よりもずっとまともだと言えますね。

日本ではまず、こうしたものが差別に当たるという認識のない人が多く、「痴漢対策」とさえ言っておけば何をやっても良いかのような雰囲気があると思います。

それだけでも十分に問題ですが、日本の場合は女性専用車両自体が事実上、ほぼ別の目的になってしまっていて、女性専用車両を推進する政治家は選挙の票取りや自らの実績作りのために女性専用車両を推進し、鉄道事業者は女性専用車両を客寄せや広告料収入源として使うなど商業目的に利用し、そして女性専用車両を利用する女性客もその多くが痴漢対策以外の理由で利用しているという状況があります。

女性専用車両を「防犯対策としては不適切だ」と指摘する意見が表に出てくるイギリスと、女性専用車両で何らかの利益(金銭に限らず)を得る者がほぼ叩かれることなく、表向き「痴漢対策」で何でもまかり通ってしまう日本との違い…と言ったところでしょうか。

記事によれば、イギリスでは女性専用車両を導入(復活)しようとした政治家が叩かれ、またフェミニズム団体もそのようなものには一様に「ばかげたアイディア」などとして批判しているとのことですが、日本では女性専用車両を推進している政治家がそのことで叩かれたという話はまるで聞きませんね。

あなたも仰っているような、「2020年の東京オリンピックに向け、日本がこのようなことをいつまでも続けていたら、世界の笑いものになってしまう」という意見はネット上では少なからず見られますが、それについても日本ではある政治家が東京都議会で「女性専用車両が人権尊重に重きを置く五輪憲章そのものを反映している」などと、まるで女性専用車両が素晴らしいものであるかのように言っていましたね。

こういうところからも、日本とイギリスの認識の違いがはっきり見えます。

何もかもイギリスの方が良いなどと言うつもりはありませんが、少なくともこの分野に関しては「どうして日本はこうなのか」と、ため息が出てしまいますね。


都営浅草線ご利用の方からのご意見投稿

●性別:男性

●都営浅草線を日常的に利用しております。浅草線のよいところのひとつに、女性専用車両が導入されていないことがあります。しかし、これが「よいところ」であるという時点でそもそもおかしいですよね。女性専用車両が存在しないということが正常なのですから。東京では導入強行の流れが一旦は沈静化しているとはいえ、京急と京成が女性専用車両を導入しているため、浅草線も予断を許さない状況にあります。

社会哲学の考え方として、「最大多数の最大幸福」というものがありますが、女性専用車両は、男性を犠牲にすることで女性の幸福 を追求するというものだと思います。女性専用車両は、メリットを享受できる女性のみが幸福となり、女性専用車両のメリットを享受しない女性はプラスマイナスゼロ、男性(また、カップルや夫婦、男女混合の集団などは女性専用車両に乗ることができないわけですから、男性のパートナーや友人を持つ女性も)はデメリットのみを受けることになります。つまり、女性専用車両は多数を犠牲にして少数の利益を追求する存在ですので、「最大多数の最大幸福」という原則に反する存在であるということが言えます。

このように、多数に対して利益が存在せず、逆に少なくとも半数が不利益を被るのにもかかわらず、政治的な意図による少数派の利益追求のために行われる女性専用車両という存在は、社会の利益という観点からも許されない横暴です。反対する会の活動により、女性専用車両という不利益が是正されることを切に望みます。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

女性専用車両はどちらかと言うと「男性を犠牲にすることで、女性の幸福を追求するというもの」というよりも「男性を犠牲にすることで女性専用車両推進派の幸福を追求するもの」と言ったほうが近いかもしれません。

自らの人気取りや実績作りなどの理由で女性専用車両を推進している者(一部の政治家など)や、女性専用車両を運行しながらそれを営利目的に利用している鉄道事業者、さらには「臭いオヤジがいなくていい」などと言う一部の身勝手な女性専用車両利用客らの利害が一致している状況で、男性(特に足腰の弱った高齢者や障がい者男性などの男性交通弱者)がどれだけ不利益を被ろうとも、それはほとんど問題にされないというのが、今の実情だと思います。

しかし、そんな女性専用車両をうまく正当化し、反対意見を封じ込めるための便利な言葉が「痴漢対策」とか「弱者保護」だったりするわけです。

痴漢対策・弱者保護の名を借りた、少数派の利益追求のための女性専用車両を許さないためにはやはり「痴漢対策」がウソであることを少しでも多くの人に知っていただくことだと思います。

反対派がいくら「女性専用車両は男性差別だ」と言っても、世間が女性専用車両を痴漢対策だと思っているうちは

「痴漢がいるから仕方がないでしょう」

「痴漢対策を男性差別などと言うのはおかしい」

「女性専用車両を差別とか言う奴は、女性のことを考えられない情けない奴」

などと反論される可能性が高く、またそれに対して「痴漢対策だとしても差別は許されない!」と再反論しても「痴漢被害者のことを考えろ」で押し切られやすくなります。

やはりそこは「女性専用車両は男性差別だ」と主張するだけでなく、「痴漢対策は建前である」ということも併せて、論拠も添えながら主張し、さらに世間にもそういう認識を広めていくことによってはじめて「女性専用車両は男性差別だから許されない」という意見が今より説得力を持つようになるのではないでしょうか。

当会はこれからも活動を続けてまいります。

どうかこの先も当会サイトをよろしくお願いいたします。


関西で個人的に非協力乗車を行っている男性からのご投稿

●性別:男性

●貴会の主義、主張に概ね賛成の反対派です。

異なることは女性専用車両を設けるならば、同じ数だけ男性専用車両を設けるべきだと思うくらいです。

電車に乗車する機会は少ないのですが、健常の男性でも乗ることができることを周知するためにあえて女性専用車両に乗るように心がけています。

ここでの女性側の意見を見ていますと、「痴漢の被害者の気持ちが男性のあなたたちにわかりますか?」というような自己中心的な批判が多く一言いわずにはいられません。

「もっと早く家を出て混雑しない時間帯に乗れ」と。早朝はガラガラですから。

タクシーを使え!とまではいいませんが、痴漢の被害に遭いたくない、男性に密着されたくないのであれば、混雑する時間帯を避けて早朝に電車に乗るくらいのことはすべきことです。けれども甘えた女性たちは「出社時間よりだいぶ早い時間になんて出勤したくないし、男性に密着されるのもイヤ」というわけです。

レディースディで優遇されることに慣れて、それが当然だと感覚が麻痺してる女性も少なくないと思います。

なぜ、それらの少数の女性に合わせて全ての男性が、乗車車両を制限されないといけないのか?
男性という理由だけで。同じ運賃を払っているのに。

過去に鉄道会社に対して「朝の通勤時間帯は合理的理由があるにしても終日は許せない」「改札へ通じる階段のすぐ前のベストポジションに女性専用車両を設けるな、せめて多くの距離を歩かされる先頭か最後尾にしろ」と何度か抗議しましたが、マニュアル通りの逃げ口上しかしないので、行動で誰でも乗車できることを周囲に知らしめる非協力乗車はたいへん効果的だと思います。

貴会の集団による非協力乗車活動のおかげで、男性でもだれでも乗車できるということが世の中に周知されてきましたので、感謝していますしこれからも続けていただきたいと思います。

私はひとりで非協力乗車をしておりますし、用事もない場所の切符を買ってまで主張したいだけの思いがありませんので影ながら応援しています。

当会からの回答

※ ご意見投稿ありがとうございます。

女性専用車両も導入されて十数年が過ぎ、普段電車を利用している女性客の中には「女性専用車両があって当たり前」のような感覚になってしまっている人も少なくないのかもしれません。

そうした人の中には現在の状況が当たり前になってしまうと、そこからさらに優遇を求めたりする人も出てくるわけで、この女性専用車両についても「あって当たり前ではないのだ」と啓発していくことはやはり必要だと思います。

当会のような団体に入会していなくてもあなたと同じように個人で非協力乗車しておられる方は他にもいらっしゃいます。

鉄道事業者に意見を言うことも鉄道事業者に反対派の存在を示すという意味で必要と言えば必要ですが、それだけでは世間に対しては反対派の意見や主張は全く伝わりません。

やはり乗車活動を行うなど、実際に行動しないと現状は変わらないのです。

当会はこれからも地道にではありますが活動を続けてまいります。

あなた様もどうか、非協力乗車のほう、頑張ってお続けください。

今後とも当会サイトをよろしくお願いいたします。


当会サイトを閲覧くださっている方からのご投稿

●性別:男性

●たまにサイトを拝見しております。

私の個別の意見としては、女性専用車に協力を求めるならボランティアでなく、金払えって思います。

グリーン車に乗る権利を得るためには特別料金が発生します。

また、何か人に依頼する場合は対価で金銭が発生する場合が多いです。

よって、女性専用車への協力を男性に要請するなら、それなりの金銭などを支払う必要があると思います。

支払う元は女性専用車を作ってる組織でしょう。

他の車両に乗っても痴漢冤罪に会うリスクは変わりません。

リスクが減らないなら何らかの利益を男性にもたらすべきだと思います。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

仰りたいことは分かるのですが、それが通らないのが今の世の中なんですよね。

当初「痴漢被害から女性を救済する策」という名目で、当時の国土交通省なども後押しして、女性専用車両が導入されたわけですが、神戸市営地下鉄や阪急京都線のように、最初からガラガラの昼間も含めて終日導入したところもあり、本当に痴漢対策なのか当初から怪しいところはありました。

特に阪急の場合は当時の国土交通省の社会実験に付き合う形で終日導入されており、
(参考:国交省の報告書:http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf
このあたりからも痴漢対策のために導入したというより、「最初から女性専用車両ありき」だったことがうかがえます。

さらにこの報告書では「女性専用車両以外で痴漢対策できないか?」「公平性確保のため、女性専用車両に追加料金を科すべきでは?」といった意見を何かと理由を付けて全て否定しています。

一方、実際に女性専用車両を導入した鉄道事業者も導入されて時間が経ち、それが定着してしまうと、今度はあからさまに女性専用車両だけに料金の割高な広告を募集して金儲けをしたり、阪急のように自らのサイトで女性専用車両を「人にやさしい、魅力ある鉄道サービスを実現するためのサービス向上策」と明言したり、さらにはCS(顧客満足度)向上アンケートと称して、女性専用車両の拡大の是非を問うアンケートを取ったりした(西鉄)ところも出てきました。

そしてそんな「痴漢対策などただの建前」の女性専用車両のために、同じ運賃を支払っている男性が現在も「男性である」というだけで不利益を負わされているわけです。

それも健常者の男性だけでなく、本来保護されなければならない高齢者や障がい者の男性まで平然と事実上排除している(※)わけですから、この国の公共交通機関がいかに異常か良くお分かりいただけるかと思います。

(※)鉄道事業者が「障がい者は男性も女性専用車両に単独で乗れる」としていても、これは「男性の障がい者よりも女性の健常者を優先するのか?」という批判をかわすためのもので、事実上障がい者であっても男性は非常に乗りにくい。またそれを指摘しても改善する気が全くない鉄道事業者が多い。

要するに鉄道を利用する男性はそこまで軽く扱われているということです。

そして表向き「痴漢対策」と言っておけば、そういったことが平然とまかり通る世の中なのです。

世間には「女性専用車両に反対する奴は女性の立場を考えられない奴」などという男性もいますが、そのような者は痴漢対策からかけ離れた女性専用車両の実態を知らず、また知ろうともせず「痴漢対策」という表向きの綺麗事にものの見事に騙されているわけです。

もっと女性専用車両反対の声を大きくしていかなければこの現状はなかなか変わらないとは思いますが、かといって諦めてしまうと今度は現状からさらにもっと酷いことになりかねません。

このサイトをご覧の皆様も、我こそはと思われた方、どうぞ当会入会申し込みフォームから入会申し込みください。お待ちいたしております。


監視カメラを否定する女性専用車両信者からのご投稿

●性別:男性

●防犯カメラで100%被害は防げるんでしょうかね?

満員状態じゃ下が良く見えないし、カメラには死角がある。

防犯カメラがあっても、誘惑に負ける人間はいるはずだし、「酒に酔った勢いで痴漢をやってしまいました」などと言う人もいるだろうから。

第一、防犯カメラ設置にかかる莫大な予算はどうするのですか?反対する会の皆さんが負担なさるのですか?公共交通機関の運賃は法律で規定されているので、自由に上げることはできませんよ。

痴漢被害が100%撲滅できない以上、やはり女性専用車両は必要ではないですか?

当会からの回答

防犯カメラで100%被害は防げるんでしょうかね?

女性専用車両は被害を100%防げないどころか、被害が1%も減りもしていませんが…

女性専用車両は痴漢が全く減らなくても良くて、それ以外の痴漢対策は100%防げるものでなければならない理由は何ですか?

満員状態じゃ下が良く見えないし、カメラには死角がある。

防犯カメラがあっても、誘惑に負ける人間はいるはずだし、「酒に酔った勢いで痴漢をやってしまいました」などと言う人もいるだろうから。

埼京線で痴漢被害6割減(増えた報道はない)の監視カメラと、路線によっては導入後、痴漢が減らないどころか、逆に増えてしまったところもある女性専用車両ではどちらがより優れているか、言うまでもないと思いますが。

第一、防犯カメラ設置にかかる莫大な予算はどうするのですか?

監視カメラ設置に莫大な予算がかかるのなら、なぜ島根県の一畑電鉄のような「赤字ローカル線」でもすべての列車に監視カメラが設置できるのでしょうか?

「監視カメラには莫大な費用が掛かる」というのは鉄道会社の子供騙しです。

反対する会の皆さんが負担なさるのですか?

なぜ当会が負担しなければならないのですか?

その理屈で行けば、女性専用車両を推進した公明党は女性専用車両に関わる費用をすべて出さなければならなくなりますよ。

痴漢被害が100%撲滅できない以上、やはり女性専用車両は必要ではないですか?

「監視カメラでは痴漢被害が100%撲滅できないから、痴漢の減らない女性専用車両が必要」なんですか??

そもそも女性専用車両は痴漢対策にかこつけているだけで、痴漢対策ですらありません。


37歳無職の男性の方からのご投稿

●性別:男性

●私は女性専用車両の動画を見ました。男性が女性専用車両に乗車して従業員やお客さんから声を掛けられても応じず、大声を出しています。これは女性のお客さんに不快を与え、威力業務妨害に該当します。直ちに女性専用車両に入る事を止めなさい。応じなければ警察と相談します。

当会からの回答

※「直ちに女性専用車両に入る事を止めなさい」などとは随分と上から目線ですが、何様のつもりですか?

37歳で無職とのことですが、身体障がい者などで働けないのならまだしも、まさか五体満足で働けないわけでもないのに親の脛をかじりながら毎日遊んでいるのではないでしょうね?

もしそうだとしたら論外です。

警察に相談するとか、当会のことをとやかく言う前にご自身の行く末を心配なさってください。

親はいつまでも居ませんよ。

(以下、当ページをご覧の皆様へ)

当会以外にも女性専用車両への乗車活動を行い、インターネットに動画を上げている個人や団体は存在します。

当会では乗車活動の際、こちらから女性客に話しかけるようなことや車内で大声を出すようなことは(相手が高圧的な態度で来ない限り)原則禁止しています。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2017年7月~8月)

2017年7月~8月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


名古屋の地下鉄を利用された、関東の方からのご投稿

●性別:男性

●久しく公共交通は利用していませんでしたが、先日久し振りに名古屋市に出向く用事がありましたので投稿させていただきます、僅かな区間ではありますが利用しました、ホテルを予約した都合で名古屋から、栄新町か?東町か?割合に両数の少ない編成に専用車が設定されているのには驚きでした。皆様の活動報告を拝見して常に感ずるのは、やはり女性専用の意図するところが別のところにあるのではないかという建前上の協力要請他様々、しかも名古屋市の地下鉄は更に公共性濃い交通局でありながら、私の読み間違いでなければ、例え障がい者は男性は一人で乗れない説明など呆れることばかりです。このように公共の場で片方の言い分を尊重するようなやり方こそ災害現場などの避難順序など、それこそあってはならない場所であってはならない属性による差が生じる可能性を災害同様に恐ろしく感じてしまいます.

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

恐らく仰っているのは名古屋市営地下鉄東山線のことと思われますが、あそこは6両編成でしかも小型車両で女性専用車両を終日設定しています。

その中でも名古屋駅~栄駅の間は名古屋の路線では最も混雑する区間であるといわれています。

そしてあなたが仰る通り、名古屋市交通局は現在(2017年現在)も男性の障がい者は単独では乗れないと受け取れる案内をしています。

もっとも実際には日本のどこの路線でも女性専用車両は任意協力であり、年齢や障がいの有無に関わらず、男性も乗車可能ですが、それを何としてでも隠そうとし、男性を一人も乗せないようにすることに一生懸命になるなど、やはり痴漢対策ではなく、意図するところが別のところにあるのではないかと言われても仕方がないように思いますね。


当会へのご提案

●性別:男性

●貴会に提案があります。活動において痴漢対策や政治的圧力を全面に出すと「役に立たない」「役に立たないとは言えない」「依頼の名を借りた強要だ」「強要ではない」と常に逃げ道を作られてしまいます。

 そこで、お客様への依頼そのものがが間違っている、一言でいえば「お客様のために鉄道会社があるのであって、鉄道会社のためにお客様があるのではない」を全面に出して下さい。これはビジネス常識そのものです。

 お客様に提供するサービスに問題があれば、お客様に解決を依頼するのではなく、鉄道会社自らがお客様のために対策
を打つべきです。女性専用車両は車内が汚れていたらお客様に掃除を依頼(強要)することと同じです。

 痴漢冤罪保険の契約が、うなぎ昇りとの報道がありました。お客様は料金を払った上に、さらに金を払って安全を買うなんてどう考えても狂っています。安全のお客様への提供は、鉄道会社の義務です。

 お客様への安全対策の1つとして防犯カメラの車内設置があります。「全ての車両」に防犯カメラをつけても痴漢件数が減らないのであれば、女性専用車両の必要性について議論する余地はあります。

現在は、議論以前の段階です。どうか先へ進めて下さい。決して逃げ道を作らせないように(一部の車両に防犯カメラを入れただけで対策を打っているなどいうような寝言を言わせないように)して、前記したビジネス常識を主張して下さい。

当会からの回答

※当会にご提案ありがとうございます。

確かに言われてみれば女性専用車両はビジネス常識という観点からも大きく外れた代物ですね。

ただ、問題は鉄道会社の方にあなた様が仰る「ビジネス常識」が通じるかどうかだと思います。

女性専用車両を運行している鉄道事業者(中でも特に女性専用車両に熱心な鉄道事業者)などは、こちらが女性専用車両反対の立場で苦情を申し立てても、その場をやり過ごすような態度を取る一方で、主に女性客から出ていると思われる、「女性専用車両に男性を乗せないようにしてほしい」というような要求には

  • 女性専用車両の表示をより目立つようにする。
  • 鉄道会社によっては車内の照明の色を女性専用車両だけ違う色にする。
  • ホームドアがあるところではホームドアも女性専用車の部分だけ、かなり派手な色にしたりする。
  • 女性専用車両に男性客がいると、停車駅ごとに「この列車の〇両目は女性専用車です」と、何度も徹底的に女性専用車両アナウンスをして、後から乗車する男性客がつられて乗ってこないようにする。
  • 女性専用車両への協力を拒否する男性がいると、女性客に「誠に申し訳ございません」と深々と謝って回る。

など、鉄道事業者自らが「しっかりと対策を打つ」わけです。

あなたの仰る「お客様のために鉄道会社があるのであって、鉄道会社のためにお客様があるのではない」というのは確かにそうだと思いますが、要は女性専用車両に熱心な鉄道事業者は「女性客しかお客様扱いしない」ということです。

世間が女性専用車両を痴漢対策だと思いこんでいるのを良いことに足腰の弱った高齢者や移動の困難な障がい者男性よりも健常者の女性を優先しているのです。

あなた以外の方からも当会にいろいろなご意見をいただいておりますが、今回いただきましたご提案も踏まえ、さらに今後の対応を考えていきたいと思います。


非協力乗車はやめるべきというご意見投稿

●性別:男性

●男性です。

私は貴会と同じく、女性専用車両に反対の立場であります。

女性専用車両は痴漢対策だ、と言いつつ実際にはその効果は出ていません。

であるにもかかわらず鉄道会社は女性専用車両の導入を進め、女性専用車両以外の車両の混雑を悪化させ、痴漢行為を行いやすい車内環境を作り出してしまっています。

これでは痴漢行為を助長しているに過ぎず、根本的に女性を守ることができていません。

そして私が最も許せないのは、「男性であるだけで痴漢扱いされている」ことです。

これは明らかに男性差別であり、決して認められてはいけないものです。

痴漢行為を助長し、混雑を悪化させ、男性差別を行っている女性専用車両はまさに害悪でしかなく、早急に取りやめられるべきだと考えます。

ただ、一つだけ貴会に対して意見させていただきたいのです。

女性専用車両に男性が乗車しても問題がないことを主張すること自体は大いに賛成なのですが、貴会のやり方に問題があると私は考えます。

貴会の男性会員様が女性専用車両に乗り込むことが引き金となり、結果として乗客同士の口論や列車の遅延、暴力行為を招いていることは事実です(貴会の会員、女性の乗客、駅員の誰が悪いのかは関係なく)。

それは女性専用車両に賛成の人にとっても反対の人にとっても等しく迷惑です。また、そのトラブルが貴会によって引き起こされていると認識されれば、「女性専用車両に反対する会=迷惑」というレッテルを貼られ、貴会の立場がどんどん悪くなるだけでしかありません。まさに自分で自分の首を絞めている例です。

なので、主張する方法を変えるべきであると私は考えます。

街頭演説、署名活動、広報活動等、貴会の立場を悪くせずに主張する方法は他に多数あります。女性専用車両という名の男性差別車両をなくすためにも、どうか主張の方法をご一考していただければと思います。

当会からの回答

※ この度は当会にご意見投稿ありがとうございました。

しかしながら、「非協力乗車が反対派の立場を悪くしている」というのは、申し訳ありませんがちょっと考えすぎではないでしょうか?

当会や差別ネットワークの活動を動画で見て反対運動の存在を知り、実際に入会する人もいるわけですし…

当会も差別ネットワークも10年以上前から非協力乗車(任意確認乗車)を行っておりますが、当会や差別ネットワークが非協力(任意確認)乗車を行っているせいで、どんどん立場が悪くなり、自分から追い詰められて行っているという現実がそこにありますでしょうか?

鉄道事業者は実際には女性専用ではなく、任意協力でしかない車両を「女性専用車両」と銘打ってウソをつき、公共交通の場で本来やってはいけない「属性による排除」を事実上まかり通らせているわけですから、そういう意味で鉄道事業者には非常にやましい所があるわけです。

そして、私達はそこを突いている(=問題が大きくなれば、鉄道会社のウソがますます世間に知れ渡る)わけで、考えなしに乗車活動をやっているのではありません。

街頭演説は普段からやっております(関西でも「活動履歴」には出しておりませんが、昨年もそして今年も京都で街宣活動を行っております)。

また、署名活動は過去にやっていたこともありますが、やはり行うなら何万・何十万と集めなければ効果は薄いです。

現実問題として、鉄道事業者はこちらが何をやろうと無視できる(やり過ごすことができる)ことはすべて無視しますし、そうやってこちらが諦めるのを待っているのです。

もしあなたに余力があれば、そして「非協力乗車は間違いだ」と思うのであれば、非協力乗車によらない抗議活動を行う団体をあなた自身が立ち上げて活動してみるのも良いのではないでしょうか?

実際に活動してみて分かることも色々あると思います。


女性専用車両賛成派からの投稿(1)

●性別:女性

●女性専用車両は必要だと思いますが。

私は通勤で電車を使ってるのですが、いつもの車両に間に合わず慌てて乗った車両で痴漢に合いました。

痴漢に合ったら大きな声を出せばいいと思っていたのですが、実際のその立場になると恐怖で声も出ませんでした。

こちらの会の会員の方たちの中で痴漢に合われた方はいないのですか?

実際にその恐怖を味わってないから、女性専用車両反対とかでるのではないですか?
と常々感じています。

女性は男性には力では負けてしまいます。

守って欲しいとゆう考えはおかしいのでしょうか。

当会からの回答

※当会がいつも言っている通り、女性専用車両は痴漢対策かどうかも非常に怪しい代物ですが、百歩譲って痴漢対策だと認めるにしても公共交通のあり方を考えるなら痴漢被害者だけでなく、男性の障がい者や高齢者などの交通弱者も含め、それこそ「全体を考慮」していかなければなりません。

その点でも女性専用車両は公共交通にあるべきではないものです。

しかし、あなたにはその観点が全くなく、「(自分たちだけを)守って欲しいとゆう考えはおかしいのでしょうか」などと仰っています。

つまり、全体のことを考えていないということです。

痴漢被害者だけが交通弱者なのですか?

足腰の弱った高齢男性や移動の困難な男性障がい者を男性であるというだけで排除しても「それは痴漢被害者のためだからそれで良い」のですか?

言っておきますが私達は「痴漢被害者などどうでもよい」と考えているわけではありません。

痴漢被害者のことも当然考えなければなりませんが、それ以外の交通弱者を疎かにすることもあってはならないことです。

そうした中で私達は監視カメラや警察官の付き添いなど、様々な施策を考え提案しているわけです。

このように私達は「公共交通である以上、利用者全体のことを考えるべきだ」という考えで、女性専用車両の廃止とそれに代わる(男性差別にならない)痴漢対策を提唱しているわけですが、あなたはそれに気づかず、「(男性は)実際にその恐怖を味わってないから、女性専用車両反対とかでるのではないですか?」などと発言しています。

つまり、あなたは物事のうわべしか見ていないということです。

あと、これは勘違いしている人が多いのですが、鉄道事業者は痴漢被害者のためを思って女性専用車両を運行しているのではありません。

いつもの繰り返しになるので詳しくは書きませんが、女性専用車両を営利目的に利用している鉄道会社が多い一方で、鉄道会社の社員による痴漢や盗撮が後を絶ちません。

ご投稿内容を見る限り、あなたはそうした事情を知らずに「女性専用車両は必要だと思いますが」などと言っておられるようにも見えますが、もしあなたが「営利目的だろうと何だろうと、女性専用車両があれば乗った女性が救われるのだから、鉄道会社がどういう理由でやっていようと別にいいじゃないですか」などと仰るなら、もう何も申し上げることはありません。


女性専用車両賛成派からの投稿(2)

●性別:女性

●女性専用車両は絶対必要です。

痴漢をする男性は人目に分からないように触れてきます。

例えば私は大阪市内に務めていますが、座席に座ると横に座って、他にも席が空いているのに、どんどん寄ってきてお尻をお尻で擦ったり、「このまま動くな」とヒッソリ言われます。男性にこの時の気持ちが分かりますか?

例えば異性でなくても、男性の方はこう言われたら耐えるのですか?

女性にこの時の駅員や警察呼べば?と言われても女性は力ではかなわないし、異質な目で見るでしょう

女性専用車両だからこそ安心して電車に乗れるのに
A電車に乗るときに不安なのを我慢しろというのですか?

女性専用車両に反対する前に痴漢撲滅運動をすべきだと思う!

当会からの回答

※「女性専用車両=痴漢対策」だと何の疑いもなく信じておられるようですね。

痴漢をする男性は人目に分からないように触れてきます。

例えば私は大阪市内に務めていますが、座席に座ると横に座って、他にも席が空いているのに、どんどん寄ってきてお尻をお尻で擦ったり、「このまま動くな」とヒッソリ言われます。
男性にこの時の気持ちが分かりますか?

以前なら、「女性専用車両反対とか言う男は痴漢される女性の気持ちを考えていない」と言えば反対派をギャフンと言わせられたかもしれませんが、今では

  • 女性専用車を導入しても痴漢が減らない。
  • 女性専用車両を利用する女性客の大半は「臭いオヤジがいなくていい」などの痴漢対策とは全く関係のない理由で利用している。
  • 「女性専用車両には賛成だが、あったからといってわざわざ利用しない」という女性が非常に多い。

ということがすでに分かっています。

その状況で「男性にこの時の気持ちが分かりますか?」などと言っても、以前のような説得力はないでしょう。

上記の通り、女性専用車を導入しても痴漢が減らないことがすでに判明していますが、当会がいつも言っている通り、車内監視カメラならJR埼京線で痴漢6割減の実績があります。

ところが、「痴漢対策は絶対必要!」と主張する人に監視カメラを提言すると、「痴漢6割減」という効果は無視して猛然と反対して来ることが多いです。

これでは、「痴漢対策は絶対必要!」と言いつつ、実は「女性専用車両という名の既得権益」を守りたいだけなのかと思われても仕方がありません。

言っておきますが私達は痴漢対策自体には大賛成です。

ただし、「痴漢対策とは名ばかりで男性への差別でもある女性専用車両」には全面的に反対いたします。

例えば異性でなくても、男性の方はこう言われたら耐えるのですか?

私達がいつ「痴漢被害を耐えろ」と言いましたか?

「女性専用車両に反対=痴漢対策自体に反対」ではありません。

女性専用車両だけが絶対唯一の痴漢対策なのですか?

そもそも女性専用車両自体が痴漢対策であるかどうかも非常に怪しい代物です。

そんなものを足腰の弱った高齢者男性や、移動の困難な男性障がい者を排除してまで続ける必要があるのでしょうか?

監視カメラならそうした男性の交通弱者排除という問題は起きません。

どうしても電車に乗るのが怖い人がいるなら、警察官を付き添いで乗車させるのも方法だと思います。

女性にこの時の駅員や警察呼べば?と言われても女性は力ではかなわないし、異質な目で見るでしょう?

女性専用車両だからこそ安心して電車に乗れるのに
A電車に乗るときに不安なのを我慢しろというのですか?

女性専用車両だからこそ安心して乗れる」などというのはいわゆるステレオタイプ(固定観念)であると申し上げておきます。

もしあなたが本気でそう思っているなら、それは「女性しかいない場所=安全」「男=危険要因」という固定観念を持っているからです。

まず、女性の盗撮魔は珍しくありません(撮った画像を売りさばいて、お金を稼ぐのが目的)。

これは女性専用車両では防げません。

また、女性専用車両には身勝手で傍若無人に振る舞う女性が多く、車内での(女性同士の)トラブルが多発することなどから、敢えて女性専用車両を避けて乗る女性もいる程です。(ツイッターで検索をかけれ、以下のような女性のツイートが多数引っかかります)

女性専用車両に反対する前に痴漢撲滅運動をすべきだと思う!

勘違いされているようですが、鉄道会社は痴漢対策を真剣に考えて女性専用車両を導入したのでもなければ、痴漢被害者のことを思って女性専用車両を運行しているわけでもありません。

女性専用車両問題について、きちんとした知識を持っていれば「女性専用車両に反対する前に痴漢撲滅運動をすべきだと思う!」などという発言は出てこないと思います。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2017年4月~6月)

2017年4月~6月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


横浜近辺の路線についてのお問い合わせ

●性別:男性

●いつも任意乗車お疲れ様です。

最近、団体活動でも個人活動でも、横浜市営地下鉄と相鉄線で任意乗車したと言うことを聞いたことないのですが、状態(一般車と比べて、混雑具合や声掛け)はどうなっているか、調査していただくとありがたいです。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

確かに当会が相鉄で乗車会をすること自体少ないですが、当会サイトに公開しているものとしては以下のものがあります。

2015年8月 関東本部:京王線と相鉄線 任意確認乗車会

また、サイトで公開はしていませんが、当会のメンバーで現在も相鉄などで個人的に乗車活動を続けている者はおります。

特別声掛けが多いとかそういったことはなく、時折男性も乗車しているとのことです。

また、関東では珍しく中間車両の設定のため、時折男性客の通り抜けもあるようです。

あと、横浜市営地下鉄に関しては当会ではありませんが、差別ネットワークのドクター差別氏などが乗車活動を実施してブログで時々報告していると思いますのでそちらをご覧いただければと思います。


当会を最近知った方からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車両という名前に反対意見のものです。

すべての活動報告を見れたわけではない状況での確認で申し訳ございませんが、確認させてください。

一定の人数で女性専用車両に乗る活動をしているようですが、その活動に女性でも参加できるのでしょうか。

女性も参加した方がより効果的に見えると感じた次第です。

私が見た限りの活動では男性 対 女性の構図に見えてしまっているため、女性としても女性専用車両の反対意見が埋もれてしまっているのではないかと感じた次第です。

話は変わりますが、JR東日本のご意見・ご質問・他用件フォームで以下の問い合わせを行いました。

「女性専用車両に反対する会」の皆様とは意見が異なる部分もあるかと思いますが、友人が誤って乗ったにも関わらず差別的発言を受けたことをキッカケにご意見させて頂きました。

文章が纏まっておらず、お見苦しい点が多々あるかも思いますが、ご了承ください。

女性専用車両について、通勤中に混んでいる電車で女性専用車両だけ余裕がある状況を良く見かけますが、法律上女性専用ではないと理解しています。女性専用車両という名前をつけ、あたかも女性のみが乗れるような説明文を記載している事は、とても公共の乗り物とは思えない違和感を感じています。

せめて、「女性優先車両として、男性はご利用をお控えください。」という形に変えられないのでしょうか。私はトラブルの元となるため、基本的に女性専用車両には乗りませんが、友人が誤って女性専用車両に乗ってしまい女性専用と勘違いをしている女性から差別的発言をされました。この現状を どのようにお考えでしょうか。

また、「女性専用車両に反対する会」というものを最近知り、内容を確認しましたが、駅員・車掌の対応が悪すぎます(あたかも女性専用のように振舞う)。事実として、JR職員は「男性も乗れます」と女性に伝えるべきと思います。優先座席が同じような位置付けなのに対し、女性専用車両だけ女性専用と振舞うことは明らかにおかしい対応と思えます。JRの方針が任意でもあたかも女性専用のように振舞うならば、優先座席についても同等の対応をすべきです(健常者の方は混み具合に関わらず優先座席に座らないでくださいと声かけすべきです)。事実を正確に伝えることの何を恐れているんでしょうか。女尊男卑の社会を目指しているんでしょうか。

痴漢対策とするならば、埼京線で実績のあるカメラ導入をしてください。

当会からの回答

※ この度は当会にご意見投稿ありがとうございました。

まず、乗車会ですが当会の活動に賛同くださる方なら性別に関係なく参加可能です。

以前、2008年頃ですがつくばエクスプレスで乗車会の際、女性会員に他人のふりをして私達と一緒に乗車してもらい、女性客が絡んできたところでその女性会員にも「論戦」に加わってもらうというようなことをしていたことがありました。

こちら側に女性がいると分かると、「もういいです…」と言って逃げていく女性客が多かったですね。

あと関西では神戸で行った街宣活動に女性会員も参加したことがありました(下記リンク)。

通りがかりの人に「なぜ女性のあなたが女性専用車両反対運動しているんですか?」と、声をかけられたこともあったそうです。

2009年11月 関西本部:神戸元町での街宣活動
2008年10月 関西本部:神戸JR元町駅前での街宣活動の報告

当会も会員の入れ替わりがあるため、現在上記の活動に参加した女性会員はすでに在籍していないのですが、現在も会員の奥さんや会員の(女性の)友人などが集会や乗車会に参加くださることはあります。

ただ、当会の外部から見ていると「当会に女性会員がいて、活動に参加している」といっても、なかなか実感が伝わりにくいだろうとは思います。

しかし、かといって当会のサイトなどに会員の顔や名前を出すわけにも行きませんので、なかなか難しいところです。

あと、JR東日本にご意見をされたとのことで、ご報告ありがとうございます。

仰っておられることはごもっともなのですが、こうした意見に対し、鉄道事業者は回答しなかったり、回答してもテンプレート回答で済ませたりするなどして、まともに取り合おうとはしません。

結局、反対派が諦めるのを待っているのです。

実際、鉄道事業者に一度意見を出しても、その後ぱったりと何もしなくなってしまう人が多いので、鉄道事業者もそのあたりのところを見越した上で、このような対応をしているわけです。

そこで私達は鉄道事業者に意見を出すだけでなく、定期的に乗車する活動をして、それで何かあったら、鉄道事業者の駅に抗議(場合によっては、本社・本局に抗議)し、さらに活動の動画をインターネット上で公開するなどして、社会に私達の活動の存在を知っていただくと同時に鉄道事業者が私達の存在を無視できないようにしているわけです。

また、そうすることで、活動も立ち消えにならず継続的に行うことが出来ます。

先にも述べた通り、鉄道事業者は反対の声が立ち消えになるのを待っていますから、そうならないように私達はこれからも活動を続けていくつもりです。

今後とも、当会サイトをよろしくお願いいたします。

また、もしお気が向かれましたら、当会への入会などもご検討ください。


当会へのご提案

●性別:男性

●いつも興味深く拝見させていただいております。

さて、貴会の活動について2点ほど思うところがあり、投稿させていただきました。

1 「女性専用車両」という名称について、景品表示法の観点からやめさせることはできないのでしょうか。

「女性専用車両」という名称は明らかに消費者の合理的な選択を阻害しており、景品表示法第5条違反に該当するのではないかと考えます。

2 ホームページのデザインについて一新される予定はないでしょうか?

 失礼ながら貴会のホームページのデザインはどこか古臭く、暗い印象を受けます。また、会の広報についても物足りなさを感じます。

 広報面の強化による支持層、会員数の増大が今後の活動の益々の発展のためにも欠かせないのではないかと考えます。

以上稚拙ながら2点提案させていただいた次第です。

貴会の今後の活動を陰ながら応援させていただいております。
よろしくお願いいたします。

当会からの回答

※ この度は当会にご意見投稿ありがとうございます。

まず「女性専用車両という名称」についてですが、確かに景品表示法の観点からしても抵触する可能性は否定できませんが、世間の人々の多くが「女性専用車両は痴漢対策のため、やむなく設けられたもの」などという事実と異なる認識を持っていて、それを全く疑っていない現状ではいくら「景品表示法に反する」と言っても「女性専用車両は痴漢対策なんだから、女性専用表記も男性を乗せないために必要なこと」で片付けられてしまう可能性が高いと思われます。

実際には女性専用車両は「痴漢対策のためにやむなく設けられたもの」ではなく、政党の選挙対策(政治目的)に利用されていたり、鉄道事業者の金儲け(商業目的)に使われていたりするわけで、そんなもののために消費者の合理的な選択を阻害してまで、「女性専用車両」という表記をするのはとんでもないわけですが、そこはやはりもっと「女性専用車両≠痴漢対策」という世論を盛り上げていかなければならないだろうと考えております。

そのために、ご提案いただいた広報面の強化も必要かと思うのですが、このあたりは今すぐにというわけには行きませんが、今後も当会内でいろいろと検討していきたいと考えております。

またサイトのデザインについて、過去にも一度、投稿者様と同じような「デザインをもっと良くすれば信用度が上がる」というご意見を受け、2013年ごろにデザインを一新したものですが、やはりまだ古臭い印象がありますか…

何分にも当会はデザインについては専門分野ではありませんので、そのあたりがネックになっているわけで、今後の研究課題ですね。


高校生の方からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車両を不満に思う1人です。

当方は日々電車通学をしている学生です。私は「同じ料金を払っているのに乗れる車両の選択肢が男性だけ少ないのはおかしいんじゃないのか」とふと思い、女性専用車両について調べていたところ貴会のHPに辿り着きました。そして、私の考えは正しいと確信しました。と同時に反対派のなかにも矛先を向ける相手が違う方の存在に気がつきました。

某動画サイトYにて非協力乗車の動画を見ていたのですが、高圧的に注意した女性に同じく高圧的に反論し説き伏せるシーンを確認しました。その動画投稿者は貴会員でないことを信じておりますが、悲しい気持ちになりました。というのも矛先を向けるべきは鉄道会社だと思いますし私がもし女性ならば女性専用と大きく掲げてあったら同じように勘違いしていただろうと推測できるからです。よって高圧的な態度で注意する、他の意見を聞かない女性に会ったら説くのを諦めるべきだと思います。

また、国内でこの車両に反対する方が少ないのが現状である以上、撤廃まで長い道のりになるかと思います。が、2020年の東京オリンピックで外国人が来日し、女性専用車両に反対する意見がたくさん出てくるでしょう。この機に活動をより一層強めてはどうでしょうか。

文を書くのが苦手ですが言いたいことは

  • 活動で何があっても高圧的にでるべきではない
  • 2020年に活動を強めてはどうか

の2点です。
貴会の活動を心より尊敬し応援いたします。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

私達も女性客と敵対することが目的ではありませんが、高圧的に来られたら不本意ながらこれは戦うしかありません(これは女性客だけでなく、相手が男性客や鉄道員の場合も同じ)。

高圧的な態度で来るような相手にこちらが引き下がれば「女性専用車両に乗る男など、強く出れば簡単に撃退できる」と、相手に学習させてしまうことになります。

そうなれば、そういう相手は以後さらに男性排除に積極的になるでしょう。

ですから、高圧的な態度で来る相手にはきっちりとそれ相応の対応はしなければなりません。

もちろん、専用でもないのに「女性専用」表記をする鉄道会社も悪いのですが、鉄道会社に「専用表記はおかしい」といくら抗議しても「他の会社もやっているから」などと、まともに取り合う気すらありません。

要するにこちらが諦めるのを待っているわけですが、鉄道会社がこういう状態ですから、私たちが実際に乗車して「実は男性乗車禁止ではない」ということを行動で示していくしかないわけです。

そうした中で、男性排除をしようとして強い態度に出てくる者がいればこれは当然のことながら引き下がるわけにはいきません。

ですからこれを、「鉄道会社ではなく女性客に矛先を向けている」と考えるのは誤解であると申し上げておきます。

あと、「2020年に向けて活動を強化されては」とのことですが、それならばあなたもそれまでに何かあなた自身でできることをなさっていただきたいと思います。

あなたはまだ高校生ですから派手には動けないでしょうし、当面は鉄道会社にテンプレート回答で済まされることは承知の上で、抗議のメールや電話・投書を行うことぐらいしか、多分できないと思いますが(個人で乗車活動されるなら、自己責任でお願いします)、この先成人されましたら、どうか「自らも積極的に動く人」になってください。

もちろん、活動したくても仕事が多忙などの理由で思ったように活動できない人が多いのも承知していますし、またあなたも将来そうなる可能性はあるわけですが「動けないわけでもないのに自分は動かず、活動している団体に期待だけする人」ばかりになってしまうと、この活動もうまく行きません。

女性専用車両に疑問があるなら一人でも多くの人が実際に参加しないとこの活動は成功しないのです。

当会のメンバーも仕事を持ちながらの活動ですので、なかなか各自思うようには動けないところはあるのですが、それだけに動ける人には少しでも参加していただきたいというのが私達の思いです。


当会の返信についてのご意見

●性別:男性

●女性専用車両に疑問を持ってこのサイトに辿り着き、じっくり過去のご意見とそれらに対する返信を読んでいて思ったことがあります。

賛成意見に対しては普通の対応ですが、反対意見には皮肉や嫌味をこめすぎた対応です。反対されて不快な気持ちも理解できますが、これではどんなに理論的に返しても読んでるものに不快感しか与えないと思います。ホームの、男女が憎しみ合わない社会を、というスローガンはとても素敵なのに、あなた方の対応では反対者との間に憎しみしか生みません。

当会からの回答

※この度は、当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

当会に対する反対意見でも、きちんと礼儀を尽くした上で紳士的(淑女的?)に意見を述べておられるご投稿には私達もきちんと対応いたしますし、またそのようなご投稿に嫌味や皮肉で返すようなことはしないように心がけています。

しかしながら、当会を見下してかかってくるような相手についてはこちらとしてもそれ相応の対応をしなければなりません。

仰っているのは恐らく主に2014年5月~6月の間にいただいたご意見投稿のページの中の一番下の投稿と、それに対する当会の返信のことではないかと思いますが、一時期多かったのが上記リンク内でも紹介しているような、支離滅裂な文章を書きながらやたらと上から目線で当会を批判してくる、「ボクちゃんは大人なんだぞ!」的な投稿で、最初は私達も無視していたのですが、やはりそういうタイプの人間は普段、(恐らくは)周囲から軽く見られて自尊心を傷つけられているためか、当会を叩くことで損なわれた自尊心を回復できるのが相当な精神的快感らしく、放っておくと手がつけられなくなります。

最近では少なくなりましたが、過去、複数の投稿者から同様の投稿が(当サイトで公開したもの以外にも)多数ありました。

そういう投稿をしてくる者は当会が「女性専用車両に反対している」というだけで、短絡的に「幼稚な奴ら」と思い込み、「こいつらだったら自分でも勝てる!」とばかりに最初から当会を見下したような態度を取るわけです。

そしてこれはイジメの図式と同じですが、「相手がやり返してこないだろう」と思ったら、どこまでも図に乗って以後も次々やってくるわけです。

ですから、私達としてもここは不本意ながら、強い態度で臨むしかありません。

過去の投稿及びその回答を見て不快に感じられたのであればそれはお詫びいたしますが、しかしながらそれも、ここまで述べてきたような理由があってのことだということはどうかご理解くださいますようお願いいたします。

そして、このページの一番下の投稿(タイトルが「当会サイトと他サイトを一緒くたにしている、女性専用車両賛成派の投稿」) についても同様の理由で少々辛口な返信をしておりますことをご承知おきくださいますよう、お願いいたします。


法務局に問い合わせされた方からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車両について、鉄道会社が専用と称して男性を排除してることを法務局人権擁護局に相談してみてはいかがでしょうか?

もしくはもうなされてるかもしれません、その場合は結果を教えていただけると幸いです。

URLは以下です。
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken113.html

私は先日、同じサービスを受けるにあたっての女性限定料金(男性の3分の1の料金)を法務局に相談したところ「様々な状況があるため男性差別とは判断できない」と見事に受け流されてしまいました。

悔しくて仕方ありません。

法務局には女性の人権ホットラインがあるのに男性のホットラインがないので薄々感づいてはいたのですが…

法務局は男性差別を黙認するようです。

現在「様々な状況」とは何か を追加で相談しているところですが、良い反応は期待できません。

是非、法務局に女性専用車両について相談してみてください。

そしてwebページ上でどういう反応があったか教えていただきたいです。

以上、長文をお読みいただきありがとうございました。

当会からの回答

※法務局に対して当会が会として申し入れを行ったことはありませんが、過去、神戸の男女共同参画苦情処理機関に当会の会員が地下鉄の女性専用車両について苦情申し立てをしたことはあります。

しかし結局、「痴漢対策だから…」と片付けられてしまいました。

また、同じ会員がレディースデーなどについてもやはり男女共同参画に申し立てしましたが、こちらは「差別だとは考えられない」の一言で片付けられてしまいました。

一方、こちらは数年前になりますが福岡の男女共同参画が歌謡ユニット「ももいろクローバー」の男性限定ライブを問題視したことがありました。

そして、それに対して「それを問題にするなら女性専用車両はどうなんだ」という文句の声がネットで上がったのは比較的記憶に新しいところです。(一応念のために言っておくと、「ももクロ」はこれまで男性限定ライブ・女性限定ライブ共に行っており、男性だけを優遇してきたわけではありません)

結局、法務局にしても男女共同参画にしてもとにかく「女性が不利になるものしか問題視しない」「男性が不利になるものは全く問題視しない」と考えたほうが良いようです。

しかしながら公的な機関で女性専用車両を問題視しているところが全くないかといえば、そうでもないようで、例えば総務省の近畿管区行政評価局などはいかがでしょうか?

参考までに、ここに問い合わせをされた方の動画を貼っておきます。

https://youtu.be/AMR8kvRqrog

ここは、「鉄道事業者が男性の障がい者も女性専用車に乗れるとしていながら、それを十分周知していないために男性の障がい者が乗りづらい」という男性障がい者サイドの声を受け、国交省経由で関西の各鉄道事業者に対し、女性専用車に男性の障がい者が乗車してもOKだということを告知させると同時に、各鉄道事業者で異なっていた男性障がい者の乗車についての案内を統一させました。(もちろん本当は障がい者に限らず誰でも乗車OKですが…一応念のため)

しかしながら、鉄道事業者の方が事前にプレス発表を行わないなど、なるべく利用者に気づかせないように案内を変更するなどして、うまくかわしてしまいましたが…

以上、参考になればと思います。


当会サイトと他サイトを一緒くたにしている、女性専用車両賛成派の投稿

●性別:男性

●先ほどから質問や意見の問答を見させていただきましたがあなたたち団体の受け答えははっきり言って平等でもなければ冷静でもありません。それこそ綺麗事の感情論です。論破した気になってるだけですね。

まず女性専用車両は響きこそ最悪ですが僕は大事だと思います。痴漢には遭ったことはありませんが実際に痴漢現場を目撃しましたし、大抵痴漢に遭うのは女性です。こういうとあなたたちはいや女性が女性に危害を加えたケースもあると言うし女性だって痴漢をするなどと的外れな問答ばかり。まず男女くたに徹底的にも一緒に考えている時点
である種の宗教的な恐怖も感じますね。もちろん男女平等は賛成ですが真の男女平等なんてくると思いますか?

男性はまず子供を産めないし女性は男性並の体力も筋力もない。体格も性質も異質の人間なのですよ。

男女平等にしたいのならどうして女性ばかりがレイプをされるのでしょうね。これは簡単ですね。筋力と体力の問題です。女性はレイプしようとしてもそれ並の力がないのですよ。だから女性が被害に遭うのは仕方ないと言えばひどいですか男性よりは多少は庇護されて当然じゃないですか?と僕は思います。

痴漢に遭ったトラウマの女性が女性専用車両に乗ると安心するというのに対し、あなたたちはあなただけが良い思いをしてるだけではないのかという残酷な返しも見ました。被害に遭う人のことを全く考えていない。その人のトラウマも無視。まず痴漢をなくすならわかりますが女性専用車両を被害者のことを考えずやたらと反対してるだけにしか見えませんね。要するに痴漢の被害者のトラウマケアなんか無視で男性がかわいそうと言っているだけですね。中には過去の性犯罪から男性恐怖症になる人もいるのにその人も無視ですか。なんて恐ろしい思想なんでしょうか。真の男女平
等なんて来ないと思いますがそれでも目を瞑るところはあるのは男女の違いで明らかでしょう。この世に男だけなら完全に平等になると思いますが女性というもう1つの性別があります。性差の違いは平等で平らにできるほど簡単ではありません。そこをもう一度考えてみてはどうでしょうか?

当会からの回答

※当会が過去に言った覚えのないことや、会として一切主張していないようなことまで勝手に「当会の主張」ということにしているようですが、当会サイトを一体どこのサイトと勘違いしておられるのでしょうか?

youtubeのコメント欄でしょうか?

それとも差別ネットワークのブログでしょうか?

まず、当会と他団体との区別くらいは最低限つけてください。

で、本題に入りますが、

先ほどから質問や意見の問答を見させていただきましたがあなたたち団体の受け答えははっきり言って平等でもなければ冷静でもありません。それこそ綺麗事の感情論です。論破した気になってるだけですね。

具体的に「どこのサイト」での「どのような発言内容」について「綺麗ごとの感情論」だとか、「論破した気になっているだけ」とか言っているのでしょうか?

そこのところをきちんと示さないと、これは「あなたの主観に基づく、単なる個人的思いこみ」と言われても仕方がないでしょう。

当会サイトと他サイトの区別がついていないあたりから考えて、具体的に「どこ」の「どの発言」ではなく、恐らくは先入観でものを言っておられるのでしょうが。

まず女性専用車両は響きこそ最悪ですが僕は大事だと思います。痴漢には遭ったことはありませんが実際に痴漢現場を目撃しましたし、大抵痴漢に遭うのは女性です。

女性専用車両は痴漢対策とは名ばかりの別物ですが…。

当会サイトで「痴漢対策は建前」だと繰り返し、根拠も示して述べているのに、それを見落として「女性専用車両=痴漢対策」の前提でものを言っている時点で当会サイトをきちんと読んでいないのが丸分かりです。

批判は結構ですが、批判するなら当会のサイトの内容ぐらいはきちんと確かめてからしていただきたいものです。

こういうとあなたたちはいや女性が女性に危害を加えたケースもあると言うし女性だって痴漢をするなどと的外れな問答ばかり。まず男女くたに徹底的にも一緒に考えている時点である種の宗教的な恐怖も感じますね。もちろん男女平等は賛成ですが真の男女平等なんてくると思いますか?

先ほども述べましたが、当会と他の団体との区別がついておられないようですね。

当会サイトで「女性だって痴漢をする」などというような回答をした覚えはありませんし、会としてこのような主張もしておりません。

あと、「まず男女くたに徹底的にも一緒に考えている時点で…」とか、日本語がおかしいですよ。

きちんと自分の書いた文章を読み直しましたか?

どうもあなたを見ていると「思いつきで衝動的に行動する」「その場の感情で思い込む」タイプに見えます。

当会も男女の違い自体は否定しませんが、「違い」と「不公平」は別物です。

あなたの言う「真の男女平等」というのが、男女全く違いのない、究極のジェンダーフリー状態と規定するなら、当会はそんなものは目指しておりませんし、またそんな世の中が来るなどとは全く思っておりません。

当会を変な宗教まがいの団体に勝手に仕立て上げて勝手に恐怖しないでください。

男性はまず子供を産めないし女性は男性並の体力も筋力もない。体格も性質も異質の人間なのですよ。

先にも述べたとおり、女性専用車両は痴漢対策や弱者保護を建前にしているだけで、痴漢対策などとは全くの別物ですし、女性専用車両でなくても監視カメラや警備の強化などで痴漢対策は十分可能です。

女性専用車両を正当化するのに男女の違いを引き合いに出すのは女性専用車両賛成派が良く使う詭弁です。

男女平等にしたいのならどうして女性ばかりがレイプをされるのでしょうね。これは簡単ですね。筋力と体力の問題です。

女性はレイプしようとしてもそれ並の力がないのですよ。だから女性が被害に遭うのは仕方ないと言えばひどいですか男性よりは多少は庇護されて当然じゃないですか? と僕は思います。

女性専用車両はレイプ対策ではありません。

それに、あなたが当会相手にいくら「女性は庇護されて当然じゃないですか?」とネットで主張してもそれによって実際の女性が救われるわけではありません。

単にネットで女性の味方ぶっているだけならそれは女性を慮っているのではなく、「俺は女性にやさしい大人の男なんだ!」という、ただの自己満足です。

痴漢に遭ったトラウマの女性が女性専用車両に乗ると安心するというのに対し、あなたたちはあなただけが良い思いをしてるだけではないのかという残酷な返しも見ました。被害に遭う人のことを全く考えていない。その人のトラウマも無視。まず痴漢をなくすならわかりますが女性専用車両を被害者のことを考えずやたらと反対してるだけにしか見えませんね。

要するに痴漢の被害者のトラウマケアなんか無視で男性がかわいそうと言っているだけですね。

中には過去の性犯罪から男性恐怖症になる人もいるのにその人も無視ですか。なんて恐ろしい思想なんでしょうか。

やはり当会サイトと他サイトの区別がついておられませんね。

残酷な返し?どこのサイトのお話ですか?誰の発言ですか?

それはともかく、女性専用車両を利用している女性の大半が実際はどのような理由で利用しているかご存知ないのですか?

すでに当会サイトでも過去に何度も言及していますが、やはりきちんと読んでおられないようですね。

「痴漢に遭ったトラウマの女性が女性専用車両に乗ると安心する」などとは、女性専用車両の実態(一部の身勝手な女性が傍若無人に振る舞い、それに嫌気の差した他の女性が女性専用車両を避けて女性専用車両以外の車両に乗るようになる)を知らない者の言うことです。

それでも当会は「トラウマの女性がいる」という主張に対して、「女性警官の同乗」という対案もきちんと示してきました。

しかし、それも見落して「女性専用車両を被害者のことを考えずやたらと反対してるだけにしか見えませんね」「中には過去の性犯罪から男性恐怖症になる人もいるのにその人も無視ですか。なんて恐ろしい思想なんでしょうか」などと言っている時点であなたの目が節穴だということです。

真の男女平等なんて来ないと思いますがそれでも目を瞑るところはあるのは男女の違いで明らかでしょう。

この世に男だけなら完全に平等になると思いますが女性というもう1つの性別があります。性差の違いは平等で平らにできるほど簡単ではありません。

そこをもう一度考えてみてはどうでしょうか?

あなたのような「男女は違うのだから真の男女平等など無理」(男女は違うのだから、不公平があっても当然)という主張をする人間によくある特徴のひとつに「女性の扱いが有利になる場合だけ、性差を主張する」というのがあります。

要はただの「ご都合主義」です。

違うというなら「性差の違いは平等で平らにできるほど簡単ではありません。

そこをもう一度考えてみてはどうでしょうか?」という、”僕の正論” を当会ではなく、過激なジェンダーフリーを掲げるフェミニズム団体に主張してください。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2017年2月~3月)

2017年2月~3月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


前回、ご投稿を掲載しました方からのお返事

(※注:この方は前回の当会に寄せられたご意見(2016年11月~2017年1月)の中で「関西の方からいただいたご意見投稿」のタイトルでご紹介した方です)

●性別:男性

●先日、関西の某大手事業者の対応についてご意見した者です。

さっそくのコメントをありがとうございます。

私は残念ながら、非協力乗車をする勇気や気力はありませんが、貴団体が非協力乗車など積極的に活動をしているにも拘わらず、社に取り合ってもらえない現状に空しさを感じているところです。

最初非協力乗車に賛同できないと言った趣旨は、効果がないとの思いからです。しかし、貴サイトをよく読んでみて、啓発活動に一定の効果があることが分かりました。

しかし、この事業者を始め、各事業者に取り合ってもらえない現状をなんとか打破できないものかという思いになりました。

女性専用車反対の問題は、感情的に差別がどうだとか言うことを訴えても、いまいち効果がでにくく、この問題に関心がない人の賛同が得にくいところかなと思います。

問題点を整理すると、次の3点かと思います。

1、当初痴漢対策という名目だったが、痴漢減少の効果がはっきりしないばかりか、「件数は公表しない」などとごまかした対応をする事業者が多い。男性に対する差別だとしても、効果がはっきりすれば、合理的な差別的取り扱いとして許容すべきかとの考えもあるが、効果がはっきりしないのに、合理性のない差別的取り扱いにより、メリットよりデメリットが上回る。

2、デメリットのひとつとして、体の不自由な人が、不便や危険な思いをする。そのデメリットを解消する努力よりも、いったん定着した女性専用車を守ることを優先する事業者の姿勢。

3、もし痴漢減少に効果があるならば、その効果と、体の不自由な人をはじめとした、多数の男性客の不便との優先順位の比較となるだろうが、それならば、効果の高い時間帯に導入するなど、データを示して理解を求めるのが公共交通事業者としてあるべき姿だが、閑散時間帯など効果の薄い時間帯も含み、よくよく検討することもなく、一律に導入することで、一部の女性客が喜ぶことで定着しているから効果的だと判断すること。

4、本来的にはこのような車両があることが、望ましくないのだが、必要悪として最低限導入するので、その最低限を選んだ根拠を示し、理解を求めるならばまだしも、そのような姿勢が一切見られず、よく分からない一般客をごまかした対応。

女性専用車が、男性差別につながるから反対という、感情的な考えだけでは、効果に限界を感じるため、具体的に不便を生じた体の不自由な男性などの事例などを挙げて、そのデメリットをどのように考事業者に問いかけていくのがよいと思いますが、一個人からの意見では、適当にあしらわれるので、例えば障がい者団体など、他団体と連携して、問題点を炙り出していっては、よいのではと思いました。

以上、貴サイトを拝見した後、私なりに思った感想です。

当会からの回答

※再度、ご意見投稿ありがとうございます。

まず、「非協力乗車が効果がない」というのはあなただけではなく、結構多くの人が最初はそのように思うようです。

インターネットなどを見ていますと、中には「そんなこと(非協力乗車)をするより、本社に直接抗議すれば早いのになぜそんなことも分からないのか?」などと言う人もいるのですが、そういうことを言う人は「本社が抗議内容をきちんと聞いてくれる」という思い込みを前提にものを言っているわけです。

もちろん、(あなたもご承知かと思いますが)本社に抗議しても「それだけ」では鉄道会社の対応は何も変わりません。

大抵適当にやり過ごされるだけです。

これでは抗議しても何の効果もありませんし、また反対派の存在自体が世間に知れることもないので、鉄道事業者としても痛くもかゆくもありません。

本社抗議だけでなく、非協力乗車を行って、その様子をインターネットで動画として公開することにより、世間の人々が「女性専用車両反対派の存在」を認識します。

もちろん、賛同者だけでなく異論・反論もあるわけですが、少々異論・反論があったとしても世間にその存在も知られずに活動するより、反対派の存在を世間に広く知らしめたほうが良いわけです。(もちろん犯罪行為などのような、見る人の大半が非難するようなことをするのは「論外」ですが)

そうしなければ、活動そのものの賛否以前に反対派の存在自体が世間に認知されないので「何をやっても影響力ゼロ」ということになってしまいます。

また、女性専用車両反対意見の存在を「ほぼ無い」ことにしてしまいたい鉄道事業者としては反対派の存在が世間に認知されないほうが都合が良いわけです。

活動の存在が世間に知られることによって、私達のサイトや動画の内容などをチェックして見る人が出てくるし、また私達の主張もたくさんの人が見るようになります。

とかく世間の人々は自分達に関心のあること以外は上辺だけしか見ないのが普通です。

ですから鉄道事業者が「女性専用車両は痴漢対策だ」と言えば、ほとんどの人はそれを全く疑わず、鵜呑みにしてしまうわけです。

実際には、女性専用車両が営利目的化していることや、男性の障がい者や高齢者がそのような「営利目的化した車両」から排除されているという実態があるわけですが、そうしたことにもなかなか世間の関心の目が行きません。

「痴漢対策」という、もっともらしく聞こえる建前のもと、体よく罷り通ってしまっているのが実際のところだと思います。

そこで私達は合法的な範囲内の活動で、そうした「世間の目がなかなか行かない部分」のことも、世間に知らしめていこうとしているわけです。

私達が今するべきは「女性専用車両が決して痴漢対策のために作られたものではない」「女性専用車両の導入推進にはウラがある」「女性専用車両はウソだらけの代物である」ということなどを、数々の資料やその他、根拠も示しながら、少しずつでも世間に知らせて行き、「痴漢対策のためにやむなく設けられたもの」だという思い込みを少しずつでも解いて行きながら世論の変化を待つことだと、私達は考えています。

やはり、「女性専用車両は痴漢対策=正当なもの・やむを得ない」という思い込みを解いていけば、おのずと「女性専用車両は差別に当たる」という意見にも耳を傾けてくれる人は増えてくると思います。


阪急京都線利用者の方からいただいたご意見投稿

●性別:男性

●通勤で阪急京都線を利用しており、以前より女性専用車両については疑問に持っている一人です。

阪急はなぜ、平日の終日にも女性専用車両を適用しているのかがかなり疑問です。

特に昼間の特急は時間帯にもよりますが、空席があるほど空いています。その中で専用車両は必要でしょうか。

任意だと思っている乗客よりも女性しかだめだと思っている乗客のほうが多いような気がします。特にあの女性専用車両と貼っている車両は特急以外でも快速急行にも利用され、通勤時間帯での利用者は大半が女性ばかりで、男性が乗車するのは拒まれる雰囲気になっているような気がします。

また私が平日の特急の女性専用車両を見る限り、他の車両に比べて空いているような気がします。

すぐ隣の車両は立つ人がいるぐらいの乗車率で、その中には女性の方も多く乗車しており、隣の女性専用車両へ乗車すれば女性もゆったりと乗車できるしその分男性もゆったりと乗車できると思います。

女性専用車両は鉄道会社だけの問題だけでなく、利用する女性の意識の持ち方にも左右されるのではないかと思います。なぜ、女性だけが1両分だけ多く、乗車できる車両が優遇されているのにそれを利用しないのか。女性専用車両という優遇された空間があるのにもかかわらず、同乗者に男性がいないにも関わらず、その隣の車両に乗車するのはなぜかを一度問いたいものです。

私の最寄り駅は淡路駅で特急の女性専用車両は階段にも近く、十三や梅田でも階段に一番近い車両です。

わざわざ隣の車両に乗車するめんどくささとその隣の車両に多くの女性が座っており、空いている女性専用車両を利用しろと思う腹立たちさでストレスが貯まるときもあります。

一つドアが違うだけでなぜ、女性は女性専用車両を利用しないのかと思うのは私だけでしょうか。
せめて、平日の昼間は女性専用車両をなくして欲しいことと全国的に女性専用車両の条件を統一を提案させてもらいます。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

阪急については2002年ごろ、当時の国土交通省の社会実験に付き合わされる形で京都線の特急に終日女性専用車両を導入し、そのまま正式導入しました(恐らく最初から正式導入は決まっていたと思われます)。

当時の国交省は基本的に女性専用車両は終日運行する方向で話を進めており、「一気に終日導入する」のが良いか、「最初は朝ラッシュ時だけにしてその後、少しずつ拡大していく」のが良いかを見極めるため、阪急に終日、京阪にはとりあえず朝ラッシュ時導入するという形で社会実験を行いました。

(国交省の報告書)http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf

つまり、痴漢対策として必要か否かではなく、最初から女性専用車両の終日導入ありきだったわけです。

また、女性専用車両を任意としているのもこれまで当サイトで何度も申し上げてきた通り、「法的な問題を上手くかわすために、形式上任意協力にしているだけ」で、実際にはわざわざ「女性専用」と表記して、利用者を勘違いさせ、事実上強制できるようにしているわけです。

ですから、「女性しかだめだと思っている乗客のほうが多い」のはある意味当然といえるかもしれません。

鉄道会社自身が率先して「女性専用」という強制力があるかのような名称で利用客を騙しているわけですから。

当会をはじめ、反対派の活動により「女性専用は名前だけで、実は任意協力である」ということを知る人が増えましたが、恐らく当会のような活動がなかったら今頃、「任意協力」であるということは国土交通省の役人と、鉄道会社内でもごく一部のトップ以外誰も知らないまま、利用客も現場の鉄道員も強制であるかのように思い込み、男性が女性専用車両内に居ようものなら力づくで強制排除するのが当たり前になっていたかもしれません。

女性専用車両を利用しない女性がいることについては、理由は人それぞれでしょうが、どうやら一部に敢えて女性専用車両を避けている女性客がいるようです。

女性専用車両だと、男性の目がないことを良いことにだらしのない行為をする女性がいることや、態度の悪い女性客が多く、よく女性客同士でトラブルになることなどが原因のようです。

そういう意味でも、何が何でも女性専用車両を継続しなければならない理由などないようにも思えますが、実際のところ(この阪急もそうですが)どうやら女性専用車両を設置すると顧客満足度(CS)の向上になると思っている鉄道事業者が多いようです。

つまり、痴漢対策などからは完全にかけ離れてしまっているわけで、そういう点からも女性専用車両は廃止するべきだというのが当会の考えです。


過去2回、女性専用車賛成の投稿をされた方からのご投稿

●性別:男性

●先日、正義の味方気取りで2度貴会の方針にはむかった男です。

さらに考えに考えを重ね、脳みそから汗をかかんばかりに沸騰させんばかりに頭が痛くなるほどに考えました。

そして一つの結論に至りました。

女性専用車両を欲する女性こそが、古色蒼然たるジェンダー観に囚われ、自らを弱者と位置づけか弱いから守って貰いたいという甘えを持っており、真に男女平等が実現することを妨げている、と言うことです。

そして、今までの私は、本当に大人扱いされない大きな図体をした子どもであり、背伸びをして大人に見られたいがために、くだんの甘えを持った女性に阿ってまいりました。

すなわち大人と言うのがどういうものかを勘違いしてきたまま人生30年あまり生きてきたわけです。

そこで、さらに一歩進め、自分の殻を破り、世間でなんとなく作られてきていつのまにか金科玉条と化した旧来の陋習を覆すべく、貴会に入会を決意したというわけです。

私が入会した暁には、手紙とか鉄道会社に書いたりして、貴会の趣旨を伝え理解を求めようかな、なんて思っています。

このような男でよろしければ、ぜひとも入会を許可していただけますようなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

当会からの回答

※(以下の文章は、この投稿者への返信ではなく、サイトをご覧の皆様への説明です。)

この方は過去に2度ご意見をご紹介した方で、いずれも専用車両賛成の立場から当会にご投稿されました。

当会に寄せられたご意見(2016年6月~7月) 「正義の味方気取り(?)のご意見投稿」
当会に寄せられたご意見(2016年11月~2017年1月) 「賛成派男性からのご意見投稿」

そのため、当会から少々きつい目の返信(反論)をしていたのですが、その後、いろいろとお考えになられたらしく、当会に入会を申し込んでこられました。

ただ、過去の投稿内容のこともあり、当会内から入会に反対する意見が出たため、当会会則5条(当時)に基づいてこの方の入会を許可するかどうか当会内で決議を採り行い、その結果、入会に賛成する意見が規定の割合に達しなかったため、入会をお断りいたしました。

(この投稿者の方には「申し訳ありませんが、入会は否決されました」というお詫びの連絡を入れ、ご理解いただきました。)

なお、上記投稿については投稿者の強い希望により、掲載させていただきました。


いつもご投稿くださる方からのご投稿

●性別:男性

●重なる投稿失礼します、もはや女性専用車両は男性を乗せない目的だけの車両になってしまいました。最近ではオレオレ詐欺も男性とは限らないと言った事を今更言ってるようですが、分散乗車を妨害するような女性専用車両を設定して犯罪者対策などと、会社役員の目の前の表玄関だけ掃除する、裏はゴミだらけの現場と同じようなものです。他の車両に男女が乗車する問題を解決しなければ切っても切っても顔出す金太郎飴と同じで、安心な乗車を男性が居ないことでサービスを提供して男性が乗らないのがマナーであるとか、私は法律の周知の後に理解協力を求めることがマナーだと思いますが、強制紛いの協力を拒否したらマナーが悪いとか、喫煙マナーは喫煙を一定に中止したり、喫煙所で喫煙することでマナーを守れるわけですが、属性は属性で禁止されたら属性各々を止めるわけにはいかないし、そこにマナーを当てはめるのは少々変な感じがしますね。私ら男女で間違って女性専用車両に乗ってしまった時も同伴であるがゆえに結局はペアで降車に応じましたが明らかに雰囲気は注意されて降りた空気でした。私は女性専用車両を利用しない女性の心境に真実があるように思えてなりません。毎度度重なる投稿失礼しました

当会からの回答

※いつも当会にご意見投稿ありがとうございます。

仰る通りで、女性専用車両は痴漢云々よりも鉄道会社が男性を一人も乗せまいと一生懸命になる車両になってしまいました。

つまり、表向き痴漢対策と言いながら実際には「男性の存在を無視した、女性優遇サービス」になり下がってしまっているわけです。

当会の活動報告などでもすでに述べられていますが「乗ってますか、女性専用車」などと、女性専用車をセールスポイントのように宣伝するJR西日本のような鉄道事業者もあれば、女性専用車両限定広告で、女性専用車両を広告料収入源として金儲けに利用する鉄道会社(これは全国に多数)もあり、もはや「痴漢対策」など、女性専用車両を正当化するための「隠れ蓑」でしかありません。

他にも「女性専用車両の導入が、人にやさしい、魅力ある鉄道サービスを実現するためのサービス水準向上の一施策…」などとサイトに載せていた阪急電鉄の例もありますし、また福岡の西鉄も実際には女性専用車両の拡大には至らなかったものの、数年前にCS(顧客満足度)向上アンケートと称して、女性専用車両の拡大の是非を問うていたこともありました。

女性優遇サービスだからこそ、男性が乗車していると女性客に対するサービスダウンになるので、鉄道会社は男性を一人も乗せまいと一生懸命になるわけです。

なお、鉄道事業者に女性専用車両はマナーかどうかを尋ねると「マナーではない」という回答をしてくることが多いです。

現場の職員などが個人的にマナーなどと言ってくることはあるようですが…


関西の中学生からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車乗りながら女性専用車のステッカーに中指立ててる、中学生の鉄道ファンの者です。非協力乗車などで会った場合はよろしくお願いします。

なぜ私が女性専用車に反対したかというと、なぜ同じ運賃払って電車乗ってるのに一両を使えないうえに痴漢という形で一括りにされなければいけないのかと、疑問になったからです。そしてインターネットなどでよく調べると、女性専用車は任意協力によってできてるということが解りました。そしたら私は協力する価値は無いなと思いました。しかしYou Tubeなどではしつこい駅員や車掌(例)https://www.youtube.com/watch?v=UjTt3nwsYlA、狂ったように暴言を吐くおばさんの動画(例)https://www.youtube.com/watch?v=f7BPCI6EUaEが多いのでやっぱりやめておこうと思いましたが、その後最近は貴会の活動に当該の動画で私が一番乗るチャンスが多いJRでは徐々に改善していってることがわかり、非協力乗車を目的に5月に大回り乗車をしました。結果見事に何もされなかったので。これで私は女性専用車のある列車では女性専用車に一般車と同じのように乗車マナーを守って乗ってます。そして6月にはあまり注目されてない私の沿線の一番近い近鉄線の女性専用車に運動会の代休で乗りました。車掌の声掛けがありましたがありましたが、私が協力を拒否するとすぐに戻りました。そして酷かったのは難波駅駅員です。女性専用車について話すと今後は乗るな、などを言われました、上司呼びましょかなどと言われましたが親にまで絡むとめんどくさいので、無視して帰りました。そして、You Tubeやツイッター(現在凍結中)などで、貴会を支持するコメントや書き込みをしてます。鉄道アイコンで(笑)。最近では女性専用車に中指を立てた画像を投稿したりしてます、それがツイッターアカウント凍結の原因になりましたが(苦笑)。まだニコニコ動画に「やったぜ」という題名でありますが。女性専用車と嘘をついてる鉄道会社の考えを正すようにこれからもしつこく、粘り強く頑張ってください

そして本日、女性専用車を廃止しろと脅迫した事件が発生したようです(注:このご意見投稿は、2017年3月7日のものです。この日、名古屋市営地下鉄の駅や本局などに「女性専用車を廃止しろ」という投書とともに、ガソリンが送りつけられる事件がありました)。これは流石にやり方がヤクザみたいで支持出来ない処ろか、よくも反対派のイメージを汚してくれたな(怒)と思ってます。風評被害にはお気をつけください。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

あなたのような若い世代の人にこの問題について関心を持っていただけること、大変喜ばしく思っています。

ただし、どうかご無理だけはなさらないようにお願いします。

近鉄も以前は非協力乗車した当会会員に対し、助役などがしつこくついて乗車するなどした挙句、その会員が本社に抗議すると、今度は本社の社員が何と「女性専用車両は法律に基づいて実施しており、強制である」などという、トンデモ回答をしてきたことがありました。

2012年12月 近鉄への質問状提出について 参照)

それで、当会から国土交通省にこのことを報告。

その結果、国交省から近鉄に「指導」が行われ、その後は割とおとなしくなってきていたと思っていたのですが、今でもまだその難波の駅員のようにきちんと運賃を支払っている乗客に向かって「今後は乗るな」などと言う者もいるのですね。

あと、名古屋市営地下鉄の「ガソリン送りつけ事件」ですが、このような行為は(もし本当に反対派の仕業なら)反対派自ら敗北を選ぶような愚行であると思います。

鉄道事業者にしろ、当会のような反対派にしろ、先に法に触れるようなことをやった方が負けなのです。

ですから、当会がこのようなことを会として実行するようなことは絶対にありませんが、まだ(2017年4月時点で)犯人が捕まっておらず、この事件が「愚かな反対派の仕業」なのか、それとも「反対派のイメージダウンを狙った”工作員”の仕業」なのか、現時点では何とも言えない状況です。

この「ガソリン送りつけ事件」の少し前に、同じ名古屋の地下鉄東山線今池駅でホームの「女性専用乗車口ステッカー」が剥がされるという別の事件がありましたが、この「別の事件」で捕まったのは当会と全く関係のない、44歳の無職男でした。

私達が合法の範囲内で正当な活動を心掛けていてもこのようなことをする人間がいると、やはり当会を含めた反対派のイメージダウンになりますので、いくら専用車両に反対といっても法に触れるような行為だけは厳に慎んでいただきたいものだと、これらの事件を見てつくづく思います。

あなたは現時点では中学生とのことですので、当会にはまだ入会できませんが、中学を卒業されましたら当会への入会もご検討ください。

会員一同、お待ちいたしております。


女性専用車両は廃止したほうがいいと言いつつ、理由が(?)な女性からのご意見投稿

●性別:女性

●女性専用車両は、女性の乗車の多くなる車両です。男性も乗ってもかまわないという曖昧なものだとかえって痴漢に協力しているようなものなので廃止した方がいいと思います。

女性に囲まれて高揚してる男性も多くいますし、犯罪を誘発してるとしか思えません。

ただ、痴漢にあったことのある女性が安心して通勤できるように、痴漢にあわないようにするのも解決できないので何とかしないといけません。

男性専用と女性専用を6:4でつくったらいいと思います。女性は必ず男性専用車両には乗りません。

当会からの回答

※ はっきり申し上げますが、ちょっと思い込みや勘違いが過ぎるのではないでしょうか?

あなたのご意見を見る限り、最初に「女性専用車両に乗る男性=痴漢」という思い込み・決めつけがあるように見えます。

私達も好きで女性専用車両に乗車しているわけではありません。

本当は乗りたくありませんが、鉄道会社の本社に対して直接抗議をしても鉄道会社はそれを適当にやり過ごし、こちらが諦めるのを待つだけなので、敢えて女性専用車両に乗車し、鉄道会社のウソ(任意なのに事実上強制)を許さない活動をしているのです。

ですから、車内の女性客には全く用はありません。

「男性専用と女性専用を6:4でつくったらいいと思います」とのことですが、乗客をさばき切るだけで大変な朝ラッシュ時に車両を男女別にしてしまうのはまず不可能ですし、またもし可能だったとしても鉄道会社は男性専用車両など一両たりとも作る気はないでしょう。

鉄道会社に何のインセンティブもありませんからね。

また、「女性は必ず男性専用車両には乗りません」というのも「?」です。

あなたは男性専用車両があったとしても「必ず」乗らないつもりなのかもしれませんが、他の女性が「必ず乗らない」とは限りません。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2016年11月~2017年1月)

2016年11月~2017年1月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


関西の方からいただいたご意見投稿

●性別:男性

●関西の某大手事業者の対応について

近隣各線が混雑時間帯や混雑種別のみの導入とする中、休日も含め終日導入している事業者があります。

しかも、各駅の階段やエレベータ付近に導入しております。また、女性専用車の前にのみエレベータとベンチがあり、女性専用車を避けようとすると、電車到着後に階段横の狭いスペースを通り抜けてから乗車するか、あまり本数の多い路線でないのにベンチに座らずに立ったまま待つことを余儀なくされるという体の不自由な男性に対する配慮が欠けている駅もあります。

事業者に質問したところ、駅の構造上、ベンチの設置場所の変更は困難だが、女性専用車の設置時間や設置場所も変更する考えはないとのこと。しかし、障がい者は男性でも乗車できるとのことでした。

必要性の薄い閑散時間帯にも設置していることで、男性客は障がい者であったも、不便があり、障がい者が誤って乗車したことで、女性客にクレームをつけられたことがあったため、案内に配慮をいただきたいと質問したところ、ホームページで案内している、放送で乗車できる男性を説明するのは煩雑になるため、実施しないとの回答でした。

さらに、これ以上の回答は差し控えますという不誠実な説明までしてきました。

障がい者にやさしい鉄道を作ることと、自分達の政策の正当性を説明することとどちらを重視する会社なのかと思いました。

貴サイトを拝見させていただきました。非協力乗車には賛同できませんが、先ほどの鉄道事業者の担当者の対応に失望したため、メールしました。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

はっきり申し上げて、この会社は障がい者にやさしい鉄道を作る気など微塵もないと思います。

要するに、一部のわがままな女性を喜ばせるようなことをしていれば儲かると考えているのです。

そして、それを表向き「痴漢などの迷惑行為から女性を守るための取り組み」ということにしているわけです。

「女性専用車に男性の障がい者が乗車できる」としているのも男性障がい者への配慮ではなく、「男性の障がい者より健常者の女性を優先するのか?」というクレームをつけられた時に「女性専用車は男性も乗れるのだから問題ありません(女性客に文句を言われたとしても、それは女性客が悪いのだから文句はそっちに言ってください)」と、上手くかわせるようにするためのものです。

だから「障がい者が誤って乗車したことで、女性客にクレームをつけられたことがあったため、案内に配慮をいただきたい」などと言っても、全く取り合おうとすらしないのです。

「非協力乗車には賛同できません」とのことですが、この会社はいくら男性がメールや電話、投書などで抗議してもこういう対応をする会社です。

私達も非協力乗車をしたくてやっているわけではありませんが、このくらいしなければならない理由がそこにあるわけです。


いつもご投稿くださる方からのご意見投稿

●性別:男性

●小田急江ノ島線は藤沢駅での折り返し運転に関して引き続きの乗車はご遠慮、ご協力をお願いする立場だそうですが、これは運賃を降車駅で適切に乗車区間支払う利用者に対するアナウンスだとは思いますが? いかに折り返しダイヤがきついとは言え車内点検を実施しているのか疑うような内容ですね。それで同じ協力を要請するところの女性専用車両は男性客に対して強制紛いに降車か移動の要請ですからね。仮に折り返し乗車で片道運賃しか払わない利用客であれば立派な無賃乗車でしょうし、その損失分と、それを防ぐシステムのコストとの兼ね合いでしょうか?なかなか駅ホームの転落防止の可動式扉が設定されなかったのも人の命と営業コストを量りにかけた行く末に感じてしかたありません、女性専用車両非協力乗車の皆様仰る一括して男性を排除してしまう女性に対する営利目的など、防止カメラの設置が進まないのもこの辺りの理由でしょうか?私は失礼ながら鉄道各社が真の防犯システムにコスト面から消極的なら防犯カメラに似せたダミーを車内に設置するだけでも有効かと思います。似せた大義に安全や防犯が噛み合うわけもなく!過去の公共交通の事故にはこのような偽の大義が見え隠れしています。

当会からの回答

※ご意見ありがとうございます。

片道運賃しか支払わずに折り返し乗車した場合ならこれは明らかな不正乗車ですから、鉄道会社側から強く言われても仕方のないことですが、女性専用車両は特別な運賃を取っているわけでもなく、また法的根拠もない(鉄道営業法34条2号の適用対象外)ので、本来男性が乗っていても強制まがいの移動要請を受ける筋合いはないはずのものです。

しかし、現実にはそういうことが現在でもしばしば発生しているということはすでにご承知の通りです。

駅ホームの転落防止柵は結構費用も掛かるようですし、また路線によっては車両の長さやドアの数の異なる列車が入り混じって運行されていたりするため、ホーム柵を設置するにも、なかなかハードルが高いわけです。

一方、監視カメラもよく「鉄道会社が車内監視カメラをやりたがらないのは費用が掛かるからだ」などと言われますが、実は全く異なる理由からのものです。

当会のサイトの「活動履歴」で関西の阪急電鉄の例を取り上げていますが、「費用が掛かる」と言いながら、実際には阪急自身が駅構内に多数の監視カメラをすでに設置しており、また島根県の一畑電鉄では赤字の地方ローカル線でも車内監視カメラを実施している例があることからもわかるように「監視カメラは費用が掛かるからできない」というのは「真っ赤なウソ」です。

結局のところ、女性専用車両を設置すると「顧客満足度が向上し、会社のイメージが良くなるだろう」「他社との競争も有利に進められるだろう」「女性専用車を商業目的に利用して収益向上につなげられるだろう」といった考えが鉄道事業者側にあるものと思われます。

車内防犯カメラの設置が進まないのも、恐らくは監視カメラにはそのような「うまみ」がないと鉄道事業者が考えているからでしょう。

また女性専用車両設置で「防犯対策はしてますよ」という建前上のアピールにはなっているので、それをわざわざ監視カメラに置き換える必要もないということなのかもしれません。


賛成派女性からのご投稿

●性別:女性

●初めまして、こんにちは。

急な質問&意見失礼致します。

女性専用車両反対というのならば男性専用車両をつくったらいかがでしょうか?そしたら男女差別ではない対等だと思います。女性専用車両があり男女共有車両があり男性専用車両があれば平等ではないでしょうか?

女性専用車両は不要という方がいるように女性専用車両が必要だという方もいらっしゃいます。私は女性専用車両が必要だと考えます。

やはり弱い立場の方に合わせるのが大事です。

差別的かもしれませんが女性は女性同士群れる生き物であり基本女性は自分の好きな男性しか近くに寄って来て欲しくない生き物です。ですが電車内は密室であり満員電車になれば体がぶつかります。パーソナルスペースも無視です。女性同士でも見ず知らずの人とくっつきたくないのに異性となんて、以ての外です。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、誠にありがとうございます。

女性専用車両反対というのならば男性専用車両をつくったらいかがでしょうか?そしたら男女差別ではない対等だと思います。女性専用車両があり男女共有車両があり男性専用車両があれば平等ではないでしょうか?

男性専用車両など、まず作られないでしょうし、私達も男性専用車両など望みません。

あなたにはそんなつもりはないと思いますが、世の中には表向き男性専用車両の必要性を認めるようなことを言って、反対派の不満を抑えて黙らせ、そのスキに女性専用車両(だけ)をさらに推進しようとする、狡猾な女性専用車両推進派もいます。

そして「男性専用車両も作れば良い」などと思っていると、そういう狡猾な推進派に騙されるのがオチだということも私達は知っています。

女性専用車両は不要という方がいるように女性専用車両が必要だという方もいらっしゃいます。私は女性専用車両が必要だと考えます。やはり弱い立場の方に合わせるのが大事です。

高齢者や障がい者など、弱い立場の方に合わせるのは確かに大事ですね。

移動の困難な高齢者や障がい者の方を余計に歩かせ、大きな負担をかけるという意味で女性専用車両も男性専用車両も一切必要ないと思います。

やはり、「弱い立場の方に合わせるのが大事」ですから。

差別的かもしれませんが女性は女性同士群れる生き物であり基本女性は自分の好きな男性しか近くに寄って来て欲しくない生き物です。ですが電車内は密室であり満員電車になれば体がぶつかります。パーソナルスペースも無視です。女性同士でも見ず知らずの人とくっつきたくないのに異性となんて、以ての外です。

「女性は女性同士群れる生き物であり基本女性は自分の好きな男性しか近くに寄って来て欲しくない生き物です」などと、すべての女性が自分と全く同じであるかのように「女性は…」などと一般化しておられますが、実際には女性専用車両があるにも関わらず、「自分の利用する駅の改札・階段に近いから」と、敢えて女性専用車両以外の車両に乗車する女性が少なくないことからも分かるように「他人と体が接触するかしないかよりも自分の利便性のほうが大事」な女性は少なくありません。

つまり、全ての女性があなたが言うほど他人との接触を気にしているかと言えば、そうではないということです。

あなたがどうしても「異性が近くにいるのが嫌」だというなら、あなたがなるべく鉄道を利用しないようにすれば良いのではないでしょうか。

鉄道は「公共交通機関」です。

あなたのプライベート空間ではありません。


賛成派女性からのご投稿(2)

●性別:女性

●はじめまして。女子大学生です。

男尊女卑、女尊男卑、性差による社会問題に興味があり、女尊男卑の例として女性専用車両とレディースデイが挙げられることより、貴団体に興味を持ちました。

私自身、治安の悪い地域で育ったため、幼少期より常に男性変質者、痴漢等に悩まされ怯えていました。

そのため、社会人になった際、満員電車では女性専用車両に乗りたいと切望しております。

大多数の男性は痴漢などしないのだから、女性専用車両は不当だ、と言われると意味は分かります。また、本日あえて女性専用車両にのってみたところ、半数以上は中高年の女性でおそらく痴漢の心配をしての利用ではないと思われます。大多数の真っ当な男性に対する差別だ、7割の女性は痴漢防止のために女性専用車両を利用しているのではない、という貴団体の主張は理解できます。

しかし、私は疑問に思うのです。

では3割の女性は女性専用車両がなくなった時どうすれば良いのでしょうか。男性のマジョリティ優先で、被害女性のマイノリティは保護されてはいけないのでしょうか。

痴漢が怖ければ女性警官をつけろ、というのは現実的に数の点でも不可能ですし、混雑はより一層のものとなるでしょう。また、私が痴漢等にまともに反撃できるようになったのは高校生くらいからで、それまでは親にも言えず、泣き寝入りでした。

まだか弱い小中高生なども通学で電車を利用します。親が女性専用車両に乗るように指導すれば、車内で痴漢に会うことはほぼゼロです。たとえ車内に試験的に監視カメラを設置しても、痴漢の数はゼロにならなかったのですよね。女性専用車両の方が若い女性たちには確実に安全です。

政治的目的や営利目的があろうと、女性専用車両は、痴漢されたことのある女性にはありがたいものです。

貴団体の女性会員には痴漢被害に何度もあったという方はいないのでしょうか。

少数派の子供や若い女性のために女性専用車両を、というのは本当にあってはならない差別なのでしょうか。

もし本当に差別なのだと理解出来れば、私も女性専用車両に反対しますが、そうは思えません…

まだ学生で無知な私なりの考えで、間違っている点など教えていただけると幸いです。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

申し上げたいことは多々ありますが…

私自身、治安の悪い地域で育ったため、幼少期より常に男性変質者、痴漢等に悩まされ怯えていました。

そのため、社会人になった際、満員電車では女性専用車両に乗りたいと切望しております。

「女性だけなら安心」というのは大きな間違いです。

過去に名古屋市営地下鉄の金山駅の女性トイレで刃物を持った精神異常者の女が他の女性客を刺し殺すという事件が発生しました(下記)。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100905-OYT1T00146.htm(アーカイブ)(現在はリンク切れ)

地下鉄駅で81歳女性、女に包丁で切られ死亡

 5日午前7時55分頃、名古屋市中区金山1、市営地下鉄名城線金山駅の改札口近くの女子トイレ前で、30歳代の女が、同市港区辰巳町、奥田トシさん(81)をいきなり包丁で切りつけた。

 奥田さんは右肩などから多量に出血し、救急車で市内の病院に運ばれたが、同9時20分頃、死亡した。

 愛知県警中署によると、女の身柄はすでに確保しているが、女自身も手に軽いけがをしており、市内の病院での手当てが終わり次第、殺人容疑で逮捕する方針。女は奥田さんと面識がないといい、同署は通り魔的な犯行とみている。

読売新聞 9月5日(日)9時20分配信

これとほぼ同時期に神奈川県のJR藤沢駅だったと思いますが、こちらでもホームで刃物を持った女が暴れました。

その時は近くにいた男性客がその女を取り押さえ、事なきを得ています。

もう一度言いますが、「女性だけなら安心」は大きな間違いです。

また、大阪市営地下鉄谷町線では「女性専用車両専門のスリ」が捕まっています。

女性専用車両なら女性が油断しているだろうと思っていたようです。

もっと言うと、盗撮なども男性がするものと思われがちですが、実は女性の盗撮犯は少なくありません(盗撮した画像を売りさばいて、お金を稼ぐのが目的)。

女性ばかりの場所だと女性が油断していることと、「まさか女性がそんなことをするとは思えない」という意識が世間にはあるので、やりやすいようです。

そこまで行かなくても、女性専用車両は態度の悪い女性客が多く、女性同士での喧嘩は日常茶飯事です。

あなたのご意見を見る限り、「女性専用車両は絶対的に素晴らしいもの」という幻想を抱いてらっしゃるのではないでしょうか?

大多数の男性は痴漢などしないのだから、女性専用車両は不当だ、と言われると意味は分かります。

また、本日あえて女性専用車両にのってみたところ、半数以上は中高年の女性でおそらく痴漢の心配をしての利用ではないと思われます。大多数の真っ当な男性に対する差別だ、7割の女性は痴漢防止のために女性専用車両を利用しているのではない、という貴団体の主張は理解できます。

しかし、私は疑問に思うのです。

では3割の女性は女性専用車両がなくなった時どうすれば良いのでしょうか。男性のマジョリティ優先で、被害女性のマイノリティは保護されてはいけないのでしょうか。

まず、誤認されているようなので訂正しておきますが、3割の女性のうち半分以上(全体からみれば約17%)の女性の回答は「その他」であり、痴漢対策として利用していると答えたのは、全体の1割強程度です。

あなたのご意見では「女性専用車両だけが絶対唯一の痴漢対策」だと言わんばかりですが、では女性専用車両がない路線や時間帯ではそれらの人々はどうしているのでしょうか?

ちょっと考えればわかりますが「女性専用車両を痴漢対策で利用していると答えた人」イコール「女性専用車両がなければ電車に乗れない人」というわけではありません。

また、男性=マジョリティーではありません。

少なくとも、男性でも身体障がい者や高齢者などは、明らかにマイノリティーだと思いますが、身体障がい者や高齢者であっても男性であるというだけで事実上排除する…それが女性専用車両です。

痴漢が怖ければ女性警官をつけろ、というのは現実的に数の点でも不可能ですし、混雑はより一層のものとなるでしょう。また、私が痴漢等にまともに反撃できるようになったのは高校生くらいからで、それまでは親にも言えず、泣き寝入りでした。

勘違いされているようですが、 私達が言っているのは精神的に問題があって、電車に全く乗れないほどの重症の人(数的には非常に少ないでしょう)がどうしても鉄道を利用しなければならなくなった場合は女性警官の付き添いをつけるという方法もあると言っただけで、女性客全員に女性警官をつけろなどとは言っていません。

「女性警官をつけると混雑がより一層のものとなる」という発想には正直、「はあ?」と思いました。

痴漢被害を強調しながら、女性専用車両以外の案を出されるとすぐ否定しにかかるのは、痴漢被害者ではなく、女性専用車両を守りたい人間が良く取る行動の一つです。

まだか弱い小中高生なども通学で電車を利用します。親が女性専用車両に乗るように指導すれば、車内で痴漢に会うことはほぼゼロです。たとえ車内に試験的に監視カメラを設置しても、痴漢の数はゼロにならなかったのですよね。女性専用車両の方が若い女性たちには確実に安全です。

女性専用車両があっても全体での痴漢件数は減っていません。

つまり、女性専用車両以外の車両でこれまで以上に被害が多発しているということです。

女性の痴漢被害を主張しながら、女性専用車両以外での痴漢被害は完全に無視しておられますが、これはあなたが実は痴漢被害の撲滅など望んでいない証拠です。

女性専用車両以外の車両はどうでも良いのですか?

あと、先に述べた通り「女性専用車両なら確実に安全」と言うのも、あなたの思い込みでしかありません。

政治的目的や営利目的があろうと、女性専用車両は、痴漢されたことのある女性にはありがたいものです。

足腰の弱った高齢の男性や男性の障がい者が、男性であることだけを理由に営利目的や政治目的の女性専用車両(と名の付く一般車両)から排除されようと何だろうと、「痴漢されたことのある女性にはありがたいのだから、そんなの関係ない。

女性さえよければいい」ということですか。

貴団体の女性会員には痴漢被害に何度もあったという方はいないのでしょうか。

少数派の子供や若い女性のために女性専用車両を、というのは本当にあってはならない差別なのでしょうか。

もし本当に差別なのだと理解出来れば、私も女性専用車両に反対しますが、そうは思えません…

まだ学生で無知な私なりの考えで、間違っている点など教えていただけると幸いです。

まあ、ご投稿内容を見る限り、あなたが差別を差別だと理解するのは難しいかもしれませんね。

弱者と言われる人は痴漢被害者だけではありません。

身体障がい者や足腰の弱った高齢者も十分すぎるぐらい弱者ですし、公共交通のあり方を考えるならそうした人々も含め、それこそ「全体を考慮」していかなければならないわけですが、あなたにはそれが全くなく、女性の痴漢被害を引き合いに出して、女性専用車両を守ることしか頭にないのです。

私達は「痴漢被害者などどうでもよい」と考えているわけではありません。

痴漢被害者のことも当然考えなければならないでしょう。

しかし痴漢被害者のことだけでそれ以外を疎かにするのもまたNGです。

そうした中で私達は監視カメラや警官の付き添いなど、様々な施策を考え提案しているわけです。

しかし、実際には一部の政治家が自らの支持集めや実績作りのために「痴漢対策」を建前にして女性専用車両を推進し、また鉄道事業者も世間が痴漢対策だと思っているのを良いことに、女性専用車両限定広告などで収益を得ながら、男性の障がい者や高齢者を事実上排除しているわけで、女性専用車両は痴漢被害者のために作られたものではなく、政治家や鉄道会社が自分たちの利益(金銭に限らず)のために推進・運用しているのは明らかです。

それでもあなたが、「女性専用車両さえあればそこでは痴漢が起きないのだから、政治家や鉄道会社がどういうつもりでやっていようが、そんなの関係ない。痴漢被害者にはありがたいのだからそれでいい」と言うのなら、それこそどうしようもありませんね。


賛成派男性からのご投稿

●性別:男性

●正義の味方気取りで白鵬や松井を引き合いに出して以前投稿したものです。

(注:この投稿者は過去に一度、当会に寄せられたご意見(2016年6月~7月)で「正義の味方気取り(?)のご意見投稿」というタイトルでご意見投稿を紹介した方です)

なぜ女性専用車両を利用するか調べてみました。

けっきょく男性側に理由があることがわかりました。

身なりに気を使わず臭いにおいを放散しても平然と生きている、ただ生きているだけで不快感をもたらす男性がいるから、女性専用車両は重宝される。痴漢だけの問題ではなく、男性が身だしなみや言動、素行に気を使わず自分の身だしなみや言動が女性からどう写るかを考えもしない連中、すなわちただのんべんだらりと自分勝手に無意識にいきているだけで十分嫌がらせ、軽犯罪になっている連中がいるからいけないのです。

当会からの回答

※あなたが前回、「女性専用車両が痴漢対策からかけ離れている」という現実を無視して、「痴漢など性被害にあった女性たちにしてみれば避難できる場所があるだけでどんなに安心できることか、それを妨げることがどんなに野暮なことか、分別ある大人ならわからぬはずはないでしょうに」などと、上から目線で当会を批判して来られたので「女性専用車両が実際にはどういう理由で利用されているか、よくお調べになった方が良いのでは?」(=「臭いオヤジがいなくていい」などの身勝手な理由で女性専用車両を支持している者が大多数)と申し上げたのですが、それをこんな風に取るとは唖然です。

言っていることが根底からズレていますね。

そもそも臭いのは男性に限ったことではありませんし、またそんな理由で女性専用車両を正当化しようとするのはナンセンスです。

周囲から大人扱いされず、損なわれた自尊心を回復するために、当会のような団体に「女性のこともちゃんと考えてあげられる、立派な大人の男としての自分」をアピールしてくる男性が時折いますが、どうやらあなたもその手の人のようですね。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられた体験談(2016年)


障がい者の方の体験談(2016年4月)

●性別:男性

●ご活動、お疲れ様です。
 いつも応援しております。

 先日,まさかと思いたくなるような,夢であって欲しいと思うような,●●に罹患するような忌まわしき出来事があり,社長あてに下記のとおり苦情文書とともに,同じ内容のものを西武鉄道のウェブサイトのフォームから通報しました。

 是非,これを貴会でも取り上げて,公表・紹介して下さい。
 よろしくお願いいたします。

 そして,機会があったら,西武鉄道にも神聖なる制裁を!!!
 貴会に栄光あらんことを!!!!

平成28 年 4 月 20 日

西武鉄道株式会社 取締役社長  ●●●●殿

                      ●● ●●(※投稿者名) 

   女性専用車両と御社職員の倫理観について(依頼)

 平成28年4月19日(火)午前7時55分過ぎに,西武新宿線本川越駅の同57分に折返し発車予定の準急西武新宿行の先頭車両の運転席付近の座席を利用しておりました。

 車両及びプラットフォームの何れにも特段注意の表示もなく(他社ではバラのマークが強烈に施されている),そこがどういう場所か知りませんでした。

 さらに,偶然わたくしは下肢障がい3級の状態であり,見た目にもそれが分かる状態でした。

 車掌の発車1分前を切った旨伝える放送の後,時間に余裕がないのに突然運転手が客室へ来られました。

 最初は,わたくしの向かい側に座っていた,如何にも泥酔して,相当長時間に渡り折返し何度も始発と終点の間を往復している感じの(料金が凄まじい額と思料),公然猥褻罪成立のいやらしい様態の女性を注意するかと思いました。

 しかし,わたくしに注意をしてきました。

 「あなたは,足が不自由なんですか??」

 何を,当てつけの嫌味を言うのかと思いましたが,直ぐにこうも言ってきました。

 「ここは,女性専用車輛です。一応,体の不自由な方もご利用はいただけますが,まだ空きがあるので…。」と,追い出しのお声掛け運動をされました。

 非常に不快で,無理をしてでも足早に他へ移りました。

 そんな確認をする暇があったら,線路妨害等が頻発するこのご時世なのだから,進路の安全確認をされてはいかがでしょうか。

 しかし,いつも思います。多くの女性が自ら逆に妙な服装で公然猥褻罪をはたらきながらも,ごく一部の正当な服装にして痴漢に遭った方の存在を利用して,猥褻若年健常女性が,高齢・傷病・障がい者及び妊婦を虐待してでも,極楽エリアを牛耳っており,そんな不届きな彼らこそ一律被害者若しくは弱者と看做され,又は社会全般より擁護どころか優遇され,挙句,実際に必要としている傷病者等が淘汰及び虐待され続けていると言う矛盾。

 さらには,若年健常女性自身のみならず,鉄道員さんまでもが,一緒になって傷病者等を淘汰し,痴漢に全然恐れを成さぬばかりか自身が猥褻で,さらに日頃より高齢・障がい者を虐待している加害者たる女性たちを擁護し,被害者たる障がい者たちに追い打ちをかけるなど言語道断であります。

 恐らく女性専用車両から座席をとれば,誰も利用しないはずです。猥褻な服装をし,高齢者たちを虐待している女性本人たちには,最初から痴漢対策のつもりなど毛頭ないのですから。単に楽をしたいだけです。

 また,「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が施行され,民間企業にも合理的配慮が法令により義務付けられております。

 逆に,健常若年男性も含め,女性専用車両における男性排除には,法的根拠など一切なく,明らかに前者の障がい者への合理的配慮の方が優先順位も拘束力も圧勝です。

 法律に違反している加害者は,女性専用車両に協力しない男性ではなく,むしろ障がい者等を常日頃虐待し,猥褻な様態を晒している女性の方であり,障がい者にさらなる淘汰等の追い打ちをかける鉄道社員側なのです。

 そもそも,百歩譲って法令根拠がないことを抜きにしても,車掌さんの車内放送のとおり,障がい者等は女性専用車両利用対象者に含まれており,これすらも排除する貴社社員の考えを少しも理解できません。

 いずれにせよ,今回の件も含め,常日頃行われていることは,障がい者に対する虐待であり,差別であり,人権侵害であり,先述の法律に抵触する違法行為です。

 この手の虐待はもとより,そもそも男性排除の女性専用車両など,海外ではあり得ません。

 これほどにまで,健常若年女性に著しく不当に甘い国は,日本だけです。

 あって精々,中東で,お手洗いと同様に男性用と女性用に平等に峻別しているだけであります。お互い様なのです。

 常日頃,多種多様の淘汰を数多に受け続け,心身ともに疲労している中での止めを刺された感を受けます。

 今回のことは極めて遺憾であり,人権を蹂躪されたことに外ならず,断じて許し難く,鉄道路線及びバス等の交通機関のみならず,遍く御社関連各社のサービス等を一切,利用したくなくなりました。

そろそろ定期が切れるので,他社様の別路線に切り替えようと思いました。

 鉄道以外でも,御社の多くのサービスを気に入っていただけに,誠に残念です

当会からの回答

体験談報告ありがとうございます。

運転士の発言などから、あなたが障がい者であることや女性専用車両に男性の障がい者も乗車して良いことを知っていながら移動させたことが読み取れ、事実であれば言語道断だと思います。

もしかしたら、女性専用車両について、この会社はきちんとした社員教育をしていないのかもしれません。

この運転士が勝手に「男性の障がい者などが女性専用車両に乗車して良いのは女性専用車両以外の車両が満員で入りきらなくなった時だけ」という独自の脳内ルールを設定してしまっているようにも見えます。

一度苦情を申し入れても、鉄道会社の態度はそう簡単には変わらないとは思いますが、だからといって何も言わなければいつまで経っても状況は変わらないと思いますので、これからも何かあった際にはどうか負けずに抗議していっていただきたいと思います。


東京メトロに抗議された方の体験談(2016年1月)

●性別:男性

●以前、東京メトロに問い合わせた回答です。

参考になりますでしょうか?

東京地下鉄お客様センターです。

平素より東京地下鉄をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

また、弊社ホームページより問い合わせいただきまして重ねてお礼申し上げます。

お客様におかれましては、この度、女性専用車両についてご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。

私どもでは、痴漢行為抑止の必要性について認識しており、これまで車内放送、ポスターの活用等啓蒙に努めてまいりましたが、より効果の望める方法として女性専用車を導入しております。また、弱者保護を目的として導入し、男性のお客様にはご理解とご協力をお願いしております。

お客様のおっしゃる通り、法的な強制力はございませんが、上記目的のもと運用させていただいておりますので、ご質問にございます「問題の是非」に関しては、申し訳ございませんがご回答は致しかねます。

また、女性専用車にご乗車になった場合は、お声をかけさせていただく場合もありますのでご了承ください。

東京地下鉄では、お客様に安心してご利用いただける鉄道を目指すべく努力してまいります。

今後も東京地下鉄をご愛顧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

東京地下鉄株式会社 お客様センター

http://www.tokyometro.jp

当会からの回答

投稿者様が東京メトロに対してお出しになった元文がないので(女性専用車両に関する抗議であることは分かるものの)文中の「問題の是非」など具体的な抗議内容については分かりませんが、しかしながら世間が「女性専用車両=痴漢対策」と思い込んでいるのを良いことに東京メトロが白々しい回答をしているのはよく分かります。

「弱者保護」と言いながら実際には歩くのもままならない足腰の弱ったおじいさんよりも、若い健常者の女性を優先しているわけで、これだけでも十分おかしいですが、肝心なことには都合が悪いので答えず、こんな回答で片付けて反対意見を「やり過ごしている」わけです。

インターネット上などではよく「女性専用車両にわざわざ乗り込んでないで、鉄道会社に直接抗議すればいいのに」という意見を見かけますが、直接抗議してもこのようにやり過ごされるだけなので、当会をはじめとする反対派はあえて乗車しているわけです。

しかし、あなたがなさっているようなこういう抗議も反対意見の存在を鉄道事業者に伝えるという意味で、決して無意味ではないと思います。

当会でもメールや電話・投書などはもちろん、時には鉄道事業者の本社・本局を直接訪問して抗議活動を行っています。

鉄道事業者は反対派が諦めるのを待っているわけですから、こちらとしてはそうはさせないようにする必要があります。

乗車するにしてもメールや電話などで抗議するにしても、決して諦めないことです。

この度は当会に体験談投稿くださいましてありがとうございました。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2016年8月~10月)

2016年8月~10月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


関西の方からいただいたご意見投稿

●性別:男性

●「女性専用車両」は階段やエスカレーターのすぐそばにあることが多く大変不便(本当は階段やエスカレーターの最寄りの車両に乗りたい)。自分が利用する駅のベンチが最近減ったが、なぜか女性専用車両の前のものはそのまま。ベンチに座っていると、電車が来たときわざわざ違う車両に移動しないといけなくて非常に不便。

ある朝、雨が降っているとき出かける準備に手間取って、慌てて電車に飛び乗ったら「女性専用車両」だった。周りの女性たちに、「なんだこの汚らわしいゴミ男は!ゴミはこの神聖な女性専用車両に乗るな!」という刺すような視線を浴び続けた。(自分の勝手な解釈ですが)
女性「専用」車両という名称が、女性の方が優位なのだという刷り込みをしていると思うし、実際にそれが功を奏してきていると感じる(主観だろうと言われること承知)。

オヤジがくさいのが避けられるからいいという本来の目的から逸脱した状況になっているが、そもそも女もくさいし、香水もくさい。おっさんもおばはんもクサイ。両成敗である。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

関西の鉄道事業者の中には女性専用車を意図的にできるだけ階段やエスカレーターの目の前に持ってこようとしているような所があります(高架化・地下化・その他大幅な駅改良などで階段やエスカレーター・エレべーターの位置関係が大きく変わった駅などで、それらの前に女性専用車が来るケースが非常に多いです)が、ベンチまで女性専用車の前のものを優先的に残しているのですか?

真実であれば、どこまでもふざけていますね。

「男性客など、どこまでも蔑ろにしても怖くない」と言わんばかりの態度です。

「女性専用車は痴漢対策なのだから反対する奴がおかしい」などという者がこの世の中にはいますが、世間がその程度の認識しか持っていないのを良いことに鉄道事業者は女性ウケ狙い(増収増益狙い)の女性専用車をやりたい放題というような気がいたします。

女性専用車を特権のように勘違いして、男性客を追放しようとする女性客や「臭いオヤジがいなくていい」などと、あたかも男性だけが「臭い」かのような言い方をしてくる女性も問題ですが、そもそも任意協力で女性「専用」でもない車両に「女性専用車」などとウソの表記をし、また世間が痴漢対策だと思い込んでいるのを良いことに、どこまでも男性客を蔑ろにし、女性客へのウケ狙いとしか思えない女性専用車を平然と運行し続けている鉄道事業者が最も問題だといえるでしょう。

多くの鉄道事業者が広告料の割高な「女性専用車限定広告」で、女性専用車を広告料収入源にしているあたりからも、鉄道事業者が痴漢対策で導入しているのではなく、金儲けの道具になっているのがお分かりいただけると思います。


札幌の方からいただいたご意見投稿

●性別:男性

●札幌の『女性と子供の安心車両』についてです。

ざっと見たところ警備員らしき人物も居ません。

あれでは弱者を狙う悪党にとっては獲物を集めた箱です。

逆に危険ですよ。

もしも私がそういう人間なら有り難くそこを狙いますね。

何もかも中途半端に見えるんです。

上に言われたから形だけやっておくか。みたいな。

聞き流してしまいそうなヤル気の無いアナウンス

注意してなければ目にも留まらないようなステッカー

先述のノーガード車両…何もかも薄っぺらく見えます。

やるならやるで徹底してほしいです。

私は無知なので安心車両を置いた人が誰で何を考えてるのか知りません。

このあたりは追って反対する会のサイト等で学んでいくつもりです。

ただ、そんな私でも対象外の利用者と現場の人間はどうでもよい。と

そういったふうに思っているのはなんとなく見てとれます。

今のままでは現場の職員らは協力をお願いする事しかできないんですよね。

よって、文句を言われてもあたふたして壊れたラジカセ状態になるだけです。

文句を言う側だっておかしな事を言っているわけではないんですよね。

同じ運賃を払っていて扱いが違うのはおかしいとか、あくまで協力ですから私は協力するつもりはありませんとか、間違った事は言っていないんですよ。

このように職員も利用者も困惑する不備だらけの車両は不要だと思います。

そんな困ったちゃんのくせに設置後の成果は調べてもろくに出てきません。

これは印刷して中吊りにでも下げておくべきでしょう。

それで納得のいく成果が出ていれば協力してよかったと思えます。

こういったアイディアも市に何度も送っていますが返事すら来ません。

都合の悪い意見はゴミ箱行きですか???とても悲しいことです。

当会からの回答

※このたびは当会にご意見投稿いただきまして、誠にありがとうございます。 

昨年(2015年)あたりから主に当会サイトの「活動履歴」で名古屋市営地下鉄での女性専用車両の推進のされ方などについて詳しく述べていますが、札幌でも実は似たような状況がありました。

つまり、公明党が交通局に女性専用車両の導入を執拗に迫り、交通局がそれに屈した形で導入が行われています。

安心車両を置いた人が誰で何を考えてるのか知りません。

このあたりは追って反対する会のサイト等で学んでいくつもりです。

とのことですので、どこまで参考になるかは分かりませんが、当会が札幌地区で配布していたチラシの内容をここに貼っておきます。

札幌市営地下鉄 南北線・東西線

女性専用車両(女性と子どもの安心車両)は、 政治目的で推進されたものです。

●「女性専用車両=痴漢対策」にあらず。

本州では「痴漢対策」の名目でどんどん導入が進められていった女性専用車両。「同じ運賃を払えば誰でも公平に利用できる」という公共交通の原則を覆してまで、「痴漢被害が深刻だから」と、反対意見を押し切って導入されたものだが、その後多くの路線で、痴漢被害が減らない(または微増)という結果が出た。しかし、女性専用 車両で痴漢が減らないと分かっても、導入理由を痴漢対策以外の理由(女性に安心して乗車いただくため 等) にすり替えてまで、さらに導入が進められている。 札幌においても、地下鉄の混雑がさほどでもなく、痴漢件数も少ない(年間でも十数件程度) と分かっていたにもかかわらず、08年夏に女性専用車両の試験導入が行われ、その後「女性と子どもの安心車両」と名前を変えた事実上の女性専用車両が本格導入された。 多くの人は「女性専用車両は痴漢対策である」と、何の疑いもなく信じていると思われるが、上記の事実だけを見ても、明らかにこれはおかしいと分かる。

●女性専用車両導入を推し進めたのは公明党。

先にも述べた通り、札幌での専用車導入は08年になってからだが、実は本州で導入が進められていた02~03 年頃から、すでに札幌でも市議会で公明党の議員が地下鉄への女性専用車両の導入について質問を行うなどの動きはあった。しかし交通局は、地下鉄の混雑度自体が低いことや痴漢被害が少ないということで女性専用車両の導入には消極的だった。その後、05年~06年にかけて交通局が女性専用車両導入について市民アンケートを実施したが、その際も、「反対多数」という結果が出たため、やはり「当面実施しない」としていた。 しかし、07年9月に地下鉄東豊線車内で、男が近くにいた女性乗客を刃物で刺す事件が発生すると、その翌日、 早速それを理由に、公明党が上田市長に女性専用車両導入の要望書を手渡している。そしてその後、交通局が 再度アンケートを取り、今度は「圧倒的賛成多数の結果が出た」として、地下鉄南北線での試験導入、そして本格導入を実行してしまった。(その後東西線にも導入) 傷害事件は痴漢とはまったく別物で、男女問わず誰でも被害者・加害者になりうる性質のものであるから、それを 理由に女性専用車両を導入せよというのは明らかにおかしい。そのためネット上などでは、「理由は何でもよいか ら、とにかく少しでも女性専用車両を設置・拡大することが目的になっている」という批判も出た。また交通局が 再度取ったアンケートについても、「前回のアンケートにあった、『男女差別になる』 という選択肢をなくして賛成 が多くなるように仕向けているのでは?」という批判も出た。 これらのことから、公明党に何年にもわたって政治的圧力をかけられた交通局がその圧力に屈し、賛成多数の結果が出るようアンケートを再度取リ直した上で、それを理由として女性専用車両導入を実行した可能性が非常に高いと考えられる。

公明党は札幌だけでなく、首都圏・関西圏・名古屋などにおいても女性専用車両の導入・拡大を強力に推進してきた。そして自らの機関紙やWEBサイトなどで、「私たちが(女性専用車両を)実現させました。」と度々アピールしている。つまり、女性専用車両は表向き痴漢対策と言いながら実際には政党の選挙対策(女性票獲得)や実績作りの道具として政治目的に利用されている全くの「偽善」なのだ。そしてそんなものを多くの国民は痴漢対策だと思っているのである。


大阪市交通局にご意見された方からの投稿

●性別:男性

●貴会の活動を応援する者です。

女性専用車両に乗った男性に、暴言、暴力を浴びせる女性が多いことから、大阪市交通局に女性専用車両の案内シールに「女性専用車両に男性が協力することは任意である」ことを明記するように申し入れしたところ、以下の回答が来ました。

任意であることを意図的に隠し、男性の誤解を期待した政策であること交通局は認めました。

こんなのが許されるのでしょうか?

平素は市営交通をご利用いただき、まことにありがとうございます。

先般、お寄せいただきましたご意見について、次のとおり回答させていただきます。

交通局では痴漢被害から女性を保護するという観点のもと、緊急避難的な取組みとして、女性専用車両を導入しております。

男性専用車両の導入につきましては、多数の痴漢届出件数を背景に導入した女性専用車両とは異なることから、現在のところ導入する予定はございません。

女性のお客さま及び男性のお客さまのどちらに対しましても運送契約上の義務を負わせるものではなく、強制力を帯びないものであり、お客さまの任意のご協力のもとに行っているものでありますが、任意の協力のもとに行っているとの記載した場合、痴漢被害から女性を保護するという趣旨が薄れることを鑑み、現在のところシールへの記載は行っておりませんことをご理解賜りますよう、よろしくお願いします。

また、女性専用車両に対する啓発につきましては、現在、駅構内及びホームにおいて行っております音声や流し文字による案内のほか、改札及び乗車位置付近でのポスターの掲出、乗車位置へのステッカーの貼付など、様々な媒体による案内に取り組んでおり、今後とも継続して実施することで、女性専用車両の認知度の向上を図り、多くのお客さまにご利用いただけるよう取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

今後とも市民、利用者の皆さまにとって、安全・快適・便利な市営交通となりますよう全職員が一丸となって取り組んでまいりますので、より一層のご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

【本件に関するご質問・お問合わせは下記まで】

   鉄道事業本部運輸部 駅務課

当会からの回答

※当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

交通局の回答ですが、「女性を保護するため」「多数の痴漢被害を背景に導入された女性専用車両」などと、平気でウソをいくつもついていますね。

例えば、「痴漢被害から女性を保護するという観点のもと、緊急避難的な取組みとして女性専用車両を導入しております」などと言いながら、実際には女性専用車両だけに車体ラッピング広告が施され、また女性専用車両の座席にまで女性専用車限定で広告を募集したりするなど、女性専用車両を明らかに広告料収入源として営利目的に利用しています。

しかし、大阪市交通局のサイトには「お客様の声によって、女性専用車両限定広告を行っている」などという記載がなされており、女性専用車両限定広告を「利用客のせい」にしています(下記リンク及び画像)。

普通に考えて利用客がそんなことを要求するでしょうか?

http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/faq/hanei/koukoku.html(アーカイブ)

http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/faq/hanei/koukoku.html(アーカイブ)

百歩譲ってそれが利用客の声だとしても、表向き「痴漢被害者を守るための取り組み」と言いつつ、実際には広告料収入源として営利目的に利用し、半ば利用客をだました形で女性専用車両を運行するなど、公共交通機関(それも公営の)として、もっての他だと思います。

やはり、「表向き痴漢対策と言っておけば、文句を言う者がいても簡単に言いくるめられる」と思っているのでしょう。

そして、そのような対応をしておけば、そのうち諦めて何も言ってこなくなると踏んでいるのでしょう。

投稿者様も今後も諦めず抗議活動をお続けください。

諦めたら鉄道事業者の思う壺ですので…。


非協力(任意確認)乗車中の男性に声をかけて、一喝された女性の方からのご投稿

●性別:女性

●ご担当者様

私は会員ではありませんが、先日あった出来事から貴会の存在を知りました。

ウェブサイトを拝見し、皆さんのお気持ちも理解しますが、少しズレていらっしゃるような気がして、私の意見を申し上げようと思いご連絡差し上げました。

始めに申し上げますが、私は女性専用車両はあってもなくても良いと思っています。

下手をすると男性が乗っている車両よりも横着で自分勝手な女性がたくさん乗っているし、化粧やら香水やら芳香剤やじらの匂いが強くてどちらかといえば好きではありませんが、朝の一駅、乗り降りする場所が同じなので使っているだけです。

その朝、乗ろうと思った女性専用車両にすでに1人の男性が乗っていらっしゃいました。

私は、ご存じなければ女性ばかりの車両に乗って「何かの拍子に女に触りたいだけの変態」と思われるのは心外なのではないかと思い親切心で申し上げましたところ、「知っています!」とものすごい剣幕で怒鳴り、その後も険しい目で、敵意丸出しで私の顔をにらんでいらっしゃいました。

私は一駅でしたし、朝の忙しい時間でしたのでそのまま降車しました。

女性専用車両に乗っている女性は痴漢に会いたくないから、または男性に触れたくないから女性専用車両を使う場合がほとんどです。そうでない車両に乗っている女性は、痴漢に会ったり男性に触ってしまうリスクより自分が乗降車するのに便利な車両に優先して乗っていると推測します。痴漢が増えたの減ったのは関係ありません。(この世に男女がいる限り痴漢がなくなるとは到底思えませんし。)

たとえ「女性専用車両に男性は乗らないでください」が任意であったとしても、たとえ真夏日の暑い日の朝に厚手の手袋をしていても、両手を上げていたとしても、男性(と思わしき大人)が女性専用車両と知ってそれを利用するのであれば、その車両に乗っている女性はほぼ間違いなく全員「こいつは、色々理由をつけてもただ女に(自分の体のどこかが)触れたいだけの痴漢または頭のおかしい変な人」と思うでしょう。

私が思うに、これは全て、世の中のほとんどの人が残念ながら貴会の活動を知らないから起こることではないでしょうか。

もし皆様がその主張を認めてもらいたいのであれば、もっと広告する必要があると思います。

プラカードを下げたり、貴会の名前の入ったジャケットやTシャツを着て乗車するなどされては如何ですか?

それであれば女性専用車両に乗って嫌な思いをしなくて済むでしょうし、それで貴会に賛同する人が増えてきたら、もしかしたら鉄道会社も女性専用車両を撤廃するかも知れません。

ただ黙って女性専用車両乗って、注意された、押された、警察沙汰になったと、このウェブサイトでお仲間内で話し合っているだけでは周知もされなければ同意も得られないと思います。

会員の皆様は、人生経験も知識も豊富な紳士が多いように見受けられますが、痴漢や変態に勘違いされているのが残念でなりません。

もっと他に方法はあると思いますので、ぜひがんばってください。

当会からの回答

※非協力(任意確認)乗車中の男性に親切心で声をかけたところ一喝された上、睨まれたとのことですが、当会では

  • 非協力(任意確認)乗車中、原則としてこちらから他の乗客には声をかけない
  • 女性客から声掛けを受けた場合でも、相手が高圧的な態度に出ない限り、こちらからは決して強い態度には出ない

などのガイドラインを設け、乗車活動中はそれを守るよう、会員には常に注意・指導しております。

もし、あなたの遭遇したその男性が当会の関係者であればお詫びしなければならないところですが、実際には当会のような団体には所属せず、個人で非協力(任意確認)乗車を行っている人も多数おります。

もちろん、個人で乗車活動している人でも、あくまで紳士的に乗車している方もいらっしゃいますが、中にはそうでない人もいるようで、そうした人が行った行為については当会としても会の外部の人間のことですので何も言えません。むしろ言うほうがおかしなことになってしまいます。

車内での出来事で気分を害されたとは思いますが、そのあたりのところはどうかご理解ください。

さて、話は変わりますが、あなたの仰る

女性専用車両に乗っている女性は痴漢に会いたくないから、
または男性に触れたくないから女性専用車両を使う場合がほとんどです

というのが何を根拠にそう仰っているのか甚だ疑問ですが、それは実は正しくありません。

過去にいくつか女性専用車両に賛同する女性の意識調査などが行われているのですが、いずれも7~8割の女性が痴漢対策などとは全く別の「臭いオヤジがいなくていい」「空いていて楽」「車内で気兼ねなく化粧や食事ができる」などの理由で賛成しているという実態があります。

世間では「女性専用車両が女性を守っている」と思われがちですが、実際には多くの場合はまったく違う使い方をされているというのが現状です。

参考までに、堀井光明(秀明大学教授)著・「女性専用車両の社会学」という本の中にもそのあたりのところについて述べられていますので、もしご関心があればお読みになられてはいかがでしょうか?

あと、当会が「その主張を認めてもらいたいのであれば、もっと広告する必要がある」とのことでしたが、私達は「注意された、押された、警察沙汰になった」と内部で話し合っているだけでなく、世間への告知のためにインターネットに動画を多数投稿しております。

そして、その動画がマスコミ記者などの目に留まり、実際に報道されたりしたこともあります。

あと、プラカードをご提案くださいましたが、これを車内や駅構内で掲げるのは鉄道事業者の許可が必要になります(実際にはまず許可は出ないでしょう)。

ジャケットやTシャツの類なら、当会でも過去に使用したことはあります。(写真)

あなたはご存知ないと思いますが、以前(2007~2008年ごろ)と比べたら男性が女性専用車に乗車した際の周囲の対応もかなり変わりました。

当会の過去の活動報告をご覧いただければお分かりいただけるかと思いますが、その頃は私達が女性専用車両に一歩踏み入れただけで大騒ぎになることも珍しくありませんでした。

今でもトラブルになることはありますが、以前のように世間が「女性専用車両は任意であること」を全く知らなかった頃と比べると、状況はかなり変わってきていると思います。

最後に、私達は痴漢対策に反対しているのではありません。

世間では(任意協力だと知りつつも)女性専用車両を純粋に痴漢対策だと思っている人が今もまだほとんどだと思いますが、実は痴漢対策は表向きのうわべの理由である(これは当会サイトを過去分も含め隅々までよくお読みいただけると分かると思います)ということで、反対しております。

もしよろしければ今後とも当会サイトをよろしくお願いいたします。

この度は当会にご意見投稿くださいまして、誠にありがとうございました。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2016年6月~7月)

2016年6月~7月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


名古屋市交通局に抗議された方からのご投稿

●性別:男性

●名古屋在住の者です。日頃利用している名城線に女性専用車両が導入されることになり、頭にきたので名古屋市交通局に質問を送りつけました。その内容を貴会の方にもぜひお読みいただきたいと思います。

>>交通局への投稿

毎日名城線を利用している者です。この度導入されることになった女性専用車両について質問させていただきます。

東山線での終日実施決定を報じた中日新聞(14年12月29日)の記事には「東山線以外の路線は痴漢被害が少ないため、女性専用車両を実施する予定はない」と書かれていました。これがわずか1年で一転名城線に導入されることになったのはなぜですか。

実際のところ貴局は女性専用車両の拡大にどれだけ前向きなのでしょうか?名古屋市議会の議事録を拝見しますと、貴局の幹部は女性専用車両に積極的な答弁をしているというより、推進派議員(特に公明党)からの圧力に屈しているように見えます。この記事が誤報でなければ、今回の決定は貴局の意に反して行われたのではないですか。

 私が問いたいのは女性専用車両の是非より、拡大決定前に利用者の声を十分に聞いたかという点です。利用者の自由が制限されるデリケートな問題にも関わらず、広く意見を募って本格的に議論された形跡がありません。確かにパブリックコメントという形で市民から意見を募集したこともあるようですが、そのとき寄せられた反対意見には明確な回答を避け、拡大ありきの方針を示されています。また、平成27年10月6日の土木交通委員会で貴局が明らかにした女性専用車両への意見の内訳は賛成18件、反対51件、その他104件でした。決して少なくない反対意見に耳を貸さず、拡大を強行するのは至って不誠実です。

 本来ならば現状の痴漢件数がどれだけ深刻かを客観的な数値をもって市民・利用者に投げかけ、多様な意見を戦わせてもなお女性専用車両が必要という結論になれば、その根拠をはっきりと示して理解を求めるべきと思います。市が運営する公営交通ならなおさらです。「なぜ名城線に必要なのか」「代替手段はないのか」という点も含め、合理性のある理由を具体的に説明してください。貴局が公に掲げる「女性が安心して乗車できるようにするため」では足りないのです。

 何にせよ、これでは一部議員の言いなりになっている印象が拭えません。「議員は市民に選ばれている」という考え方もあるかもしれませんが、利用者は市民だけではありませんし女性専用車両が選挙の争点になったこともありません。

 営業的な言葉でなく、貴局としての本音をお聞きしたいです。納得のいく回答をいただけるまで、私は女性専用車両には協力しません。

>>交通局からの返信

日頃から、市バス・地下鉄をご利用くださいまして誠にありがとうございます。

「ご意見・お問合せフォーム」にてお寄せいただいたお問合わせにお答えいたします。

女性専用車両は、女性のお客さまに安心して乗車いただけることを目的として導入したものです。

女性専用車両の拡大につきましては、賛成・反対を含めた様々な意見を踏まえたうえで、局内で慎重に検討した結果、東山線に次いで利用客の多い名城線・名港線へ拡大する運びとなりました。

お寄せいただきました女性専用車両についてのご意見につきましては、今後の事業運営の参考とさせていただきます。

 このように、まったく回答になっていません。貴会のHPからの情報をもとに、公明党の関与を裏付けたい思惑もあったのですが、この点には一切触れられず完全に逃げられました。

 「局内で慎重に検討した結果…」とありますが、慎重に検討したようには見えないので私も「利用者の声を聞け」と批判的に書いたのです。本音を聞きたいとわざわざ文末に加えたのに、やはり事務的な回答しかできないのかと落胆しました。

 それにしても市議会の議事録を初めて見ましたが、本当に公明党による誘導はたちが悪いですね。貴会のHPに抜粋されている部分だけかと思っていましたが、委員会が開かれるたび執拗に女性専用車両の導入を迫っています。そのほとんどは公明党のH議員によるものです。このオバさん、HPを見ると「女性の視点で」とか「女性の声を」とか、やたら女性であることを強調しています。並べてある実績も女性に偏ったものばかりで、まるで女性のことしか考えてないようです。なぜこの人が土木交通委員なのかわかりませんが、こんな人の独り善がりな政策に一般男性が振り回されてはたまったものではありません。

 H氏は交通局に「実際の痴漢事件の件数に関わりなく」と迫っていますので、痴漢が多かろうが少なかろうが女性専用車両を導入させる気なのです。今回の名城線への導入もその延長でしょうし、このままではさらなる時間拡大、他路線への拡大も現実になるのではと危惧しています。

 もちろん、少数であっても痴漢を許すことはできません。しかし、世間で弱者と呼ばれるのは痴漢被害者だけではありません。高齢者・障がい者などさまざまな弱者が存在する中で女性専用車両とは釣り合いがとれていない政策です。公明党も少し頭を冷やしたらどうでしょうか。

 女性専用車両に反対する会のみなさんは私の意見、並びに交通局からの回答をどうお考えですか?

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

まず交通局の回答ですが、仰る通り完全に逃げていますね。

このところの名古屋市交通局の動きについてはご指摘の通り、

  • 「東山線以外には拡大しない」と言っていながら、その後わずか一年ほどで名城線に拡大決定
  • 交通局に寄せられた意見も18対51で、反対意見が圧倒的多数であるにも関わらず、事実上それは無視

など、おかしなことばかりですが、投稿者様が真剣にお書きになられた質問・抗議に対しても、都合の悪いことには一切答えず、あまりにも誠意のない対応だと思います。

よく、「女性専用車両に不満があるなら、女性専用車両に無理やり乗りこむのではなく、直接鉄道会社に文句を言うべき」などという人がいますが、あなた様の質問に対する交通局の対応を見ても、鉄道会社(交通局)に直接抗議の意見を送っても、「それだけ」では効果は薄いというのは良くお分かりいただけると思います。

やはり、鉄道事業者に意見を言うだけでなく、実際に男性が女性専用車両に乗って、鉄道事業者が対応を取らざるを得ない状況にしなければ、何も変わらないのです。

現在、当会では関東と関西で活動を行っている他、名古屋でも会員募集を行っているところですが、関東・関西に比べると、名古屋はまだまだ人数も少なく、また各自仕事などがあるので、乗車会などの活動するにもなかなか各自の予定が合いません(特に平日は)。

関東・関西も名古屋と同様、やはり各自仕事などがあるため、実際に乗車会などに参加できるのは在籍している会員の一部にとどまりますが、それでも会員数自体が多いため、たまたま都合の付く人間だけでも、何とかそこそこの人数で集まれるわけです。

名古屋では現時点ではまだ平日に多人数での乗車会を度々行えるまでにはなっていません。

もしよければ当会への入会もご検討ください。

次に、推進派議員の姿勢などについてですが、やはりこうした議員は女性専用車両をはじめとする女性優遇政策を「ほぼノーリスクで女性からは高い評価を得られる、ローリスク・ハイリターンな美味しい政策」と考えているのではないでしょうか。

これが日本以外の他の先進国だと、こうした政策を掲げる政治家は対抗勢力だけでなく、世間からも結構批判されたりする(もしよろしければ、昔廃止された女性専用車両を復活させようとしたイギリスの政治家の事例も調べてみてください)のですが、日本ではそれがありません。

だから、女性優遇策をどこまでも推し進めようとする議員も出てくるのではないでしょうか?

つまり、所詮は「痴漢対策など建前」ということです。

しかし、ほとんどのマスコミは真実を伝えず、世間の人々の多くは女性専用車両を今でも痴漢対策だと信じていますから、女性専用車両に疑問の一つも抱かず、逆に反対する人間のことを「痴漢被害者のことも考えられない、幼稚な連中」などと非難してくる者も少なくありません。

私達としては今後もサイトや街宣活動その他によって、マスコミが伝えない、女性専用車両の真実を少しでも多くの人に伝えて行き、「痴漢対策」や「弱者保護」の美名のもとに拡大され続けている女性専用車両に対し、これからも反対運動を続けて行きたいと思っております。


いつも当会の活動報告をご覧くださっている方からのご意見投稿

●性別:男性

●毎回、皆様方の活動報告を拝見させてもらう度に公共の施設の腐敗を感じます。活動報告によれば関西方面には4両編成中1両が専用車両の会社もあるようですね(注:これは2016年4月の活動報告の神戸電鉄のことです)本来なら長編成も防犯カメラ、人員による警備の強化で犯罪防止に策を取るのが普通の発想だと思いますが、4両に1両で明らかな女性客への好感度アップにしか思えないのですが、こうして法的周知など欠片も無く真実を深い所に沈めて、活動されてる皆様方が何で真実を掘り起こして、それ自体が現実は社会の逆風に曝されてしまうような女性客専用の偽善には呆れるばかりです。

女性専用車両の犯罪防止効果は嘘をつかない数字により効果が薄い事が見てとれます。都合の悪いデータを公表しなくなったのは女性客専用が現時点では偽善の証です。見知らぬ他人を気持ち悪く思うのは各々の認識にて、単にそれを理由に全てを風潮で誘導するなんて最近の鉄道事業の不祥事に匹敵する公共利用客に対する無礼ですよ。しかし徐々に皆様方の活動の意義が公共交通や施設にても見てとれるようになりました、属性による専用ではありませんが要件による専用席とか私の周辺の施設も専用席と言った文言が消えつつあります。それだけ公共交通は社会の手本と言うことだと思います、確かに犯罪の犠牲者は救われるべきですが、犯罪防止が今一つピンポイントで無いことが残念です。全体を排除してしまうリスクは計り知れないものがあると思います。

当会からの回答

※いつも当会サイトを閲覧いただき、ありがとうございます。

仰る通り、女性専用車両は痴漢対策と言っていながら、実は痴漢件数は目に見えて減っておらず、鉄道事業者は痴漢件数を非公開にしながら、男性を一人も乗せないよう一生懸命になっているわけで、これだけでも女性専用車両が痴漢対策から完全に外れてしまっているのが分かります。

そして、導入している理由を「痴漢対策」から「女性に安心して乗っていただくため」と、さりげなくすり替えるなど、もはや痴漢対策として成功した・失敗した以前の問題であり、これでは鉄道事業者は人や社会を騙して女性専用車両を続けていると言われても仕方がないでしょう。

しかし、一般の利用客の多くはまだ女性専用車両と言えば痴漢対策だと思っていると思われ、私達といたしましても、地道な活動ではありますが、これからも引き続き、「おかしなものはおかしい」と言っていきたいと思っております。

今後とも当会サイトをよろしくお願いいたします。


「男性=悪」がはびこる世の中を嘆くご意見

●性別:男性

●女性専用車両と関連はある内容です。「男というだけで…。」ゲームセンターの「プリクラ」で「男子禁制、男性による利用を禁止いたします。発見した場合は、撮影した写真を回収し、代金も返金いたしません。警察にこ通報いたします」と言っているゲームセンターがあるみたいです。男性=犯罪者というレッテル貼りを思わせる内容だと思います。単に撮影しただけなのに、無理やり回収すれば、所有権の侵害にもなると思います。今の世の中、男性が近所の子供にあいさつすれば「声かけ」だと疑われ、迷子の子供を助けようとすれば「誘拐」だと思われる時代だと思います。女性や子供が倒れていても、男というだけで疑いをかけられるおそれがあり、助けられない時代になってきていると感じます。倒れた女性を見つけ119番通報して、オペレータから、応急処置を指示されても「触った、痴漢騒がれれば、冤罪になってしまうので、できません、電話を切らせていただきます。」と言わなければならない、そんな世の中が悲しく感じます。実際に迷子の子供を見つけて110番した男性が、警察官から「最寄の交番まで連れてきてください」という指示を「誘拐と間違われるので」と言って、すべて断った事例もあったようです。

 男=犯罪者、起訴されれば、何もしていなくても99%有罪、犯罪と何の関係もない男性までも男というだけで、犯罪者予備軍に見られてしまう世の中が悲しく感じます。特に女性専用車両については、公共交通機関なのに…って思います。

当会からの回答

※どうも「男性を排除すると、女性の客足が伸びる」と考えている経営者が結構いるみたいですね。

恐らく、ご紹介のプリクラのあるゲームセンターの経営者もそんな感じではないでしょうか?

女性専用車両も世間では痴漢対策ということになっていますが、実際には女性客に対する集客効果を期待しているようなフシが、特に関西の鉄道事業者(JR西・阪急など)で見受けられます。

また、(こちらは商売的な目的とは別でしょうが)世間では男性が近所の子供にただ挨拶しただけで、「不審者による声掛け」扱いにするなど、やたらと男性を一方的に悪者に仕立て上げる風潮がこのところ目につきますが、これには何かウラがあるのではないかと直感的ながら感じております。

当会は女性専用車両の問題に取り組む団体であり、それ以外の分野について手を伸ばすというわけには行かないのですが、あなた様ももしお時間に余裕があるなら、今のこういう世の中を少しでも変えていくための団体を立ち上げるなど、活動を始められてみてはいかがでしょうか?

やはり、ネット上ではなく、実際の世の中で活動しないと何も変わりませんから…


乗車活動についてのご意見(1)

●性別:男性

●いつも動画の配信を楽しみにしている者です。

ステッカーを指差して「ルールだから降りなさい!」と主張してくる女性に対する抗弁で「白人専用だったらどうするの?」、や「日本人専用だったら問題になるでしょう!」というだけだと、どうにも相手の女性にはピンと来ていないように見受けられるので、「25歳以下の女性専用車両って書いてあったらあなたは黙って従うのですか?」と言ってみてはいかがでしょうか。この場合は相手の女性の年齢を確実に下回る数字を意識することが重要になりますが…

自分は一日中車の運転を生業としている都合上、非協力乗車を実践できずにウズウズしておりますので、ドクター差別さんを始め、有志の皆さんの活躍ぶりを自身が乗車しているような感覚で視聴させてもらっています。

どうか皆様、痴漢冤罪だけはでっち上げられないように細心の注意を払って御活動ください。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

まあ、女性専用車両を強く主張してくるような女性はたいてい話が通じないことが多いですが、だからといって「25歳以下の女性専用だったら…」とやるのは、会則で「性差別をしてはならない」と規定している以上、申し訳ないですが、当会といたしましてはそれはちょっといたしかねます。

やはりここは、相手が手を出すなど、法に触れる行為をした場合に私人逮捕するなどして対応するしかないと考えております。

投稿者様におかれましてはちょっと期待外れかもしれませんが、何卒ご了承のほど、お願いいたします。


乗車活動についてのご意見(2)

●性別:男性

●最近では鉄道会社各社狭い上り下り兼用ホームですら男性立ち入り禁止を自演しているようですが、ただですら黄色い線の内側を歩きにくい状況に女性専用車両乗降口に駅員や警備員配置して男性を迂回させる風潮撒いて、そんな暇があるなら終日人員による警備をホームや車内強化したほうが元々の犯罪防止の大義なんじゃないですかね?

今や女性専用の法的な誤りを車外であるホームにまで感染させて風潮にて男性を排除するばかりか乗客全てに法律を周知しないと言った悪い方法にて女性客への集客好感度を上げる始末には呆れるばかりです。非協力に対して非協力を周囲に知らしめる駅員やら、これでは募金に協力しなかった個人を周囲に言いふらす行為そのものですね。極端に言えば協力は協力を拒む人間を前提と考えて後に真実を説明して根気よく迷惑にならない程度に協力を要請するのが筋道で、毎度の非協力乗車と周囲に晒すなどは法律無知どころか反逆そのものですね。お声かけの理由として間違えて乗車?知らずに乗車?結局これらの理由が各駅入れ代わり立ち代わりの降りるまでの実質的な協力の強制なんですね、あれだけ大きな嘘のステッカーやホーム案内にアナウンス、知らずにとか?間違いじゃなくて女性専用車両に男性が居たら法律重視で単に非協力乗車と言うことで声かけなんて必要ないし、これこそ女性専用車両の強制的な誤りを扇ぐトラブル原因なんですがね。周知をしてしまえば男性が乗ってきてしまうとか熟男性を侮辱した考えで、逆に法律を常識に周知したら男性は大半が紳士的で犯罪予備者でないと言う活動の皆様の考えに私も賛成で、これを原点に変えていくべきだと思います。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

女性専用車両は任意協力であるということを隠蔽して、その上で何とか女性専用車両を守ろうとしているのが、仰るような鉄道事業者の姿勢だと思います。

まあ、「女性専用車両に男性を乗せるな」という女性客の声に応えるべく、「女性の皆様、私達はきちんと仕事をしています!これだけ言っているのに降りない男性客が悪いんです!」という、遠まわしなアピールをしているのでしょう。

いわば、女性客に対する「言い訳」ですね。

鉄道事業者が「女性専用車両」という、事実に反する名称を付け、案内するから、本当に女性専用だと思いこむ女性客が出てくるし、また私達のように「実は任意である」と知っていて乗車してくる男性がいると、何が何でも排除する姿勢を示して女性客に言い訳しなければならなくなるわけです。

しかし、一向に「女性専用車両」という名称を変更しようとしない鉄道事業者の姿勢を見ていると、このまま続けていれば反対派のほうが諦めて、いずれ問題は起きなくなるだろう、という腹づもりがあるのかもしれませんね。

もちろん私達は諦めるつもりは一切ありませんが…


男性差別に関心を持ち始めた高校生の方からのご意見投稿

●性別:男性

●高校3年、最近男性差別に興味を持ち始めました。

日本は昔から男性の権力が強い傾向にあり、女性差別が未だに根強く残ってしまっているということは学校で学びました。差別=女性差別という認識が強いですね。確かに女性差別は悪いことです。日本の歴史においての女性差別は、忘れてはならない大きな問題であったとこれからも伝えられるべきです。しかし、女性差別についての問題はよく取り上げられますが、今の社会ではむしろ男性の立場が弱くなり過ぎているのではないでしょうか。男女公平の社会を目指した結果なのでしょうが、個人的に今の状況は納得いきません。

本題に入ります。女性専用車両というものに昔は全く違和感を覚えなかったのですが、最近になってからこれは差別なのではないかと思いここに投稿させていただきます。女性専用車両の目的として痴漢の被害が主となると思うのですが、これが導入されてから減っているのか。現実は分かりませんが、導入してから非公開にした鉄道会社が多くなったというのを聞き、とても減少しているとは信じ難くなりました。成果が出ているなら公表しない理由はないと思います。

また痴漢の被害の答えとしての女性専用車両ならば冤罪の被害防止の男性専用車両も作るべきなのではないでしょうか。痴漢はその人に大きな心の傷をつけるものとして許せない行為です。しかし冤罪はどうでしょうか。これもその人の心に傷、というより人生そのものを壊しかねない絶対にあってはならないことです。女性がこの人痴漢ですと言って疑う人はいない。けれども男性の意見は誰も聞かない。これは明らかにおかしい。男性はいつ犯罪者になるか不安になりながら電車に乗るのです。ならば男性専用車両もあるべきではないのか。

話が少しずれてしまいましたが、要するに目標を成し遂げていない女性専用車両の存在に意味があるのか、という私の意見です。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

すでにお気づきかと思いますが、女性専用車両は「痴漢被害の答え」ではありません。

当会サイトでも過去に何度も取り上げている通り、鉄道事業者の多くは女性専用車両導入後の痴漢件数を非公開にしており、中には「当社では痴漢の統計は取っていない」と言いながら、実際には過去のマスコミ報道で痴漢件数が報じられているなどというケースもあります。

言ってみれば、痴漢対策と言う名の「化けの皮」がはがれたようなものですが、それでも導入・継続の理由を「痴漢対策」から、「女性に安心して快適にご乗車いただくため」などと少しずつすり替え、女性専用車両を継続しています。

男性専用車両についてですが、これはまず作られることはないと思います。

そもそも女性専用車両が設けられた経緯というのが痴漢対策ではないので、痴漢対策の延長線上の存在である男性専用車両など作られるわけがないのです。

まあ、男性専用車両を作れば票になると考えて、鉄道会社に強く圧力をかける政党でも出てくれば話は別でしょうが、現実的にそのようなことはまず考えられません。

現在の女性専用車両の問題を的確にとらえるには、まず「女性専用車両=痴漢対策」ではないということを見抜く必要があります。

痴漢対策としての目標を成し遂げている・いない以前の問題なのです。

学校教育でもそのようなことは全く教えられないでしょうし、また今のマスコミもそうしたことは全くといっていいくらい報じません。

そうした中、あなたは今の世の中の現状に疑問を持たれました。

その気持ちを忘れず、今後もご自身でいろいろとお調べになって見識を広めていってください。

世の中、おかしなことがいっぱいあります。

そしてそうしたものに対して、常に疑問を持ち、流されない・騙されない、自分の意見をしっかりと持った大人になっていただきたいと思います。


痴漢被害者のための車両の必要性を主張するご意見投稿

●性別:女性

●痴漢件数どうこうではなく既に痴漢に遭われてしまった人が、次から電車に乗ることが怖くならない人なんていないと思うのでそういう一部のトラウマ被害者からしてみれば救いの車両なのかもしれません。だから反対するのもいいんだけど、最近女性専用車両ができてからその一部の人が救いの思いですがるように、せっかく安心して利用していたのにまた廃止されてしまったらと思うとショックだろうしトラウマを思い出しやすくするんじゃないかと。だからそういう人のための車両は男性女性と付けずとも必要だと思います。

痴漢防止車両や冤罪防止車両…でもそれだけじゃ言葉の意味を理解するのも面倒になり皆適当に乗っちゃいそう。防犯カメラは満員電車だと写らなさそうです。トイレのように男女分けられるはずもない。ならば…

全ての車両に警備員を配置するのは無理なので、質問のところにあった思いやり車両という名の車両に目立つ制服を着た乗務員(警備員)が一人でも常に乗っていてもらえばいいのかもしれませんね。

確かに被害者は圧倒的に女性が多いし、女性は男性より恐怖を感じやすい生き物というのは事実。見ず知らずの人からナンパ手紙なんかも相当怖く喜ぶのは一割にも満たないでしょう。逆に男性は手紙を貰っても怖い人もいれば十中八九嬉しいと感じると聞きました。だからといって弱い男性も救うべき。

痴漢されると頭が真っ白になり声が出せなくなる人が多いと聞きます。声を出しても誰も助けてくれないもしくは刺されたりするかもしれない。仮に廃止されたとしても考えることをやめてはいけないと思います。差別なくね。

当会からの回答

※すでに当会サイトでも過去に何度も触れておりますが、女性専用車両が問題なのは「差別であること」に加え、「痴漢対策・犯罪対策から大きく外れている」という点です。

地下鉄など公営の交通機関では、一部の政党・政治家が選挙対策や実績作りのために推しており、またJR・私鉄などでは女性専用車両限定で女性向け広告を割高な広告料を設定して募集し金儲けをしたり、あるいは「男性のいない快適な車内」をウリに、集客効果を期待するようなことをしている(特に関西の一部の鉄道事業者で顕著です)わけで、このようなものを何が何でも残さなければならないのかということです。

本当に被害者のことを思うのなら、痴漢被害が減っていない上に、痴漢対策からも外れてしまっている女性専用車両を何とか守ろうとするのではなく、防犯カメラなど実際に痴漢件数が減った施策にも注目するべきではないでしょうか。

「満員電車だと写らない」というのは、鉄道会社などが監視カメラをやりたくないためによく使う「理由」ですが、混雑が激しいJR埼京線でも「痴漢件数6割減」という結果が出ているわけですから、「満員電車だから効果がない」と言っても説得力はないでしょう。

そもそも「写らなければ効果がない」というのが、実は「ただの思い込み」です。

あなたの言うように、本当に多くの女性が痴漢被害に怯え、大変な恐怖を感じながら電車に乗っているのなら、女性専用車両の設定されている電車は今頃、女性専用車両だけにしか女性客が乗らず、女性専用車両以外の車両はほぼ男性しかいない…ということになっているはずです。

しかし実際には、女性専用車両の設定があるにも関わらず、女性専用車両以外の車両での痴漢や冤罪が絶えず、ラッシュ時でも女性専用車両だけが空いていたりするケースが少なくないことからも分かるように、多くの女性客は痴漢云々よりもどの車両が自分が利用する駅の改札や階段に近いか(=利便性)のほうが優先で、あなたが言うほど痴漢を気にしていないということです。

しかもその上、女性専用車両に賛同している女性客の7割以上が「臭いオヤジがいなくていい」「空いてて快適」など、痴漢対策以外の理由で賛同しているわけですから、もう何をかいわんやです。

あなたの仰るような、「痴漢被害が恐ろしくて、電車に乗るのもやっと」みたいな人は恐らくごく少数でしょうから、女性専用車両を設けなくともそういう人には女性警官などが付き添いで同乗するなどの個別対応で十分のはずです。

広告料の割高な「女性専用車両限定広告」で広告料収入をあげたり、JR西などのように「男性のいない車両は快適ですよ」と言わんばかりに女性専用車両を宣伝している鉄道事業者の姿勢を見ていれば、鉄道事業者が痴漢被害者のことを思って女性専用車両をやっているのではない、ということはお分かりいただけると思います。


正義の味方気取り(?)のご意見投稿

●性別:男性

●いうなれば、女性専用車両に男性が乗ることをルールで禁止していないことをたてにとり、乗り込んで、女性専用車両を有名無実化しようとしている貴殿らは、すくなくとも相撲と野球に対し以下の見識であるべきでしょう。

1 大相撲の白鵬もたとえ大横綱でもルールに反しない限りどんどん変化して勝利を追求しろ、不調なんら引退あるのみの横綱である以上勝利第一は当然文句たれるやつはアホ

2 高校時代の松井秀喜に対する連続敬遠も立派な作戦だから引け目を感じることはなく文句たれるやつはアホ

だって不文律なんぞ知ったこっちゃない 明文化されたルールさえ守ってりゃなにしても良かろうという主義なら、そうあるべきでしょう。

そう私は思います。

異議があるなら返信お願いします。もししっかりとした異議があり筋を通そうと思うならしっかりとした反論がありますことを期しております。逃げないでくださいね。

痴漢など性被害にあった女性たちにしてみれば避難できる場所があるだけでどんなに安心できることか、それを妨げることがどんなに野暮なことか、分別ある大人ならわからぬはずはないでしょうに。

当会からの回答

※異議があるなら返信お願いしますとのことですので、返信しておきます。

別に逃げたりはいたしませんが、ここに掲載した以外にも当コーナーには多数のご投稿をいただいており、実際のところその全てには対応しきれていない(返信できなかった方、すみません)状況ですので、あなた一人をいつまでも相手にし続けることは出来ないということはご了承ください。

女性専用車両に男性が乗ることをルールで禁止していないことをたてにとり、乗り込んで、女性専用車両を有名無実化しようとしている貴殿らは、すくなくとも相撲と野球に対し以下の見識であるべきでしょう。

1 大相撲の白鵬もたとえ大横綱でもルールに反しない限りどんどん変化して勝利を追求しろ、不調なんら引退あるのみの横綱である以上勝利第一は当然文句たれるやつはアホ

2 高校時代の松井秀喜に対する連続敬遠も立派な作戦だから引け目を感じることはなく文句たれるやつはアホ

大相撲の変化技や高校野球の連続敬遠は、単に勝つための手段として(一応、ルールに反しない範囲内で)やっていることで、当会が鉄道事業者のウソを許さないためにやっていることと一緒にするのはナンセンスというものでしょう。

私達は鉄道会社が「実際は女性専用ではない車両に『女性専用車両』とウソの名前を付けて運行」し、しかも表向き「痴漢対策」と称しておきながら、実際には「広告料収入源として、女性専用車両を金儲けに使う」などするから、そうしたことを許さないためにやっているのであって、「ルールに反しないギリギリの範囲内」で汚いことをやっているのは他でもない、ウソだらけの女性専用車両を運行している鉄道事業者のほうです。

そういう意味ではむしろ鉄道会社のほうが大相撲の変化技や高校野球の連続敬遠みたいなことをやっていると言えるでしょう。

痴漢対策と言うのは建前で、実際には(特に関西の鉄道事業者で顕著ですが)客寄せ・金儲けの手段になっています。

あなたの言葉を借りるなら、鉄道会社の見識は以下のようになるでしょう。

1 公共交通機関の鉄道もたとえ大手でもルールに反しない限りどんどん女性優遇して利益を追求しろ、不調なんら没落あるのみの鉄道である以上利益第一は当然文句たれるやつはアホ

2 女性専用車両の女性客に対する女性向け広告も立派な作戦だから引け目を感じることはなく文句たれるやつはアホ

私達はそうした鉄道会社のやり方に対する抗議活動を行っているのであって、当会が大相撲の変化技や高校野球の連続敬遠に例えられる筋合いはないということです。

白鵬の対戦相手となる力士が汚いことをして勝とうとしているから、その抗議の意味で白鵬が「変化技を使ってでも…」と言っているのでしょうか?

松井秀喜と対戦したチームが松井秀喜が不正なことをしてホームランを連発するからその抗議の意味で、連続敬遠にしたのでしょうか?

どちらも違いますね。

だって不文律なんぞ知ったこっちゃない 明文化されたルールさえ守ってりゃなにしても良かろうという主義なら、そうあるべきでしょう。

そう私は思います。

先にも述べた通り、「実際は女性専用ではない車両に『女性専用車両』とウソの名前を付けて運行」し、しかも表向き痴漢対策と称して世間を騙しながら、実際には「広告料収入源として、女性専用車両を金儲けに使う」鉄道会社のほうこそ正に「不文律なんぞ知ったこっちゃない 明文化されたルールさえ守ってりゃなにしてもよかろう」という主義に他ならないでしょう。

痴漢など性被害にあった女性たちにしてみれば避難できる場所があるだけでどんなに安心できることか、それを妨げることがどんなに野暮なことか、分別ある大人ならわからぬはずはないでしょうに。

女性専用車両に賛同・利用している女性の多くが本当はどのような理由で賛同しているか、一度よくお調べになられてはいかがでしょうか?

「女性専用車両に乗っている乗客は、その多くが痴漢等の被害にあって傷つき、避難してきた人々で、女性専用車両のおかげでようやく安心して乗車できるようになった」と、本気でそのように思っていらっしゃるのなら、これは「幻想」と言われても仕方がないでしょう。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2016年3月~5月)

2016年3月~5月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


この春から高校生になった方からの投稿

●性別:男性

●4月より高校生になるものです。

下車後のスムーズな移動のために最寄駅の階段位置が何両目に当たるかを調べていたところ貴会の資料が出てきました。そこで初めて貴会の活動を知りました。

わたしは元々女性専用車には否定的な意見を持っていました。しかし具体的なところは何も知りませんでした。実の所私は鉄道会社の誘導に綺麗にはまってしまい、女性専用車は男性が乗ってはならないものだと思っていました。そして女性専用車は差別的だ、電車が混む要因になる、といった程度の認識しか持っていませんでした。貴会のホームページから、女性専用車が導入されたのは政党や企業(鉄道会社)の利益になる思惑があると知ることができました。そしてその公共交通機関である電車が男性であるというだけで一部の車両から排除しようとすることが如何におかしいことかも考えることができました。

わたしが思っていたように「女性専用車って何となくおかしくない?」という考えの中学生は多いと思います。貴会の活動をそういった人が知り、認識を深められる機会があればいいと思います。私も大学生になったら貴会のような活動ができたらいいなと考えております。応援しております。

当会からの回答

※あなたはこの春から高校生とのことですが、いただきましたご意見投稿を見ていますと、成人の方が書いてきたのかと思うようなしっかりした文章で、まず感心いたしました。

女性専用車両は今でも表向き、痴漢対策・防犯対策でまかり通っているので賛成する人も多く、また反対意見の人でもその多くが「痴漢対策」を前提に考えているため、なかなか反対意見を言えず、また言ったとしても「実際に痴漢被害にあっている人がいるんだから…」と言われれば、それだけでもう何も言い返せなくなるというのが現実かと思います。

そうした中、私達は世間の人々の多くが知らない、そしてマスコミがなかなか表に出そうとしない、女性専用車両の「真実」を少しでも多くの人に伝え、おかしなものは「おかしい」と言っていかなければならないとの思いで、日々活動しております。

あなた様も今はまだ活動するにしてもいろいろと制約が付きまとうでしょうが、大学生になられましたら是非、積極的に活動なさってください。

また、当会の集会を見学するだけでしたら、高校生でも問題ないと思いますので、もし気が向かれましたら一度、当会の集会にも見学でお越しいただければと思います。

このたびは当会にご意見投稿いただきまして、ありがとうございました。


当会にいつもご意見投稿くださる方のご投稿

●性別:男性

●活動の皆様が各々鉄道会社の女性専用なる通称感覚に近い車両に乗車をして各々鉄道会社に問題を投げかけて、各々鉄道会社の女性専用に対する見解に統一性が無いのには驚きですね。やはり皆様の活動がいかに有意義であるかが解ります。こうして歪んだ公共交通の使命を本来は誰が正すべきか?の問題にも直面していると思います。

このように、当然に公共交通の利用者である活動の皆様自らが女性専用と言う見切り発車の運営の殺陣となり抗議をしなければ改善されない公共交通運営側の迷惑行為防止対策の本来の目的に対する建前論にはホントに危機感すら抱きます。ある私鉄は何方様でも御利用いただける女性専用であるとか、知らない人は知らないが誰もが皆知っている?かのような全く無責任な回答に、如何に女性専用を女性専用の目的としてのやる気の無さが明確に感じてとれる事態には、女性に限らず公共交通離れも現実であると思いました。

法律に照合すれば各々鉄道会社、駅員個人の女性専用に対する解釈論に話をすり替えて活動の皆様の意見を回避しようとする公共交通側の女性専用の目的は他にあるのではないかと思いました、度々の投稿に失礼かとは思いましたが、私も仕事や家族旅行にて交通交通を利用する一角の者として投稿させていただきました、

当会からの回答

※いつも当会にご意見投稿くださいましてありがとうございます。

今の鉄道事業者を見ていますと、迷惑行為防止などと言いつつ、実際には「他の鉄道事業者もやっているから」と、横並び意識で迷惑行為防止とは名ばかりの導入拡大を行い、さらに「女性専用車両限定広告」で女性専用車両を金儲けの手段として使い、そして私達も含め利用者から女性専用車両について問い合わせを受ければ、テンプレ回答で片付けようとしたり、ダンマリを決め込んだりで、これはもう「腐敗している」と言わざるを得ない状況だと思います。

しかしながら、これまでの反対派の活動で、鉄道事業者が隠していた「女性専用車両が実は専用ではなく任意である」ということも、今では多くの人々が知るところとなりました。

道のりはまだまだ遠いですが、今後も「おかしなものはおかしい」と主張し続けていきたいと思います。


乗車活動についてのご意見(1)

●性別:男性

●貴会の活動を応援している男性です。一点、指摘させていただきます。

活動報告を拝見すると、任意確認乗車で、乗車している女性から注意された場合に「知っています」と答えている場面がよくありますが、それは止めたほうが良いのではないでしょうか。

「知っている」というのは「ここは女性の専用車両であることを知っている」という意味に捉えられませんか?

言われた女性(何も知らない)からすれば「知っているのになぜ乗車するの?」と思われるのではないでしょうか?貴会のメンバーは「ここは女性の専用(女性しか乗車できない空間であること)ではない」ことを十分に理解して確認乗車を行っているはずです。それなのに、声がけしてきた女性や駅員、車掌に「(ここが女性専用車両であることを)知っています」と答えるのはおかしくないでしょうか?

「ここは女性専用車両ですよ」に対する答えが「知っています」では、「知っているけど協力しない」と捉えられる可能性があるのではないでしょうか?

女性や駅関係者から「ここは女性専用ですよ」と言われた場合は「知っています」ではなく、「鉄道会社がそう謳っているけど実際はそうではない。差別には協力できない」という姿勢で話すことはできないのでしょうか。

当会からの回答

※ご指摘の件ですが、やはり話しかけてこられるのは突然のことが多いので、とっさに出てくる言葉が「知っています」になってしまうのですが、それでも相手が納得しない場合は国土交通省や鉄道事業者からの回答なども含め、丁寧に説明はしております。

現在、乗車会に関するご意見は他にもいろいろといただいておりまして、私どもといたしましてもこの先、もっとよりよい活動を目指し、日々勉強していかなければならないと思っております。

この度はご意見ありがとうございました。


乗車活動についてのご意見(2)

●性別:男性

●この会の活動の様子を動画サイトで知りましたが、活動の内容についての意見です。

まず、女性専用車に関して駅員の声がけがしつこいことはわかりますし、一般女性などからの声がけも迷惑だということは、同じ反対派として非常によくわかります。鉄道会社は根本的な痴漢対策を怠って女性専用車を実施しますが、痴漢の件数は減っておらず一般車両へ乗車する女性や女性専用車が実施されていない路線では女性が痴漢から守られないのでおかしいと思います。防犯カメラを効果的に設置していくなどの痴漢対策が必要だと思います。

しかし、女性専用車両に反対する会の活動には疑問を覚えることがあります。それは、一般女性に対する口調が荒く、丁寧な説明をしていないということです。理屈の通じない感情論を唱える女性がいますが、そのような人に対しては感情的になってもそれを隠して、口調を荒げず「あなたの主張は感情論であり、全く理論になっていない。日本は法治国家だから感情論より法律が重視される」ということを理路整然ときっぱり説明すべきだと思います。やっぱり任意確認乗車の際に感情論を唱える人に乗せられて口調を荒げる様子が見られますが、口調を荒げると「幼稚だ、必死になっていて気持ち悪い」と批判される原因になると思います。あくまでも口調は荒げず理路整然と相手に乗せられず意見を主張するようにしたほうが良いと思います。また、任意だということを知らない一般客もいると思うので、女性に声がけされたら丁寧に、「女性専用車に強制力はなく、鉄道会社が任意協力を求めているもので、国交相も一般男性が乗れるとしていることをご存知ですか?」と言ったほうが印象も悪くないと思います。正しい主張をしていても、印象が悪いと非難される原因になりますし、印象が悪いと同じ意見の人が賛同しにくくなる原因にもなりますので。また、女性客や駅員などには、ただ男性差別は止めろと主張するのではなく、女性専用車に強制力はなく、国交相も一般男性が乗れるとしていること、女性専用車で痴漢は減っていないのでただの男性差別にしかなっていないのが現状だということ、防犯カメラの効果的な設置などもっと有効な別の痴漢対策を求めていること、もっと別の痴漢対策がされれば男性が不便な思いをすることも減り女性も安心できること、これらを強調し理路整然と自らの主張を行うと理解が得やすく、相手からの反感も軽減して任意だということを周知できると思います。時には強く主張をする必要があるでしょう。しかし、「自分たちの考えを強く主張し、事実を強く周知する」ということだけを考えず、「自分たちの考えを広げていき、理路整然と事実を周知する」ということも考えたほうがより効果的な活動になると思います。

長文失礼いたしましたが、ぜひ参考にしていただければと思います。私も女性専用車に乗ることがありますが、女性専用車両に反対する会の主張に共感しておりますので、現時点では個人で活動をしていますが、応援できればと思っております。

当会からの回答

※ご意見ありがとうございます。

少し誤解があるようなので初めにお断りしておきますが、乗車会のたびにトラブルが起きているわけではありませんし、また女性客から話しかけられても話の通じる相手ならば、国土交通省や鉄道事業者からの回答なども含め、きちんと丁寧に説明はしております。

乗車会を行っても実際にトラブルに発展するのは数十回に一回程度ですし、また私達としてもトラブルを望んでいるわけではありません。

その場で乗車するだけでなく、私達の活動を人々に広く知っていただく必要がある(そうしないと活動の賛否以前に、反対派の存在自体が世間に認知されない)ため、ネットで動画をアップしておりますが、何も起きなかった乗車会の動画をネットにアップしても、見る人からすれば「意味不明」な動画になってしまうという事情があり、結果的にトラブルになった時の動画がほとんどになってしまいます。

そしてその結果、動画を見る人々の一部に「乗車するたびにトラブルになっている」という印象を与えてしまっているのも事実ですし、さらにそこから「反対派が女性客を攻撃するために女性専用車両に乗車している」といった誤解を生じているのも事実です。

ただ、仰るような「感情論を唱えるような相手」には話が通じないので、いくら理路整然と説明してもそれこそ「話が通じない」わけです。

しかし、かといってこちらがおとなしく引き下がれば、今度は見くびられてしまうので、結局こちらとしても強く出るしかなくなってしまうわけです。

ここまで、私達を含む反対派は鉄道事業者や国土交通省などから、女性専用と表記してあっても「実は任意で、法的根拠も強制力もない」という回答を得て、さらに実際に乗車し「男性でも実は無条件に乗車できる」ことを動画で世間にアピールしてきたわけです。

そしてその結果、「女性専用車両に強制力はない」ということを知る人が増えましたし、「女性専用という名称のほうが、実は不適切」という認識を持つ人も増えました。

鉄道事業者は専用でも無いものを「専用」などとウソをついて乗客を騙しているわけですから、そうしたウソを許さないという意味では、一定の効果はあったものと考えています。

しかしここに来て、活動のやり方をもうひと工夫する必要が出てきたのかもしれません。

私どもといたしましてもこの先、もっとよりよい活動を目指し、日々勉強していかなければならないと思っております。


男性が女性専用車に乗ると逮捕されると仰る方のご意見投稿

阪和線に夏より関空快速型の電車に6両編成版が登場します。

トイレ付きと思います。女性専用車が設置されます。トイレ付きの場合トイレに行く男性客が女性専用車を通り抜けると逮捕されますよ。女性専用車が各地にありますが男性客が女性専用車に乗ると間違えなく逮捕されますよ。

回答希望 回答は、メールでお願いします。

当会からの回答

※男性が女性専用車に乗車しても「間違えなく逮捕されません」

鉄道事業者に問い合わせても「法的根拠はなく、任意の協力の基づくもの」と回答して来ます。

法的根拠が無いのにどうやって、乗車しただけの男性を「逮捕」するのでしょうか?

※注:鉄道営業法34条2項は現在の女性専用車には適用されない

まあ、車内で暴力行為等、違法行為があったのなら話は別ですが、それは女性専用車に限らず、女性専用車両以外の車両でも同じことです。(過去に、私達ではなく、私達に手を出した女性客や鉄道員のほうが何人か「警察行き」になっていますが…)

メールで回答希望とのことでしたが、女性専用車両に男性が乗っても少なくとも法的には「乗るだけなら問題ない」ということを広く一般にも知っていただきたいということと、投稿者ご自身が投稿内容を「公開して構わない」として投稿されてきたことから、サイト上での回答とさせていただきました。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2015年12月~2016年2月)

2015年12月~2016年2月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回もたくさんのご投稿をいただきました。

ここで紹介できなかったものや投稿者の方が「公開しないでほしい」としてご投稿くださった中にも良いご意見がたくさんありました。

個別に返信できなかった方にはここでお詫び申し上げます。


大学生の方からいただいたご意見投稿

●性別:男性

●大学の教養科目で政治関連の授業を履修しており、今回あらためて女性専用車の問題に関心を持ちました。

私は中学時代から電車通学だったので、女性専用車には前々から疑問を抱いていました。

今回このサイトを読んで、女性専用車設定の裏に政治が絡んでいたことを知り、大変驚きました。

「Japanese only」があれ程の大問題になったにも関わらず、「women only」が解決されないのは納得がいきません。

個人的な意見としては、「女性専用車」という差別的名称を廃止し、「思いやり車両」などに改称の上、女性以外にも高齢者や小さな子供を連れた大人(当然、男性も含む)、大荷物を持った人などでも利用できるような車両が欲しいと考えています。

当会からの回答

※ご意見投稿いただきまして、ありがとうございます。

女性専用車両が政治目的に利用されているというのは今から10年余り前、今の女性専用車両が各地に広まりだしたばかりのころからずっとそうなのですが、未だにその事実を知る人はごく一部にとどまっています。

世間の人々の多くは何も知らずにこれを痴漢対策だと思い込んでいるわけですが、あなたのようにこの問題に関心を持ち、真実を知る人がひとりでも増えることを私達は願っています。


当会支持者からのご投稿

●性別:男性

●年内にもう一度だけ投稿させていただきます(注:このご意見投稿は、昨年(2015年)の年末に頂きました)。活動の皆様が仰るように女性専用車は公共交通各社の法的見解の周知不足から、乗らないほうが無難、乗れば罰則、と思わせる誘導的な風潮にて協力の善意とは程遠い実態が分かりました、しかも、この半ば強制のような誘導で「御協力ありがとうございます」、公共交通がこのようなことをやってるようでは公共の施設や場所ですら右に習えの危険性を痛感します、ある鉄道会社は男性が不快、男性の存在が嫌だ、と言った女性の特別な空間確保のための要望に答えたサービスの一貫であると断言をして、さらには女性を痴漢などの犯罪行為から保護する意味合いの回答にて、全ては女性だけが被害者であるかのような片道の図式の回答にて犯罪に対して冤罪は全く議論しない始末、言わば避難的に女性専用車を回避する男性を協力していただいてるなんて、逆に男性客から協力の善意の強要ではないか、とも思いました、協力とか善意は強要や期待だってするものではないし、善意に巡り合わせて初めて感謝の有難うございますなのに誘導を協力にすり替えて有難うだなんてサービス業にあるまじき行為だと思いました、勿論の事、私も協力して女性専用車に乗らない意識ではなく、回避する意味合いで乗らないだけです、しかし一般車両は男女兼用だから犯罪防止と冤罪防止双方に力を注いでもらいたいものです、
てください。応援しています。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

仰る通りで、鉄道事業者は女性専用車両が任意協力であることを隠して半ば強制であるかのような運用を行っておきながら「ご協力ありがとうございます」ということで、表向き「多くの男性に理解していただいた上で、ご協力いただいている」ということにしてしまっています。

私達(当会)のようにあえて女性専用車両に乗車する男性は少数派でしょうが、これも多くの男性が自ら進んで協力しているのではなく、やはりあなたの仰るように乗車すると厄介なことになるかもしれないからと「回避」しているだけの人が少なくないからではないかと思います。

女性専用車両は痴漢対策という名目で全国に広がりましたが、実態は痴漢対策などとは全くの別物と言って差し支えないような代物であり、こうした中で痴漢冤罪について議論されるようなことがないのも、ある意味当然ではないかという気がいたします。

そもそも女性専用車両自体が痴漢対策ではないわけですから。

結局、「臭いオヤジがいなくていい」「空いていて快適」という女性への人気取りや広告料収入源としての女性専用車両を正当化するために「女性の被害者」をダシにしているだけだと思います。


当会に「活動方針の転換をせよ」というご意見投稿

●性別:男性

●貴会の主張は「女性だけ空いている女性専用車両に乗れて不公平だ、男女差別である」というふうに読み取れ、ややもすると感情的であり、ちょっと本質とはずれているように思えました。女性の側に痴漢に対する恐怖がある、というのは紛れもない事実です。一方で、男性の側にも痴漢冤罪に対する恐怖がものすごくある、ところがその恐怖に対しては鉄道会社からほぼなんら対策がなされていない、その不均衡こそが問題の本質であって差別の根源であるのです。

私は、貴会は要求内容を「女性車輛の廃止」ではなく、少なくとも通勤時間帯の「完全に男女の車両を分ける」ことに方向転換図るべきというふうに考えます(女性専用車両に対し男性専用車両の導入という考えとは根本的に違います)。

例えば男女の乗車比率を調べ、男女が3:1くらいで乗っているのであれば3両男性車輛、その隣に女性車輛1両というのを交互に設定していけばどちらかの性が改札口から遠くなるといったこともありませんし、また、どちらの車両が空いていて不公平ということもなくなるでしょう。問題の根源は鉄道会社が痴漢被害対策のポーズとして中途半端に女性専用車両を導入し、一方で「人権問題」に発展するのを怖れてか「完全に男女の車両を分ける」ことを躊躇していることにあります。その欺瞞こそが糾弾されるべきでしょう。よくある質問への回答にそのようなことはできるわけないとありますが、トイレや入浴施設だって男女別に分かれています。通勤時間帯など一定時間帯に「完全に男女の車両を分ける」のは男女双方に利益があり、やむを得ない措置と考えます。

痴漢冤罪事件が頻発していますが、事件をでっち上げて示談金をくすねる案件よりも、ミサンドリーをこじらせたキチガイ“フェミ”女が男性を嵌めるケースの方が圧倒的に多いように思われます。まさに地雷であり、彼女らは確信犯的に見境なく爆弾を当ててきますので、どんなに注意しようとも痴漢免罪は防ぎようがないのです。それに対し「女性専用車両の廃止」は何ら効力を発揮しないどころか「女性専用車輛」に押し込めていた爆弾を再び男性の乗車する車両にばら撒くようなものであり危険です(防犯カメラで映され冤罪が明らかにも拘らず有罪判決を受けたケースもあります)。それも「女性専用車輛」廃止運動がいまいち盛り上がらない(男性側からも支持を得ない)理由の一つでもありましょう。

(以上匿名であれば掲載可です)。

当会からの回答

※いただきましたご意見投稿に対し、以下の通り回答いたします。

貴会の主張は「女性だけ空いている女性専用車両に乗れて不公平だ、男女差別である」というふうに読み取れ、ややもすると感情的であり、ちょっと本質とはずれているように思えました。

当会は「女性だけいい思いしやがって!」というような嫉妬から女性専用車両反対の主張をしているわけではありません。

当サイトで過去に「混雑率の差や利便性の問題は女性専用車両を導入した結果、後から生じた問題であり、本質ではない」と何度も述べていますが、ご存知なかったのですか?

活動報告やご意見紹介のコメントなど、もう少しよくお読みになられては?

女性専用車両に疑問を持つ人の多くが、最初は「混雑率の差」や「自分がいつも利用していた車両が女性専用車両になった」などの理由から疑問を持ち始めることが多いため、当会サイトなどでも混雑率の差のことなどを出すことはありますが、だからといってそれが当会が女性専用車両に反対する主たる理由というわけではありません。

仮に混雑率の差が解消されたとしても、だからといって「女性専用車両に全く問題がない」ということにはなりませんから。

女性の側に痴漢に対する恐怖がある、というのは紛れもない事実です。一方で、男性の側にも痴漢冤罪に対する恐怖がものすごくある、ところがその恐怖に対しては鉄道会社からほぼなんら対策がなされていない、その不均衡こそが問題の本質であって差別の根源であるのです。

確かに男性の冤罪に対しては何ら対策がなされていませんが、この問題は「単にそれだけの問題ではない」ということです。

そもそも女性専用車両自体が一部の政党・政治家の「人気取り政策」になっている一方、一部の鉄道会社では「女性客を呼び込む」「女性専用車両限定広告で広告料収入をあげる」など、「営利目的」での運行となっており、実態は痴漢対策とはかけ離れてしまっているわけです。

「痴漢に対する恐怖には対策がなされているのに冤罪に対する恐怖には対策がなされていない」という不満を持つこと自体は自然なことかもしれませんが、女性専用車両についてこういう考え方をしていると、「女性専用車両=痴漢対策」という嘘に騙されることにつながります。

私は、貴会は要求内容を「女性車輛の廃止」ではなく、少なくとも通勤時間帯の「完全に男女の車両を分ける」ことに方向転換図るべきというふうに考えます(女性専用車両に対し男性専用車両の導入という考えとは根本的に違います)。

ならば、あなたが団体を立ち上げて、そのように運動すれば良いのではないでしょうか?

自分がしたいことを(自分は動かずに)当会にさせようと思っていませんか?

例えば男女の乗車比率を調べ、男女が3:1くらいで乗っているのであれば3両男性車輛、その隣に女性車輛1両というのを交互に設定していけばどちらかの性が改札口から遠くなるといったこともありませんし、また、どちらの車両が空いていて不公平ということもなくなるでしょう。問題の根源は鉄道会社が痴漢被害対策のポーズとして中途半端に女性専用車両を導入し、一方で「人権問題」に発展するのを怖れてか「完全に男女の車両を分ける」ことを躊躇していることにあります。その欺瞞こそが糾弾されるべきでしょう。よくある質問への回答にそのようなことはできるわけないとありますが、トイレや入浴施設だって男女別に分かれています。通勤時間帯など一定時間帯に「完全に男女の車両を分ける」のは男女双方に利益があり、やむを得ない措置と考えます。

男女別化するということは当然「一部の車両を男性専用にする」ということですが、まず男性専用など作られるわけがないのです。

推進する側(政党など)や鉄道事業者に何のインセンティブもありませんから。

また、物理的な面から言っても、ラッシュ時に車両を男女別にしてしまうのはほぼ不可能です。

特に首都圏などでは女性専用車両を一両設けただけでも、混雑などから「混乱を招きかねない」としてよく解除されたりしますが、そんな状態で完全男女別にすればどうなるかということです。

トイレや入浴施設とはわけが違うのです。

痴漢冤罪事件が頻発していますが、事件をでっち上げて示談金をくすねる案件よりも、ミサンドリーをこじらせたキチガイ“フェミ”女が男性を嵌めるケースの方が圧倒的に多いように思われます。まさに地雷であり、彼女らは確信犯的に見境なく爆弾を当ててきますので、どんなに注意しようとも痴漢免罪は防ぎようがないのです。それに対し「女性専用車両の廃止」は何ら効力を発揮しないどころか「女性専用車輛」に押し込めていた爆弾を再び男性の乗車する車両にばら撒くようなものであり危険です(防犯カメラで映され冤罪が明らかにも拘らず有罪判決を受けたケースもあります)。それも「女性専用車輛」廃止運動がいまいち盛り上がらない(男性側からも支持を得ない)理由の一つでもありましょう。

まず、「痴漢冤罪は、示談金をくすねるケースよりもミサンドリーをこじらせた女が男性を嵌めるケースの方が圧倒的に多い」というのは何を根拠に言っておられるのでしょうか?

また、「今の女性専用車両がそのような”爆弾”を押し込めておくためのものとして機能しているので、女性専用車両が廃止されると危険」というのもやはり、何を根拠に言っておられるのでしょうか?

「女性専用車両廃止運動だから男性側からも支持されず盛り上がらない。

男女別化運動にするべきだ」というのなら、もう一度言いますがあなたが中心になってそのような運動をすれば良いと思います。


女性専用車両が痴漢冤罪対策になると本気で信じている人からの投稿

●もし、女性専用車両が無くなってから、貴方達(男全員)が痴漢の犯人として冤罪を掛けられたとき、一切の文句は、言わないのでしょうか?

痴漢による冤罪、または、痴漢されたとでっち上げて金を巻き上げる人から男が身を守るためにも必要だと思いますが、いかがでしょうか?

返答お待ちしております。

当会からの回答

※女性専用車両を設けても痴漢が減っていないのですから、冤罪も減りません。

女性専用車両が痴漢冤罪対策になるというなら、女性専用車両導入前後の痴漢冤罪件数のデータをお示し願います。

女性専用車両を設けても痴漢が減らないということは女性専用車両でない車両に(痴漢のターゲットになる)女性が十分な人数いるということであり、当然のことながらそこで冤罪も発生します。

さらに言えば、女性専用車両ができた分、非女性専用車両が一両減っているのですから、女性専用車両以外の車両1両当たりでは痴漢(及び冤罪)の発生頻度はかなり上がっているといえるでしょう。

そもそも、「女性専用車両ができると女性がそちらに行き、非女性専用車両から女性がいなくなって男性が冤罪に気を使わなくて済むようになる」というのが、根拠のない思い込みです。

ましてや、わざと痴漢をでっち上げて男性から金を巻き上げるような輩がわざわざ「獲物」のいない女性専用車両に乗るわけがないでしょう。

まあ、あなたがどのようなご意見を持とうとそれはあなたのご自由ですが、もうちょっと考えましょうよ。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられた体験談(2015年)


女性専用車両に気付かず乗車された男性の体験談(2015年5月)

●性別:男性

●以前朝の東横線下りの特急電車に乗車した際空いていたので気づかずに女性専用車両に乗ってしまいました。その時は数人の男性も乗っていましたが、ある女性が自分に対して女性専用車両のステッカーを指さして抗議しました。自分は誰でも乗れると抗議したら女性は黙り込みましたが、車内は不気味な雰囲気になりました。東横線・副都心線は上り下りにて始発から女性専用車両がありますが、一部の時間帯には空気輸送のような電車もあります。そのような車両には女性専用車両は必要ないと思います。また混雑する電車では「後ろ寄りの車両は混雑していますので前よりの車両を使ってください」とアナウンスしますが先頭車両は女性専用車両であり男性が乗れないので混雑悪化や乗れない人が現れ、遅延の原因になっています。このような状況では女性専用車両は必要ないと思います。

女性専用車両は差別行為に当たる憲法違反であり非常にあってはならないと思います。一部の女性政治家からは女性の権利を訴え男女平等を訴えていますが女性専用車両こそが本当の男女平等に反すると思います。鉄道会社に伝えても改善してくれないので貴会の活動によって女性専用車両がなくなる事を祈っています。

当会からの回答

そもそも鉄道事業者が女性専用車両が任意協力であることを隠しているためにご投稿くださったような状況が生じているわけですが、あなた様も仰る通り鉄道事業者にはそれをまったく改善する気がありません。

ですから私達も実際に女性専用車両に乗車する活動を行っているわけですが、それと同時に私達のような活動団体だけでなく、一般の方々も女性専用車両に納得がいかないのであれば、どんどん乗り込むような雰囲気を作り出していかなければならないと思っています。

関東地区ではまだ平日朝だけとか、多めに設定しているところでも平日の朝夕くらいですが、関西では終日実施している路線が少なくなく、中には土日も含めて一年365日、年中無休ですべての列車に女性専用車両を設置している路線まであります。

当然のことながら、空気輸送状態でも平気で運行されています。

もはや女性専用車両が痴漢対策などと言うのは、世間を納得させるためのいわば「方便」なのです。

そういっておけばもっともらしく聞こえますから…

今回、あなたは気付かず乗ってしまったとのことですが、気付いていても堂々と乗れば良いですよ。

あなたもすでにご存知の通り「任意協力」ですし、鉄道事業者はそれを意図的に隠していますから、そうさせないためには一人でも多くの男性が意識的に乗り続けるしかないのです。

また、そうすることが今後の女性専用車両のさらなる拡大にブレーキをかけることにもつながります。

この度は当会に体験談投稿くださいまして、ありがとうございました。


名古屋市交通局に問い合わせた方の体験談(2015年4月)

●性別:男性

●名古屋市交通局における女性専用車両の運行時間拡大に伴い、当局へ意見した際の事を書かせて頂きます。

意見の方法は電話にて行い、終日化決定以前にも利用駅の駅員室にて口頭で意見しましたが、返答内容は同一でした。結論としましては、「女性専用車両は男性の利用を禁止しておらず、あくまで男性の任意協力によって成り立つもの」でした。

では、どうして男性が利用できる例外規定が存在するのか、任意ならば「専用」という表記は虚偽なのではないかと問い詰めましたが、上記の回答を繰り返すのみで、話を掘り下げる事はできませんでした。

興味深かったのが、職員としてではなく、一個人の意見を尋ねた時の回答です。

「個人の見解はお答えできません。」でしたが、こちらは回答に対して一切の責任を追及せず、ただ、たまたま今喋っている1人の人間としての意見に対する質問だと明示しております。

もし、その職員と交通局の見解が同一であり、弁明容易な正論であれば、答えていたのではないかと思うのです。

もしかしたら、その職員は個人的には女性専用車両の現状に納得していないのではないか?
そんな印象を覚えました。

駅員室で口頭意見した時は、東山線利用時の降車駅でした。

意見の内容は皮肉にも「女性専用車両の設定時間に利用したが、混雑が見られないので、今の時刻はまだ要らないのではないか?」というものでした。その時の回答は「いえ、後30分もすれば混み始めますから」でしたが、終日運行している今、振り返って考えると、笑えない。冗談としか思えません。

結局は、確固たる根拠の土台の上に成り立つものではなく、意外と行き当たりばったりで、交通局自身が何かに振り回されているような、そんな印象でした。

以上、意見というより日記のようでしたが、乱文失礼させて頂きます。

貴団体のご主張を心より支持致します。

当会からの回答

あなた様も仰るように、女性専用車両は任意であるにも関わらず男性を排除するために「専用」の名前を冠した車両です。

10年以上前に導入された当初は警備員や鉄道会社の駅員は平気で「男性は乗れない」という嘘を述べていましたが、最近は少なくともこちらが正しい見解を述べた場合に限り、誤りではない回答(任意協力)を示すようになっています。

ここで鉄道会社は「男性は乗れない」ではなく、「男性には協力をお願いしている」という”誤りではない”回答をしている点がポイントです。

鉄道会社の職員は上司から何があっても「協力をお願いしている」とだけ返答するように指示されていると推察されます。

このように回答することで、鉄道会社は自分にとって不利な議論を避けながら女性専用車両の存在を認めるようにしているようです。

また近年、女性専用車両は痴漢対策という表向きの理由を離れ、自社のイメージの向上に使われるようになってきました。

ラッシュ時に痴漢対策と称して導入された女性専用車両ですが、実際には女性専用車両のみに割高な広告料を設定するなど、金儲けの道具として利用されていたり、混雑のない日中なども含めた終日運行など、迷惑行為対策とはおよそ言えない、ただのサービスとしての運用がなされたりしています。
当会はこれらの点について、公共交通機関にあるまじき姿勢であるとして追及しています。

女性専用車両は、公明党と創価学会が女性票を集めるために鉄道会社へ働きかけをしたことで導入されました。

当時の地方議会では公明党議員による積極的な導入が叫ばれていました(2015年4月からの東山線の女性専用車両終日化に際しても公明党議員による主張が名古屋市議会において行われています)。

鉄道会社は当初女性専用車両の導入には否定的な見方をしていましたが、導入後、安価で痴漢対策をしているパフォーマンスができるなどのメリットに気づいてからは積極的な運用がなされ現在に至っています。

この度は当会への体験談投稿、ありがとうございました。

今後とも当会へのご支援をいただけましたら幸いです。


JR京都線を利用した方の体験談(2015年4月)

●性別:男性

●初めまして

いつも参照させていただいております。

本日 京都線 京都駅で24時ごろ発、大阪行きの女性車両に乗りました。

すると駅員が大声で『女性専用車両です』と車内に乗り込んできました。

1名の男性が移動されました。私は断固乗車していると

『女性専用です!!』

と荒声をたてられましたので

『乗ってもいいのですよね???』

と返しました。

すると

『周りの目を気にならないのならどうぞ』

と言われました。

これは屈辱的に感じました。周りの目を…、ってどういう意味なんでしょう。

京都線はこのような感じでした。

当会からの回答

当会に体験談投稿ありがとうございます。

京都線というのは、JR京都線(東海道本線の中の京都~大阪間の愛称)ですね。

このところ、私達のような活動団体だけでなく、あなたのような一般の利用客の中にも女性専用車両が任意協力であることを知った上で、敢えて乗車する方が徐々に増えてきたようで、私達といたしましても、これは望ましい傾向だと思っております。(これまでに、他にも同様のご意見投稿をいくつかいただいております。)

すでにご存知かもしれませんが、JR西日本は女性専用車両に特に熱心な事業者で、それも防犯対策としてではなく、女性向けの客寄せサービスとして実施しているようなふしがあり、男性が乗車していると、あなたが遭遇されたような声掛けや場合によっては電車を止めてまで、男性が移動するまで徹底的にしつこく声掛けしてくることもあります。

あなた様におかれましては、今後同様の問題が発生した場合は関わった駅員・乗務員等の名前とご自身が乗車していた列車(「○時○○分に××駅から出る列車」程度でよい)を記録しておくことをお勧めいたします。

女性専用車両はただでさえ自分の有利になる証言を得づらい環境です。

うっかり名前を把握し忘れて駅や本社などに抗議しても、プライバシーを盾に(駅員・乗務員等の)名前すら教えてくれない場合があります。

万が一トラブルが発生した時に対応できるようにするため、最低限の防御を整えていただきますと、ご自身の身の安全にもつながります。

今後とも当会へのご支援をいただけましたら幸いです。

これからも頑張ってください。


JR東日本にお問い合わせした方の体験談(2015年1月)

●性別:男性

●先日、女性専用車両について疑問に思ったので、JR東日本お問い合わせセンターに問い合わせを行いました。

自分『女性専用車両についてのご質問なんですが、女性専用車両はどのような方を対象に乗車が優先されるのでしょうか?』

鉄道会社『女性専用車両は女性の方のみご乗車いただけます。』

自分『絶対に女性だけなのですか?』

鉄道会社『はい。女性の方のための車両ですので。』

自分『では、例えば障害を持った男性やお年寄りの男性も乗車できないのですか?』

鉄道会社『はい。ご乗車することは出来ません。』

自分『法的にはどうなんですか?』

鉄道会社『何が聞きたいのですか?』

自分『女性専用車両についてです。』

鉄道会社『ですから、女性のための車両です。』

上記の内容のやり取りを行いました。あまりにも対応に腹が立ったのでここで会話を終えましたが、翌日も問い合わせたところ別の方が同じような対応を行ってきました。

JR東日本は任意であるにもかかわらず女性専用と電話での対応を行い、障害を持った方は乗ることができると自ら示しておきながら乗車を拒否するような会社なのでしょうか。

御会のご意見の返信をお待ちします。

当会からの回答

当会に体験談投稿ありがとうございます。

これは知っていてわざとやっている可能性が大だと思います。

仰る通り、「障害を持った方は乗ることができると自ら示しておきながら」このような対応をしているわけですから。(本当に知らないのなら、それはそれで「こんな人間が電話対応しているのか?」という話になります)

要はJR東日本はあなたのことをクレーマー扱いして小馬鹿にしているのですよ。

つまり女性専用車両に異を唱える者がいても、軽くあしらっておけば何も言ってこなくなるだろうと思っているのです。

ですからここで引き下がったら鉄道会社の思う壺です。

それこそ鉄道事業者に「反対派など軽くあしらっておけば問題にならない」と思わせることになってしまいます。

現在のところ鉄道事業者に対して有効と思われるのは、実際に男性が乗車することでしょう。

当会が過去何度も申し上げている通り、そもそも法的にも男性であるというだけで乗車拒否できないものを、あたかも女性以外乗れないかのようにウソをついて維持しているのですから、そこを突かない手はありません。

といっても、過去に女性専用車両に乗車したことのない人(男性)が一人で女性専用車両に乗車するのは勇気がいるでしょう。

あなたが乗車活動をなさったことがあるのかどうか、ご投稿の文面だけでは判断いたしかねますが、もし過去にそうした経験がないのでしたら、ぜひ当会にご入会の上、乗車活動に参加されることをお勧めいたします。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2015年9月~11月)

2015年9~11月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


関東の大学生の方からの投稿

●性別:男性

●朝、大学に行く時に分倍河原駅~聖蹟桜ヶ丘駅間を利用しているのですが、向かい側のホームは女性専用車両は空いてるのに他の車両はみっしりしていてなんか変だと思っています。女性専用車両と書いてあるせいか並んでいるのは女性だけです。任意であるのだから男性も乗っていいはずなのに。

当会からの回答

※ご投稿ありがとうございます。

任意であるのに「専用」と称し強制であるかのように見せかける鉄道事業者のウソが今でもそれだけまかり通っているということです。

しかし、今の状況がおかしいと心の中でいくら思っていてもそれだけでは何も変わりません。

当会や差別ネットワークのような団体の活動を一度、見学されてみるのも良いのではないでしょうか?


広島県の方よりいただいたご意見投稿

●性別:男性

●このサイトの内容に賛成です。

もっと多くの人に女性専用車両の問題に気付いてほしいですね。

応援しています。

当会からの回答

※ご声援ありがとうございます。

マスコミ等が女性専用車両のことを取り上げる際、反対意見を紹介するとしても「混雑率が…」とか、「駆け込み乗車しようとしたらそこが女性専用車両だった」というような、当事者以外からすれば「些細なこと」と取られがちな理由しか紹介されないことが多いですし、ひどい場合には反対意見そのものが紹介されないこともあります。

女性専用車両問題の本質は「生まれ持った、本人の意思や努力ではどうすることもできない属性(ここでは性別)を理由とした公共の場所からの排除・差別」であり、列車の混雑率や乗車する際の利便性などは「導入した結果生じた問題点」であって、仮にそれらが解決したとしても、女性専用車両の問題そのものが解決したとは言えないわけです。

もう一つ付け加えさせていただくならば、「女性専用車両で痴漢が減らないこと」も導入した結果の問題点です。

したがって、仮に女性専用車両で痴漢が減ったとしても、やはり問題の解決とはなりません。

「公共の場における、属性による差別」という問題点はそのまま残りますから…

そういうと今度は「痴漢対策という正当な理由があるのだから、差別ではない」などと言いだす人が出てきますが、当会が過去何度も申し上げている通り、実際には一部の政治家・政党によって政治目的に利用されていたり、鉄道事業者の広告料収入源になっていたりするわけで、「痴漢対策は建前」なのです。

当会は今後も社会に本当のことを伝えるため、活動してまいります。


阪急京都線に乗車された方のご投稿

●性別:男性

●毎度この活動をこのブログにて見ているものです。少し前の話なのですが阪急京都線に8月に乗った時、女性専用車両がありこの専用車両の座席は全然すいているのに対し他の車両は立客が沢山居て、明らかに混雑率が違いました。とても不便に思い改めて差別を実感させられました。その時僕も専用車両にいてもよかったのですが、男1人だと肩身が狭く気にしてしまうので他の車両に移りましたが不便です。

正当な運賃を払って乗っているだけなのに最悪です。本当は抗議したかったのですが自信がなく無力ですみません。痴漢も減っていなくて効果なしのものはさっさとなくなりますように。

なのでJRもよいですが阪急にも乗って頂いて女性専用車両をなくすよう頑張ってください。応援しています。

当会からの回答

※応援のメッセージをいただきありがとうございます。

女性専用車両を推進している勢力や実際に運行している鉄道事業者は大きな組織です。

ですから、反対運動も少しでも多くの人間が参加し、その規模を大きくしていかなければならないのです。

もちろん仕事等が忙しく、活動したくてもできない人がいるのも承知しておりますし、もしかしたらあなたもそうなのかもしれませんが、活動できないわけでもないのに自分からは何もせず、活動している者に期待や要望をするだけの 「期待組」がどんどん増えていくと、「実際に活動をしている反対派はごくわずかで、あとは何もせずに期待している者ばかり」ということになりかねません。

あなたの場合、恐らくは「活動したくても一人では勇気が…」というところではないかと思います。

一人で非協力(任意確認)乗車したり抗議したりするのが難しいということであれば、当会や差別ネットワークなどのような団体に所属して、その一員として活動するのも良いのではないかと思います。


神奈川県の方からの投稿

●性別:男性

●初めて意見投稿します。活動拝見させていただいております。まさしく女性専用車両または女性専用バスに飲食店などの公共の場の女性専用は法的定義を明記しない灰色運用だと思います。私は東日本震災の原発事故の風評被害を思い出します。私自身が原子力の知識が無いがゆえに福島産の農産物を買い控えたからです。ある情報から福島産の農産物は安全であることを理論上から説いてもらい今では安心して食べております。少し例えの重なる部分で意見は分かれるとこだと思い出ますが、運行側の女性専用車両やバス、設置する施設側も法的定義を女性を保護する観点と同時に主旨に兼ねて一番最初の発足時点で説明しないのがそもそもの反対の会の方々が出会す女性専用は強制である風評からの事件発生だと思います。私は自分の車で足柄サービスエリアで休憩してトイレに向かう道筋に夜中に休憩停車している後に知った女性専用高速バスの近辺を近くを歩いただけで不振者扱いされて反対の会の方々が受けたような罵倒侮辱をバスの女性利用客から浴びせかけられたのです。私は勿論抗議してマイカー利用者であることを告げて謝罪は受けましたが。何でこの女性専用の定義の周知不足で私がマイカー利用者であることを申告して謝罪を受けにゃならんか?ホントに女性専用の定義の周知不足が公共交通以外の公的場所に寄生してるかと思うと、それこそ女性が恐くて公的場所や交通なんて利用できません。私はマイカー派ですから会員にはなれませんが1意見として1経験として私の経験を活動に生かしてください。

当会からの回答

※仰る通り、公共交通機関に(本当の意味での)女性専用は法的に設置できませんし、また飲食店や娯楽施設などの私企業(の女性優遇)についても、今日では各自治体の条例などで「性別による不利益を与えるようなことはしてはならない」という規定を設けているところが多くなり、本当はこれらもそうした条例の規制対象となるべきものですが、実際には男性が不利益を被るようなものについてはほぼ無視されているのが現実だと思います。

鉄道事業者が本当のことを言わないが故に発生する問題を福島産の農作物の件に例えてくださっていますが、公共交通での「女性専用」は表向き「痴漢対策・防犯対策」などと言いながら実際には女性客を少しでも多く取り込み、収益向上につなげようとする、「女性向け人気取りサービス」となっている側面があり、そしてそんなものを維持するために、鉄道事業者などは「任意であることが知れると、女性専用が成立しなくなる」などと言って、意図的に任意性を隠蔽しているわけです。

そうした意味では、情報を発信する側・受け取る側の知識不足による福島産の野菜の件よりもある意味、さらに悪質であると思います。

道のりはまだまだこれからですが、こうした問題について当会は今後とも取り組んでまいります。

この度は、当会にご投稿くださいましてありがとうございました。


ちょっと勘違いをされているご投稿

貴会ホームページの実施状況調査に女性専用車両に男性が乗らないこと(=専用車両に協力すること)と書かれておられますが、鉄道会社の呼びかける「ご協力」が女性専用車両に男性が乗らないことであると、確認されていらっしゃいますでしょうか?

私の乗車しているJR東日本の場合、ご協力の内容を具体的に教えてください。

という質問に対し、「何卒ご協力をお願いいたします」との回答が来ております。

乗車しないことを、鉄道会社側から協力要請されていないのであれば、そもそも男性が乗車することが、非協力にすら当たりません。

(JR東日本の場合、他のご協力は席をお譲りください。携帯電話はマナーモードに~のように具体的に要請内容を明らかにしています。)

また、鉄道会社がそのような要請をしていないのに、女性専用車両に男性が乗らないことが協力である。

と思い込まれているのであれば、鉄道会社に騙されていると言うことです。

賛成派は往々にして強制だと思い込んでいる場合がありますが、任意という点ですら、思い込みの場合もあるのです。

貴会は女性専用車両に反対ですから、廃止という論になるのだと思いますが、推進派の方も、また、契約等により強制的に男性の乗車を禁止する車両を望んだはずが、なんのお願いすらも鉄道会社はしていない、ご理解とご協力車両(中身不明)という実態にあることを大いに追求すべきです。

この点も参考として、貴会で調査し、掲載されてはいかがでしょうか。

当会からの回答

※ちょっと勘違いされているようですが、JR東日本はあなたの質問に「きちんと答えていないだけ」で、「(男性が)女性専用車両に乗らないよう、協力要請していること」を否定しているわけではありません。

ただ単に「質問にきちんと答えていないだけ」です。

これはJR東日本に限ったことではありませんが、男性が女性専用車両に乗っていると「女性専用車両にご協力ください」と言いながら、何とかして他の車両に移動させようとしてしつこく声掛けをしてくるのですから、鉄道事業者の言う「ご協力」が「男性が乗らないこと」であるのは明らかです。

よって、

乗車しないことを、鉄道会社側から協力要請されていないのであれば、そもそも男性が乗車することが、非協力にすら当たりません。

また、鉄道会社がそのような要請をしていないのに、女性専用車両に男性が乗らないことが協力である。と思い込まれているのであれば、鉄道会社に騙されていると言うことです。

と仰るのであれば、これはあなたの方が「思い込みをしている」と言わざるを得ません。

JR東日本が「はぐらかして答えなかった」だけなのを「男性が乗車しないことを、JRが協力要請していない証拠だ」と、あなたが勝手に解釈して、そう思い込んでしまっているのではないでしょうか。


当会へのご質問

●性別:男性

●一般車両に乗車している女性に対して”女性専用車”へ移動を促すような事はされないのでしょうか?

当会からの回答

※当会は「女性専用車両に反対する会」であり、「女性専用車両の利用を促進する会」ではございません。

また、女性専用車両でない車両の女性を無理に移動させようとしてトラブルになれば、これは先に声を掛けたほうが悪いということになりますし、場合によっては強要罪にもなりかねません。

よって、当会はこのようなことは一切いたしておりませんし、今後も行うつもりはございません。

悪しからずご了承ください。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2015年7月~8月)

2015年7~8月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回も下記に紹介させていただきましたご投稿の他にも多数のご投稿をいただきました。ありがとうございました。


名古屋の学生さんからの投稿

●性別:男性

●名古屋市の地下鉄を利用する学生です。

東山線では女性専用車両が車両のド真ん中にあり、私的な事ですが、最寄駅やよく利用する駅の階段下りてすぐにあり非常に不便だと感じています。

しかし一番問題と感じることはこれは男性差別にあたるのではないかということです。

一方的にただ男性を男性という理由だけで排除しているからというのももちろんそうですが、女性専用車両に積極的に乗りたがる女性というのは実際に痴漢された経験がある人間などを除き、男性は痴漢する生き物だと決めつけている差別思想や強迫観念の持ち主であり、そのような合理性のない考えを支持している、また、女性専用車両の存在そのものがそうした考えを助長しかねないからです。

女性専用車両、痴漢冤罪などに限らず、男性の権利は現代の日本において軽視される一方、男尊女卑という大義名分で一方的な女性優遇が行われています。

他人事のように受け取ることができればまだよいのですが、毎日利用する交通機関がリマインダーとなってしまってはどうしようもありません。

私は女性専用車両は現代日本における解決されるべき最も理不尽な事象の一つと考えており、そのようなものが平然と日本全土にはびこっていることに憤りを抑えられません。

女性専用車両は男性も乗車可能である、ということはほとんどの鉄道会社も認めるところですが、ならば多大な税金を使って製作しているステッカーなりポスターなりにその旨を記載すべきです。

専用車ができようが痴漢する人は専用車以外で痴漢するんだから全体の痴漢件数が減る訳がありません。

同様に当然痴漢冤罪も減りません。

なぜこのような理不尽がまかり通るのか、このサイトを見て得心しました。

政治的、商業的な理由でこのような人権侵害を平然にやってのけるなど、なんと心の醜いことでしょうか。

やり口が本当に汚いと思いました。

僕も女性専用車両撤廃に向け微力ながら力になりたいと考えています。

しかし、政治などを語る人間にありがちな他人を貶めたり煽るような攻撃的な言動は一切したくありません。

正しいことだからこそ静かに主張する必要があると思います。

このサイトに書かれていることはすべて論理的かつ客観的で素晴らしいと感じました。

しかし、貼られていた動画の一つに口喧嘩になっているものを見つけました。

論理的には会のメンバーの方の方が正しいとは思いつつも、やはり感情的になるのでなく、事実を淡々と主張することで事態を解決すべきだと思います。

そのような指導(と言っていいのか分かりませんが)はされていないのでしょうか。

このようなことが頻繁に起これば会の品格が疑われ、引いては主張を受け入れられなくなってしまいます。

おそらく女性専用車両を反対する組織としては最大であろうこの会がそのようなくだらない理由で勢力を失い、今後も専用車が継続、または増加するようなことになってしまってはあまりにも残念です。

女性専用車両に反対する会、参加を検討しています。

最後に一つ質問なのですが、女性専用車両撤廃に向けて具体的にどのようなビジョンをお考えなのでしょうか。

サイトからは理念や主張、活動の記録などは分かっても具体的にどうやって撤廃まで持ち込むかという道筋が見えてきませんでした。

私の意見としましては、青臭い学生なものですから具体的なことは言えませんが、専用車両の実態が理解されればほとんどの人間が理不尽だと感じるはずなので、信用を獲得しつつ、啓蒙していく方向で活動していくのがいいと考えています。

冗長な文章になってしまい申し訳ありません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿いただきまして、ありがとうございます。

あなた様の仰る通り、女性専用車両は表向き痴漢対策と言いながら政治的・商業的な目的に利用されるなど、実際にはそこからかけ離れた現実があります。

また、実際に女性専用車両を利用している女性の意見も「空いているから楽」「臭いオヤジがいないから快適」などの、およそ痴漢対策とは言えないものが多く、「痴漢対策として利用している」といった意見のほうが、わずか1割程度といった調査結果も実際にあります。

だからこそ私達も女性専用車両には以前からずっと異を唱え続けてきたわけですが、世間の人々の多くはこの問題に深い関心を持たず、上辺だけ見て「痴漢対策なのだから…」という判断をしてしまいがちです。

当会といたしましては、乗車会などの活動においては「原則として、他の乗客にこちらから話しかけない」「他の乗客が、ここは女性専用車だと言ってきたとしても相手が高圧的な態度に出てこない限り、紳士的に対応する」などのルールを定め、それに基づいて行動しています。

少なくとも向こうが高圧的な態度に出てきたわけでもないのに、こちらから高圧的な態度で向かっていくようなことは決していたしません。

また、万一そのようなことがあった場合は当該会員に対し、注意・指導することになります。

ただし、他の乗客や鉄道員などが高圧的な態度で私達に向かってきた場合は(法に触れない範囲で)それ相応の対応をすることもあります。

女性専用車両撤廃に向けては会員数を増やし、活動する人数を確保することが重要であると考えています。

やはり、女性専用車反対運動も人数が増え、活動が活性化すれば、それだけ世間からの関心も増しますし、またそうすることが最終的に女性専用車撤廃への一歩につながっていくと考えています。

今後とも、当会へのご支持・ご声援よろしくお願いいたします。


当会支持者からのメッセージ

●性別:男性

●自分は社会的な立場から参加することはできませんが応援しています!

頑張ってください!

当会からの回答

※励ましのメッセージ、 ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。


当会サイトをご覧になった女性からのご意見

●性別:女性

●女性専用車が設置されてからだいぶ経ちますが、ニュース等を見る限り痴漢の数は減っていないと思います。

件数が増えたのは被害を言い出せる女性が増えたからだ! などという人もいますが、その分冤罪にされた男性も多くいるのでは…と思います。

また、女性専用車には誰でも乗れるということをこのホームページを拝見して初めて知りました。

鉄道会社の説明はわかりにくく、「一部例外はあっても、それ以外は男性禁止」といったように捉えてしまう方も多いと思います。(実際、わたしもそうでした)

やはり「専用車」という表記がいけないと思います。

他の方も書いていましたが「優先車」ぐらいが適切だと思います。

それから、「男性優先車」などといったものもあってもいいと思います。

わざわざ男性優先車に乗る女性もそうそういないでしょうし、これで痴漢も痴漢冤罪も、少しは減るのではないでしょうか?

当会からの回答

※当会にご意見をいただきありがとうございます。

仰るように、女性専用車両を導入しても痴漢件数が減っていないことを指摘されると「件数が増えたのは被害を言い出せる女性が増えたからだ! 」などと言いだす賛成派が出てきますが、その理屈で行くと、逆に痴漢件数が減った場合は「泣き寝入りが増えた」ことになってしまいます。

しかしそうなると、そういう賛成派は今度は「女性専用車両の効果で痴漢が減った」などと言いだすでしょう。

つまり、痴漢件数が減ろうが増えようがどちらに転んでも強引に「女性専用車両は効果がある」という方向に持っていけるよう、後から理由をつけているだけなのです。

結局のところ、この手の賛成派は「女性専用車両という既得権益を守るのが目的」の女性であったり、「俺はこんな奴らとは違って、女性のことを慮れる立派な男なんだぞ!」と主張することが目的の、リアル社会で評価されない男性であったりすることが多いと思われますが、そういう人間は女性専用車両に痴漢対策としての効果があろうとなかろうと、実はそんなことはどうでも良いわけです。

(もちろん、賛成派が全てそんな人間だと言いたいわけではありません。同じ賛成派でも真剣に痴漢対策を考えている人ならば痴漢件数が減っていないことや痴漢対策から外れてきていることなどを指摘すると、聞く耳を持ってくれますので)

また、あなた様も仰る通り、任意なのに「専用」という、鉄道事業者のウソが平然とまかり通っているのも問題です。

しかし、よほどのことがない限り、鉄道事業者はそれを改善しようとはしないと思います。

これまで「専用という表記は不適切では?」という意見を何度も鉄道事業者に出していますが、鉄道事業者は利用客に任意だと知られないよう、意図的に「専用」と出しているようなふしがあります。

また、男性専用(優先)車も実際のところはまず実現しないと思います。

そもそも女性専用車両自体、痴漢や冤罪の対策として設けられたものとはおよそ言えないような代物ですので…


何とか女性専用車両を守ろうとしている(?)女性からの投稿

●性別:女性

●今の社会は、女性差別をなくそうとして男性差別を生み出していると思い、女性専用車両について調べていました。乗車した男性を罵倒したりする女性はごく一部だとは思いますが、同じ女性として恥ずかしくなりました。

しかし、このサイトを見て意見が変わりました。

世の中の男性たちに分かってほしいことがあります。

女性と比べ、男性は大きく、力が強いので怖いと感じる女性もいます。

女性専用車両がなくなると困る人がたくさんいます。

女性専用車両の何が気に入らないんですか?

「女性」と限定されているからですか?

今のままでは、女性専用車両を良く思っていない人たちが不幸せになります。

女性専用車両がなくなると、必要な人たちが不幸せになります。 

なので、女性専用車両をなくそうとするのではなく、男性専用車両ができるようにお願いしてみたらいいと思います。

そうしたら、男女平等になるし、両方の立場の人が幸せになるとおもいます。

当会からの回答

※女性専用車両についてお調べになって当会サイトにたどり着かれたようですが、可能であればもう少し女性専用車問題について、きちんとお調べになることをお勧めいたします。

そもそも「痴漢対策と言いながら、実は全然痴漢対策ではない女性専用車両」に私達は反対をしているわけですが、そのあたりをきちんとお調べになられましたか?

当会の過去のページをご覧いただいてもお分かりいただけると思いますが、女性専用車両がおよそ痴漢対策ではないと言える、これだけの「事実」が存在します。

  • 女性専用車両が実は一部の政党・政治家によって政治目的に利用されている事実
  • 女性専用車両が鉄道事業者の広告料収入源として商業利用されている事実
  • 鉄道事業者が「痴漢対策」と言いながら、実際には痴漢件数が減らないと分かったため、痴漢件数を隠蔽している事実
  • 痴漢対策では都合が悪くなってきたので「人にやさしい鉄道サービス実現のためのサービス向上策」などと、鉄道事業者が導入理由をすり替え始めている事実
  • JR埼京線で試験的に導入された車内監視カメラが痴漢件数6割減という素晴らしい実績を残したにも関わらず、何かと理由をつけて痴漢の減らない女性専用車両が更に推進されている事実

きちんと調べていれば「女性専用車両の何が気に入らないんですか?「女性」と限定されているからですか?」などというような言葉は出てこないと思います。

また、「今のままでは女性専用車両を良く思っていない人たち(つまり反対派)が不幸せになります」などと仰っていますが、これはどういう思考からのものでしょうか?

かなり思い込みで突っ走っておられるようにも見えますが…

あなたのご投稿を見ていると、男性専用車両を引き合いに出して何とか女性専用車両を守ろうとしているようにも見えますが、そもそも本当に痴漢対策のために女性専用車両が作られたのではありませんので、その延長線上の存在に当たる男性専用車両など作られるわけがないのです。

もっと分かりやすく言うと、女性専用車両を推進すれば何かと得をすると思っている人(主に政治家)がいるから、そしてそういう人が力を持っているから推進されるのです。

そして、そういう人達は男性専用車両を作ったところで何も得をしませんから、男性専用車両が推進されるはずがないのです。

また、仮に男性専用車両が作られたとしても女性専用車両のせいで足腰の弱った高齢者の男性などがホームを余分に歩かされたりしているのと同様に男性専用車両によって高齢者などの女性にご負担をかけることになります。

ですので、私達としては男性専用車両の推進には賛同いたしかねます。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2015年5月~6月)

2015年5~6月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回も下記に紹介させていただきましたご投稿の他にも多数のご投稿をいただきました。ありがとうございました。


女性専用車内でトラブルになった駅員・他の乗客をもっと懲らしめるべきというご意見投稿

●性別:男性

●女性専用車両内でのトラブルの際に駅員や他の乗客から腕を掴まれるなどの暴力行為を受けた際に、貴会は相手の謝罪で済ませているようですが、本当に現状を改善したいのであれば裁判に持ち込んででも相手にダメージを与えるべきだと思います。駅員や乗客が裁判沙汰になるようなことがあれば、そもそも鉄道会社が誤解を招く表示をしていることに問題があるということになると思います。

当会からの回答

※当会の目的は女性専用車両の完全な撤廃であり、そのための活動のひとつとして非協力(任意確認)乗車会が存在します。当会の相手はあくまで女性専用車両を運行する鉄道事業者であり、個人としての女性客や駅員を懲らしめることが目的ではありません。あまりそちらに重きを置き過ぎると、いつしか対鉄道事業者ではなく、「当会対個人」の争いとなり、当会の本来の目的から外れていってしまいます。

もちろん、当会会員に対し、手で小突く・体当たりする・蹴るなどの暴行を働くなど、悪質なケースについては、私人逮捕を含めた厳正な対処を行っていますが、それでも犯人が真摯に反省している様子を示した場合は、一定の内容で書面のやり取りを交わした上で解放することにしています。

あなた様におかれましては、以上の点ご留意いただければ幸いです。


最近、当会の存在に気づかれた方からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車両に反対する会様、私の考えている事を是非理解して頂きたく、こちらに投稿させて頂きます。

私はあなた方をとても尊敬しております。

私個人でも、故意に女性専用車両に乗り男性に対する差別反対を訴えた事は今まで何度もありますが、無知である社会不適合者(女)が世の中には非常に多く、その数に圧倒され負けてしまいます。

私個人が動いてもこの差別社会は変わらないと諦めていましたが、個人ではなく団体になればそれは変わってくるのでは思い、調べたところあなた方の存在を知りました。

女性専用車両だけではなく、別の場所にも性差別は溢れています、大変お忙しいのは承知しておりますが、可能であれば視野を広げて頂き、日本から性差別を無くして貰えればと思います。

勿論私も男性として、モラルを持ち合わせ女性を立てる事はありますが、モラルとは強要される物ではありません、それを無知な女が勘違いして高見に立つのが許せません。

昔から本来女とは、自分が弱いが為に強い男性を立て、自分の身を守る賢い生き物でありました。
それが今の女はそんな事を忘れ、男性に盾突く愚かな生き物になってしまいました。

男性が居なくても自分は平気とでも思っているのでしょうか、そんな思考であれも結局自分に困難が訪れれば男性を頼る、こんな愚者が居る社会であるから、少子高齢化も進み、経済も政治も低迷しているのだと思います。

この私の発言こそ、女性に対する性差別になると認識はしている故に公言は一切した事はありませんが、正直な本音です、少し言葉が過ぎてしまいましたが、大袈裟にでも私の思考を知って頂く為であるが故の発言であるとご了承下さい。

失礼しました。

お手数掛けさせますが日にちを置いてでも私の思想に返信を頂ければ幸いです。

後付けでありますが、私の上に記載した女とははあくまでも一部の人です、女性全てを対象としている訳ではございません。これからもあなた方を心より応援しております。

当会からの回答

※当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。
仰るように、マナーやモラルは相手に押しつけるものではありません。

しかしながら、世の中には現在も「男性は加害者で女性は被害者」というステレオタイプを持った人が存在しています。

このような思考を持つ人は女性専用車両はなくてはならないものと考えている傾向があり、また私たちが説得を試みても理解を得られないことが多くあります。

当会はあくまでも女性専用車両が男性に対する差別であるという点から活動をしております。

なお、当会は通勤列車の女性専用車両のみを対象としている団体ですが、会員によってはそれ以外の男性差別に対して個人的に活動している者もいます。

当会に入会すれば、そうした会員との情報交換や交流なども可能となるでしょう。

もしよろしければ、当会への入会もご検討ください。


女性優先車両なら良いのでは?とのご意見

●性別:男性

●ユーチューブなどの動画を見て思うのですが、女性専用だから問題になるのですよね。

女性優先車両なら、なにも問題がないのではないでしょうか?

逆に、任意どうのこうのではなく、女性優先車両を訴えるほうがいいのではないでしょうか?

私は、トラブルに遭遇したことはありませんが、JR東日本には、このようなメールを送らせていただきました。

当会からの回答

※当会にご意見をいただきありがとうございます。

鉄道事業者はこちらが何を訴えかけようと、訴えかける側である私達が「無視できない存在」にならない限り、なかなか動こうとはしません。

どのような意見を送っても恐らくは、それがよほど大きな声にならない限りは無視されてしまうでしょう。

ある意味、鉄道事業者は「世間の無関心」を良いことにしている面もありますので、私達は鉄道事業者に意見を出すだけでなく、実際に女性専用車両に乗り、もし鉄道員などが何か言ってきたら、任意協力を主張するという活動を行っています。

当会の最終目的は女性専用車両の廃止ですので、仮に女性優先車両になったとしても、当会の活動は続きますが、もちろんあなたのお考えも一つの方策であると思います。

「女性専用」から「女性優先」へと表記を変化させることが出来れば、これも一つの成果と言って良いと思います。


「痴漢がなくなれば女性専用車両もなくなる」と思っている賛成派の投稿

●性別:男性

●痴漢は許す! 女性専用車両は許さない!

ってすごい発想ですね。

痴漢がいなければ女性専用車両なんて生まれなかったし、必要ないので痴漢を排除する活動をしてください。

そうすれば女性専用車両なんて面倒なものなくなるでしょ。

当会からの回答

※釣りネタ等でないことを前提に回答しますが、当会がいつ「痴漢は許す」と言いましたか?
すごい思い込みですね。

それに、「痴漢がなくなれば女性専用車両もなくなる」などと、未だに本気で信じておられるのですか?

多くの鉄道会社が他の車両よりも広告料の割高な「女性専用車両限定広告」で金儲けをしていることからも分かる通り、女性専用車両が痴漢対策というのは「建前」です。

痴漢がなくなったからといって、鉄道会社が「美味しい広告料収入源」を手放すのかどうか、よくお考えください。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2015年3月~4月)

2015年3~4月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回も下記に紹介させていただきましたご投稿の他にも多数のご投稿をいただきました。ありがとうございました。


福岡の専用車反対派の方からのご投稿

●性別:男性

●はじめまして

僕も女性専用車両に反対している1人です。

さっそくなのですが相談があります。

福岡の私鉄である西鉄電車にも女性専用車両があります。

僕は女性専用車両に成人男性が1人で乗っても法的に問題が無いことは知っています。

しかし、西鉄電車のホームページや電車の案内では成人男性1人での乗車ができないような印象を受けます。

そこで私は西鉄電車にメールで質問をしました。

>女性専用車両に成人男性1人で乗車することを禁止しているのですか、していないのですか?

このような内容を送りました。すると回答で

>成人男性が女性専用車両に1人で乗っている場合、ご協力お願いの説明をさせて頂き、ご理解ご協力を頂いております。お客様におきましても、ご理解とご協力下さいますようお願い申し上げます。

という返事がきました。私は回答になっていないと思い、

>協力したくない場合は女性専用車両に成人男性1人で乗車できるのですか?成人男性が女性専用車両にのることを禁止しているのか、していないのかはっきり回答お願いします。

と再度メールを送りました。しかし、翌日返信で

>回答につきましては昨日申し上げた通りです。全てのお客様に対してこのように回答しており、ご理解とご協力を頂いております。

というものでした。

私はこれでは納得ができません。もし、私が女性専用車両に乗り他のお客さんや駅員・乗務員から協力をお願いされたときに、法的に男性が乗っても問題ないと言って聞き入れてもらえるでしょうか?

私はこんな大事なことをこんな曖昧な回答で済ますことが許せません。

この時代に女性専用車両なんて時代錯誤も甚だしいと思いますし、そもそも性別は見ため通りでないこともあり、そういう人はより辛い思いをしていると思います。

どうにか西鉄電車にはっきりと『女性専用車両への成人男性の乗車はできます。』ということを言ってもらえることはできないでしょうか?そうしないと、いくら法的に問題なくても女性専用車両に男性1人で乗ることが不安です。

長くなりましたが、ご意見お願いいたします。

当会からの回答

※「女性専用車両への成人男性の乗車はできます」と西鉄に言わせるためには、福岡でもまず一人でも多くの男性が女性専用車両に率先して乗る(出来れば毎日乗り続ける)ことが必要です。

そのくらいのことをしない限り、西鉄が「女性専用車両への成人男性の乗車はできます」と自分から言うとは考えにくいと思います。

「『乗車できます』と言ってくれたら乗ろう」ではなく、「『乗車できます』と言わせるために乗らなければならない」のです。

関東や関西の鉄道事業者も今では「女性専用車両が任意協力に過ぎないこと」を認めますが、なぜ今そうなっているのかというと、過去「女性専用車両が任意協力である」ということが世間に全く知られていなかった中で勇気をもって乗車活動をしてきた反対派の活動の積み重ねがあるからです。

とは言え、乗車経験が少ない人の場合、一人で女性専用車両に乗車することは精神的な負担が大きいかもしれません。

まずは当会に入会されませんか?

今のところ数は少ないですが、福岡にも乗車活動の経験がある会員はいますので、まずは一緒に乗車活動を行って、西鉄に「男性も乗っても良い」と言わせるための活動に参加されませんか?

当会は非常に自由な雰囲気で、会員が参加したい活動に参加するというスタンスです。

興味がございましたら、入会申し込みフォームからお申し込みお願いいたします。


香港の女性からいただいた、当会支持のご投稿

●性別:女性

●I come from Hong Kong

Nice to meet you

I don t agree have Ladies car only

Too not fair from japanese men

because I research many service help japanese men people

so I want help japanese men

I suggest have more men car will better

Si Si From Hong Kong

当会からの回答

※Nice to meet you, too.

We recoginize that women only car is a discrimination against men. There
is too much services for only women in Japan, so men are discriminated.

The equality of the sexes, which is defined in the Japanese construction,
is that men and women are given chances equally.

However, the equality is distorted as giving women favorable treatment in Japan.

We notice that what men get on women only car is not illegal.

We get on women only car, and explain that men can get on women only car.
We aim abolition of women only car.

We hope that you will extend the fact that what men get on “women only
car” is not illegal to your family and friends.

Thank you.

(日本語訳)

はじめまして。

当会は女性専用車両が男性差別であると考えております。

日本は女性への過剰なサービスが横行しており、結果として男性が不当に弾圧されています。

本来男女平等とは日本の憲法にも定められていますが、男性と女性が対等の機会を与えられることを指します。

しかし、日本では女性に不必要な優遇を与えることであると曲解されています。

このような現状に対して、当会は女性専用車両に男性も乗車できることに注目し、女性専用車両へ乗車して任意であることや女性専用車両が痴漢対策にならないことをアピールしています。

当会は女性専用車両の廃止を最終的な目標とし、活動を続けております。

あなた様におかれましては、女性専用車両に男性が乗車することは違法ではないことをご家族やご友人との間で共有していただければ幸いです。

ありがとうございました。


当会支持の方からの投稿

●性別:男性

●女性専用車両には侮辱を感じる。これは今すぐにやめるべき。どんな男性でも邪魔者扱いされていたら怒ります。これは強く否定したほうがいい。最後に差別だと主張して本当のことをできる人はすごい。そう感じる。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

女性専用車両は「痴漢」ではなく「男性」を排除している点で非常に大きな問題を抱えています。

痴漢のほとんどは男性かもしれませんが、男性のほとんどは痴漢ではありません。

現在の社会では男性側が差別されていることを主張する者が見下される風潮が存在しますが、あなたのように当会はその活動に一定の理解を示してくださる方がいることを非常に嬉しく思っています。

また、本来であれば車内に防犯カメラを設置することで痴漢を防ぐことは可能です。

一部報道によれば埼京線の1両に取り付けた防犯カメラによって痴漢を6割も減らすことができたというデータも存在します。

当会はこれからも女性専用車両が根本的な問題の解決にならないことを提起していくつもりです。

今後とも当会へのご支援をよろしくお願いいたします。


女性専用車両は他の車両の救済になるというご意見

●性別:女性

●友人が普通車両を嫌がっていたので付き合いで1年ほど乗った経験がありますが、あそこはマナーのなっていない人間を詰め込んでおく為の場所だと感じました。

同じように男性専用車両や年寄り用の車両も作って、そういった人間をまとめておくべきだと思います。

自意識が過剰な人ほど、そういうのに飛びつきますから。

〇〇専用というのは一見優遇されているように見えますが、普通車両に乗っているまともな人間を守る為のいわばフィルターのような物です。

無くせという意見も分かりますが、無くしてしまうと普通車両の人間に迷惑をかけるだけだと思います。

専用車両とは言いますが、使われているのは他の車両と同じ物です。

せいぜいステッカーを貼っているくらいですから、むしろかなり経済的な方法で選り分けに成功しているとも言えないでしょうか。

私はこう言った考え方なのですが、いかがでしょうか?

是非ご意見を伺ってみたいです。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

あなたは「女性専用車両はマナーのなっていない人間を詰め込んでおくための場所」「普通車両に乗っているまともな人間を守る為のいわばフィルターのような物」と仰っていますが、これは「女性専用車両を設置すれば女性がそちらに行き、女性専用車両でない車両の男性が痴漢冤罪から救われる」と言っているのと同じで、一見もっともらしく聞こえますが、実は何の科学的・統計的根拠もありません。

つまり、「何となくそんな気がする」という思い込みに基づく空論なのです。

もしあなたの仰るように、女性専用車両に「マナーのなっていない人間を隔離して非女性専用車両の車内環境を浄化する作用がある」というのなら、「女性専用車両のない路線の車内では、ある路線(の非女性専用車両)に比べ、車内マナーの悪い人間が多い」ということになりますが、それを証明するようなデータや統計はありますか?

無いと思いますが…

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2015年1月~2月)

2015年1月~2月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回は下記に紹介させていただきましたご投稿の他にも多数のご投稿をいただきました。

ありがとうございました。


個人的に乗車活動をされている方からの投稿

●性別:男性

●よく女性専用車に乗っています。

夜の○○線××駅(※)に停まる下りの最終とその1本前の計2本だけですが、××駅女性専用車付近に警備員がいて、声かけをしているので、ぜひ貴会でも乗っていただきたいです。
(※注:この方は路線名・駅名を明記して投稿してこられましたが、当会のほうで事実確認したものではないため、念のため、路線名・駅名を伏せております)

乗っている男性客の数を数えて声に出して言ったり、「あれはダメだ(=言っても協力しないという意味と思われる)」などと仲間内で乗客の評価をしている警備員がいます。しかもそれを乗客に聞こえるように言うのです。人を「あれ」呼ばわりするのは言語道断です。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

その警備員の対応、仰る通り「言語道断」ですね。

ちなみにこの「○○線・××駅」ですが、一つ上の投稿でも出てきた○○○○○(鉄道会社)と同じ会社の路線・駅です。

○○○○○(鉄道会社)は問い合わせセンターも現場もどちらもとんでもない対応を平気でしていますね。
(警備員についてもそれが外部委託であったとしても、きちんと「教育」するべきでしょう)

これからも負けずに乗車活動、頑張っていただきたいと思います。

これまで、当会でも○○線では時々、乗車会を行っておりますが、今後の乗車会の際、可能であればまた改めて××駅でも一度下車するなどして、警備員の態度なども見てみたいですね。

そして、もしよろしければですが、当会の集会などに一度見学にお越しいただければ幸いです。

反対活動をしている者同士でいろいろと情報交換もできますよ。


個人で活動をされている方からの投稿

●性別:男性

●はじめまして。女性専用車両について納得がいかない面もあるので意見を記載いたします。
さまざまな事情で男性が利用する場合も十分考えられるのに、その案内を一切せず、身体が弱くて利用している男性がいたとしても、しつこく声掛けをし隣の車両に移動するように促されるケースも多いと聞きます。「さまざまな事情で男性が利用される場合もあります。あくまでも任意であり強制ではありません」などの案内をすればトラブルにはならないとおもいます。しかし、鉄道会社の社員やお客様センターは頑なに拒否します。なぜ、あそこまで頑ななのか理解できませんが、おそらく上から「余計なこと言うな」と圧力をかけられ、余計なことを言った社員に対する処分があるのかもと思います。以前 「体調が悪くて利用する場合は申し出たらいいですか?」と質問したら「車掌の判断になります」と言われました。高熱を出してしんどくても車掌がダメと言えば、男であるという理由で利用できないということです。もし、実際、そういうことを言われたら「体が弱いのに、満員の車両に移動しろというのですか?お宅はそういう会社なのですね。男性には、男性が困らないよう、気持ちよく利用できるよう、配慮はしないのですか?」と当てつけて移動して、後で徹底的に抗議します。やっていることは、女性専用車両という制度、アパルトヘイトと一緒だと感じております。

 女性専用車両に限らず、エレベーターや優先座席などでも、若い人が使うと「若いのに使って!」みたいな声掛けをしてくる人がいますが、さまざまな事情がある可能性もあるので、事情が分からない以上、うかつに声掛けするべきではないと思いますし、声掛けがプライバシーの侵害にもつながると思います。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

鉄道事業者への抗議活動、かなり頑張っておられるようで、読んでいて頭が下がります。

当会ではよく「鉄道会社に直接抗議しても効果は薄い」などと申し上げておりますが、あなたほど徹底的に行っておられるのであれば、これも鉄道事業者に対して、ひとつのプレッシャーになると思います。

実際のところ、女性専用車両が新規導入されたり、拡大されたりすると、その時はものすごい勢いで憤って鉄道会社に抗議するものの、それは「その時だけ」で、その後は(次に女性専用車両が新規導入されたり、拡大されたりするまで)何もしなくなってしまう人が結構多いのです。

鉄道事業者はしたたかですが、今後も負けずに頑張ってください。

そして、今後とも当会へのご支援・ご指示のほど、お願いいたします。


女性専用車への疑問のご意見

●性別:男性

●こんにちは。私は東京在住の男子大学生で、生まれて以来20年近くずっと鉄道が好きな者です。

貴会のHPもほぼ毎日拝見しておりますが、JR西日本などの鉄道会社の〈公共交通機関〉としての本分を忘れてまでの女性優遇には嫌気がさしています。

JR西日本に電話で抗議されている方の動画も拝見しましたが、応対している社員の不誠実な回答にはただただ腸が煮えくり返るばかりです。

もっとも、私が普段利用するのは東急目黒線や東京メトロ丸ノ内線など、女性専用車両の設定が特に無い路線なので、私自身は女性専用車両そのものによって不利益を被った経験はあまりありません。

ですが、そのような私でさえ女性専用車両に強い違和感をいだく要因となった出来事がありましたので、以下記します。

京王相模原線の京王稲田堤駅では、エレベーターの目の前に女性専用車両が停車しますが、私が同駅を利用した際、エレベーターからホームに延びる通路にこれでもかというほど「女性専用車両」のステッカーが張ってある光景を見て、他人事ながら強い不快感を覚えました。

エレベーターというのは、男女問わず体の不自由な方、あるいはお年を召して体が思うに任せない方が利用するものです。それなのに、そのような男性の方がエレベーターに最寄りの車両を事実上利用できず、1両分(京王線の場合、およそ20m)歩かなければならないというのはどう考えてもおかしいです。

これは女性専用車両問題のほんの一端にすぎませんが、この例から考えても女性専用車両というのは明らかにバリアフリーの趣旨に反するのではないでしょうか。

まとまりのない文をだらだらと書き連ねて申し訳ありませんでした。

最後になりますが、陰ながら貴会を応援しております、これからもどうか頑張ってください!

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございます。

当会のサイトもほぼ毎日ご覧くださっているとのことで、こちらについても御礼申し上げます。

京王稲田堤駅の通路のステッカーですが、これは明らかに男性を乗せないようにしようという意図でしょう。

エレベーターと女性専用車両の関係(バリアフリー)についてご意見いただきましたが、まさに仰る通りで、足腰が弱って移動も思うに任せない高齢の男性や障がい者の男性よりも、健常者の若い女性を優先しているということで、これも女性専用車両のおかしな点の一つです。

これだけでも十分おかしいですが、これを踏まえたうえで、痴漢対策と言いながら痴漢が減っていないことや一部の鉄道事業者が女性専用車両を広告料収入源にしていること、そして「臭いオヤジがいなくて快適」などの身勝手な理由で女性専用車両を利用している女性が少なくないことなどをあわせて考えれば女性専用車両がいかにおかしいか、改めて実感できると思います。

今後も当会へのご支持・ご声援、お願いします。


京王線利用の女性の方からの投稿

●性別:女性

●私は日頃、京王線で女性専用車両を使う立場ですが思うのは先頭車両や最後尾車両は駅ホームのエレベーターだったり階段だったりが多く存在しますし使う側としては男性で先頭車両や最後尾車両に乗車したい方に対してご不便をおかけしているような気がしてなりません。私は最後尾車両がちょうど降りたい場所なので使ってるだけですが以前に比べて痴漢などの車内トラブルでの列車遅延やニュース報道は減っている気がします。実際の増減は調べてみないと分かりませんが間違いなく報道は減ったと感じます。

そのあたりをシッカリ鉄道会社に調べていただいた上で廃止または時間短縮しても良いような気がします。それに調布まで女性専用車両なのにそこから先が無いのは違和感ありすぎます。調布から先はどうでも良いのかしら?とツッコミがしたくなります。女性専用車両という制度を作って実施するより迷惑行為をした人への処罰を今まで以上に厳しくするのが先かと感じています。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

『痴漢報道の減少』=『痴漢の減少』ではありません。

「実際の増減は調べてみないと分かりませんが」と断っておられますが、やはりその文面から「報道の減少」が「痴漢の減少」によるものとお考えではないかと思われますので申し上げますと、実のところ、小刻みな増減はあるものの、全体的には減っていません。

https://pbs.twimg.com/media/BgMgagrCQAE_t7S.jpg

例えばこの2014年2月10日の毎日新聞の記事では、警察庁のデータを引用し「(女性専用車両が)統計上痴漢などの減少にはつながっていない」「前年(2013年)まで微減傾向だったが、増加に転じた」となっており、女性専用車両の設置が痴漢犯罪の減少にはつながっていないことを認めています。(もっとも、この記事を書いた記者は女性専用車両が痴漢犯罪減少につながっていないことを認めながら、さらに女性専用車両を拡大するべきという趣旨で記事を書いており、もはや「痴漢対策」は完全な「建前」であることがわかります)

報道が減ってきた理由としては、近年の裁判所では痴漢に関する審理が慎重に行われるようになり、無罪判決の数がここ10年で大きく増加してきたことが考えられます。

本当に犯行したのかわからないまま、無実の可能性がありえる被告人の氏名を不用意に報道することはマスメディアにとって一種のリスクとなっています。

あなたは、「女性専用車両という制度を作って実施するより迷惑行為をした人への処罰を今まで以上に厳しくするのが先かと感じています」と記されておられることからも、女性専用車両について全面的賛成ではないと思われますが、実は「女性専用車両が痴漢(防犯)対策である」というのは「真っ赤なウソ」です。

当会サイトを過去分の記事も含め目を通していただけるとありがたいのですが、女性専用車両を明らかに客寄せのための「売り物」にしている鉄道事業者が少なくありませんし(これは関西に多い)、また女性専用車両に女性向け広告を割高な広告料で募集し、女性専用車両を広告料収入源にして金儲けをしている鉄道事業者が少なくありません(これは関東・関西ともに多い)。

ですから、痴漢犯罪が減っても、なくなっても、それによって女性専用車両が廃止・縮小されることは無いでしょう。

鉄道事業者は世間が「女性専用車両=痴漢対策」で思考停止しているのを良いことにしているのです。

そして、本当に効果的な痴漢対策・防犯対策を追求しようとしません。

あなた様におかれましては、当会が取り組んでいる女性専用車両問題について、改めてご一考いただけましたら幸いです。