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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられた体験談(~2014年)

京浜東北線利用の女性の体験談(2014年10月)

●性別:女性

●先日、京浜東北線で若い男性が高齢のおばあちゃんと一緒に乗ってきました。

すると、「ここは女性車両だよ!」と声を荒げて叫んだバカが居ました。

小児、体調不良者、障がい者、介助者は乗車できるのに、なぜこのような非人間的な発言ができるのでしょうか?

介助者に対してこのような仕打ちをするのであれば、女性車両はなくして、1両丸々優先席とした方がよっぽどマシかと思いました。
女性車両はいらないと思いました。あくまでも、優先席と同じ筈なのに、我が物顔してこんなバカなことをするのが居るのであれば。

当会からの回答

おっしゃることについては私達も概ね同感なのですが、今の世の中、変な規則が横行して常識でものを考えられない人達がますます増えているような気がします。

高齢者と一緒の若者ですら男性というだけで「乗ってはいけない」なんて、どう考えてもおかしいですよね。

私たちも一生懸命、運動を続けてきましたが、このような活動は男性がいくら声を上げても「お前は痴漢がしたいからだろう」とか、「そんなに女と一緒に乗りたいのか?」などと言われるだけで、なかなか訴えが理解されず、マスコミもなかなか取材や報道をしてくれません。

当会には女性会員もいますが手が足りない状況です。

ちなみに3年前の産経新聞大阪版には以下のような投書が掲載されたことがありました。

87歳の老人でさえも乗せて貰えない女性専用車両って一体、何なんですかね?

(2011.5.25 産経新聞夕刊(大阪本社発行版)「夕焼けエッセー」掲載)

今風のきまり 田中忠彦 87 大阪府寝屋川市

足が悪い女房の手を引いて、梅田の地下鉄の幅広い階段をゆっくり降りる途中で、タイミング良く電車がホームに滑り込んできた。

どっと出てきた人波をかわしながら車両に近づいたら、意外にすいている。次の淀屋橋駅までだが、女房とゆったり座れそうなのでホッとした。

今日は銀行に行ったり、百貨店に寄ったりと、日ごろ出歩かぬ女房の気晴らしにでも、と大阪に出てきたが、あちこち歩き回って私も少々疲れていた。女房は私の倍も疲れているに違いない。やれやれ…と一歩車内に踏み込み、支えていた女房が車内に踏み入れたところで、後ろから肩を叩かれた。振り返ると、「ここはダメです」とホームにいる駅員が言った。とっさにその意味がのみ込めず戸惑っている私に、駅員は強面で念を押すように言った。

「ここは女性専用車両です」

気づかなかった。足の悪い女房の介添人だが、決まりなら致し方ない。回れ右をして女房の手を引いた。そのとき、視野の端に、ちょっと気の毒そうに見送る乗客の表情があった。ホームに出て次の車両まで女房のおぼつかない足では時間がかかる。隣の車両の開いた扉はもう目の前に見えている。閉まらないように、と祈るような気持ちで歩みを進めたが、扉は無情に閉まり、列車はゆっくり動き出した。
潮が引いたように降車客が居なくなったホームに、私たち二人だけが取り残され、釈然としない気分で赤いテールランプを見送った。


西武線を利用した方の体験談(2014年9月)

●性別:男性

●日々の活動に敬意を表します。

初めて投稿いたします。

先日、西武新宿線の女性専用車に乗った時、周りの女性から「男は降りろ!!」と暴言を吐かれ、屈辱的な侮辱を受けました。

早速、西武鉄道お客様ご意見センターに意見TELをしましたところ、対応が酷過ぎて、西武鉄道の会社としてのレベルの低さを実感しました。電話口に出た社員に侮辱を受けた経緯を説明し、以下の質問をしました。

私:「男性も乗車できるのですか?」

西武鉄道:「男性のお客様にはご協力をお願いしています」

私:「だから、男性も乗れるか否か、YESかNOか、答えてください」

西武鉄道:「ですから男性にはご協力をいただいております」

私:「乗れるか、乗れないか答えてください」

西武鉄道:「ご協力をいただいております」

私:「ではその[ご協力]には任意性が担保されていますか?

西武鉄道:「ご協力です」

もう、話にならないので一方的に電話を切りました。

一時間後、再度TELし、同様の質問をしたのですが、結局この時に対応した社員も、「ご協力」を連呼するばかりで結局話が進展しませんでした。国交省も最高裁判所も男性が乗れることを認めており、法的拘束力が無い旨を話しても「ご協力をいただいている。それ以上でもそれ以下でもない」との回答。

西武鉄道という会社は社員に任意性が担保されていることを客に説明しないよう教育を受けているのでしょうか?

こんな会社が公共機関として成り立っている事自体が許せません。

この会社には「女性専用車両」の改善をできないと実感しました。

当会からの回答

当会にご意見投稿をいただき、ありがとうございます。 女性専用車両への乗車と鉄道会社への電話の際に嫌な思いをされたことにつき、心中お察し申し上げます。

これは、「ご協力をいただいている」で押し切って、反対派が諦めるのを待つ手法と思われます。

ですから、ここで諦めたら鉄道会社の思う壺なわけです。

しかし、かといって個人でできることには限界があります。

恐らくこの先、いくら抗議しても「ご協力いただいています」で、あなたが諦めるまでひたすら押し切ってくるでしょう。

当会がなぜ非協力(任意確認)乗車活動を行っているかといえば、このように鉄道会社に直接抗議したところで「その場をやり過ごされるだけ」だからです。

インターネットなど世間の声を見ていると、「女性専用車両に無理やり乗り込んで、女性客や現場の駅員・乗務員に文句を言っても反対派の印象が悪くなるだけ。そんなに女性専用車両に文句があるなら、鉄道会社に直接文句を言いに行けばいいのに、反対派はなぜそんなこともわからないのか」などと言う人がいますが、こういう人こそ実は「何もわかっていない」のです。

鉄道会社に文句を言っても、その場をやり過ごそうとするだけで、まともに話し合いにも応じようとしない(軽くあしらっておけばそのうち諦めるだろうという態度をとる)わけですから、こちらとしては鉄道事業者を困らせる(もちろん合法的に)しかないわけです。

つまり、強制すれば法的に問題になりかねない女性専用車両を法に触れないよう、制度上「任意協力」にして、それを乗客には隠蔽するという姑息な真似を鉄道会社はしているわけですから、私達としてはそこを突く活動をしているわけです。

もし、それで何か問題が起きても、制度上は任意協力ですから、乗車した反対派を処罰するようなことはできず、結果的に鉄道事業者自身が何らかの対策(社員教育など)を取らざるを得なくなります。

もしあなたが、「鉄道会社をどうしても許すことが出来ない!」とお考えなら、当会にご入会の上、乗車活動に参加されることをお勧めします。


大阪の学生さんの体験談(2014年7月)

●性別:男性

●こんにちは。僕は大阪市交通局谷町線沿線の中高一貫校に通うものです。

さて、会の皆様がお調べになった通り僕の乗る駅も、降りる駅も一番ホームや改札口に近い車両はみな女性専用車両です。以前、たまたま来た車両に乗った時、駅員に「ここは女性専用車両」と言われました。その時に僕は剣道着や体操服などの大きな荷物を持っていたので、「ほかの車両に移るととても混んでいて、荷物が邪魔になる。」や、「善良な男性客まで排除するのはひどい」と紳士的かつ冷静に対応しました。

すると調子に乗った駅員が、「お前がいると邪魔」だの「降りろ」など無礼極まりない暴言を吐いてきたのです。もう少しで腕をつかまれて引きずり下ろされそうになりましたが、間一髪、「それ暴力やぞ」と威嚇したので駅員はすぐに引き下がりました。

ある日、たまたま皆様方のサイトを見つけました。読んでみると、あなた方の勇気ある行動と、なおかつ決して味方にも甘くない本当の意味での同志としてのつながりに心を打たれました。そして、京王電鉄やつくばエキスプレス、東京急行電鉄などの男性差別鉄道会社への怒りが、より強固なものになりました。

僕は学校の科目では理系が苦手です。僕は法律の専門家になって、いずれ女性専用車両をなくしてゆく立場になりたいです。そのために、苦手を克服できるように頑張りたいと思います。

最後に皆様方へのお願いです。皆様方は、終日女性占領車両のところのみ非協力乗車をされているように思えます。(思い違いだったらすみません)ですが、まだまだ女性占領車両で苦しんでいる、またはサラリーマン・学生シュウマイとならざるを得ない善良な方々がたくさんいらっしゃいます。ぜひ、朝は早いですが、皆様お誘いあわせのうえ、谷町線や一部時間帯のみ女性占領車両の路線でも、非協力乗車をしていただけたらと思います。

皆様の活躍を陰ながら応援しています。これからも頑張ってください。

悪文をだらだらと失礼しました。

当会からの回答

朝の女性専用車への非協力乗車についてですが、各自仕事を持っているので、谷町線のような平日の朝のみ実施の路線で、会として集まって非協力乗車会を行うのは現在のところ難しいです。

このあたりが、一般の会社員などの集まりである当会の悩みの一つではあるのですが、もちろん会員各自の意識は高いので、会として行う乗車会のほか、各自、自分の通勤で使う路線で個人的に非協力乗車を行いながら通勤しています。

もう少し人数が増えれば関西でも同じ路線で通勤する会員同士で朝の乗車会なども可能になるかもしれません。

あなたの現在の年齢がわかりませんが、もし15歳以上(中学生は除く)でしたら入会可能ですので、もしよろしければ当会への入会もご検討ください。


東急東横線利用の男性客の体験談(2009年以前)

私は以前、東急お客さまセンター宛に、メールにて女性専用車両の法的拘束力について問い合わせたことがあります。

回答は、「あくまでもシルバーシートと同様、男性客の任意協力によるものである」ことを意味する内容でした。

平日の夜、菊名~自由が丘間、東横線の特急を利用する機会がありました。
女性専用車両は、空席があるくらい空いているのに、隣の車両は座れない乗客がいるという状況でした。

東急お客さまセンターからの回答を思い出した私は、女性専用車両に反対する意思を表示するため、菊名で女性専用車両に乗車しました。

次の停車駅の、武蔵小杉でのことです。私の姿を見た駅員は、私に注意してきました。
私は紳士的に、東急お客さまセンターからの回答について説明したうえで、協力する気がない旨はっきりと意思表示しました。

するとその駅員は、「任意ですが、それでは女性専用車両の意味がなくなってしまいます」
「強制はしませんが、私どもが女性客に『男性客が乗ってる』と苦情を言われてしまいます」
「本社に確認を取りますので、お客さまの名前を教えてください」等と、5回以上にもわたり、私に対して協力するよう言ってきました。

これだけならまだしも、その駅員は終始私のことを鬼のような形相でにらみつけながら話し、私の至近距離まで詰め寄ってきました。

途中で、別の駅員があわてて止めに入り、その駅員のことを羽交い絞めにして止めに入りました。
しかしそれでもなお、その駅員は私に詰め寄ろうとしてきました。まるで、私に襲い掛かってくる気があったとしか思えない態度でした。

私はその駅員の「命令」には、頑として従いませんでした。また、結局強制的に降車させられることはありませんでした。

しかしこれは「任意のお願い」ではなく、実質「強制命令」と何ら変わらないと、私は思います。

この件に関しては、既に東急お客さまセンターに苦情申し立て済です。

東急には、「任意を主張すれば何をやっても許される」という認識は、改めてもらいたいです。


京王線利用の男性客の体験談(2009年以前)

今日、久々に深夜の京王線通勤快速橋本行き最終の京王永山ー多摩境間に乗りました。

今は、女性専用車両は、下りは、新宿から調布までなので既に女性専用車両は、終わっているはずでした。

ところが、一人の女性が、電車が南大沢に着いた段階で、「ここは女性専用ですよ!!!!」と我が物顔で言ってきました。このことを知らせるアナウンスを車掌がしなかった為だと思い、私は腹が立ったので、多摩境の駅員に当然文句を言いました。そしたら、「堂々と乗ればいいんですよ」とか「他の鉄道会社もやっていることなので、差別に当たらない」とか「奥で寝ている駅員が起きてしまいます」とか「もう気が済みましたか?」と、自分が一方的に逆切れしているかにような言われ方をされ、鉄道会社の誠意の無さに、本当に腹が立ちました。この駅員の件に関しては、当然、京王電鉄広報部に、苦情を申し立てるつもりです。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2014年11月~12月)

2014年11月~12月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


当会サイトをご覧になられた方からの投稿

●性別:男性

●HPを見ました。痴漢防止で始めた女性専用車が痴漢防止のために役立っていないことや一般車両の混雑を激しくさせている原因になっていることを知りました。女性専用車は社局間で体温の差が大きいことや小学生以下の男子児童や障がい者の男性やその付き添いの男性も乗車できる社局とそうでない社局があることも初めて知りました。また公明党の要望で設けられたことも初めて知りました。

私は現在三重県津市に住んでおり近鉄名古屋線津新町駅から歩いて5分の所に住んでいます。近鉄名古屋線は女性専用車両の設定は現在ありませんが奈良線ほど混んでいないので設定する必要はないでしょう。

JR埼京線は防犯カメラを設置したところ痴漢が大幅に減少したということを初めて知りました。痴漢防止を理由にするのなら防犯カメラのコストを下げて混雑の激しい車両から順次設置し段階的に女性専用車を廃止すればよいと思います。JRの場合や都心の山手線や中央線の各駅停車(総武線)近郊の武蔵野線・南武線・横浜線も混雑しておりますが女性専用車両の設定はありませんので防犯カメラの設置の意義は大きいと思います。東京メトロのHPで「なぜ銀座線・丸ノ内線・南北線には女性専用車が設置していないのですか」という質問が掲載されておりました。メトロ側は「編成車両が短く混雑率が均等にならなくなるためだ」と回答しております。それならこの3線の最も混雑する車両に防犯カメラを設置すれば痴漢防止に少しでも役立つはずです。

また現在の女性専用車の名称を「女性優先車」または「女性と子どもの優先車両」という名称にして女性だけでなく小学生以下の単独乗車や障がい者と付き添いの男性も乗車できるだけでなく一般車両がすし詰め状態の場合は男性も乗車できるようにして女性専用車に対する不満を少しでも解消しなければ前には進まないでしょう。

私は9年前まで京都に住んでおりましたが市営地下鉄は現在も女性専用車は設定されておりません。これは女性専用車の設定を要望する人は少なかったことや相互乗り入れしている近鉄や京阪にも考慮したと京都市交通局のHPで説明しています。おそらく京都の市営地下鉄は女性専用車の設定は当面ないと思います。また阪急は京都線の特急のみ平日は終日設定しそれ以外は設定されていないのも各車両の混雑率が平均化されないほか痴漢防止に役立たないと考えているからだと思います。京都線の特急については乗車時間が他の線区よりも長く転換クロスシート車(阪急では二人掛けシートと呼んでいる)のため簡単に逃げることが出来ないから設置を決めたと国土交通省向けの資料に書いているほどです。大変長々と書いてしまい大変申し訳ありませんでした。

当会からの回答

※女性専用車両は痴漢防止で始めたというよりも最初から推進した者の思惑が絡んでいたと考えたほうがより実態に近いと思います。

ほぼ最初から公明党などの政党が絡んでいましたし、また鉄道事業者も導入してすぐ、痴漢件数が減らないと分かれば、件数を隠蔽しはじめました。社局間で体温の差が大きいのも、結局は「お上」が推進したものだからです。

つまり、女性専用車両を嫌々やらされたところも少なくないということです。

近鉄名古屋線については列車の編成が短いことや近鉄自体が列車の増解結をよく行う会社である(つまり列車の編成がまちまちで一定しない)ことから、恐らくこの先も女性専用車両の導入は無いでしょう。

近鉄奈良線の快速急行については、列車の編成が一定していることや当時の女性専用車両を導入しなけければならないような雰囲気(つまり、周囲が皆、女性専用車両をやり始めているのだから、ウチもやらなければ…という、横並び意識)もあったことから導入されたものと思われます。

ただ、公明党は近鉄名古屋線にもかなり以前ですが女性専用車両の導入を要求しています。

この他、同じ近鉄の南大阪線などにも導入させようとして、公明党の議員が集団で近鉄本社を訪れたりということもありました。

防犯カメラについては、よく「費用がかかるから設置が進まない」などと言われますが、実際には、大手私鉄やJRなどで、駅構内などに多数の防犯カメラが設置されており、車内への設置も出来ないことはないはずです。

もっと言えば、島根県の一畑電鉄など、地方の赤字ローカル線でも車内防犯カメラを設置しているところがあります。

つまり、多くの大手私鉄やJRなどは車内監視カメラの設置が出来ないのではなく、「やる気がない」のです。

そういうところからも鉄道事業者が痴漢対策を真剣に考えているわけではないことがわかります。

鉄道事業者が本当に痴漢対策に熱心なのであれば、埼京線での実績を見て、車内防犯カメラに飛びつくはずですから…

女性専用車両以外の車両がすし詰めの場合だけでなく、女性専用車両は当会サイトでも述べている通り、いつでも誰でも(男性であっても)乗れる車両です。

そもそも「男性だから」という、それだけの理由で公共交通機関から人を排除することは出来ません。

鉄道事業者が「小学生以下の子供や、男性の障がい者も女性専用車両に乗れる」といった案内をしているのを見ると、いかにも「それ以外の男性は乗れません」と言っているかのように見えますが、実際には「小学生以下や障がい者も乗れる」と言っているだけで、それ以外の男性の乗車の可否については「触れていない」だけです。

阪急は京都線の特急・通勤特急に終日女性専用車両を設置していますが、これは当時の国土交通省の要請に応えたものです。

当時(2002年)、国土交通省は女性専用車両の導入実験と称して京阪と阪急に”試験的”に(恐らくは最初から恒久的に導入するつもりだったと思いますが)女性専用車両の導入を要請し、京阪では朝ラッシュ時のみ、阪急では最初から終日、女性専用車両を導入することになったのですが、国土交通省の報告書を見ると、どうも当時の国土交通省は最初から終日実施を前提に考えていたようで、そのために「最初は朝だけにして、そこから段階的に拡大する」のが良いか、「最初から終日実施するのが良いか」を見ようとしていたようです。(もちろん、国土交通省の報告書にはいかにも世間が終日実施を望んでいるかのような書き方がされていますが…)

ちなみに阪急の「京都線の特急については乗車時間が他の線区よりも長く、転換クロスシート車(阪急では二人掛けシートと呼んでいる)のため簡単に逃げることが出来ないから設置を決めた」というのは本当の理由ではなく、「後付け」の理由と思われます。

導入当初、クロスシート車で2ドアの6300系のみに「逃げ場がないから」と、女性専用車両が設置され、同じクロスシートでも3ドアの9300系には女性専用車両が設置されませんでしたが、6300系の廃車が進み、女性専用車両設置の列車本数が少なくなってくると、今度はこれまで女性専用車を設置していなかった9300系に女性専用車両を設定しました。

このことから、「逃げ場がないから設置」というのは後付けの理由であると考えられるわけです。

以上、いただきましたご意見投稿への返信とさせていただきます。

今後とも当会に対するご支援をよろしくお願いいたします。


「鉄道営業法34条2項を廃止するべき」というご意見投稿

●性別:男性

●こんにちは。初めて投書します。

私自身は女性専用車両にはそもそも大反対の立場なわけですが、まず法を守りましょう。

日本は法治国家です。法が支配する国家においては誰もが等しく法を守らなければならないわけですが、では、本来、人を縛るべきはずの司法が間違っていたり、本来の趣旨と合わなくなってきているとしたらどうでしょうか。

例えば、今年(2014年)7月から関西のJRと私鉄各社局では「優先席付近での携帯電話利用」についてマナーが改定されましたね。これは主として1月に総務省から出された改定指針や昨今の携帯電話利用実態を的確に反映した結果であります。このように法律や条例、マナーというのは作り手の解釈次第でいくらでも変えることができます。

であるならば、女性専用車両が成立している根拠、即ち、鉄道営業法第34条2項を「撤廃」してください。勿論、一団体・一私塾が中央官庁に陳情を出して認めてもらうというのは早々簡単ではない事は私としても重々承知しております。しかしながら「火のないところに煙は立たぬ」ということわざが示す通り、これができれば一気にフィニッシュに近づく筈です。今世紀前半に(国土省の大臣がたまたま某党の人間だったことも手伝ったでしょうが)女性専用車両を強く強く推奨して願いかなった民間団体があるように国会に対し繰り返し強く強く鉄道営業法第34条2項の「廃止」を迫ってみてはいかがでしょうか。

これによって各鉄道会社(特に女性優遇に非常に熱心なJR西日本、京王、TX等)がどのような対応を取るのか、是非見てみたいと思い、今回ペンを執りました。
終わりにささやかながら応援しております。この草の根(=草莽(そうもう))国民運動が全国に広がることを期待します。頑張ってください。

当会からの回答

※マスコミの記事やその他、いくつかの資料においては現在の女性専用車両と昔の日本に存在していた婦人子供専用車両などを同一のものとして「女性専用車両は日本では古くから存在していた」「現代の社会で、かつて存在した車両が復活した」といった主旨の記載が散見されますが、現在の女性専用車両については国交省が「鉄道営業法34条2項を適用しない」という見解を出していることや導入された主旨・背景が全く異なる(痴漢対策を口実に実は政治目的で推進された)ことなどから、考え方としてはかつて存在した婦人子供専用車両などとは「別物」であると考えたほうが良いと思います。

つまり、現在の女性専用車両は鉄道営業法34条2項を根拠に成立しているものではないと思われます。

もし、現在も鉄道営業法34条2項が適用され、女性専用車両に乗る男性がそれによって処罰されたりしているのであれば、鉄道営業法34条2項が廃止されることによって、鉄道事業者や国交省も大きく態度を変化させざるを得なくなりますが、現在の女性専用車両は先にも述べたとおり、鉄道営業法の規定が適用されるものではありませんので、鉄道営業法34条2項を仮に廃止させたとしても、国交省や鉄道事業者はこれまで通り、「任意だが事実上強制」の女性専用車両を続けると思われます。

せっかくのご提案に対し、何だか否定的な回答となってしまい、申し訳なく思っておりますが、あなた様より応援のメッセージをいただきましたことに会員一同、深く感謝いたしております。

この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございました。


当会への応援メッセージ

●性別:男性

●こんにちは

私は女性専用車を反対するものです。

日本国憲法24条にも記載されている両性の本質的平等を根拠に反対します。

現状協力義務のようですが駅員はそれを完全義務のような対応をしていることなどが特に許せません。

協力ですよねと駅員にいい肯定的な返しがくるがその数秒後に入ろうとしても断られるのでこれは人種差別では…

もっと訴え廃止をしましょう!

応援しています

当会からの回答

※当会にご支援のメッセージをいただきありがとうございます。

鉄道事業者が女性専用車両を任意協力にしているのは国土交通省からの指導によるものであり、また、国土交通省がなぜそのように指導しているかといえば、あなたも仰るように憲法に触れる可能性があるからです。

そこで、鉄道事業者は女性専用車両を任意協力にしておいて、それをほとんど告知せず、乗車しようとする男性には事実上強制しようとするという、姑息なことをしてくるわけです。

これからも頑張ってまいりたいと思いますので引き続き、当会へのご支援のほどよろしくお願いいたします。


当会サイトの活動報告をご覧になっての投稿

●性別:男性

●意見というか、半分質問のようになってしまいます。

 そちらのサイトの記事を読み、今年の10月16日に女性専用車両に乗車したところ、駅員に「女性専用車両です、この人に注意してください」と叫ばれ、おろされたという記述を見つけました。(※注:2014年10月 関西本部:地下鉄御堂筋線 乗車会 参照)

この言動は、男性が男性であるというだけで犯罪者のように扱われているように感じます。名誉毀損だと思いますし、体を掴まれたのなら暴行罪が成立すると思います。田舎の法学部生なので都会の法律実務は知りませんが、私ならすぐにその駅員を刑事告訴すると思います。なぜ、あなた方はそれをしないのですか? 刑事告訴すれば、鉄道会社にも強い衝撃を与え、駅員もそんな不利益を受けたくないと思うでしょうからそんな乱暴なことはしなくなると思います。女性専用車両は任意である、そしてその教育を駅員にしたいと思うなら、1つこのような前例を作っておけばいいのではないかと思ってしまいました。

 私自身は女性専用車両の現状には反対です。女性専用車両自体がだめだとは思いません。痴漢とその冤罪を防ぐ効果があると思います。しかし、女性に選択の権利を与えてしまっているので、女性は男性がいる車両に乗れてしまいます。そうすると、痴漢をする人はその場にいる女性に痴漢をするので結局痴漢の被害の数は変わらないと思いますし、その冤罪もなくなりません。でっち上げをするような女が女性専用車両に乗るはずもないので、それも防げないです。なので、僕は電車が混む時間帯は男女で分けてしまえばいいと思います。女性専用車両事態は憲法的には現在グレーゾーンですが、男性専用車両を導入すれば平等になるのでそれも解決できますし、何より痴漢も冤罪も(一部の同性愛者がいるので完全にとはいかないが)ほとんど解決されると思います。だから、私は女性専用車両はある程度合理的で許されるものだとは思いますが、ただ現状において不十分であり、男性専用車両の導入を以て初めて差別が許されるほどの合理的な差別になり、また様々な問題が解決するものと思います。

当会からの回答

※まず、ご意見いただきました10月16日の大阪市営地下鉄御堂筋線での件についてですが、当会会員は降ろされていません。

駅員が腕を掴んだものの、当会会員が振り切ったため、降車させるのは諦めたようですが、それでもホームから叫ばれたということで、その場では用事があった為、そのまま電車に乗車して目的地まで移動し、後から電話で交通局に抗議したとのことです。

確かに刑法208条の暴行罪に該当する事象であり、過去当会やその関連団体においても、手を出した乗客や鉄道員などを警察に突き出したこともあります。

今後もこういったことがあれば、可能な限り対応していきたいと考えています。

女性専用車両に痴漢冤罪を防ぐ効果はまず期待できません。

導入後、女性専用車両でない車両が一両減っているにも関わらず、痴漢件数が減っていないか、逆に増えているわけですから、これは女性専用車両ができた分はその車両での痴漢や冤罪が女性専用車両以外の車両にしわ寄せされていることになります。

そして、男性客がいるのは通常、その「しわ寄せ」を受けた女性専用車両以外の車両ですから、当然のことながら冤罪対策にはならないわけです。

あと、男性専用車両については、残念ながら国交省も鉄道事業者も全くやる気なしというのが現状だと思います。

現実的には「まず実現しない」と考えたほうが良いでしょう。

国交省や鉄道事業者が痴漢対策・冤罪対策を真剣に考えているのなら、今頃、男性専用車両も実現しているか、もしくは女性専用車両以外で様々な痴漢対策が採られているだろうと思いますが、実際には女性専用車両が一部政党の人気取りなど、政治目的に利用されていたり、鉄道事業者の広告料収入源になっていたりで、痴漢対策云々は世間を納得させるための「建前」と化している感があります。

そうした中で「より効果的で不公平にならない痴漢対策を…」と言っても、国交省も鉄道事業者も動こうとはしないわけです。

この度は当会にご意見投稿くださいまして、誠にありがとうございました。


「女性専用車両に男性は乗ってはいけないという法律がある」というご意見投稿

●性別:男性

●鉄道営業法  第34条 制止ヲ肯セスシテ左ノ所為ヲ為シタル者ハ10円以下ノ科料ニ処ス   一 停車場其ノ他鉄道地内吸煙禁止ノ場所及吸煙禁止ノ車内ニ於テ吸煙シタルトキ 二 婦人ノ為ニ設ケタル待合室及車室等ニ男子妄ニ立入リタルトキ   第38条 暴行脅迫ヲ以テ鉄道係員ノ職務ノ執行ヲ妨害シタル者ハ1年以下ノ懲役ニ処ス

「女性専用車に男性が乗ってはいけないという法律は無い」と言う意見がありましたので法律がある事を示します。

もし不服なら鉄道営業法改正の嘆願書を送ればいいでしょう。

当会からの回答

※当会サイトでは過去に何度も「現在の女性専用車両に鉄道営業法34条2項は適用されない」と述べていますし、「女性専用車に男性が乗ってはいけないという法律はない」という意見もそのことを踏まえた上で述べております。

もちろん、これは私達が勝手に言っているのではなく、国交省の公式見解です。

そして、これは女性専用車両問題を扱っている人間なら、常識として知っていることです。

あなたは当会が鉄道営業法34条2項の存在も知らずに「女性専用車に男性が乗ってはいけないという法律はない」などと言っていると思っておられたのでしょうか?

そして当会に鉄道営業法34条2項という、「決定的証拠」をバーンと突きつけたつもりになっておられるのでしょうか?

もしそうなら、もう少しよくお調べになってからご意見投稿なさったほうがよろしいかと思います。

なお、鉄道営業法38条も併せて引き合いに出してきておられますが、当会は鉄道員に対して暴行や脅迫を行うような活動はしておりません。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2014年9月~10月)

2014年9月~10月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回は男性だけでなく、女性の方からもいろいろなご意見をいただきました。


JR福知山線利用者の方からの投稿

●性別:男性

●貴会のHP拝見させていただきました。

毎日福知山線に乗車する身として応援しております。

1点だけ。ぜひとも「女性専用車両は男性の任意協力」と併せて、「痴漢防止・冤罪防止には効果なし」という周知活動をより徹底いただきたいと思っています。

# 貴会の取り組みや過去の行動を全て把握できておりませんので、実施済み・見当違いの発言でしたら謝罪いたします。

貴会の取り組みとして、もっとも注目されやすいのは非協力乗車と思います。そのため、一般利用者には前者に焦点が当たりやすく、 「任意協力」のみが議論の焦点にされやすいと思います。

女性専用車両について考える場合、痴漢防止・痴漢冤罪防止、実際は女性優遇の利便性や不公平感といった短絡的な思考に走りがちで、男性専用車両や優先車両という考えに至りやすいと思います(私もそうでした)。

そういった男性専用車両とか運賃を変えろという過激な主張が貴会と関係ない場で展開され、あたかも貴会の主張として誤認されてしまうのでは?と危惧しております。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

当会が以前から申し上げている通り(そしてあなたもご承知くださっている通り)、女性専用車両に痴漢冤罪防止効果はありません。むしろ逆効果であるとさえ言えます。

そもそも、女性専用車両ができて痴漢の発生する可能性のある車両が一両減っているのに、全体での痴漢が減るどころか増えているのですから、女性専用車両以外の車両で冤罪に遭遇する可能性はむしろ上がっていると考えるのが自然でしょう。

事実、女性専用車両導入後も女性専用車実施中の列車で痴漢冤罪が多発しています。

ところが、ネット上などを見ていると未だに「女性専用車両のおかげで冤罪におびえなくて済むようになり助かっている。女性専用車両をなくされたら困る」などという、勘違いも甚だしい男性の意見が散見されます。

これでは、ヤブ医者に効きもしない薬を飲まされて、「ありがたや、ありがたや」と言っている患者のようなものです。

当会としてもこの女性専用車両が痴漢冤罪防止にならないことも含め、世間が誤解していると思われるようなことについては、それを正すべく、当会サイトや街頭での演説(街宣)でも意見・主張を述べてきていますが、世の中全体に一度定着した認識を行き渡らせようとすると、そう簡単には行きません。

しかしながら、地道であっても少しでも当会や他いくつかの団体が取り組んでいるこの運動の存在を知る人を増やしていくことで、当会などが普段言っていることを少しでも多くの人に見ていただけるようになり、そうした誤認識の解消にもつながるのではないかと考えています。

男性専用車両とか女性専用車両を設けるなら男女で運賃を変えるべきといった主張はそれ自体はとくに過激というわけではないと思いますが、当会でもこれまで度々述べてきている通り、男性専用車両を求める考えは言っている本人が女性専用車両のみの現状に反対しているつもりでも、世間では「女性専用車両賛成」と取られてしまうため、下手をすれば「女性専用車両のみの設置に大多数が賛成」などという方向にうまくもっていかれる恐れがあります。


当会の活動に理解のある女性からのご意見

●性別:女性

●電車内での痴漢にあったことがある身ですが、女性専用車両を望む気はしません。

痴漢をするのは性的な意識があるせいだとは理解していますが、性そのものが痴漢を誘発しているわけではなく、その個人の人格や欲求の問題だと思うので。

私は地方なので電車に頼らざるを得ない社会状況には無いので、身のある意見にはならないと思いますが…運転免許をとって以来電車には乗りません。

その理由は痴漢などよりも、電車内での女性集団のマナーの悪さに不快感を感じる機会が多かった、ということのほうが大きいです。性別でくくってはいけないと思いますが、3回痴漢にあったことより、数十回不快な思いをさせられたことのほうがダメージが大きく、大半が女性だったので…

大変一元的な偏った視点で見ると、痴漢は個人の問題ですが女性は女性だけの集団になると女性に甘くなるのでマナーの改善は望みにくいという集団の問題なのですよね。性差を言うのならば、女性専用車両はマナーの低下を招くという側面も意識してもらいたいです。 痴漢やマナー違反なそういった方々に意識を変えていただきたい気持ちは強いですが、マナーに関しては不快ならば自ら回避しようと思うだけで「マナー違反!降車しろ!乗るんじゃない!」などとは思いません。

予防的見地からすれば、痴漢怖い!男性嫌い!というならば回避すればいいのにな…としか思わないし、同じ料金を払っているのに同時間帯で乗車率など優遇を受けるというのは随分な話だと思います。
変な話、高速のSAのトイレなどで女性便所が混み合うと女性は平気で男性便所に行ってしまいます。逆だと通報されかね無いのに…女性のフェミニズムが暴走しているのかもしれませんね。痴漢が~男性が~と唱える方が専用車両肯定派なのでしょうからあえて女性というくくりで書かせていただきました。

女性専用車両を設けるより、グリーン車までは言いませんがハイクラス車両として別料金を払って乗車するシステムを用いるべきだと思います。そういったシステムなら人混みが苦手という個人的な理由の人も乗れるし、痴漢被害のトラウマという個人的な理由の人も然り。料金がかかることで乗車率の優遇と対価というバランスも取れます。障害があってそちらに乗る必要があれば手帳提示で料金は課せられなかったり、幼児連れの場合も子育て優待カードなどで免除されたりすれば正当な福祉も取り漏らさず提供できますよね。そちらに本来必要な人とあえて必要と思う人が乗ればいいと思います。 女性の立場から見ても、偏った優遇は逆差別にしかならないと思うので、女性専用車両は無意味。女性優位のような傲りからくる男性差別、ご遠慮・ご協力といった曖昧な言葉で強制する横暴さも不快です。 非協力乗車でトラブルが起きるのは私もつい眉を顰めてしまいますが、結局根源にあるのは女性の中にある逆差別ですからね…デモや啓発活動として理解できます。そういった活動をあえてしなくてもよくなるよう、早く平等な鉄道システムへのシフトチェンジが叶うといいですね。応援しています。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

あなたは物事を客観的に見ることのできる方のようですね。

あなたのような女性の意見を見ると、まだまだこういう方もいらっしゃるのだなと思います。

電車内での痴漢にあったことがある身ですが、女性専用車両を望む気はしません。

痴漢をするのは性的な意識があるせいだとは理解していますが、性そのものが痴漢を誘発しているわけではなく、その個人の人格や欲求の問題だと思うので。

仰る通り、痴漢はその行為を行う個人に問題があるのであって、それを一律に男性だからという理由で排除しようとする女性専用車両は(女性専用車両を100%疑いなく痴漢対策として見ても) おかしいのですが、以前から当会が述べて来ているとおり、実際にはそもそも痴漢対策という理由自体が非常に嘘臭いものです。

女性専用車両を設けるより、グリーン車までは言いませんがハイクラス車両として別料金を払って乗車するシステムを用いるべきだと思います。そういったシステムなら人混みが苦手という個人的な理由の人も乗れるし、痴漢被害のトラウマという個人的な理由の人も然り。料金がかかることで乗車率の優遇と対価というバランスも取れます。障害があってそちらに乗る必要があれば手帳提示で料金は課せられなかったり、幼児連れの場合も子育て優待カードなどで免除されたりすれば正当な福祉も取り漏らさず提供できますよね。そちらに本来必要な人とあえて必要と思う人が乗ればいいと思います。

正におっしゃる通りなのですが、いくら提案してもやろうとしないのが鉄道事業者です。

そしてその一方で、政党や国交省などの「お上」から何か言われると、それには従うわけです。

女性専用車両を設置した際も最初は「ラッシュ時の安全確保が…」などと難色を示していながら、公明党や国交省などに言われると、結局言うことを聞いて女性専用車両を導入しましたし…

あなたからいただいたご提案の他にも女性専用車両を「こうするべき」という意見(男性専用車も作るべきとか、男性の運賃を割り引くべきだというような意見)は多数存在しますが、それがただの一般市民の声である限り、鉄道事業者はそれを問題にしようとすらしないのです。

そればかりか、反対意見の存在を知りながら、さらに女性専用車両を拡大しようとしたり、女性専用車両を商業目的(女性専用車両限定広告など)で利用し始めたりする鉄道事業者もあるわけで、結局は私達が行っているような非協力乗車等の活動で鉄道事業者に対し、牽制をかけるしかないというのが現状なのです。

非協力乗車でトラブルが起きるのは私もつい眉を顰めてしまいますが、結局根源にあるのは女性の中にある逆差別ですからね…デモや啓発活動として理解できます。そういった活動をあえてしなくてもよくなるよう、早く平等な鉄道システムへのシフトチェンジが叶うといいですね。応援しています。

世間には「文句があるなら女性専用車両に乗り込まずに、鉄道事業者に直接言えばいいものを…」という方もいますが、そういう人ほど実は現実を分かっていないのです。

私達も本当はそのような活動(乗車活動)はしたくありませんし、鉄道事業者がきちんと話し合いに応じるのなら話し合いますが、先にも述べた通り、鉄道事業者が話し合いにまともに応じるとはとても思えませんので…

今後とも当会への支持ご支援、よろしくお願いいたします。


名古屋の賛成派の女性からの投稿

●性別:女性

●名古屋でOLをしています。学生の頃から、痴漢に遭ったり、友人が被害に遭ったり、被害らしき所を見かけたりしてきました。私は女性専用車が無くなってほしくありません。私が痴漢に遭った時、満員電車の中で私のお尻に股間を押し当てられ、グリグリとされました。その動きを私は故意と感じましたが、実際は分かりません。痴漢です!と声を上げた所で、自意識過剰だとか勘違いだと言われたらどうしよう、逆上して危害を加えられたら?と思って言えませんでした。痴漢らしき所を見かけたときも、そうでした。そんな私にとって、女性専用車は本当に救いです。痴漢は減っていないとこちらで知りましたが、少なくとも私は女性専用車に乗るようになってから痴漢には遭わなくなりました。電車では、化粧をする人や香水・体臭がキツイ人など色々な人が居ますが、痴漢はまったく別物です。何年も経った今でも、その時のことを鮮明に覚えていてとてつもなく嫌な気持ちになります。痴漢の顔も覚えています。 痴漢に遭うことがどれだけ辛いものなのか、個人差はあると思いますが、男性に知ってほしいと思い、投稿しました。 痴漢冤罪を防ぐための男性専用車や、女性専用車が便利な位置にあるから不公平だ、との声はもっともだと思いますし、改善されるべきだと思います。ただ、女性専用車自体を無くすことはしないでほしいです。男性と接触しないことが、確実な対策になるからです。 電車に乗らずに済めばいいですが、通勤や通学の都合ではそうもいきませんから…

当会からの回答

※当会にご意見をいただきありがとうございます。

まず、当会は男性のみの集まりではございません。

女性会員もおりますが、

痴漢に遭うことがどれだけ辛いものなのか、個人差はあると思いますが、男性に知ってほしいと思い、投稿しました。

この発言からあなたは当会を「痴漢被害者の気持ちが理解出来ない(しようとしない)男性ばかりの集まり」というように誤解していらっしゃるのではないでしょうか?

もしそうなら、なぜ当会に女性会員がいるのか、よく考えてみてください。

もしあなたが「女性専用車両=痴漢対策だから正しい」と思っておられるのなら、それは物事の「うわべ」しか見ていないということです。

当会サイトをよく読んでいれば女性専用車両が痴漢対策ではなく、一部政治家などの思惑からできたものであることはすぐわかると思いますが(名古屋の女性専用車両も公明党が市議会等で交通局に圧力をかけた結果作られたものです)。

当会の女性会員はそのあたりのことはきちんと理解していますよ。

痴漢冤罪を防ぐための男性専用車や、女性専用車が便利な位置にあるから不公平だ、との声はもっともだと思いますし、改善されるべきだと思います。

当会は「女性専用車両が便利な位置に来るから不公平だ」と言いたいわけではないのですが…(それなら、「不便な位置なら良いのか」という話になります)

また、当会は男性専用車両を希望する会ではありません。

私達はやるなら(政治目的等ではなく)本当の意味で、差別にならない監視カメラなどの痴漢・冤罪対策をしろと言いたいのです。

私達が女性専用車両の位置や他車両との混雑率の差などを問題にすることがあっても、それは「女性専用車両がとても痴漢対策とは思えない代物だから」であって、「痴漢対策よりも自分たちの利便性のほうが優先だから」ではありません。

同じ運賃を支払っているにも関わらず、表向き痴漢対策と称する、政党の人気取りや鉄道事業者の広告料収入のために、男性であるというだけで、なぜ乗る車両を制限されたりするなどの不利益を受けなければならないのかということです。

痴漢は減っていないとこちらで知りましたが、少なくとも私は女性専用車に乗るようになってから痴漢には遭わなくなりました。

女性専用車自体を無くすことはしないでほしいです。男性と接触しないことが、確実な対策になるからです。

厳しいようですが、こういうのを「木を見て森を見ず」と言うのですよ。

女性専用車両導入後、痴漢が減っていないことを知っていながら、「女性専用車両は確実」と言っているわけですから、(あなたにはそんなつもりは無いかも知れませんが)これでは「女性専用車両内さえ良ければ、女性専用車両でない他の車両は関係ない」と言っているも同然です。

「痴漢に遭うことがどれだけ辛いか…」などと痴漢被害の深刻さを強調しておきながら、その一方で女性専用車両以外の車両で今まで以上に痴漢被害が多発していることは全く問題にしていないということですから。

本当に痴漢被害を減らしたいのならJR埼京線で痴漢件数6割減を実現した監視カメラのほうが有効なはずですが、この世間には監視カメラの話を出されると、とにかく何か理由をつけて、監視カメラ案を必死で潰そうとする女性専用車賛成派がいるから不思議なものです。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2014年7月~8月)

2014年7月~8月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回、当会とは別団体の差別ネットワーク様による動画、「絶叫する女 擁護する女」がネット上で話題になったこともあり、大変多数のご意見投稿をいただきました。

ここで紹介できなかったものも多数あります。

ご意見投稿をくださった皆様、ありがとうございました。

また今回は中学生など、若い世代の人から当会支持のご投稿をたくさんいただきました。

皆さんまだ若いにも関わらず、文面からもしっかりした人間性が伝わってくるようで、読みながら感心いたしました。


電車通学の中学生の方からの投稿

●性別:男性

●貴会の活動は度々拝見させて頂いております。 私も通学に電車を利用するのですが、ある日女性専用車両から男性が排撃されるところを目撃し、女性専用車両について疑問を持ち始めました。自分の疑問を具体的な項目毎にまとめ、鉄道各社に問い合わせたりもしました。しかし、回答の期限ギリギリに、しかも一つ一つの項目には答えず、「女性専用車両につきましては、痴漢行為による精神的・肉体的な苦痛を抱えている女性のお客さまがいらっしゃる現状を考え、安心してご乗車いただくために、導入しております。」これだけが返ってくる始末です。これが女性専用車両の現状だと思います。私はまだ中学生ですので、貴会の活動を直接応援することは出来ませんが、将来まだ女性専用車両が残っていたら、是非入会させて頂きたいと思っております。

最後になりましたが、貴会の活動がいつか実ることを祈っております。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

現在中学生ということは物心ついた時から女性専用車が存在している世代の方ということになりますが、あなたのような若い世代の人がこうして女性専用車両に疑問をもち、しっかりと考えてくださっているということ、こちらといたしましても心強く思います。

よく、世の中では女性専用車両は「痴漢対策」だと言われますが、実際には別の目的で推進されたものであるということは当会サイトを度々ご覧くださっているのであれば、よくお分かりいただけるかと思います。

選挙での女性票狙いで女性専用車両を推進した政党の存在。そして女性専用車両導入後、女性専用車両を広告料収入源に利用し始め、その上、痴漢件数が減らないと分かってもそれを隠ぺいしてさらに女性専用車両は続行し、女性専用車両よりはるかに効果の高いことが証明された車内監視カメラも何かと理由をつけてやろうとしない鉄道事業者…

しかし、表向き「痴漢対策」だとか「弱者保護」と言っておけば、女性専用車問題を詳しく知らない人々はたいていそれで納得してしまうので、鉄道事業者としては便利の良い理由なんですよね。

中学を卒業されましたら、当会にお越しください。

お待ちいたしております。


当会へのご意見

●性別:男性

●女性専用車両(この名称には疑問を抱いているが)関連の動画等をみておりこの度メッセージを送信いたしました。

活動応援しておりますので頑張ってください。

自身の意見としましては鉄道会社の社員の理解を深めさせる事が重要と考えております。そのために鉄道会社との意見交換会等の機会を増やして行くことが重要ではないかと考えております。

当会からの回答

※当会にご意見をいただきありがとうございます。

当会は会としてまたは会員個人として鉄道会社に対して直接働きかけることもあります。

これは当会Webサイトに掲載しているものだけに限りません。

実際は掲載している数を大きく超える任意確認乗車/非協力乗車会や鉄道会社への抗議、地方自治体への接触を試みています。

とくに鉄道会社は再三の働きかけによって男性客への言動を大きく軟化させるようになりました。

当会は女性専用車両の廃止を最終的な目標としていますが、鉄道会社社員による声掛けや女性専用車両から男性客を排除する行為に対する抗議もひとつの活動ととらえ、日々活動を行っています。

今後とも当会の活動にご支援をいただければ幸いです。


当会の存在を初めて知られた方からの応援メッセージ

●性別:男性

●このような会があるのを初めて知りました。

暑い夏の通勤ラッシュ時に女性専用車両などがあるのはどう考えても間違っていますし、こんなふざけたやり方ではなく、痴漢対策なら、もっと違うやり方を取るべきです。

私の先輩が発車しそうになった電車に慌てて乗った際、たまたま間違えて女性専用車両に乗ったそうです。

その時はなんとか間に合ったという安心感と、ホッとして携帯をいじっていたので、全く気付かなかったそうです。   しばらくして、いい年したオババが注意してきたそうです。

その先輩は、周りを見て初めて気付き、すごく恥ずかしい思いをしたそうです。

そして次の駅で車両を乗り換えた際に、なんでこんなわざわざ乗り換えまで自分がさせられなきゃいけないんだというのと、恥をかかされたというのと、注意をしてきたのが、痴漢など全く関係ない、いい年したオババという事に段々怒りが沸いてきたそうです。

私は、他人事ながらこの話を聞いてすごく腹が立ちました。

こんなふざけた出来事をなくす為にも、女性専用車両などなくすべきと強く思っておりました。

応援している人はたくさん居ると思うので、がんばって下さい。

当会からの回答

※当会へのご声援ありがとうございます。

ご投稿の件ですが、確かに女性専用車両というものがあるがゆえ起きた事象であり、同時に世間で思われている「痴漢対策・弱者保護」からかけ離れ、一部の女性の「縄張り」になっているということをよく示す事象でもあると思います。

当会の会員の中にも、同じような経験をしたことがきっかけで入会した人が結構います。

もしよろしければ、当会への入会などもご検討ください。


動画をご覧になった(と思われる)方からのご意見

●性別:男性

●専用車両に反対です。 公共交通機関の趣旨を乱す、差別と「わがまま」だからです。静かに非協力乗車をする、無害な男性に対する一部女性の攻撃的なアプローチを見れば明らかです。男性に話かけられた訳でも無いのに、自ら声かけして奇声を上げる行為は、被害者面を装って男性を排除・隔離したいだけです。本当に男性に対してトラウマや苦手意識のある人は、見ず知らずの男性に声かけなんてしないでしょう。

当会からの回答

※ご意見ありがとうございます。

仰る通りで、痴漢対策・弱者保護と言いながら、実際には女性特権車両と化しているのが現状だと思います。

あなたの仰る「自ら声掛けして奇声を上げる」というのは、恐らく差別ネットワーク様の動画(絶叫する女 擁護する女)のことを指しておられると思うのですが、この動画の女性も本気で取り乱しているのではなく、「泥棒が大声を出されるとあわてて退散する」のと同じように、動画の主(ドクター差別氏)が慌てて退散すると思って、わざと大声を出したのでしょう。

大体、移動中は女性専用車両に乗車している時以外、常に男性がいる場所にいるわけですから、本当に男性がいるだけで取り乱してしまうのなら、外を出歩くときは常に「絶叫」していなければならなくなります。


女性専用車両反対派の中学生の方からいただいた応援メッセージ

●性別:男性

●動画サイトで貴会の存在を一年前くらいに知りました。

専用車両には断固反対です。貴会の存在を知るまでは、「もしかしたら期待できるかも」
なんて思っていましたが。たまたま見つけたドクター差別氏の動画や貴サイトを見て真実を知りました。ただの女性向け快適サービスでしかないと。

当初の痴漢対策という目的をはるかに逸脱し、そのおいしさ(広告収入など)に気づいてしまった鉄道会社の行為はもはや罪です。

女性専用車制度が簡単に変わるものではないということは十分承知しています。恥ずかしながら、私は中学生で物心ついた時から女性専用車両があった世代です。そんな中で専用車両に疑問を持てたのは貴方の活動があったからだと思います。世間からの冷たい目にさらされることも多くあると思います。ですが、めげずにこの活動を続けてほしいと思います。応援しています。

当会からの回答

※ご意見・ご声援ありがとうございます。

仰る通り、女性専用車両は痴漢対策ではありません。

当会が長い間活動を続けてきた中で、実は男性も女性専用車両に乗車できることや女性専用車両が痴漢対策になっていないことを知る人も増えてきています。

その一方で、これらの事実を知らない人もまだ多く存在しており、活動の継続の必要性を認識しています。

今後とも当会へのご支援をよろしくお願いいたします。


当会へのご提案

●性別:男性

●インターネット等で活動を知りました。

そこで、アイデアを提供させてください。

女性専用車両ができた背景には痴漢防止とゆう大義名分がついていますが、実際には極端なフェミニスト集団がいると思います。

そこで、彼女らを利用して問題提起をするべきだと考えました。

彼女らは女性の権利、特権などが脅かされるのを極端に反応して活動します。

この特性を利用し逆差別をする事で女性専用車両の存在に疑問を抱かせるべきだと思います。

具体案として女性専用車両が有る電車は女性専用車両以外の車両は男性専用車両との解釈の元、女性を追い出し女性専用車両以外に乗ることを攻撃工作をしてはどうかと考えました、この方法だと女性差別だと言い出すフェミニストが必ず出て来ます、そういった人々に女性専用車両の存在が差別の元凶だと主張して問題を大きく取り上げてもらうべきだと思います。

この提案を是非ご検討のほどよろしくお願いします。

当会からの回答

※ご提案いただきましたことには御礼申し上げますが、このご提案は申し訳ございませんが当会としては受け入れることが出来ません。

なぜなら、女性専用車両以外の車両から女性を追い出そうとした時点で、私達のほうが強要罪になりかねないからです。

女性専用車両に乗っている男性を無理やり移動させようとすれば強要罪になる可能性があるのと同様、女性専用車両以外の車両に乗る女性を無理に女性専用車両に追いやろうとした場合もやはり、強要罪になる恐れがあります。


女性専用車両は女性差別では? とのご意見

●性別:男性

●はじめまして。 このような活動があることを始めて知りました。私は東海地区出身の20代男性です。 さて、私は、女性専用車両が「女性差別」なのではないかと考えています。 誰しも、降りたいホームに一番近い車両に乗る権利があるはずです。女性専用車両は、女性が自由に車両を選ぶ権利を無視していると思います。   と、思うのですが、それを確かめようにも、私の廻りにいる女性は、女性専用車両の利用頻度が低く、5,6人に尋ねたところ「そんなこと、考えたこともなかった」といわれてしまいました。   これはお願いになるのですが、本活動のメンバーに女性がいらっしゃれば、是非、「女性差別」という面についてどう考えていらっしゃるのか尋ねてみていただけませんか。

私見ですが、そもそも女性差別であるということが証明できれば、より多数の味方を得ることができるのではないかと思います。

長文・乱文失礼いたしました。

これからも本活動が隆盛であられますことを心より祈念いたします。

当会からの回答

※女性専用車両は女性差別になるのではないか、女性会員に意見を聞いてほしいとのことでしたので、 当会の女性会員の一人に、あなたからの投稿を見ていただき、回答してもらいました。

以下、あなたのご意見投稿に対する当会女性会員(ハンドルネーム:花水木)の回答です。

◆回答◆

ご意見、ありがとうございます。

私は数少ない「反対する会」の女性会員です。

まず、少々誤解があるようなのですが、「女性専用車両は、女性が自由に車両を選ぶ権利を無視している」のであり、よって「女性差別である」とお書きになっていらっしゃいますが、すべての女性は専用車にも乗れれば、普通車にも乗れるということで、むしろ優遇されているのです。

日本以外で女性専用車両をやっている国のうち、イスラム圏の国々などでは、女性は基本的に女性専用車両にしか乗ってはいけないというルールがあるみたいですし、これなら女性差別にもなると思いますが、日本では、すべての車両に自由に乗れる女性に対して、対する男性は、どんなに空いていても女性専用車両には事実上乗れないという制約があります。ですから、男性のほうが選択肢が狭く、男性こそ差別されていると考えます。

導入された理由は、痴漢対策といわれていますが、実際には痴漢対策かどうかも怪しい上、痴漢対策だとしても、痴漢する男性はごく一部に過ぎないのに、すべての男性を痴漢予備軍として、男性は乗ってはならんという車両を作ることは、男性への大いなる無礼であり、差別です。

私達は、男性女性半々の世界で生きています。

どんな人にも父や母や兄や妹がいます。

我々の会は、男女がいがみ合わず、それぞれの良さを生かして、住みよい社会を目指しています。

今の時代は女性がかなり強くなり、男性受難の時代ではないかと思います。

男性よ頑張れ、男女が手を携えて共に歩んでゆきましょう、そんな思いでこの会に入っています。

ご質問にうまく答えられたでしょうか。

また疑問がございましたら、お寄せください。

花水木


女性専用車両賛成派の女性からの投稿

●性別:女性

●はじめまして。

私は女性専用車両利用者の30代女です。

反対派の方はどんな考え方を持っているのだろうと思い、当サイトを拝見いたしました。

女性専用車両は男性も利用でき、男性が乗ってきたからといって冷たい目で見たり追い出したりするのは許されないことであるというのは勿論わかっています。ので皆様の抗議乗車について何も言おうとは思いません。

ただ私は女性専用車両がある限り利用させていただきますし、廃止には反対をするだけです。

このサイト以外の反対意見を見ると、追い出された、冷たい目で見られたという男性被害者の意見と一緒に、「なんで痴漢にあいそうもないババアやブスが乗っているのか」という意見がとても多いです。(まぁ私もババアですが、ババアでもブスでも痴漢にあう時はあいます)

まぁ、究極ですが、特に痴漢被害にあいやすい人が乗れないからババアとブスはご遠慮くださいと言われたら私は乗りません。それくらい、痴漢被害は多く恐ろしいのです。

女性専用車両ができたところで痴漢は減っていないのは確かですが、専用車両があることで痴漢にあわずに済んでいる人も確実にいます。

小学生中学生で、毎日あうが怖くて何も言えないという被害者は多いです。刃物で脅されながら触られている子もいます。私も似た経験があります。私が中学生の時は女性専用車両はありませんでした。

回りの人が気づかないというのも問題ですが、自分の身は自分で守れで済ませていい問題ではないと思います。

当時専用車両があったら……という思いから、今まさにそんな思いをしている人のためにも女性専用車両を廃止することは反対します。

専用車両で化粧や通話などのマナー違反行為をする女性、男性利用者を追い出そうと騒ぎを起こす人、専用車両に乗ってるのはブスばかりなどという発言をしている人も、痴漢と同罪と考えます。

専用車両は痴漢対策ではないというのが団体の考えであるのはわかっていますが、痴漢を減らすことに役立っていなくても、痴漢にあっても何も言えない人の役には確実にたっている以上、廃止には反対です。

賛成派の一つの意見として書かせていただきました。

ありがとうございました。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

女性専用車両内で痴漢犯罪が発生するのはごく稀でしょうが、全体での痴漢件数が減っていないということは、女性専用車両ができた分が痴漢や冤罪の被害を女性専用車両以外の車両に「しわ寄せ」していることになります。

ですので、「痴漢が減らなくても女性専用車両内の人が助かっているのだからそれでいい」と言うのなら、ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが、これでは女性専用車両以外の車両での被害を「度外視」していることになり、「木を見て森を見ず」ということになってしまいます。

女性専用車両以外の車両では今まで以上に痴漢被害が多発しているし、痴漢する輩も女性専用車両以外の車両でやりたい放題ですから、やはりこれは問題でしょう。

また、女性専用車両を利用する女性の7割以上が「臭いオヤジがいなくていい」「空いてて楽」「化粧や食事ができる」などの、痴漢対策とはかけ離れた理由で賛成しているという調査結果もあります。

誠に残念なことですが、女性専用車両は世間で思われている「防犯対策」や「弱者保護」とはかなり違った利用のされ方をしているということです。

そして当会がいつも申し上げている、そもそも女性専用車両は選挙の女性票欲しさなどで一部の政党・政治家が動いた結果であるということや、一部の鉄道事業者が女性専用車両に女性向け広告を募集し、割高な広告料で利益を得ているというようなこともあります。

こうして見ていくと、女性専用車両を実施している側・利用している側双方が痴漢対策と言いながら、実際にはそこから大きく外れていることがわかります。

私達は女性専用車両がアパルトヘイトに近似の差別であるという観点からも女性専用車両に反対しておりますが、同時に「痴漢対策など建前」の女性専用車両をいつまでも続けるのではなく、本当の意味で痴漢対策・防犯対策をせよという意味でも活動を行っております。

そしてそのために車内監視カメラや警備員等の増員等を提唱しているわけです。

中でも車内監視カメラは痴漢が多いことで有名だったJR埼京線の痴漢件数を約6割も減少させたという、素晴らしい実績を残していますが、これまでそういう提案を行うと、痴漢被害を減らすことを主張していた賛成派が一転して(痴漢件数6割減の実績は無視で)反対し始め、いろいろと難癖をつけて「監視カメラは役に立たない!」と、監視カメラ案を潰そうとして来たりということが何度もありました。

そういう賛成派はその時点で「痴漢被害を減らす」とか「被害者を救う」というのは建前で、「実は女性専用車両を守りたいだけ」ということを露呈してしまい、化けの皮がはがれるわけです。

もちろん、あなたはそんな人ではないと思いますが、もし痴漢被害を本気で減らそうと思うなら、女性専用車両にこだわるのではなく、本当に痴漢被害を減らすためにどうすればよいか、そしてそのように鉄道事業者を動かすにはどうすればよいかを考えていただけたらと思います。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2014年5月~6月)

2014年5月~6月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


男性専用車両を求める投稿

●性別:男性

●国土交通省の取り組みについて

「痴漢のでっち上げ事件」について

されてもいない女性が、お金目的で、「痴漢のでっち上げ」も増えています。

やってもいない男性が、それ一つで、人生が台無しにされます。

「男性専用車両」の試験導入をお願い致します。

男女同じ運賃を払っています。

台湾などでは差別なので、女性専用車両は導入していません。

6両編成以上は、男性専用車両の導入が可能です。

男性専用車両の導入の要請お願い致します。

男女平等の社会です。

何もしていないのに、人生を狂わされる男性を、助けてください。

当会からの回答

※初めに断わっておきますが、当会はサイトに明記しておりますとおり、男性専用車両も含めて「専用車両」には反対の立場の団体です。

したがって男性専用車両の設置を求める活動はしておりません。

投稿者様には期待外れかもしれませんが、当会サイトなどをよくお読みいただき、考えていただきたいのです。

女性専用車両は痴漢対策と言われておりますが、実際には推進した政治家・政党の人気取り政策であり、痴漢対策は建前でしかありません。

ですから当然、「痴漢対策」の延長線上の存在に当たる、「痴漢冤罪対策の男性専用車両」などはまず作られないと考えたほうが良いわけです。

こんな状況で「女性の痴漢被害だけでなく、男性の冤罪被害も深刻なのだから男性専用車両を」と言えば、その時点で「女性専用車両=痴漢対策」というウソにだまされていることになります。

また、今の世の中では「男性専用車両も作るべき」という意見は「女性専用車両のみ設置に賛成」と同じように扱われます。

つまり、女性専用車両の賛否を問うアンケートなどで「男性専用車両もあれば良い」と答えると、それは「女性専用車両に賛成○○%・反対○○%」の「賛成」にカウントされてしまうことが多いのです。

結局、男性専用車両を求める考えというのは、したたかな女性専用車両推進派にうまく利用されるのがオチだと思っておいたほうが良いでしょう。

当会は表向き「痴漢対策」と言いつつ、実際には政治目的や営利目的(広告料収入など)で設置・運営されている女性専用車両が、本来同じ運賃を支払えば誰でも公平に利用できるはずの公共交通機関において推進されていることに異を唱えている団体です。

もちろん、当会といたしましても痴漢冤罪の実態もひどいものであることは認識しておりますし、痴漢やその冤罪を減らすための手段としての車内監視カメラの設置も提唱しておりますが、あなたが痴漢冤罪問題の解決や被害者の救済に主眼を置いておられるなら、痴漢冤罪被害者の団体などを当たられてはいかがでしょうか?


女性専用車両に関する考察のご意見投稿

●性別:男性

●20代半ばの会社員をしてます。私は女性専用車両に反対です。
初めての投稿で、色々な切り口から話したいですが今回は運賃の平等性と男女差別の契機について話します。

はじめに同じ運賃しか払っていないのに男性は乗れない雰囲気があるのがまずおかしいと思います。

痴漢対策らしいとのことですが、痴漢を避けたい気持ちと運賃は別件ではないでしょうか。

誰もが公共機関に乗る以上不快な思いをすることもあり、リスクもあります。他人の音楽、携帯電話、臭い、化粧、顔つき挙げたらキリがありません。

さて、痴漢に襲われている人は痴漢を検挙すればよい。その後どうしても怖いならタクシーかグリーン車に乗ればよい。お金を多く払わず、サービスを受けようとするのがおかしいのではないか。反復にはなるが運賃の平等と、痴漢は関係がない。

また、女性の方に考えていただきたいのは女性専用車両は女性卑下の大きな元になると考えます。

女性専用車両は男性の協力のもと成り立つとすれば、それは男性の慈悲と言い換えてもいいのではないか。

慈悲がある以上男女差別はなくならず、更なる男女差別の契機になると考える。

男性差別、女性差別どちらの面から見ても同じ運賃での女性専用車両は無くすべきだと考えます。

当会からの回答

※ご意見ありがとうございます。

この女性専用車両の問題もいろいろな角度、視点から見ることができると思いますが、少なくとも痴漢対策とは考えないほうが良いと思います。

理由はいつも当サイトで繰り返し述べている通りですのでここでは書きませんが、(もしまだ目を通されていないのであれば)当会サイトの過去の「活動報告」や「ご意見紹介」などもお時間のある時に目を通していただきましたら幸いです。

仮に痴漢対策だと認めたとしても、あなたのおっしゃる通り、だからと言って(痴漢ではない男性も含めた)男性すべてに不利益を与えて良いものではないですが、現実にはおよそ痴漢対策とは言えない実態があります。

ですから、なおさら男性であるというだけで男性に「公共の場での不利益」を与える女性専用車両は許してはならないのです。

「女性専用車両は女性卑下の大きな元」とのご意見ですが、残念ながら女性専用車両に賛成している女性にはそのような考えはないのではないかと思います。

逆に女性専用車両をはじめとする女性専用エリアを自分たちの「既得権益」のように捉えている者も少なくないのではないでしょうか?

しかし、女性がすべてそんな人かというと、そんなことはないと思います。

時折、当会に女性専用車両反対派の女性からご意見投稿いただくこともありますが、そういう人は大変知的というか、物事を「うわべ」で判断せず、そのウラ側もきっちりと見抜く、なかなか鋭い人であることが多いです。

そういう人なら、あなたの考えも理解してくださるかもしれません。


非協力乗車に疑問を持つ反対派からのご意見

●性別:男性

●私は女性専用車両には反対であり、貴団体の目的や思想には合致するところが多いのですが、 活動報告を見ていて、いろいろと思うことがあるので意見をさせていただきます。

非協力乗車を行っているとのことですが、周囲の人から見れば、「何やら訳の分からない人たちが乗っている」としか見られていないのではないかと思っています。

活動報告を見ていると、貴団体は「女性専用車を廃止すべく活動している」のではなく、「女性専用車にも男性が乗れることをアピールする」ことが目的になっている感が否めません。

非協力乗車ばかりでなく、鉄道会社相手に裁判を起こすとか、メンバーで女性専用車に反対する内容の本を書く(新書など)などの行動を起こしたほうが良いのではないでしょうか。

当会からの回答

※当会がなぜ「鉄道会社相手に裁判を起こす」のではなく、非協力(任意確認)乗車を行っているか、その理由をご説明いたします。

鉄道事業者は女性専用車両を「任意協力」にしています。

しかし普段、利用客に対しては任意協力であることを隠しながら、事実上の「強制」のような運用をし、それでいて訴訟を起こされると、今度は裁判所に対し、「任意だから問題ない」という主張を行います。

お分かりいただけましたでしょうか?

「任意協力」は鉄道会社の「訴訟対策」なのです。

つまり、裁判を起こしたところで「任意だから問題ない」という結果になるのは目に見えているわけです。(実際にそういう判例が過去、いくつもあります)

鉄道事業者は「任意協力」で、法的な問題に引っかからないようにうまく逃げ、その一方で利用者には「女性専用車両」という名前で強制的なものと思わせて、「利用者が勝手に協力している」ということにして片付けようとしているわけですから、当然私達とすれば「ならば実際に乗ってやろう」となります。

また、女性専用車両に男性が乗れることを世間にアピールすることは女性専用車両の形骸化につながりますし、最終的には廃止にもつながるでしょう。

そして、非協力乗車を行ってきたからこそ、当会を含む反対派の活動が徐々に世間に知られはじめ、一部マスコミでも取り上げられたりするようになったわけです。

そして、そうした中から女性専用車両問題に関心を持ち、インターネットなどで調べて「今まで何も知らなかったがそういうことだったのか…」と専用車両の問題性に気付く人も出てくるわけです。

あなたからすれば、「非協力乗車はわけの分からない人が乗っていると思われるだけで、無意味な活動」ということなのかもしれませんが、実際には当会の過去のご意見紹介を見ていただいてもお分かりいただける通り、批判ばかりではなく、支持・賛同の意見も多数届いています。

鉄道事業者相手に裁判を起こしても、先に述べたとおり「任意だから問題ない」で終わりですが、非協力乗車に関しては鉄道事業者も女性専用車両を「任意協力」にしている以上、実際に乗る男性がいても強制排除はできませんし、もしそれで何か問題が起きれば、結果として何らかの対応(社員教育など)をせざるを得なくなります。

以前は私達が非協力乗車していると、電車を止めてまでしつこく声掛けを行ったりしていましたが、今ではそういうことは少なくなりました。

これも鉄道事業者の対応の変化です。

そして、男性が専用車内にいることが珍しくなくなれば、女性客からの声掛けも少なくなってきます。

その結果、本来「任意協力」である女性専用車両に男性が乗ることの抵抗も少しずつですが薄れていきます。

本を出すことについては、過去に当会内で意見として出たことはあるものの、今のところインターネット上でも情報発信できることなどから、具体化はしていません。


背伸びがしたい人(?)のご意見

●性別:男性

●Youtubeの動画も見ての意見で、非協力乗車についてですが、女性専用車両は、名称はどうあれ、痴漢防止対策を目的とした一種のマナーであると考えます。

例えば、昨今携帯電話需要で利用者が増え、携帯電話に対する車内通話や、優先座席での携帯電話の使用は、鉄道会社では禁止されていますよね?でも、これを犯したからと言って法的には捌かれることは無いですよね?しかし、マナー違反であることには変わりありませんし、少なからず他人に迷惑をかける行為であることから、これらは禁止されていることは理解できますか?

そこを、例えば経済的に携帯電話を持つことが生活上厳しい人が居るとして、携帯電話は裕福層が持つ物として、これらを禁止されれば、裕福層に対する差別だ!とあなたたちは訴えますか?

たしかに、事細かに取り上げれば差別かもしれませんが、こんなこといちいち言う人も居なければ考える人も居ないと思いませんか?

今の日本、実際そこまで生活に困ってる人は居るにせよ、裕福でなくても大抵携帯電話は持っていますよね。

つまり、「非協力乗車」というのは、法で裁かれる事がないからといって行うマナー違反行為です。
マナー違反と性差別は別問題です。

もっと根本を考えましょう、あなたたちの行動を見ていると、子供の幼稚で稚拙なわがままにしか見えないですよ。

マナー違反はいけませんので、現段階で女性専用車両に乗ることは、即刻おやめください。

乗りたいなら、きちんと意見を通してください。

意見を通すことと、女性専用車両に乗ることは別です。

大人ならそれくらいのモラルは持って行動してほしいものです。

当会からの回答

※やたらと「上から目線」ですが、ご意見投稿なさる前にきちんと当会のサイトはご覧になったのでしょうか?

Youtubeの動画も見ての意見で、非協力乗車についてですが、女性専用車両は、名称はどうあれ、痴漢防止対策を目的とした一種のマナーであると考えます。

「女性専用車両は痴漢対策ではない」ということも、「女性専用車両はマナーではない」ということも、当会がサイトなどで過去、何度も申し上げてきたことですが、ご存知なかったのですか?
大体、一部の政党・政治家が痴漢対策を「建前」にして推進してきた人気取り政策、すなわち「政治目的に利用されてきた女性専用車両」を、「痴漢防止対策を目的とした一種のマナーであると考えます」などと大真面目で言っている時点で噴飯ものです。
マナー云々にしても、鉄道事業者自身が、「男性が女性専用車両に乗ってもマナー違反ではない」と認めていますし…http://t.co/fSSqdhw54Q

なぜ駅や車内のマナー啓発ポスターに、「男性は女性専用車両に乗らないで」というものが存在しないのか、よく考えてみれば分かるでしょう。

例えば、昨今携帯電話需要で利用者が増え、携帯電話に対する車内通話や、優先座席での携帯電話の使用は、鉄道会社では禁止されていますよね?でも、これを犯したからと言って法的には捌かれることは無いですよね?
しかし、マナー違反であることには変わりありませんし、少なからず他人に迷惑をかける行為であることから、これらは禁止されていることは理解できますか?

本人の意思でする・しないを決められる「車内通話」や「優先席付近での携帯電話の使用」を禁止することと、本人の意思や努力ではどうにもならない「性別という属性」で人を排除しようとする女性専用車両は根本的に異なるということも、これまで過去に何度も当会サイトで述べて来ていますが、ご存知なかったのですか?

大体、法治国家の日本において、公共の場である車両から、本人の意思や努力では変えることのできない「男性」という生まれつきの「属性」を理由にして排除を行うことは、それ自体、「人種という属性」を理由に黒人を公共の場から排除したアパルトヘイトと同じと言われても仕方の無いものであり、そちらのほうが法的に非常にまずいことであることは理解できますか?

それゆえ、鉄道事業者は男性の乗車を禁止していない(できない)のです。携帯電話を優先席で使用したからと言って法的に何も言われないのとは、全くわけが違うということは理解できますか?

先の「痴漢防止対策を目的とした一種のマナーであると考えます」という発言にしてもそうですが、これらのことから、あなたが当会サイトもろくに読まずに批判の投稿をしてきているのが丸分かりです。

そこを、例えば経済的に携帯電話を持つことが生活上厳しい人が居るとして、携帯電話は裕福層が持つ物として、これらを禁止されれば、裕福層に対する差別だ!とあなたたちは訴えますか?
たしかに、事細かに取り上げれば差別かもしれませんが、こんなこといちいち言う人も居なければ考える人も居ないと思いませんか?今の日本、実際そこまで生活に困ってる人は居るにせよ、裕福でなくても大抵携帯電話は持っていますよね。
つまり、「非協力乗車」というのは、法で裁かれる事がないからといって行うマナー違反行為です。
マナー違反と性差別は別問題です。

言っていることが支離滅裂ですよ。例え話で当会を説き伏せようとしているつもりかもしれませんが、大体、「貧しい人がいるからと言って携帯電話の使用が禁止になったら、それを裕福層に対する差別だと訴えますか?」などというあなたの発想自体、あまりにも馬鹿馬鹿しいです。

しかも、それ(携帯禁止)に対して、「裕福層に対する差別だ!」などと主張することと、当会が(痴漢対策は表向きで実際にはウラのある)女性専用車両に反対していることを、何の根拠もなく一緒にして、「携帯は裕福でなくても大抵誰でも持っている。だからこんなことでいちいち裕福層に対する差別だと騒ぐのはくだらないことだ。つまり非協力乗車は法で裁かれないからといって行うマナー違反行為なのだ。」などと支離滅裂な自論を展開した挙句、「マナー違反と性差別は別問題です」という”正論”を述べているつもりになっているのだとしたら、呆れてものが言えません。

あえて言うなら、「マナー違反と非協力乗車は別問題」でしょう。

これらを見る限り、あなたはかなり思い込みの激しい人ではないでしょうか?
周囲から、「君の言っていることは、わけが分からないよ」と言われることが多くないですか?

もっと根本を考えましょう、あなたたちの行動を見ていると、子供の幼稚で稚拙なわがままにしか見えないですよ。
マナー違反はいけませんので、現段階で女性専用車両に乗ることは、即刻おやめください。
乗りたいなら、きちんと意見を通してください。
意見を通すことと、女性専用車両に乗ることは別です。
大人ならそれくらいのモラルは持って行動してほしいものです。

あなたがもっと根本を考えましょうよ。当会サイトもろくに読まずに、非協力乗車は「マナー違反」だとか、「携帯の車内通話と同じ」などと、過去に反論済みのことを主張して来たり、支離滅裂な例え話をしてきたりでボロ出しまくりなのに、当の本人がそれに全く気付かず、「上から目線」で一生懸命に大人ぶっているのですから笑止千万です。で、そんなあなたが、「あなたたちの行動を見ていると、子供の幼稚で稚拙なわがままにしか見えないですよ」と言っても説得力のかけらもありません。あなたが大人になってください。

こんな調子では恐らく、周囲からも軽く見られて一人前扱いされていないのではないでしょうか?
何だか、あなたの投稿を見ていると、「俺は最低の存在じゃない!こいつら(当会)よりは上なんだ!」というあなたの「心の叫び」が聞こえてくるような気がします。

あなたは否定されるかもしれませんが、本当に人の上に立てる「立派な人」なら、自然と周囲の人から信用・尊敬されるので、あなたのような行動をとる必要は無いのですよ。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2014年3月~4月)

2014年3月~4月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


女性専用車両反対派の方からのメッセージ

●性別:男性

●貴会の活動については、YouTubeで拝見させて頂きました。 私も、女性専用車両には基本的に反対の立場です。女性専用車両の設置が、鉄道会社の小手先の対策である事、警察のやる気のなさを表す施策だという事は、明らかだと思います。 鉄道会社や警察が、データを公表しないことからも、それが証明してると思います。 私の意見ですが、もし女性専用車両を存在させたいのなら、追加料金を徴収させるべきだと思っています。 特別なサービスを受けるのですから、それぐらいなされるべきであり、それがなされないのであれば、廃止して頂かないと男性としては割に合いません。 それと、貴会の活動についてですが、駅員の暴言等に対し、大人しすぎではないでしょうか? 駅員の暴言等は、立派な鉄道営業法違反であり、貴会は告訴すべきだと思います。

鉄道営業法第24条 鉄道係員職務取扱中旅客若ハ公衆ニ対シ失行アリタルトキハ三十円以下ノ罰金又ハ科料ニ処ス

この文言に関して、自分は警察から「受け取ったほうが失行に当たると思ったら、告訴できる」との言質を取ってます。 ただ、駅員に対し抗議するだけではなく、鉄道側の犯罪と思われる行為には、毅然とした対応を取るべきだと思います。 そうすれば、鉄道会社側も対応を変えてくると思います。 最後になりますが、貴会の活動を応援しています。

当会からの回答

※当会に応援のメッセージをいただき、ありがとうございます。

女性専用車両の設置は鉄道会社の小手先の対策というよりも、どちらかというと某政党・政治家のごり押しの結果と言ったほうが近いと思います。

各都市の地下鉄は市議会などからの某政党による圧力が非常に大きかったですし、また関東の鉄道事業者の多くはラッシュ時の混雑悪化や安全確保などの問題から導入を渋っていたものの、当時の国土交通省が強力に働きかけて、結果、関東のほとんどの鉄道事業者が2005年に一斉に女性専用車を行う羽目になりました(その時の国土交通大臣が、やはりその某政党の人間でした)

「女性専用車を存続させたいのなら、追加料金を取るべき」とのことでご意見をいただきましたが、実は2003年(=まだ女性専用車実施路線がごく限られていた頃)の国土交通省が出した報告書でこれは否定されています。

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf

報告書を見るとお分かりいただけるかと思いますが、当時の国土交通省は「女性専用車に追加料金を取るべき」といった意見のほか、「男性専用車も作るべき」「女性専用車以外の方法で対策せよ」といった意見が出ることを予測し、それに先回りするかのように最初から否定していたのです。

つまり、「追加料金や男性専用車併設などの発想がなかった」というわけではなく、そういう意見は最初から「意図的に無視するつもりだった」ということです。

(報告書の中では「国土交通省が意見を聞くために集めた人の声」ということになっていますが、これは国交省が「自分たちが言ったのではない」ということにするために、そのようにしているものと思われます)

中には関西地区のJR西日本などのように、自分からどんどん積極的に女性専用車を進めてきたような鉄道事業者もありますが、こちらは全く混雑しない昼間まで女性専用車を完全終日実施し、「乗っていますか?女性専用車」「毎日終日実施しているからいつでも乗れる」「女性専用車、もう私の習慣です」などと宣伝するなど、明らかに女性専用車を「売り物」にしています。

つまり、どちらにしても痴漢対策・防犯対策など「ただの建前」ということです。

「痴漢対策」が「建前」だからこそ、痴漢件数が減らないとわかっても痴漢件数のデータを隠してまで、女性専用車だけはしっかり続けるわけです。

あと、鉄道営業法に関してご教示いただきありがとうございます。

当会はこの法律についても認識はしておりますが、24条の解釈を深く考えたことはありませんでした。

当会サイトの活動報告にもあるように、当会はこれまでにも会員に暴行をはたらいた女性客を不本意ながら法に基づき逮捕したことがあります。

一方で、鉄道会社社員に対する取り締まりは諸事情により難しいのが現状です。

ホーム上の駅係員は正規社員ではなく業務を委託されている警備員である場合もあります。

しかしながら、当会には法律に詳しい会員も在籍しているため、今回ご提供いただきました情報は詳しく検討させていただきます。

今後とも当会のご支援をよろしくお願いいたします。


動画を見て当会の活動を知られた方からのご意見投稿

●性別:男性

●こんにちは。動画を拝見して、こちらの活動を知りました。動画を見て感じたのですが、「女性専用車両」+「体の不自由な方」の記載になった事により、より一層に一般男性が乗車出来ないと受け取れる表記になってしまいましたね。特にJRの駅員の態度が酷いですが、まるで女性専用車両にいる男性を犯罪者扱いにしている事は明らかですが、これは男性陣に対して協力して頂いていると言う「感謝の気持ちが皆無である」と言う姿勢に問題があると思います。特にJRは国鉄時代から名残りで、常に「電車に乗せてやっている」と言うお上意識が強い企業なのであり、これは鉄道ファンならば常識な話です。いくら民営化されたと言っても、年配者の方は、常に上から目線なので、あの様な命令口調になっているので、他社とは異なります。また西武球場の女性専用席の件ですが、あれは自由にやらせてはどうでしょうか?西武ライオンズはパリーグの中でも、人気が無い球団であり、観客席はガラガラの球団であり、いつも無料券を配布しているのです。本当に赤字球団であり、最近もサーベラスの外資ファンドに買収されて廃止の危機になったほどです。だから、西武球場に関してku椈@△曚辰箸い討盥修錣覆い抜兇犬討い泙后・・w)

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございます。

「男性の小学生以下のお子様や体に障害のある方、及び介護者は女性専用車にご乗車できます」などと言われると、たいていの人はそれ以外の男性は乗ってはいけないものと思い込んでしまいますが、実はそれ以外の男性の乗車については「触れていないだけ」なんですね。

この辺も含めて今後、周知していかなければと思っております。

西武球場の女性専用席ですが、当会はあくまで女性専用車問題に取り組む団体であり、これ(西武球場)については会としての抗議活動を展開することは考えておりません。

当サイト内「反対する会ニュース」の記事をご覧になってのご意見かと思いますが、あれは女性専用車両があることによって、鉄道とは全く別の分野にまで、緊急性のない女性専用○○が当たり前のように作られていくようになるという、「女性専用車の弊害」を言いたかったために取り上げたものです。

もっとも、いくら赤字とはいえ、安易に女性優遇に走るのは感心しませんが…


愛知県の方からいただいた、名古屋市交通局についての報告

●性別:男性

●専用車両限定広告調査を見ていたときに、愛知県の名古屋市営地下鉄東山線の女性専用車両の広告が、女性向けの広告しかないことに気がつきました。(女性専用時間にならない休日に乗車)

広告案内の中に、「女性に向けたイメージ訴求に最適、東山線女性専用車両乗降扉窓ステッカー」というのもありました。商業利用に近い感じになってると思います。

また、女性専用車が適用されない休日のもかかわらず、女性専用車車に乗車中の女性が、乗車しようとした男性に向かって「まだ、9時になってないこの車両にのるな」と言っていました。なお近くにいた駅員によりその場はおさまりました。 これにより、平日というのも分かってない女性がいるというのも分かりました。 やはり、女性専用車はあるべきでないとおもいます。 この先の調査、活動頑張ってください。将来女性専用車がなくなることを期待します。

当会からの回答

※この度は当会にご意見投稿ありがとうございます。

名古屋市交通局も女性専用車を金儲けに利用し始めましたか…

世間では「女性専用車は痴漢被害が深刻なために苦肉の策として設置せざるを得なくなった。だから女性専用車両が設定されるのは仕方がないし、文句を言うなら痴漢をなくしてから言うべき。女性専用車両反対という者は痴漢被害者の気持ちが分かっていない」という認識が当たり前のようになっていますが、実際には「痴漢対策」など、世間の目をごまかすための、うわべの理由であり、鉄道事業者は女性専用車設定後も痴漢の件数が減っていないことを隠し、「公共の場におけるアパルトヘイト並みの差別だ」という非難の声があるにも関わらず、世間がいまだに「女性専用車=痴漢対策」と信じているのをいいことに、痴漢対策とは到底言えない女性専用車を続けています。

これだけでも十分問題なのですが、さらにその上に(世間が痴漢対策だと信じている)女性専用車を広告料収入源に利用し始めるなど、公共交通機関として言語道断です。

当会は関東・関西を中心に活動しておりますが、それ以外の地域についてはやはり地元の方が中心になって動かないと、専用車反対の動きはなかなか具体化してきません。

もしよろしければ、当会に入会申し込みいただければと思います。

(投稿者の方だけでなく、東海地区の専用車両反対派の方でこのページをご覧の方、いらっしゃいましたら是非、入会申し込みフォームより、当会まで入会申し込みください。お願いいたします。)


社会に蔓延する女性優遇についてのご意見投稿

●性別:男性

●以前相鉄に乗ったとき貫通扉にはこの先女性専用、男性の方の通り抜けはご遠慮くださいの表示見たような気がします。千葉のローカル線小湊線の飯給の駅前には庭園みたいなトイレがありますが女性専用で男女共用や男性用がありません。詳しくは花園トイレで検索。 ナニコレ珍百景では兵庫にある喫茶店には水族館みたいなトイレがあると出てましたが実は女性専用で男性用はありません。しかも運営者は男性です。名前はムーミンパパみたいです。しかも関西は女性専用王国です。 話違いますが、ゲームセンターによってはプリクラには男性の方のみのご利用はお断りしますの張り紙してます。 どう思いますか?

当会からの回答

※当会が取り組んでいる女性専用車両だけでなく、今の日本の世の中は女性優遇だらけですが、レディースデーや男性お断りのプリクラなど、私企業がやっていることについては、冷遇された側としては気分が悪いものの、公共交通機関や公的なものがやっている女性優遇に比べると、社会的に大きな問題にはしにくいですし、また世間からも大した問題とはみなされないというのが、残念ながら現実だと思います。

もちろん、利用者の抗議によって改められた例も少なからずあるので、私企業に文句を言っても無駄などと言うつもりは決してありませんが、今の日本では私企業ばかりでなく、交通機関などの公共性の高いものや公営のものまでもが当たり前のように女性優遇をやっており、これは(私企業とは違って)本来ならば許されないことです。

ですから、まずはより問題性の大きな、公共交通機関やその他公的なものがやっている女性優遇を問題にする必要があろうかと思います。

しかし、そのためには「少なくとも公共性の高いもの・公共性の高い場所での女性優遇はしてはならないことだ」という世論を、どんなに地道でも作り上げ、大きくしていくしか方法はないかも知れません。

しかし、そうやって世論を喚起していくことが、最終的には公共のものだけでなく、「私企業の女性優遇も許されにくい環境」を作っていくことにつながるでしょう。


当会へのご意見

●性別:男性

●初めてメールします。 私は男性に女性専用車両に乗ないことを、強制もちろん任意でお願いすることも、男性差別だと思います。

貴会はどうして、任意協力はオーケと妥協するのですか?

強制と任意、程度の差はあるかもしれないが、性別という属性で差別されているのは同じじゃないですか?

もし、これが”白人はなるべくこの車両に乗らないでください。白人はドロボーが多いので。”ということになれば問題でしょう。

安易な妥協はしないで、運動を続けてください。

当会からの回答

※ちょっと勘違いされているようなので申し上げますが、当会は「任意協力なら女性専用車両はあってもOK」とは言っておりませんよ。

ただ、一気に無くそうとしてもそれは無理ですから、鉄道会社が任意協力ということにしつつ、利用者にはその任意協力であることを隠蔽し、強制であるかのように見せかけて女性専用車を維持している以上、まずはそこを改めさせなければということでやっております。

当会会則にも書いておりますとおり、当会の最終目的は「女性専用車両の廃止」です。


男嫌いを自称する女性からの投稿

●性別:女性

●反対する意味がわかりません。

私は通勤ラッシュの際に一般車両で見知らぬ男性に突然後頭部を殴られました。

それ以来、ラッシュ時間は女性専用車両しか乗りません。

まあ男性からしてみれば女が殴られようとどうでもいいんでしょうけど(笑)男性の皆様は暴力大好きですもんね!

女性専用車両を廃止し、男性が電車内で痴漢し放題、暴行し放題、楽しそうですね。

当会からの回答

※「男嫌い」というハンドルネームでご投稿いただきましたが、当会サイトをきちんと読めば、なぜ反対しているのか分かるはずですし、ましてや当会が「女が殴られようとどうでもいい」などというスタンスでやっているのではないことぐらい、すぐ分かるはずですが…

「男性の皆様は暴力大好きですもんね!」「女性専用車両を廃止し、男性が電車内で痴漢し放題、暴行し放題、楽しそうですね」とのことですが、これは本気で言っておられるのでしょうか?

当会内では「釣りでは?」という意見もありましたが、もし本気で言っておられるのなら一度、専門家のカウンセリングを受けられたほうが良いかと思います。

車内で見知らぬ男性に後頭部を殴られたというのであれば、悪いのはその男であって男性一般ではないはずです。

あと、「女性ばかりなら安心・安全」と思い込んでおられるようにも見えますが、もしそうならそれは大間違いであると申し上げておきます(下記)。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100905-OYT1T00146.htm(アーカイブ)(現在はリンク切れ)

地下鉄駅で81歳女性、女に包丁で切られ死亡

 5日午前7時55分頃、名古屋市中区金山1、市営地下鉄名城線金山駅の改札口近くの女子トイレ前で、30歳代の女が、同市港区辰巳町、奥田トシさん(81)をいきなり包丁で切りつけた。

 奥田さんは右肩などから多量に出血し、救急車で市内の病院に運ばれたが、同9時20分頃、死亡した。

 愛知県警中署によると、女の身柄はすでに確保しているが、女自身も手に軽いけがをしており、市内の病院での手当てが終わり次第、殺人容疑で逮捕する方針。女は奥田さんと面識がないといい、同署は通り魔的な犯行とみている。

読売新聞 9月5日(日)9時20分配信

当会に寄せられた「珍説」

●性別:女性

●女性専用車両はアパルトヘイトと言いますが、アパルトヘイトとは人口2割程度しかいない白人に対する優遇政策ですよね?

日本の男女比は若干男性が多いですがほぼ半々ですよ。理解を得られない理論だと思います。

当会からの回答

※優遇される白人が2割程度ならアパルトヘイトだが、白人が5割になればアパルトヘイトではなくなるのですか??

「アパルトヘイトか否かは黒人と白人の比率によって決まる」…これはまたかなりの”珍説”ですね。

問題なのは人種や性別という、人間が生まれ持った属性で差別していることであって、「被差別者」と「そうでない者」の割合ではありません。

理解を得られないのはあなたの方だと思います。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2014年1月~2月)

2014年1月~2月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回は当会への応援のメッセージを多数いただきました。

ありがとうございます。


当会への応援メッセージ(1)

●性別:男性

●貴会のHPを拝見させていただきました。

私は「女性専用車両に反対」というよりも「女性専用車両だけがあることに反対」という立場です。というのも、男性専用車両があればいいなぁと思っていまして、この車両があれば列車1編成全体の男女の定員が等しく保たれると考えたからです。しかし、過去の質問者さんに対する男性専用車両に関する貴会のご回答や「当会によく寄せられる質問」から、実現は難しいと承知しております。

 最近の1車両は定員数が約160人だったと思います。それを考えると平日のラッシュ時間帯に最大で160人の男性が混合車に流れ込んでいる、あるいは仕方なく次の列車を待っているのですからたまったものではありません…

 私も監視カメラ導入は賛成していますし貴会には期待しております。

応援しています、頑張ってください!

当会からの回答

※当会への応援のメッセージありがとうございます。

すでにご承知いただいている通り、男性専用車両の実現はまずないと思ったほうが良いと思います。

また、世間では男性専用車両を求める意見は得てして女性専用車両のみでも全く構わないという「無条件賛成」と一緒にされがちです。

インターネット上のサイトなどで時折行われる女性専用車両についての賛否のアンケートなどでも、実際のところ、全く実現していないし、実現しそうにもない男性専用車両の存在を前提に女性専用車両に賛成している意見がかなり多く見られます。

これは、下手をすれば男性専用車両併設派がしたたかな女性専用車両推進派に利用されかねないということでもあるのです。

女性専用車両が全国的に広がりを見せた2000年頃から2005年頃にかけて、政党(政治家)や警察、省庁(国交省)、その他各方面のいろいろな勢力が女性専用車両を導入させようと、目の色を変えて鉄道事業者に圧力を掛けていたことがありました。

このことからも分かるように、女性専用車両はその実現・拡大自体がそもそもの目的だったのです。

ですから、痴漢冤罪が大きな問題になっているにも関わらず、いつまで経っても男性専用車両は作られる気配もないですし、また女性専用車両よりもはるかに効果の高いことが証明された監視カメラでさえ、なかなか導入は進みません。

単に女性専用車両の存在によって、車両の混雑率が違ってくるとか、駅によっては便利な位置に女性専用車両が来るというようなことだけではなく、この女性専用車両の問題はいろいろな方面の思惑の絡んだ、もっと根の深いものだということを世間にもっと知っていただければと、当会は考えています。


当会への応援メッセージ(2)

●性別:男性

●ときどきサイトを見させていただいてます。すばらしいですね。

未だに日本は法治国家だということを理解していない人がいることには正直驚きを覚えます。

大変でしょうが頑張ってください

私も友達にはつたえていますので

当会からの回答

※当会サイトを時々ご覧くださり、友人にも当会サイトの存在を知らせてくださっているとのことで、ありがとうございます。

これからも頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。


当会への応援メッセージ(3)

●性別:男性

●素晴らしいサイトですね。

本当に女性専用車両は無駄で男性が犠牲になるものです。

今日ホームに行くとドアが閉まりますのアナウンスが流れたので、慌てて乗ろうとしたら入口迄満員の車両ばかりで唯一空いてる車両に乗った車両が女性専用車両でした。気づかず2駅程過ぎた頃に目が合った女ににらまれて気づき、すぐに車両移動しました。

本当に迷惑ですし表記を変えるか全車両防犯カメラ搭載して専用車両を廃止して欲しいです。先ほど鉄道会社に苦情入れました!

当会からの回答

※当会に支援のメッセージありがとうございます。

もうご存知かとは思うのですが、本当は女性客に睨まれたからと言って移動する必要はありませんよ。

もちろん、一人で乗車し続けるのは慣れないとなかなか勇気のいることですが、あなたは法的に義務のないことを半ば強制されたも同然なのです。

もしよろしければ、当会への入会もご検討ください。


当会への応援メッセージ(4)

●性別:女性

●はじめまして。

かなり前から貴会の活動を拝見しておりました、○○と申します。

当方、個人情報保護法を学んだ経験があるのですが、JR西日本の主張である「録音された声が個人情報だから聞けない」とは、ナンセンスにも程があります。

(反対する会注…当会サイト内「活動報告」2013年12月 関西本部:新大阪駅抗議の報告のページ参照)

そもそも個人情報保護法において、『個人情報とは生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名・生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合でき、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む)』とあり、録音した声が「他情報と組み合わせて特定個人を容易に識別」など出来ない、個人情報に該当しないのは常識的に考えて明らかです。

まして、個人情報保護法は個人情報等を適切に管理すべき事柄や事業者と国の指針を定めたものであり、私人と私人のトラブルの際に録音したテープを聴いてはならないなど、余りにも馬鹿げた話です。

もちろん、この程度のお話は、長年活動を続けていらっしゃる貴会の方々ならご存知だとは思いますが、JR西日本の言い分はあまりにも無知過ぎると思い、応援のメールを送りました。

私は地方の人間で、7年前、仕事で東京に行くまでは女性専用車両の存在を知らず、初めて見た時は「こんなものもあるんだ~」くらいにしか思っていませんでしたが、朝のラッシュ時に一般の車両は男性陣がギュウギュウで、専用車両はガラガラ、明らかに不自然だと思いました。

そして、極めつけは女性専用車両の方に(半ば、満員電車から押し出される形で)入ってきた、杖を持った年配の男性に対し、概ね40台半ば~50代くらいだろうと思われる女性が「こっちは女性専用車両ですよ!」と、声を荒げたのを見たときは正直、ドン引きしましたね……

つい、私が間に入れるように席を空けて、「こっち空いてますし、良かったらお掛けになりませんか?」と、その男性をかばう形で言いました。

実際、杖持ったよぼよぼのじーちゃんに、あんな満員電車に戻れと……?

人の心が少しでも残っていれば、そんな事言えないと思います。

その女性、あたかも「あなた、女のくせに専用車両入ってきた男を庇うの!?」みたいな凄い目つきで私を睨みつけてきましたけど、私はそのまま本に目を落としてガン無視してましたよ。

言っちゃ何だけど、当時、23歳だった私ならまだしも、あんたこそ痴漢になんか遭わないだろうとw

それに、専用車両に乗ってる女性って身勝手な人が多く(平気で化粧したり、食べ物食べたり……電車は、あなたの部屋じゃないっての)正直、嫌な気分になる事もあります。

痴漢対策だったら、専用車両よりも身体の密着を避ける為の混雑の緩和、監視カメラの導入、ポスター等で「痴漢は犯罪です。一生を棒に振りますか?」などの周知、警備員や車掌による見回りなどの方が明らかに効果があるだろう事は推測できます(貴会では、データとしてもお持ちでしたね)

そして、貴会のおっしゃる通り、女性専用車両は不当な男性差別に繋がる事ですし、憲法で保障される無差別平等原則に違反する恐れは高いと、法を学んだ私も思います。

私はもう地元に帰っており、移動もバイクや車で公共交通機関を使う機会が殆どないので関わる機会もないのですが、まだまだ日本中にそういうアパルトヘイトじみた行為が多々あるのでしょう。

不当に弾圧されたり歴史を歪曲されて、やってもいないことをやったと言われても文句を言わない人が多い日本人ですが、そんな中、間違っているものは間違っている、正しいものは正しいと声をあげて活動をされている貴会はとても立派な、そして正しい活動をなさっていると思います。

心無き中傷や悪質な鉄道会社などに負けず、これからも頑張ってください。

最後に、まだまだ寒い日が続きますので、会員の皆様方におかれましては風邪など召されぬようご自愛ください。

当会からの回答

※当会への支援のメッセージ、誠にありがとうございます。

私達もこういう活動をやっているので、女性専用車両賛成派の主張に接することも多いわけですが、賛成派の男性には「俺は女性のことも考えてやれる男なんだぞ!男として立派なんだぞ!」というアピールがしたいだけで、本当に女性のことを思っているわけではないのが丸分かりの輩が多いですし、また賛成派の女性にも「女性専用車両に反対するなら痴漢対策の代案を出せ」と言っておきながら、車内監視カメラの効果の話をすると、(痴漢対策としての効果は度外視して)監視カメラに猛然と反対してきたりするような「女性専用車両という既得権益」を守りたいだけなのがバレバレな者が少なくないわけですが、あなたの知的な感じのするご投稿を読んでいると、こうした賛成派の主張とは本当に対照的だなと感じます。

当会の女性会員もそうですが、やはり女性で女性専用車両に疑問を持つ方というのは物事を表面だけ(例えば「女性専用車は痴漢がいるんだからしょうがないでしょ」という見方)で見るのではなく、そのウラ側というか、本質まできちんと見ておられる方が多いように思います。

私達の活動はともすれば世間から「変な男どもが訳のわからないことをしている」などと誤解されがちですが、そうした中、女性がいてなおかつ法的な知識も持っておられるとなれば、これは非常に貴重な戦力になるわけで、できることなら是非とも当会に入会していただきたいところですが、あなたはすでに地元に帰られているとのことで、なんとも惜しいというのが正直な気持ちです。

これからも、もしよろしければまた当会サイトを時々ご覧いただけましたら幸いです。


女性専用車両への疑問

●性別:男性

●女性占領車両をつくるのはいいのですが、その管理費とかは男性の利用料金にも入ってるとみていいのでしょうか?

ふと、女性は利用車両が多く、男性は利用サービスがその車両分すくないので料金は別にすべきではないでしようか?

女性占領車両つき切符と通常切符で料金をわけるべきです。

通常車両にも女性はいるため、また利用者の半分以上は社会人男性が多いはずです。

サービス提供の質が違いすぎるのでは?

電車のサービスを考えた場合、本数と車両の大きさかと。経営側でもコストを考えると本数と車両数にかかわる管理費、人件費が大きいはずです。対象者が別なのに料金は按分させるのは間違いではないでしょうか?

当会からの回答

※仰ることはごもっともなのですが、それを鉄道事業者に言っても「女性専用車両は防犯対策のためのものだから、それに追加料金を取ること自体、制度の趣旨にそぐわない」などと回答してくると思われます。(当会サイトで何度も述べているとおり、「防犯対策」は建前なわけですが…)

恐らく、同じ運賃を取りながら男性客に一方的に負担を掛けているという認識がない(または薄い)鉄道事業者が多いのではないかと思います。

関西の神戸市営地下鉄海岸線や神戸電鉄はわずか4両の編成のうち1両を終日(神戸電鉄は「平日のほぼ終日」)女性専用車に設定していますし、また四国の高松琴平電鉄では一時期、2両編成中の1両を女性専用車にしていたこともありました。

さすがにこれは取りやめになりましたが…

つまり、「黙っていたらどこまでも男性利用客にしわ寄せしてくる」と考えた方が良いわけです。

「痴漢対策」とか「女性に安心して乗っていただくため」など、女性専用車両に反対しにくくなるような、もっともらしく聞こえる理由を鉄道事業者は言ってきますが、そうしたものに騙されず、言うべきことは言っていかなければならないのです。

カテゴリー
ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2013年10月~12月)

2013年10月~12月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


当会の支持者からのメッセージ

●性別:男性

●サイトの方は何度も拝見させていただいてます

さて女性専用車に関してですが個人的には完全に反対です。ただ最初は痴漢対策と思ってましたがTVで会の活動が紹介されたときに、「あぁこれは違うんだ」と思いさらにHPを見ると完全に痴漢対策でないということは明らかですね。

一番悪いのはJR西日本や神戸市交通局、大阪市営地下鉄御堂筋線。

ラッシュ時はともかく昼間はガラガラなのに終日女性専用車を入れる必要はあるのでしょうか。

JR西日本の場合弱冷房車の設定も首都圏に比べて多いため暑がりの男性はさらに苦痛だったりします。
(弱冷房車はJR西日本の場合3両に1両の割合のようで7~8両だと2両の設定になる、また弱冷房車の位置は女性専用車と別)

弱冷房車に関しては節電もあるので多少は我慢せざるを得ないところもありますがせめて性差別である女性専用車だけでも廃止してほしいですね。

これからの会の活動が発展しますようお祈りいたします。

当会からの回答

※当会への応援メッセージありがとうございます。

投稿内容から見て、かなり以前から当会サイトをご覧くださっているようで、こちらにつきましても重ねて御礼申し上げます。

関西地区に多い、女性専用車両の終日実施ですが、神戸市交通局と大阪市交通局御堂筋線は明らかに某政党の働きかけによるものです。

特に大阪市交通局御堂筋線については、某政党の議員達が当時の交通局長に詰め寄って朝ラッシュ時に導入させ、その後「もっと拡大せよ」とさらに詰め寄って、その結果谷町線にも導入され、御堂筋線は終日化されています。

またJR西日本については、当会サイトの活動報告で度々述べてきた通りで、どう考えてもあれは明らかな「女性集客策」です。

「平日の昼間や休日もラッシュ時と同じぐらい痴漢が発生している」などという、とんでもない理由付けで女性専用車を終日化し、さらにその後は「終日実施しているから行きも帰りも乗れる」「女性専用車、もう私の習慣です」などと、ポスターやモニターで女性専用車を「ウリ」にしているとしか思えない宣伝を繰り返すなど、公共交通機関として常軌を逸しているとしか言いようがありません。

弱冷車については誰でも乗れますので、当会としては特に反対するつもりはありませんが(女性専用車両も本当は誰でも乗れるのですが…)、女性専用車両については本来、公共交通機関ではやってはいけないことをやりながら、そこをうまくかいくぐるために「任意協力」にして、それを利用者には知らせず、強制のように思わせているわけで、当会としてはこれからも反対運動を粘り強く続けて行かなければならないと思っております。


最近になってから当会の存在を知られた方からのメッセージ

●性別:男性

●こんな会があったんですね。

負けないでがんばってください。

正直すべて見させていただいてませんが、私としましては女性専用があるなら、同じだけの男性専用を作っていただきたいと考えてます。

正直、女性は弱い立場というのが一般常識のようですが、私はそれが逆のことは多々あると感じています。まさに痴漢の冤罪はそのものではないでしょうか?

最近は「仕返し屋」などと言ったわけのわからない商売もあるようで、仕返し相手を女性を使い電車での痴漢をしたように見せかけて、仕返しをするなどと言ったケースもあるようです。

公共の乗り物になぜそんな事を気にしながら乗らなくてはいけないのですか?

女性が安心して乗れる車両があるなら、男性も安心して乗れる車両があっても良いと思います。

長文失礼いたしました。

当会からの回答

※当会へのご意見投稿ありがとうございます。

あなたは比較的最近になってから当会サイトの存在にお気付きになられたようですが、文面から現状の女性専用車両に疑問を感じていらっしゃるのは、こちらにもはっきりと伝わってきます。

ただ、申し訳ないですが「女性専用があるなら男性専用も作ればよい」という話ではないんですよ。

そのあたりのところはこの問題にじっくりと取り組んでいないとなかなか見えてこないことではあるのですが、そもそも女性専用車両自体、痴漢云々が原因で作られたものではありませんので…。

信じられないと仰るかも知れませんが、当会サイトやその他、関係するサイトなどをよく読んでいただければ、そのあたりはだんだん分かってくるかと思います。

つまり、女性専用車両自体、そもそも痴漢対策で作られたものではないので「冤罪対策で男性専用も」と言っても、現状ではまず相手にされないのです。

もちろん、痴漢対策や冤罪対策自体は必要でしょうし、また「男性=加害者」という社会通念が冤罪を多発させる一因になっていることも見逃せない問題だと思います。

しかし、女性専用車両については、まず痴漢対策や冤罪対策とは別物であり、「痴漢対策」という導入理由が「女性専用車両をうまくまかり通らせるための隠れ蓑である」ということを見抜く必要があります。

もしよろしければ、これからも当会サイトを時々ご覧ください。

また過去のページなどもお時間があれば、目を通していただければ幸いです。


学生さんからの支援メッセージ

●性別:男性

●都内の私立中高一貫校に通っている者です。たまたまYoutubeで動画を見つけ、このサイトを知りました。僕の場合通学には路線バスを使っており、電車にはあまり乗っていないのですが、1割に満たない痴漢をする犯罪者がいるからと言って女性専用車両を減りもしないのに「痴漢防止」という理由で各ドアに駅員や警備員を配置、法的根拠もないのに強制排除することを知り、大変遺憾に思いました。

もしも女性が男性の尻などを触る行為があったら、鉄道会社は対応するのですか?絶対にしないでしょう。法を理解できない者が警備に当たることはとても残念に思いました。僕も男性専用車両はいりません。女性専用車両の早急な廃止を求めたいものです。また、大人になっても専用車が続いているのなら、僕もこの会にぜひ入会したいと思います。

大変だとは思いますが、ぜひとも廃止に向けて全力を尽くしてください。

当会からの回答

※当会への支援のメッセージ、ありがとうございます。

都内の私立中高一貫校に通っておられるとのことですが、中学生の方でしょうか?それとも高校生の方でしょうか?いずれにしても、まだ幼い頃に女性専用車両が導入され、「女性専用車両があって当たり前」のような状況の中で育ってこられた世代であることは間違いないと思いますが、そんな世代の中に、女性専用車両に疑問をもち、反対運動に関心を持ってくださる方がいることは、当会にとっても心強いことです。

私達の活動も常に新しい人を必要としています。

現在活動しているメンバーがいつまでも今と同じように活動し続けられるとは限らないし、また新しい人が入らないと、いずれ会そのものが高齢化してしまい、将来的に活動が難しくなってしまうことも考えられるからです。

あなたが大人になる頃までに女性専用車両を廃止できればそれが一番良いのですが、この問題はそもそも長期化する性質のものであり、多分あなたが成人する頃にもまだ女性専用車両は続いているでしょう。

1日も早い廃止のためには、少しでも多くの人が反対運動に参加する必要があります。

大人になられましたら、その時には是非当会までお越しください。お待ちいたしております。


当会へのご提案

●性別:男性

●31歳独身男です。

「女性専用車両に反対する会」のHPや動画の一部を拝見致しました。

私自身は、社会的弱者を適切に守る社会が、最も健全な社会だと考えております。

痴漢にあった女性、痴漢冤罪にあった男性、ともに大変悲しいことです。

こういうことにならないよう、「女性専用車両」なるものが設置されるのは、大変合理的ですし、頷けます。

しかしながら、一部の女性の一方的な主張は、憲法をも犯す、男女平等にはほど遠い意見だとも思っております。

そこで提案です。

  1. 「女性専用車両」という名称はやめる
  2. 代わりに、「優先車両」なるものを設ける(名称は検討の余地あり)
  3. 「優先車両」には、たとえば監視カメラや私服警備員などを配置して、犯罪が起きにくい車両にする

会則からすると、少しそれるかもしれませんが、是非ご検討いただければと思います。

よろしくお願いします。

当会からの回答

※ご意見、そしてご提案ありがとうございます。

あなたの仰る、「一部女性の一方的な主張」も確かに問題ではありますが、実際にはそれよりももっと大きな問題がこの女性専用車両には存在します。

あなたは女性専用車両が合理的である旨を主張されていますが、実は(あなただけでなく)世間の多くの人々がそのように思ってしまっていることがまず問題なのです。

なぜならば、女性専用車両そのものが弱者保護等の観点から設けられたものではなく、主に特定の政党や政治家によって、政治目的で推進されてきたものであるからです。

つまり、女性専用車両が「痴漢対策」「弱者保護」というのは「建前」であって、実際には推進している側の人間の思惑の絡んだもの、つまり推進する側の人間が何らかの形で得をする(あるいは得をすると思っている)から推進されているのです。

こんなものが「弱者保護」と称して推進される社会が「健全」だとは到底言えないと思いますが…

また女性専用車両導入後も痴漢は減っておりません(路線によっては増えている)。

しかも女性専用車両設置で非女性専用車両が1両減っているにも関わらず、痴漢の件数が減っていないわけですから、女性専用車両でない車両1両あたりでは逆に痴漢の発生頻度が上がっているともいえます。

当然、男性の冤罪対策にもなりません。

実際、女性専用車両導入後も冤罪事件は多数起き続けています。

しかしながら現実には「女性専用車両を導入すると痴漢が減るだけでなく、男性も冤罪から救われる」などという、「根拠のない言説」を多くの人が信じるようになってしまいました。

あなたは今回のご意見投稿で「女性専用という名称の変更」や「監視カメラ」などをご提案くださいましたが、当会の過去の活動報告を見ていただければ分かる通り、当会でも度々、鉄道事業者に対して「女性専用」という名称の変更や監視カメラの設置を主張しています。

しかし、JR埼京線で非常に大きな効果を上げた監視カメラですら、鉄道事業者は何かと理由をつけてやろうとはしません。

つまり、鉄道事業者も本気で「痴漢を減らそう」「被害者を可能な限り救済しよう」などとは思っていないのです。

だからこそ当会はこうして団体を立ち上げ、取り組んでいるのです。


風変わりなご意見

●性別:男性

●専用車両にある意味賛成です。

同じ料金で乗れる/乗れない車両があることは不平等だという意見がありますが、そもそも乗客それぞれの占有する体積、重量が違うのにも関わらず皆同一料金であることが不平等です。そして女性は平均的に男性よりも小柄です。

痴漢防止という名目で男性全体が痴漢予備軍として扱われることは良い気分ではありませんが、料金に対する平等性の観点から考えると女性専用車両自体は割と合理的ではないかと思います。理想は痩せ専用車両ですが。

当会からの回答

※ご意見投稿くださいましたことには感謝いたしますが、何かものすごく独創的というか突飛な発想で、何とお答えして良いものか、ちょっと考えてしまいました。

まず、「身体の大きさや体重で料金を変えるべき、そうしなければ不平等」という発想が「?」なんですが…

もしあなたが本気でそう思うのなら鉄道会社に「痩せ専用車両を作ってください!」と、鉄道会社が動き出すまでお願いし続けてみてはいかがでしょうか?

当会に言われてもはっきり言って対応のしようがございません。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2013年8月~9月)

2013年8月~9月の間にいただきましたご意見投稿の中から、投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見について、一部ここでご紹介します。

このところ、当会にもご意見投稿をくださる方が増えてきました。ありがとうございます。

イタズラや支離滅裂な投稿でなければ、可能な限り返信(メール、またはサイト掲載)はさせていただくようにしておりますが、返信が遅くなったり、ご意見投稿が一時に集中した場合など、対応しきれなくなったりしていることについてはお詫び申し上げます。


乗車活動に対するご提案

●性別:男性

●北海道在住30代男性です。北海道では現在札幌市営地下鉄で女性専用車両が導入されております。
自分は札幌に住んでいないため直接影響はありませんが、女性専用車両には反対しております。こちらの会の活動はいつも応援しておりますが、抗議行動の仕方について提案があります。現在、女性専用車両に乗り込み男性が乗車することに法律的な問題がないことをアピールしているようですが、女性専用車両の乗客は賛同する人や利益を得られる人であり、この方々を相手にアピールしても衝突が生まれるだけではないでしょうか?敢えて一般車両に乗り込みそこにいる女性に、「女性の痴漢被害防止のために女性専用車両が接続されている」、「男性の痴漢冤罪防止のため、および混雑緩和のため」を理由に女性専用車両に移動するようにアピールする方がいいのではないでしょうか?

一般車両に乗っている女性は女性専用車両に賛成ではない人が多いでしょうし、その点は申し訳ないですがその方々に女性専用車両が存在すると自分に迷惑だ、なくしてもらいたい、という方向に世論を誘導した方がいいと思います。鉄道各社も女性専用車両の運用に協力してる人に文句を言えないのではないでしょうか。

当会からの回答

ご提案くださいましたことには感謝いたしますが、「当会やその友好協力団体がなぜ女性専用車両に乗り込む活動をしているのか、その狙いや目的は何なのか」ということについて、どうも良く分かっておられないようですので、基本からお話しいたします。

まず、私達は女性専用車両の女性客にアピールするために女性専用車両に乗車しているのではありません。

鉄道事業者は女性専用車両が差別だとして法的に問題にされるのを回避するため、建前上「任意協力」ということにしておいて、それを利用客には知らせず、本当は女性専用でもない(任意協力である)のに「女性専用」という表示を出して利用客に強制的なもの(男性乗車禁止)と思わせているわけですが、私達はそうした鉄道事業者の「ウソ」を許さないようにするため、活動をしているのです。

なぜ、「公共の」交通機関が法的な問題をかいくぐりながら、女性専用車両のようなアパルトヘイトまがいの「差別」をいつまでも維持できるのかといえば、「任意協力だから差別には当たらないし、法的にも問題ない」と逃げを打っているからです。

お分かりいただけましたでしょうか?

鉄道事業者は女性専用車両を「ウソをつくことによって維持している」のです。

しかし、そのあたりのところを鉄道事業者に直接抗議してもテンプレート回答でさっさと片付けようとするだけで、全く改めようとはしません。

そこで、鉄道事業者がウソを改めないのなら、実際に乗って鉄道事業者のウソを許さないようにしようという話になります。

私達はあくまでも「任意協力」というルールに従って乗車しているだけで、法律上も規則上も何の落ち度もないわけですから、鉄道事業者も私達を強制的に降車させることは出来ませんし、また強制的に降車させようとすれば大きな問題となります。

結果として、鉄道事業者は現場の職員に対して「女性専用車両は男性の任意協力だから、強制排除は出来ない」と社員教育せざるを得なくなります。(以前は、現場の職員でも女性専用車両が任意協力であることを知らない者が多かった)

また、こういう面倒なことが続けば鉄道事業者も以後のさらなる女性専用車両拡大を躊躇するようになるでしょう。

次に「一般車両の女性客にアピールした方が良い」とのご提案についてですが、先にも述べた通り、女性乗客にアピールするのが目的で私達は乗車活動をしているわけではありません。

これも基本からお話しする必要がありますが、なぜ私達が女性専用車両に乗車してトラブルが発生し、電車が遅延しても私達がその責任を問われないか、分かりますでしょうか?

「女性専用車両が任意協力だから」というのはもちろんですが、それに加え「トラブルを起こしたのが相手方の乗客や鉄道員などであるから」です。

私達は女性専用車両に乗車活動中、相手方から話しかけられない限り、こちらから他の乗客等に話しかけるような事は(原則として)いたしません。

しかし、もし私達が女性専用車両でない車両にいる女性客に「女性専用車両に行け」とアピールして、その結果トラブルになればどうなるでしょうか?

これでは「私達がトラブルを起こした」ことになってしまいます。

また、女性客や鉄道員などが女性専用車両に乗っている男性客に降車・移動を強制すれば「強要罪」になる可能性があるのと同様、私達から女性客に「女性専用車両でない車両に乗るな」と言えないのも現状で、これも下手をすると私達の方が強要罪に問われかねません。

それらのことから、当会といたしましては非女性専用車両の女性客を女性専用車両に行かせるという活動は出来ないと認識しております。

よって、せっかくのご提案ですが、これらのご提案については当会としてはお受けいたしかねますことを悪しからずご了承ください。


効果的な痴漢対策のご提案

●性別:男性

●はじめまして。

女性専用車両に反対する立場の一人として投稿させていただきます。

女性専用車両が初めて導入された路線は存じ上げていないのですが、導入されて幾年も経っていることと思います。

私は女性専用車両の導入について、常々以下のことを思っていました。「女性専用車両の導入は、他の車両の混雑を助長するだけではないのか」と。

さらに乱暴な言い方をさせていただくなら「全車一般車だった時代は苦痛でも無理をすれば乗れた。しかし女性専用車両が導入されてから、以前は乗れた列車に(混雑率が高くなり)乗れなくなった」という現状があるのではないかと推測しています。

埼京線の監視カメラは女性専用車両よりも効果が高いみたいで、私としては「女性専用車両を廃止する代わりに監視カメラを設置する」

これが痴漢対策として有効ではないかと思います。

話は変わりますが、JR東日本の京葉線は朝ラッシュ時間帯に、通勤快速以外の快速をすべて各駅停車にしましたが、混雑率を均等化する対策として有効だと思います。小田急以外は分からないのですが、最混雑時間帯を明示して、当該時間帯を避けて通勤・通学をするように促している会社もありますので、会社の努力だけでなく、利用客自身が最混雑時間帯を避けるという選択をすれば、一番混雑する列車の混雑率も下がると思います。

長文になりましたが、最終的には監視カメラの設置、通勤時間帯の各駅停車化、利用客の「最混雑時間帯をさけて通勤・通学をする」という選択。その他にも方法があればいいのですが、これらを組み合わせることで痴漢の件数が減るのではないかと思います。

当会からの回答

現在の女性専用車両が最初に導入されたのは京王線で2000年のことです。

インターネットや新聞記事などでは、はるか以前に存在した「婦人子供専用車両」を現在の女性専用車両と同列に論じている論考が存在するのですが、導入された背景の違いなどから考えれば、現在の女性専用車両とは別物と考えて良いのではないかと思います。

痴漢件数の減少に効果的な策についてご意見いただきましたが、私達といたしましても鉄道事業者が混雑緩和や監視カメラ設置などで痴漢対策をしてくれるのであれば、大いに結構なことだと考えております。

しかしながら、女性専用車両の問題は現実には痴漢対策云々とは全く外れたところにあります。

実際のところ、鉄道事業者に対し、

  • 女性専用車両導入後も痴漢件数が特に減っていないこと
  • 監視カメラの方が女性専用車両よりもはるかに有効であること

などをはっきり示しても、鉄道事業者は女性専用車両をやめようとしません。

それどころか、痴漢件数が減っていないことを隠蔽するため、「うちでは痴漢件数のデータは取っていない」などとウソをついて女性専用車両を続けているような状態です。

さらに監視カメラについても何かと理由をつけてやろうとしません。

さらに言えば、女性専用車両を政治目的で強力に推進してきた(鉄道事業者に圧力をかけてきた)政党が存在し、また女性専用車両限定で女性向けの広告を(他車両より割高な広告料で)募集して、女性専用車両を広告料収入源にしている鉄道事業者も存在します。

これらのことから分かるように「痴漢対策」というのは世間を納得させるための表向きの理由で、実際には痴漢対策などでは全くないということです。

ですから、あなたが示された「策」を鉄道事業者に提示しても鉄道事業者は、まずやろうとはしないでしょう。

よく女性専用車両に賛成する者からは、『反対派は痴漢被害者のことを考えていない』などという批判がありますが、上記で説明してきたように鉄道事業者が女性専用車両をやっているのは「痴漢対策ではない」という事を考えあわせれば、鉄道事業者と女性専用車反対派のどちらが痴漢対策を真剣に考えているか、そして賛成派の『反対派は痴漢被害者のことを考えていない』という批判がいかに的外れであるか、よくお分かりいただけるかと思います。


当会への応援と改名のご提案

●性別:男性

●女性専用車はおかしいです。社会規範に反しています。ビジネスの基本常識に反しているとも言えます。

1.同一料金をとりながら女性はグリーン車、男性は普通車に乗せていることと同じです。別料金ならこの限りではありませんが。

2.鉄道会社は、自らがすべき仕事である女性保護をせずにお客様(男性)にさせていることです。仕事をお客様にさせて金をとるのは鉄道会社以外にありますか?金は仕事をするからもらえるのですよ。

貴会へ提案します。
「女性専用車両に反対する会」という名称は何となくネガティブな印象を与えます。
「男女にとって安全で快適な鉄道を提案する会」というポジティブな名称を使用しては、と考えます。貴方たちを応援します。

当会からの回答

当会への応援のメッセージありがとうございます。

なるほど、確かにそういう見方も出来ますね。仰ること、ごもっともだと思います。

会の名称については当会内でも意見がいろいろあり、簡単には変えられないのですが、今後もよりよい活動を目指して行きたいと考えております。


動画をご覧になった方からの声

●性別:男性

●最近、動画サイトで偶々ドクター差別氏の投稿動画を視聴し女性専用車両の真実を知り大きな衝撃を受けました。

鉄道会社があの様な大嘘を広めて利用客を騙そうとしてたとは。

こんな嘘をついて男性差別をする車両に賛成できるわけがない!!!

嘘も100回繰り返せば真実になると思ってる鉄道会社を野放しにして良い日本になるわけがない!

これからは堂々と女性専用車両にも乗車しようと思います。

当会からの回答

ご意見投稿ありがとうございます。

当会が以前から申し上げている通り「女性専用」はウソ、「痴漢対策」もウソです。

当会やドクター差別氏の差別ネットワークなどの団体はそうしたウソを許さないために活動しています。

ただ、一人で女性専用車両に乗車するのは十分ご注意下さい。

備えあれば憂い無しと申しますが、最低限、録音等するなどして、何かあった際のための証拠保全はしておく必要があるでしょう。


横浜女学院OGからの意見

●性別:女性

●横浜女学院中学・高校のOGです。

女性専用車両に反対する運動があることは以前から知っていましたが、最近私の母校がやり玉に上がっているようなので少し意見を言わせてください。

私も朝の根岸線下りの横浜と石川町の間ではしばしば痴漢に遭いました。腕を掴んで「この人、痴漢です」なんて言える人はごくごく一部です。ほとんどの人は黙って耐え、泣き寝入りしているのが実情です。

私もそうでした。恥ずかしいし、逆ギレされたら怖いし、周囲の人が助けてくれるという保証もないからです。車両を変えても痴漢はついて来ます。そんな時に最後の避難所として女性専用車両があれば助かると思います。

私の場合、毎日家に帰ると、「今日はお尻を触られたわ」「いや、あれは当たっただけよ」などと、なるべく自分が痴漢の被害に遭っていないと自分自身に言い聞かせるようにしていました。痴漢されたと認識するのが、なんだか惨めで情けなくて耐えられなかったのです。こんな気持ち、あなたがたにわかりますか。

私はこんな惨めな思いを後輩たちにはさせたくありません。おそらく先生方もそういう思いでおっしゃっておられるのだと思います。だから母校の先生方をあまりやり玉に上げないでください。

女性専用車両そのものに対しては私は賛成でも反対でもありません。先にも述べましたように、最後の避難所としての価値はあると思います。しかしあなたがた善良な男性の方々にご迷惑をお掛けしているのも事実です。それは申し訳なく思います。それに女性専用車両を設置することで痴漢対策完了とされるのは心外です。もっと抜本的な痴漢対策をお願いしたいです。

当会からの回答

今年(2013年)の春ごろ、あなたの出身校である横浜女学院を含む4校で、女性専用車両拡大要請の署名運動が行われていたことは当会としても知ってはおりました。

しかし当会が「会の活動」として、署名活動に参加していた高校の教師や関係者をやり玉に上げるというようなことは行っておりません。

恐らくインターネット上で、あなたの母校の教師や関係者を批判するような書き込み等を見られたのではないかと推測しますが、当会が会の活動としてそのようなことを行っていない以上、「母校の先生方をあまりやり玉に上げないでください」と言われても、当会としては何とも申し上げようがございません。

ただ、あなたの投稿を拝見させていただいて気になったのは「女性だけが通勤電車の中で嫌な・恐い・不快な思いをしている(=男性にはそれがない分、楽をしている)」とお考えではないのか?ということです。

もちろん違っていたらお詫びしますが、あなたの投稿を見ていると、どうもそんな気がいたします。

混雑した通勤電車の中では男性もいつ痴漢に間違われたり、でっち上げられるか分かったものではありません。

そしてやってもいないのに逮捕され、職を失い、家庭を失い、人生を台無しにした男性がどれだけ悲惨な思いをするか、あなたには分かりますか?

そして、混雑する通勤電車の中で「もし痴漢にされたら」と怯えながらも仕方なく毎日電車を利用している男性の気持ちが分かりますか?女性だけが被害者ではないのですよ。

そういう意味でも、痴漢撲滅は当然です。

しかしながら女性専用車両では痴漢は減っていません。

当然、冤罪も減りません。

そもそも女性専用車両は政党・政治家の人気取り・実績作りの手っ取り早い手段として、政治目的に利用されてきた経緯があります。

また、政党・政治家に言われて導入した鉄道会社もその後、女性専用車両限定で女性向けの広告を割高な広告料で募集し、女性専用車両を広告料収入源に利用するなど、とても痴漢対策とは思えない代物に成り下がってしまっています。

当会が女性専用車両反対運動を行っているのは女性専用車両が痴漢対策とは思えないような推進のされ方をしているからであって、痴漢対策そのものに反対しているわけではありません。

あなたの高校の先生方はそうした実状を知らなかったのかもしれませんが、私達からすれば「痴漢の件数が減らない上に、男女差別にもなりかねない女性専用車両になぜこだわるのか?」「痴漢被害を減らしたいということならJR埼京線で『痴漢6割減』という大きな成果を出した監視カメラの方が差別にもならないし、余程良いのではないか?」と言いたいのです。

もっとも、私達が(痴漢件数6割減の)監視カメラを奨励したところで、女性専用車両賛成派は強く反対しますし、鉄道事業者も何かと理由をつけてやろうとはしませんが…


専用車両に賛成という女性からの意見

●性別:女性

●専用車賛成派からの投稿youtubeの動画でこのサイトを知りました。

私は女性専用車両にはどちらかというと賛成です。

もちろん、『任意の協力だから強制力はない』という意見も理解できます。

ただ、『チカンにあわないような人は女性専用車両に居るのはおかしい』と言う方がいらっしゃいますが、人の性的趣味は様々なのです。

ご年配やふくよかな方々だってチカンにあわないとは断言出来ません。それも立派な差別じゃありませんか?

『駆け込み乗車をしようとしたら女性専用車両のため入ることが出来ず、電車を一本見送る羽目に』という意見もよく目にしますが、女性専用車両にひとまず乗り込み、電車が発車してから移動すれば済む話です。

女性専用車両を選んで乗っている人の中にはトラウマを持った方をはじめ、何かしらの男性に対するアレルギーを持っている方も居ると思います。(それの程度については精神科の専門ですので反対派の方の常識を超えたものもあると思います)

なにもチカンだけじゃない。スマホが普及してから盗撮も容易になりました。一言盗撮と言っても、正面から全体的に撮影するものから、下からスカートの中をというものまで様々です。知らない男性からカメラを向けられた時の気持ちはわかりますか?トラウマで、携帯電話を操作している男性の正面に座ることも嫌になりますよ。

そのような方々が安心して乗れる場所を鉄道会社の主導で実施されているものであるため、利用している女性側から見て、わざと健常な男性が乗り込んでの抗議活動…というのはどうなのかな?と思うのです。

反対派の男性の方々に不利益を与えているのは鉄道会社ではありませんか?

だったら電車内やホームに掲げてある『女性専用車両』というステッカーを見て、選んで乗っている人に対し不愉快な思いをさせるのは筋違いだと思うのです。少なくとも乗る事に反対はしませんが、係員や乗客に言われたら大人しく移っていただきたいのです。

ひとつ、お尋ねしたいのですがこの会の方々は優先席についてどうお考えでしょうか?

最近の携帯電話の電波はペースメーカーに対し2.3cm程度の至近距離まで近づけないと誤作動を起こしません。隣で携帯電話を弄っても何ら問題ないので、当然優先席に座り、ペースメーカーを使用している方の隣で携帯電話をいじっていても問題はないのです。

電車内が空いていて全員が着席出来ている状態の時は優先席しか空いていなければそこに座ることもあるでしょう。

しかし、正義感の強い方は声をかけてきます。

その時あなた達はどうしますか?

これも法的根拠がないと言って戦うのかもしれませんね。

法治国家の日本ですが、各々のマナーによって維持されている部分が多いのもまた事実です。

人の嫌がる事をしない、その場の意見かNOなら、少数派であることを理解し折れる余裕のある大人になっていただきたいものです。

当会からの回答

当会にご意見投稿ありがとうございました。

以下の通りコメントさせていただきます。

ただ、『チカンにあわないような人は女性専用車両に居るのはおかしい』と言う方がいらっしゃいますが、人の性的趣味は様々なのです。

ご年配やふくよかな方々だってチカンにあわないとは断言出来ません。それも立派な差別じゃありませんか?

『駆け込み乗車をしようとしたら女性専用車両のため入ることが出来ず、電車を一本見送る羽目に』という意見もよく目にしますが、女性専用車両にひとまず乗り込み、電車が発車してから移動すれば済む話です。

当会が会として『チカンにあわないような人は女性専用車両に居るのはおかしい』という主張をしているわけではございません。

そもそも当会は女性専用車両が痴漢対策だとは考えておりませんが…

駆け込み乗車云々も言っている本人に言っていただきたいですね。

もっとも、女性専用車両に男性が一歩でも足を踏み入れようものなら、気が狂ったように噛み付いてくる女性客もいることを考えると、ひとまず乗り込むのも(反対派でない男性客からすれば)勇気がいると思いますよ。

女性専用車両を選んで乗っている人の中にはトラウマを持った方をはじめ、何かしらの男性に対するアレルギーを持っている方も居ると思います。(それの程度については精神科の専門ですので反対派の方の常識を超えたものもあると思います)

なにもチカンだけじゃない。スマホが普及してから盗撮も容易になりました。一言盗撮と言っても、正面から全体的に撮影するものから、下からスカートの中をというものまで様々です。知らない男性からカメラを向けられた時の気持ちはわかりますか?トラウマで、携帯電話を操作している男性の正面に座ることも嫌になりますよ。

ならば、そのような人は精神科で治療を受けるべきでしょう。

痴漢や盗撮魔は当然悪いですし、それらに対する対策を取ること自体は否定しませんが、少なくとも公共の場に次々と女性専用を設けて対処するべきことではないと考えます。

「男性が居るだけで嫌」という理由で公共の場に女性専用を作ることが許されるのなら、世の中の公共の場所全てに緊急性のない女性専用をいくらでも作って良いことになります。

トラウマは女性だけではありません。

痴漢冤罪で人生を棒にふった、あるいは棒に振りかけた男性も相当なトラウマを持っていると思いますよ。

また、盗撮は男性だけがするものではないということはご存じないのですか?

撮った画像を売る目的で女性を盗撮する女性も少なからずいますよ。

そのような方々が安心して乗れる場所を鉄道会社の主導で実施されているものであるため、利用している女性側から見て、わざと健常な男性が乗り込んでの抗議活動…というのはどうなのかな?と思うのです。

反対派の男性の方々に不利益を与えているのは鉄道会社ではありませんか?だったら電車内やホームに掲げてある『女性専用車両』というステッカーを見て、選んで乗っている人に対し不愉快な思いをさせるのは筋違いだと思うのです。少なくとも乗る事に反対はしませんが、係員や乗客に言われたら大人しく移っていただきたいのです。

鉄道会社が主導ではありません。

国交省が主導です(そして、その国交省を牛耳っていたのが某政党)。

鉄道事業者の多くはラッシュ時の安全確保が困難になることや男性客からの抗議苦情を予想し、導入に難色を示していましたが、それを押し切って導入させたというのが真相です。

また、ある調査では女性専用車両に賛成している女性の70%以上が「空いていて楽」「臭いオヤジがいなくていい」などの理由で賛成しているという結果がすでに出ております。

さらに、「女性専用車両は身勝手な女性が多くて不快」と言って、あえて他の車両に乗る女性も実際に存在します。

ですから、もし「女性専用車両の乗客の全て、あるいは多くが女性専用車両のおかげで安心して利用できるようになった人々」とお考えなら、それはある種の「幻想」であると言われても仕方がないでしょう。

私達は女性専用でもないのに「女性専用」とウソをつく鉄道会社に対して、それを許さないよう「任意」であることを周知し、また実際に乗車する活動をしています。

女性客に対する嫌がらせが目的ではありません。

また、公共の場である以上、「男性の存在自体が不快だから出て行ってほしい」などという言い分は通用しません。

『女性専用と書いてあるから乗っているのに…』と言うのなら、これは私達ではなく「女性専用という虚偽表示」を出して乗客をだましている鉄道会社に言っていただきたいものです。

ひとつ、お尋ねしたいのですが
この会の方々は優先席についてどうお考えでしょうか?

電車内が空いていて全員が着席出来ている状態の時は優先席しか空いていなければそこに座ることもあるでしょう。しかし、正義感の強い方は声をかけてきます。その時あなた達はどうしますか?

これも法的根拠がないと言って戦うのかもしれませんね。

例えが良くないですね。

よく、反対派が賛成派に「女性専用車両は任意協力で強制力はない」という事を言うために、『女性専用車両は優先席と同じ任意協力に過ぎない』という表現を使うことがありますが、そうすると賛成派の中にはそれを拡大解釈して「女性専用車両=優先席」みたいに考える人が出てきます。

そしてそこから、「女性専用車両に反対する人間は足腰の弱った老人が立っている目の前で平然と優先座席に座り、ふんぞり返っていられる人間なんだろう」などと勘違いなことを言ってきたりするわけです。

実際は「任意協力でしかないという点で共通している」と言っているだけで、「何もかも同じ」と言っているわけではないのですが…

そもそも女性専用車両と優先席では、ざっと見ただけでも

  • 優先席に女性専用車両のような政治的背景はない(つまり特定の政党による「実績作り」や「人気取り」の手っ取り早い手段として、導入をごり押しされてきたようなことはない)
  • 優先席はあくまで「優先」であり、名称にウソはないが、女性専用車両は専用でもないのに「専用」とウソをついている。
  • 優先席は優先対象以外の乗客を犯罪者予備軍と見なしたものではないが、女性専用車両は表向き「痴漢対策」と銘打っている以上、そこから(痴漢でない男性も含め)「男性=悪」といった偏見を作り出す元となる。
  • 優先席は、本来優先されなければならない人間よりも、それ以外の人間が優先されているという矛盾は存在しないが、女性専用車両では、高齢の足腰の弱った男性よりも、若い健常者の女性のほうが優先されるという矛盾が生じている。

など、根本的な違いがいくつもあります。

よって、「女性専用車両に協力しない人間は、優先席にも協力しないのだろう」などと考えるのはナンセンスというものでしょう。

私達は女性専用車両に乗車活動中でも、目の前に高齢の方や、身体の不自由な方が来られた時には、席を譲ります。

法治国家の日本ですが、各々のマナーによって維持されている部分が多いのもまた事実です。
人の嫌がる事をしない、その場の意見かNOなら、少数派であることを理解し折れる余裕のある大人になっていただきたいものです。

女性専用車両に男性が乗らないのがマナーではありません。

「白人専用車両に黒人が乗らないのがマナー」と言っているようなものです。

なぜアパルトヘイトがあれほど問題になったかと言えば、黒人の犯罪率の高さを口実に「人種」という、本人の意思ではどうすることも出来ない「属性」を理由に排除を行ったからです。

そして女性専用車両も痴漢対策を口実に「性別」という「属性」を理由として排除を行っています。

だから問題なのです。

しかも、表向き痴漢対策と言いながら、実際は政治目的車両であり、また鉄道会社の広告料収入源でもあるわけです。

さらにその上「男性一般=悪」という偏見を世間に垂れ流す代物…

そんなものに「その場で少数派だから」と折れて、スゴスゴと出て行くような人間のことを「余裕のある大人」とは言いません。

あなたの論理で行けば、アパルトヘイトに毅然と立ち向かったローザ・パークス女史も「余裕のない人間」ということになります。

また、あなたの言い方だと「男性の存在自体を嫌がる人がいるから(公共の場から)男性を追い出してよい」と言っていることにもなります。

「男性・女性」を「黒人・白人」に置き換えてみるとよく分かりますが、これでは「白人が嫌がることをしない、その場の意見がNOなら少数派であることを理解し折れる余裕のある黒人になっていただきたいものです」と言っているのと大差ありません。


女性専用車両をいつも利用している女性からの意見

●性別:女性

●いつも女性専用車両を利用している者です。 

反対して乗っている男性を見て気持ちのいい女性は一人もいません。

自分さえ良ければいいでは無く、周りの事も考えて下さい!

あなた達が乗っていると、必ずJRの人が注意しに来ます。でも必ずごねるので、その間電車は止まってしまいます。

あなた達は約千人もの朝の貴重な時間を奪っているのです。

もし、自分の信念でやってるとか言っても周りに迷惑をかける信念ではただの迷惑行為です。

そんな人にJRを責める資格はありません。

当会からの回答

※「反対して乗っている男性を見て気持ちのいい女性は一人もいません」とのことですが、「男性がいると気持ち良くないから」などという理由で男性を「公共の場」である車両から排除することは出来ません。

これは、本人の意思で「する/しない」を決められる車内喫煙などとは異なり、男性本人が自分の意思ではどうすることも出来ない、「性別という属性」による公共の場からの排除になるからです。

女性専用車両があることで、身体の弱い高齢の男性や外見では分からない内部障害を持つ男性が事実上排除され、混雑した車両に乗らざるを得ないのですよ。

そんな犠牲の上に成り立つ女性専用車両を「当然の権利」みたいに思っていませんか?

「自分さえ良ければいいではなく、周りの事も考えて下さい!」とは、こちらからあなたに申し上げたいですね。

あなたは私達のやっていることを迷惑行為だと思っているようですが、「電車が止まって迷惑」というのなら、迷惑をかけているのは「男性の任意協力」と言いながら、電車を止めてまで声かけをしてくる鉄道会社のほうです(任意であれば本来、声かけする必要はないし、電車を止めてまで声かけをするのは論外)。

また、「女性専用車両」と名前がついている車両といえども、実際はただの一般車両(任意協力)であり、また公共の場である以上、「男が存在していること自体が迷惑」などという言い分は通りません。

よって、当会が迷惑行為を行っているわけではありませんし、またあなたに「当会がJRを責める資格の有無」を決定する権限もありません。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2013年4月~7月)

2013年4月~7月の間にいただきましたご意見投稿の中から、投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見について、一部ここでご紹介します。


女性専用車両は廃止するか男性専用も作るべきとのご意見

●性別:男性

●女性専用車というのは痴漢をしない殆どの男性に対する侮辱だと思います。痴漢防止ということで女性専用車と言う文字を見たとき少なくとも自分は明らかに侮辱されていると感じました。普通の車両に乗車していてもたまたま痴漢をする人と、その対象の被害者が側にいて、痴漢冤罪に巻き込まれたら…と心の何処かで怯えながら乗っています…。女性専用車があるのなら、男性だって安心して乗れるようにJR側も策を出すべきだと思います。今は単純な考え方で男性が痴漢をするものだと決めつけられ、99%の男性が侮辱された上に通勤通学の時には常に社会的にも理不尽な心配が募る状態です。痴漢は悪ですが、痴漢冤罪はもっと悪です。絶対おかしいと思います。廃止にするか、同じように男性専用車も作るベキだと思います。というのが自分の意見です。

当会からの回答

※あなたの仰る「女性専用車というのは痴漢をしない殆どの男性に対する侮辱である」というご意見は確かにその通りだとは思いますが、男性専用車両はまず実現しないと思ったほうが良いと思います。

そもそも女性専用車両自体が痴漢対策として導入されたものとは言えない(世間を納得させるために、もっともらしく聞こえる「痴漢対策」を建前にしている)わけで、痴漢対策の延長線上の冤罪対策の男性専用車両はまず考えられないからです。

女性専用車両の推進に政党が関与し、「●●線の女性専用車両は私達が実現しました」などとアピールしていることや女性専用車両に(広告料が割高な)女性専用車限定広告を募集して、広告料収入を上げている鉄道事業者が存在することなどからも分かるように、「痴漢対策」はウソなのです。

ですから、「男性だって冤罪でひどい目に遭うのだから男性専用車両も作るべき」と考えることは、その時点で「女性専用車両=痴漢対策」というウソにだまされていることになります。

もちろん、何らかの形で痴漢対策や冤罪対策はしなければならないのは言うまでもありませんが、少なくとも現在の女性専用車両は廃止にするべきだと思います。


男性専用も作るべきとのご意見

●性別:男性

●都内の大学に通う大学生です。痴漢冤罪に効果のない男性専用車両の設置を認めないと主張していますが、私はあった方がいいと思っています。

通学の際、両手を挙げた状態で乗っている男性や、必死になって痴漢に間違われないように頑張っている男性を時々見かけます。痴漢冤罪対策として効果があるかないかは別として、そもそもそういった男性たちが人間として普通の状態で通勤できるようにする場としての男性専用車両は必要だと思っています。

当会からの回答

※上の投稿者への回答でも述べた通り、男性専用車両の実現はないと思ったほうが良いでしょう。

そもそも鉄道事業者や国土交通省などが本当に「痴漢や痴漢冤罪の問題に真剣に取り組まなければ」という意思のもとでやっているのなら、今頃は男性専用車両も実現していると思います。

「一本の列車に専用車両が(男女合わせて)2両もあればラッシュ時など混乱するから無理に決まっているだろう」という人もいますが、それならば1両の車両の真ん中を板で仕切って、半分ずつ男性専用・女性専用にするなど、手はいくらでも考えようと思えば考えられるわけですが、鉄道事業者も国交省もそんな動きは全く見せていません。

それどころか、最初から男性専用車両を望む声を排除して女性専用車両を一方的に推進してきたというのが実際のところです。

これは2003年(つまり、女性専用車両が一気に全国拡大される前)に出された国土交通省の報告書を見てもよく分かります。

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf

報告書の中では「国交省が意見を聞くために集めた人々の意見」ということになっていますが、実際のところあまりにも「女性専用車両の推進」に都合のよい内容になっており、男性専用車両の否定(報告書P114)はもちろん、それ以外にも反対派から出そうな異論・反論(他の方法で痴漢対策できないか・女性専用車両に別料金を課すべきでは等)をまるでそれらに先回りするかのように次々と否定しています。(P110・113など)

さらには、「終日実施の方がわかりやすくて良いという意見が多かった」などという記述もあり、結局女性専用車両(のみ)を強く推していた当時の国交省が「意見を聞くために集めた人々がこう言っていました」ということにして、自らの意向を明らかにしないようにしたものではないかと思われます。

女性専用車両反対の声があまり大きくならないのは、世間がそれを「痴漢対策」だと思っているからです。

しかし痴漢対策などは建前で、実際には推進する側の思惑(政治的利用)によって作られたと見るべきでしょう。

女性専用車両問題の本質は実はそこにあります。

痴漢冤罪対策の必要性を否定するわけではありませんが、先の投稿者への回答でも述べた通り、「男性だって冤罪でひどい目に遭うのだから男性専用車両も作るべき」と考えることは「女性専用車両=痴漢対策」という「ウソ」に騙されることでもあるわけです。

そして少なくとも、世間がそのウソに気付かない限り、「女性専用車両のみ一方的に拡大されていく」という状況が改められることは無いと考えた方が良いのではないでしょうか?


女性専用車両に疑問を持つ高校生のご意見

●性別:男性

●意見です。僕は現在高校二年です。女性専用車両に反対です。女性専用車両の存在を知り僕はとても驚き、そして憤りを感じました。なぜなら痴漢等をするのはごく少数の男性たちなのに女性たちだけのために車両を作ったからです。男性が全て痴漢をする生き物ではありません。確かに痴漢の被害を受ける女性たちのことも考えるべきですが、女性専用車両というものは男性全てを痴漢をする生き物だと決め付け排除しているのと同じです。痴漢をするのが10割男性ではありません。女性専用車両は明らかに男性の人権を無視しています。日本は男尊女卑だと言いますがむしろ女尊男卑といってもいいです。男女平等というのなら女性専用車両は廃止するべき。そして互いの人権を損害しない政策を考えるべき。
これが僕の意見です。

当会からの回答

※当会にご意見投稿くださり、誠にありがとうございます。

あなたは今、高校生とのことですが、あなたなりにこの女性専用車両問題を真剣に考えてくださったご意見だと思います。

確かに仰るとおり、男が全て痴漢ではありません。

そして「男女平等というのなら女性専用車両は廃止するべき。そして互いの人権を損害しない政策を考えるべき」というご意見もごもっともだと思います。

しかし現実はなぜそうならないのか、上2つのご意見投稿への返信でも書いていますが、女性専用車両が痴漢対策というのはうわべの理由であり、実際には各方面の思惑が絡んでいるからです。

仮にこれが本当に痴漢対策として設けられたものであってもやり方として十分問題ですが、実際には痴漢対策と言えないようなものを痴漢対策と称して、半ば世間をだましているわけで、非常に問題なわけです。

そして、さらにそこから「男が悪いから、こういう車両を作らざるを得なくなった」「男が悪いのだから男が多少不当に扱われても自業自得」「男という悪を排除するべき」などの、男性に対する様々な偏見や誤認識が生まれ、ますます問題なわけです。

これはまさしく、現代のアパルトヘイトというべきでしょう。

この世の中にはおかしなことがいろいろとあります。

痴漢対策を建前にした女性専用車両もそのうちのひとつです。

あなたがこうして世の中のいろいろなことに関心を持ち、自分なりの考えを持つということはとても良いことだと思います。

この先もいろいろなことを見たり聞いたり学んだりして、世の中を見る「目」を養って行ってください。


女性専用車両に疑問を持ちはじめた方からのご意見

●性別:男性

●こんにちは。

たまたまYoutubeで動画を発見して、この会を知りました。私はもともと、女性専用車両にはどちらかというと賛成でした。なぜなら、女性の友人、知人たちからも痴漢を受けた経験を聞いて、あまりにもひどい痴漢の実態を知っていたからです。本当に痴漢に苦しんでいる人が身近にいるんだなと。

しかし、このサイトや他の情報から、女性専用車両を導入しても痴漢件数が減っていないことを知りました。また、女性専用車両を痴漢対策ではなく特権車両だと思って乗車している女性もかなりいるみたいですね。実際に、女性専用車両に乗車している女性達を観察していると、到底痴漢には遭いそうもない人たちがかなり乗車してます。

Youtubeの動画を見せてもらいましたが、文句を言ってくる女性はだいたいそういう人のように思えます。こういう現実を目の当たりにすると、ここのサイトに書いてあるとおり、私も、専用車両ではなく別の方策をとるべきのように思えてきます。

また最近、女性専用車両について改めておかしいなと思う出来事がありました。私は、永田町駅から有楽町駅まで有楽町線で通勤しています。永田町駅も有楽町駅も乗降客が非常に多く1番後ろにメインの階段があります。しかし、一番後ろの1号車が女性専用車両のため、たった2駅の移動なのに、
永田町駅でホームに降りてから、わざわざ2号車に乗車し、有楽町駅では2号車から一番後ろの階段まで歩かなくてはなりません。

以前は、女性専用車の運用が永田町駅7:44発からであったため、それより早く通勤する私にとっては実害がありませんでした。しかし、今では始発からの運用になってしまい、直接的な不利益を被るようになりました。
今までの通勤・通学経路で女性専用車両とバッティングしたことはなかったのですが、こうも不便を強いられると、疑問を持たざるを得ません。また、永田町駅には1号車の各ホームドアの前に警備員を1人ずつ配置して、男性客の乗車を事実上シャットアウトしています。
発車間際に階段から1号車に乗ろうとして、警備員に止められ、乗車を諦める男性を毎朝のように目撃しています。
私は制止を振り切って乗車してしまいますが、朝からトラブルに巻き込まれたくないので、空いている1号車をしり目に、すごすごと混雑している2号車に車両移動してしまいます。ここのサイトの専用車両調査結果を閲覧させていただきましたが、有楽町線は一番後ろに階段のある駅がけっこうありますね。こんな場所に実効性に欠ける専用車両を設置するなんて許せません。

なんでこんな理不尽なことがまかりとおっているのか疑問で仕方ありません。
みんなで無視して利用すれば、形骸化していずれなくなるのに、私も含めて、日本人は従順すぎるんですよね。

駅員や警察の前でも、怯むことなく正しい主張をしているこの会の方々はすごく立派です。
これからも活動頑張って下さい。陰ながら応援させていただきます。

当会からの回答

※当会への応援のメッセージ、ありがとうございます。

当会が取り組んでいる女性専用車両問題ですが、ちょっと調べてみれば女性専用車両の設置された経緯(政治的圧力の関与等)やその後の鉄道事業者等の取った対応(痴漢件数の隠蔽等)などおかしい事だらけで、そもそも「痴漢対策」という導入理由自体、非常に怪しいものだと分かります。

しかしながら、こうした情報はこの問題について関心を持ち、調べた人でないと知りえないことでもあります。

ちょっと調べればすぐ分かることなのですが、調べないとこうした情報は手に入りませんので…

今も世間の多くの人々は「女性専用車両は痴漢対策のためにやむを得ず設置されたもの」「痴漢被害者を保護するという正当な目的で設置されたもの」と思っているのが現状だと思います。

そのため、当会の取り組みも世間にはなかなか理解されにくいわけですが、あなたのようにこうして女性専用車両のウラ側の事情を知り、理解くださる方が一人でも増えることは私達としても心強いことです。

今後も、女性専用車両が「痴漢被害者を守るため」という「正義」で設けられたものではなく、数々のウソの上に成り立つ「偽善」であることを社会に少しずつでも知らしめて行くべく、活動を続けていきたいと思います。


乗車活動に対する批判のご意見

●性別:男性

●Youtubeにて動画を観ました。

いち電車利用者として意見を述べたいと思います。

女性専用という注意書きのせいで、ほとんどの人が間違った認識をしていることは問題だと私も思いました。

しかし、わざと女性専用車両に乗りトラブル行為を起こすこと自体は正しくないと思います。

あの様な行動での問題提起の仕方は非常に迷惑です。あなた方のモラルが問われます。

そして、法律を振りかざすして被害者になる行為自体、ナンセンスです。

法律とマナーはすべてがイコールではないのです。

マナー違反になるような行為ではなく、紳士的に取り組んでみてはどうでしょうか?

当会からの回答

※ご意見ありがとうございました。

以下の通りコメントさせていただきます。

女性専用という注意書きのせいで、ほとんどの人が間違った認識をしていることは問題だと私も思いました。

しかし、わざと女性専用車両に乗りトラブル行為を起こすこと自体は正しくないと思います。

トラブルを起こしているのは私達ではなく、「女性専用という表記のせいで間違った認識をしている人々」だということは分かりませんか?

あの様な行動での問題提起の仕方は非常に迷惑です。あなた方のモラルが問われます。

モラルが問われるのは女性専用でもないのに「女性専用」と事実に反する表記を出し、しかも任意だということを利用客に知らせない鉄道会社のほうではないでしょうか?

私達はあくまで鉄道会社が「任意協力」であると認めているから乗っているのであって、何の落ち度もありません。

迷惑なのだとしたら、その文句は鉄道会社に言ってください。

そして、法律を振りかざすして被害者になる行為自体、ナンセンスです。

私達は法を振りかざして「自分達こそが被害者だ!」などと訴えているわけではありません。

あくまで、「鉄道事業者のウソを許さない」という目的のために、よく考えた上でこのような活動をしております。

それを「法律を振りかざして被害者になっている」と思い込んでいらっしゃるのなら、ナンセンスはあなたのほうではないでしょうか?

法律とマナーはすべてがイコールではないのです。

マナー違反になるような行為ではなく、紳士的に取り組んでみてはどうでしょうか?

「男性が女性専用車両に乗らないマナー」などというものは存在しません。

法律は法律として正式に存在しますが、「男性が女性専用車両に乗らないマナー」などというものは所詮、それがマナーだと言う人の脳内にしか存在しないわけです。

「守らなければならないのは法律だけじゃない。マナーも守れ!それが常識だ!法律に定められていないからと言って何をやっても良いわけじゃないんだぞ!」などと言う人もいますが、それはあくまで「法律とマナーが矛盾しない場合の話」であって、マナーだと言っているものが法と矛盾するものであるなら、そんなものはマナーとは言えないし、また守る必要もないということです。

むしろ、法に反することを「マナー」などというもっともらしい言葉で正当化していると言うべきでしょう。

一歩譲って、仮にそれがマナーだとしても法律とマナーがイコールではないのなら、優先すべきは法律であるということは言うまでもありません。

「女性専用という注意書きのせいで、ほとんどの人が間違った認識をしていることは問題だと私も思いました」と言いながら、その当人であるあなたが「女性専用」という注意書きのせいで、「男性が乗らないのがマナー」だという「間違った認識」をしている事に気がつきませんか? 

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2013年2月~3月)

2013年2月下旬に弁護士ドットコムで「女性専用車両に男性が乗っても違法性はない」という記事(参考1 参考2)が掲載され、さらにそれがヤフーやライブドアなどのポータルサイトでもニュースとして取り上げられるなど、ネット上で大きな反響を呼びました。

その関係で、当会ご意見投稿フォームにも多数のご意見投稿が寄せられましたが、いただいたご意見投稿のうち、投稿者が「公開しても構わない」として送信されたものの中から一部をここで紹介させていただきます。


いただいたご意見・ご質問

●性別:男性

●ご意見・質問・メッセージ等

はじめまして。

YouTubeの方、拝見させて頂きました。(ほぼ全部見たと思います。)

やっぱりこの「女性専用車両」という代物は、即刻(もう遅い位ですが)やめるべきだと思いますね。

他の反対している方々の意見の内容で、僕の言いたい事の大半は網羅されていますので、改めてまた僕が書く必要もないに相当します。(勿論、会の皆様の御主張が正しいのは明白です。)

そもそも、本当にこんな車両が存在している事じたいが改めて信じられません。

しかし女性というのは、何故これをおかしいと思わないのでしょうかね?

何故「やっぱりもうこれは結構です」の一言を発する女性の方が現れないのでしょう…?

確かに女性専用車両は、使ってみれば女性にとってすごく快適便利な空間かも知れません。

「でも…ちょっと待てよ…本当にこれでいいのかな…?私達こんなふうに電車を使っていいのかな…?」

「法律的にとかのレベルまで考えるかどうかは別して、みんなが同じように運賃を支払って乗っている電車をこんなふうに優遇されちゃっていいのかな…?」

「ここの車両以外の車両すごくギュウギュウ詰めだなぁ…やっぱりこの車両1台分のこのスペースのしわ寄せが残りの車両に行ってるんだろな…なんか段々申し訳なくなって来たな私…」

こうゆう気持ちの微塵も生まれる女性ってのは果たして本当にいないのでしょうかねぇ?(賛成して悠々と乗車している女性の事)

もう数年間続けられているこの代物、賛成している女性達は、本当~にこれでいいと思っているのでしょうかねぇ?

それどころか、「男は降りろ!出て行け!」って信じられないどころか、憤りさえ感じてしまいます。
僕は駅員や鉄道会社の不適切な対応もすごく問題だと感じますが、何よりもやっぱりそうゆう事を言う女性の意識が問題だと強く感じます。

もし逆に男性だったら、女性あるいは他の人達にとってこれは不公平だと感じたり、不平等だと感じたら決して進めたり希望したりはしないと思うんです。(社会的全般の様々な事で)

そりゃ確かに「こうゆうのがあったらどんなにいいだろな~」的な物ってたくさんあると思うけど、やっぱり常に、社会の目や、色々な事象と照らし合わせて考える物ですよね?普通。

そんな誰々がいいって言ったからとか、みんなやってるじゃん、とか、そうゆう事じゃないと思いますよね。

本当にこれは大変な問題だと思います。まだ個人のお店のサービスとか、あるターゲットに向けた商品ならともかく、公共の場でこういった専用、専有まがいな事はあってはならないですよね。

最近では、女性のバス運転手さん、電車の運転手さんも増えていますが、もしこれを男性が「おい、本当に大丈夫なのか?ちゃんと運転できるんかい?怖いなぁ、男に替わってくれよ。」のような発言をしたらどうなります?

これと同じ事を、女性専用車両と言う名の一般車両で「男性は降りて!」って言ってるのが同じだと感じるのは僕だけでしょうか?

当会からの回答

※当会や当会の友好協力団体である差別ネットワークなどのYouTube動画をほぼ全部見てくださったとのことで、ありがとうございます。

女性の中にも女性専用車両に疑問を持つ人は実はいます。

具体的には「男女逆でも差別はよくない」「痴漢対策としては方向性が違うのでは?」「鉄道会社は女性を意識しすぎ」などの女性からの意見がネット上では時折見られますが、リアルの世界でそれを表立って言う女性は確かに少ないですね。

しかしながら当会にも女性会員が在籍しているように、決して全ての女性が女性専用車両を当然の権利のように考えて賛成しているわけではないと思います。

女性客が特権意識を持ってしまうことについては、女性「専用」という表記を出している鉄道事業者にも問題があると思います。

これについては引き続き改善を求めていかなければならないと考えておりますが、鉄道事業者というものは抗議の声を受けても、なかなかそう簡単には動き出さないものです。(だからこそ、粘り強く抗議していく必要があるわけですが…)

女性専用車両が「専用」と名乗りつつ、実際は専用ではなく任意協力に過ぎないということは、ネット上のニュースサイトで取り上げられ、それが反響を呼んだことなどから、かなり広く世間に知られるようになりましたが、まだまだやらなければならないことはたくさんありますので、これからも頑張って活動してまいりたいと思います。


いただいたご意見・ご質問

●性別:男性

●初めまして。ニュースサイトから「~は違法か?」を経て流れてきたものです。

他の方も言われている、最初は貴会を「右翼や固執した偏見の持ち主」等の見方をしておりましたが、こちらのサイトを見て、貴会の主張は間違っていない、いや、正しいと思うようになりました。

自分は、女性専用車両に一般男性が乗ってよいことは知っておりましたが(乗ったことはありません)、正直、女性専用車両を導入して以降、痴漢件数が変わっていない現状を知りませんでした。

また、元の発端が政党の利権に関わるものだとも知りませんでした。

女性専用車両(痴漢対策としての)の代替案について、今現在どれほど考えられ議論されているのか知りませんが、女性専用車両が痴漢対策として成り立っていない以上、早急に別対応が求められる問題と思っています。

しかし、あえて言わせていただきたいのですが、非協力乗車ついては、方法論としてどうなのかと思っています。貴会員の方かわかりませんが、動画サイトでのやり取りをみて、正直、非協力乗車は「迷惑行為」だと感じました。確かに言い分は、よくわかっているつもりですし、文句を言う方がおかしいのかもしれませんが、
・基本的に男性は乗車しないのが前提なので、それに対して女性乗客が文句を言うのはわかりきっている。
・悪いのが誰であれ、実際に遅延している現状を見てほしい。電車を利用している全員に迷惑がかかっている。
・実際に電車遅延が経済損失の問題になっている。
・正しい思って行動した女性客が、少なからず警察に捕まっている。
という現実を考えていただきたいです。

非協力乗車を続けるのは、「この問題を考えていただきたい」という理由かもしれませんが、電車遅延の理由が「女性専用車両の問題に対する非協力乗車」と知らされてない以上、有効な手段ではないです。

これは国や鉄道事業者と解決する問題であって、一般利用客に迷惑をかけてよい問題ではないと思います。

たとえ国や鉄道事業者のやり方が変わらなくとも、別の方法で一般利用客の考え方を変えることは可能と思います。

なので、時間をかけてでも問題提起を続け理解を促し、世間に認識してもらってからでも遅くない方法と思います。

また、「女性専用車両」は必要ないと思いますが、優先車両のような考え方は必要に感じています。
対象者は、体の不自由な方、車椅子、ベビーカー、ご老人、妊婦、精神疾患、等(もちろん普通の人も乗車できるが)

貴会の主義主張に反するところもありますが、優先席でなく優先車両を本当に必要としている人たちがいると思います。

また、上記以外の人からすると、混雑時に上記の人が周辺にいると何かしらの気遣いなり、対応を強いられます。

押し詰め状態ではかなりつらいでですし、それが見えないで、強引に入ってくる人も少なからずいます。

まとまりなく、思うことをツラツラと書いてしまいましたが、貴会の目標達成を願っております。。

長文、失礼しました。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございました。

2月に「~は違法か?」のサイト(弁護士ドットコム)で女性専用車両のことが取り上げられて以来、当会にも多数のご意見投稿があったのですが、その中には当会のサイトもろくに読まずに当会を批判してきているようなものが少なくありませんでした。

しかし、あなたは当会のページなどをご覧になった上で投稿くださったものと思われ、その点、当方といたしましても好感が持てました。

ただ乗車活動については、私達はあくまでも「任意協力」のルールに基づいて粛々と乗車しているだけで、決して私達が他の利用客に迷惑を掛けているわけではございません。

鉄道事業者が「任意協力」と言っていながら、実際には強制まがいのことをするために列車が遅延したりするのです。

したがって、「電車を利用している全員に迷惑がかかっている」「電車遅延が経済損失の問題になっている」と言うのであれば、これは私達ではなく、鉄道事業者に言うべきことなのです。

私達としても、列車を遅延させるのが目的ではないので、鉄道事業者に対し、女性専用車両に男性が乗車していても列車を止めてまで無理に降ろそうとしたりしないよう、常に申し入れています。(これについては、私達が乗車活動を始めた当初よりもかなり改善されました)

鉄道事業者は基本的に女性専用車両に対する疑問や抗議の声は黙殺しようとします。

つまり、抗議の声を「やり過ごす」ことによって、反対派が諦めるのを待っているわけです。

したがって、鉄道事業者が無視できないようなことをしなければ、いつまでも黙殺され続けるばかりで、時間だけが過ぎ去っていくということになります。

ですから、「たとえ鉄道事業者の方に問題があるとしても列車遅延につながることが予想されるから乗車はやめておこう」では鉄道事業者の思う壺なのです。

また「正しいと思って行動した女性客が、少なからず警察に捕まっている」と仰いますが、女性客が乗車活動をしている私達に車両を移動するように言ってきたとしても、それだけで警察に突き出したりはしません。

私達もきちんと話のできる相手にはきちんと対応いたします。

私達が女性客を警察に突き出すのは相手が暴言を吐いたり暴力に及んだ場合です。

こういう行為は女性客自身が自らの行動(女性専用だからと、男性を移動させようとしたこと)を正しいと思う・思わない以前の問題で、侮辱罪・暴行罪等に該当する犯罪ですから、これは警察に突き出されても仕方がありません。


いただいたご意見・ご質問

●性別:男性

●歩き疲れてせっかく乗ろうとした階段付近の車両が女性専用車両だったときには悪意を感じました。

もちろん法的効力がないことは知っていましたが、かなり腹が立ちました。

明らかな男性差別ですよね。

痴漢を防止するのなら10代、20代専用車両を作ったほうが有効だと思います。

正常な人は痴漢をしませんし、痴漢をするのは異常な方だと思いますが異常な方が男性だけだとは限らないわけですし。

むしろおばちゃんには必要ないだろうと。

学生である僕の立場では、女性専用車両よりも10代20代専用車両のほうが、うるさいおばちゃんたちの世間話を聞かされずに車内で勉強する等、有意義に使えます。

ネットで見つけたのでメール送ってしまいました。

女性専用車両について反対意見を持っている僕のような方が多くいることをしって嬉しいです。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございました。

女性専用車両に疑問を持つ人の多くは最初はあなたのような「電車に乗ろうとしたらそこが女性専用車両だった」とか、あるいは「女性専用車両と他の車両の混雑率が全然違う」などの理由から専用車問題に関心を持ち始めることが多いと思われますが、実際には単に利便性や混雑率だけの問題ではなく、もっと根の深いものだということを一人でも多くの方に知っていただければ、こちらとしても嬉しく思います。


いただいたご意見・ご質問

●性別:女性

●私は女性ですが、度々痴漢に合い不快な思いをしてきました。

なので、安心して乗ることのできる女性専用車両には助けられています。

今使用している路線の女性専用車両には高頻度で男性が乗車してきますが、やはり遠慮していただきたいと思ってしまいます。

男性専用車両を作って、強制力を持って分離してもらえるといいなと思います。

少なくとも女性専用車両ができてから痴漢に合うこともなくなり、毎朝嫌な思いをしなくて済むようになったので、私は女性専用車両に賛成です。

男性の皆さんにもご理解いただけると嬉しいです。

皆さんの活動が女性専用車両の廃止ではなく、うまく折り合いを地点を目指していただけるよう願っております。

最後に。男性の皆さんが考えるより痴漢は女性にとって深い心の傷となります。満員電車では犯人を特定することも困難ですので、泣き寝入りする他ありません。

痴漢撲滅も含めて活動していただければ、女性の賛同者も増えると思います。

すべての人が快適に電車に乗れる日が来ることを願います。

当会からの回答

※ご意見を拝見させていただきましたが、あなたは「反対派(の男達)は痴漢される女性の気持ちや立場を考えないから、痴漢対策の女性専用車両に反対する」と認識されているのではないでしょうか?(違っていたらお詫びいたします)

信じられないと仰るかもしれませんが、そもそも女性専用車両は痴漢対策ではありません。

詳しく書くと大変長くなりますのでここでは詳細は触れませんが、一部の政党・政治家の人気取り政策として、政治目的で推進されてきたことや、女性専用車両で痴漢が減らないと分かると鉄道事業者が導入後の痴漢件数を隠蔽するようになったことなどから、痴漢対策ではないのは明らかです。

また、男性専用車両を作ることも専用車両に法的強制力を持たせることも現状ではほぼ不可能と言って良いでしょう。

私達は効果的な痴漢対策として、車内監視カメラの設置推進などを提言しております。

車内監視カメラは2009年にJR埼京線で試験導入され、痴漢が多いことで有名だった埼京線の痴漢件数を何と約6割も減少させるという素晴らしい効果を発揮し、それが当時の新聞などでも大きく取り上げられました(一方、女性専用車両で痴漢が減らないのは前述のとおり)。

以前から、インターネット上の掲示板などでは女性専用車両の是非についての議論が行われ続けてきましたが、以前は専用車反対派に対して賛成派は決まり文句のように「反対するなら代替案を示せ」と言い続けてきました。

そして私達が監視カメラの設置や警備の強化などを提案しても「そんなもの役に立たない」「非現実的」と、一切受け付けませんでした。

しかし、埼京線で監視カメラが実際に試験導入され、「痴漢件数6割減」という結果が出ると、賛成派は(監視カメラで「痴漢6割減」という決定的なデータは無視して)「監視カメラに一体何ができるというのですか」「監視カメラは死角ができるからダメ」などの言葉を連ね、監視カメラの設置推進には強く反対し、「女性専用車内では痴漢が起きないのだから女性専用車両が絶対確実」と、女性専用車両以外での痴漢被害は「度外視」して女性専用車両を守ろうとするようになりました。

女性専用車両を導入しても痴漢件数が減っていないわけですから、それ以外の車両で痴漢はやりたい放題になっていることはお分かりいただけると思います。

しかし、なぜか賛成派は女性専用車両さえあれば、それ以外の車両でいくら被害者が出ても、それは問題にしようとしません。

また他の投稿者に対する回答でも触れていますが、賛成している女性の7割以上が「臭いオヤジが居なくていい」「車内で化粧ができる」などの身勝手な理由で賛成しているという調査結果もすでに出ています。

つまり、賛成派(の多く)は効果的な痴漢対策を求めているのではなく、女性専用車両を守るために痴漢対策を理由にしているだけなのです。

そして「代替案を示せ」という言葉も、単に反対派を黙らせ、女性専用車両を守るためのものだったわけです。

「痴漢撲滅も含めて活動していただければ…」とあなたは仰っていますが、実際には当会(を含む反対派)と賛成派のどちらが痴漢対策を真剣に考えているか、もうお分かりでしょう。

もちろん、あなたは上記のような賛成派ではなく、純粋に「女性専用車両は痴漢対策」だと信じておられたのだと思いますが…

それと、これだけは申し上げておきたかったのですが、あなたは「痴漢は女性にとって深い心の傷になる」と仰っていますが、痴漢冤罪で人生を棒に振る男性も悲惨な痴漢の被害者です。

それこそ心の傷だけでは済まされません。女性だけが被害者ではないのです。

先ほど「監視カメラで痴漢6割減」という話をしましたが、「全体での痴漢件数が減る」ということは多数の女性が痴漢被害から救われるというだけでなく、「冤罪の可能性も減る」ということです。

つまり、全体での痴漢件数が減ることは男女どちらにとっても良いことであるといえるわけです。

監視カメラと女性専用車両のどちらが良いか、あなた自身でもう一度よく考えてみてください。


いただいたご意見・ご質問

●女性専用車を導入している関西某鉄道会社で乗務員をしている者です。現在他社では知りませんが自分の会社では女性専用車も含め、ホーム上の喫煙・優先座席での携帯電話の操作・車内での通話のご遠慮は全て利用者の協力のもとで行うものであって高圧的に言ったり強制的にやめさせるようなことは絶対に言わないようにと指導されています。そして車内放送や駅の案内の効果もあってか現在では女性専用車で男性を見かけることはほとんどなくなりました。ただもちろん男性の方が乗っていた場合は気付かずに乗っていた場合等もあるので一言だけ「ここは女性専用車ですよ」と伝えます。今までほぼ全ての方はその一言で別の車両に移っていただけました(隣に移ってくださいと言うようなニュアンスの事は一切言ってません)。

さて、そして私自身の考えを言うと女性専用車には賛成です。そちらの主張は法的効力はないしそもそも痴漢は減っていないとのことですが、まず法的効力云々に関しては確かにありません。現役の鉄道員としてもそこは心得てます。ちなみに鉄道営業法第34条2項は憲法に違反するため無効とか書いてありましたけど。これは女性専用車を指ku檮]鯤犬任呂覆・・㌫僂離肇ぅ譴簍畆爾覆匹鮖悗垢箸い・枷十蠅慮・鬚・△襪茲Δ覆里罵Ⅳ悊任△襪塙佑┐泙…ぢこれを理由に男性を女性専用車から強制退去させることができるというものではない)。

次に痴漢の件数ですが、もし今までに痴漢の被害にあわれて男性の乗っている車両に乗ることに恐怖心を抱いている女性がいたとしたらどうでしょう?鉄道は不特定多数の人が利用する場です。こんな人がいないとも限りません。痴漢を防止する目的もありますが、女性専用車にはこういった方々に安心して乗っていただく目的もあると自分は考えております。世の中法律が全てではありません、だからこそ公共のマナーというものが必要なのです。

最後にこれらの取り組みは全て利用者の協力のもと成り立っているものです。私はこれからもその取り組みが続く限り今の立場を貫いて協力をお願いし続けます。

議員の圧力か何かで導入されたかどうかは知りません、しかし今は不必要なものどんどん淘汰される時代です。もし本当にそうだとしたらこんなに導入する会社はあるのでしょうか?こんなに長続きするのでしょうか?

これだけ各鉄道会社で続いているにはそれだけの理由があるはずです。

当会からの回答

※ご意見投稿ありがとうございました。

以下の通りコメントさせていただきます。

現在他社では知りませんが自分の会社では女性専用車も含め、ホーム上の喫煙・優先座席での携帯電話の操作・車内での通話のご遠慮は全て利用者の協力のもとで行うものであって高圧的に言ったり強制的にやめさせるようなことは絶対に言わないようにと指導されています。

高圧的に言ったり強制的にやめさせることをしないのは結構なのですが、「車内喫煙や優先座席での携帯電話操作」と「女性専用車両に男性が乗ること」を同列に考えておられるのなら、とんでもないことです。

喫煙や優先席での携帯電話操作なら本人の意思でやめることは出来ますが、男性であることを本人の意思でやめることは出来ません。

「性別」という、生まれつきの属性を理由に公共の場から男性を排除するのなら、これは「人種」という生まれつきの属性を理由に黒人を排除したアパルトヘイトと同じです。

だからこそ私達は乗車活動を行っているのであって、車内で喫煙したりするような輩と一緒にされる筋合いはありません。

次に痴漢の件数ですが、もし今までに痴漢の被害にあわれて男性の乗っている車両に乗ることに恐怖心を抱いている女性がいたとしたらどうでしょう? 鉄道は不特定多数の人が利用する場です。こんな人がいないとも限りません。痴漢を防止する目的もありますが、女性専用車にはこういった方々に安心して乗っていただく目的もあると自分は考えております。

痴漢対策と言って導入しながら、痴漢の件数が減っていない時点で問題だと思いますが…

失礼ながら、これでは女性専用車両を正当化する理由を後から探しているようにも思えてしまいます。

また、他の投稿者への回答でも触れていますが、女性専用車両に賛成し、利用している女性の7割以上が「臭いオヤジが居なくていい」「車内で化粧ができる」などの身勝手な理由で女性専用車両を支持しているという調査結果がすでに出ています。

それに、「過去に痴漢被害に遭って恐怖している女性に安心して乗っていただくため」というのなら、過去に痴漢冤罪に遭って、満員電車に恐怖を感じる男性客はどうするのでしょうか?

男性も女性も同じ鉄道会社に運賃を支払って乗車している「お客様」のはずですが。

「女性の安心」ではなく、「全てのお客様の安心」のために(専用車両以外の方法で)施策を講じることに努力するのが筋ではないのでしょうか?

世の中法律が全てではありません、だからこそ公共のマナーというものが必要なのです。

先にも述べた通り、女性専用車両に男性が乗らないのがマナーではありません。

車内喫煙などとは全くの別物です。

「女性専用車両に男性が乗らないのがマナー」などと言うのは「白人専用車両に黒人が乗らないのがマナー」などと言っているようなものです。

そして、言うまでもありませんが、法律>マナーです。

議員の圧力か何かで導入されたかどうかは知りません、

インターネットで「女性専用車 政党」などのワードで検索をかければすぐに分かりますよ。

現在、各鉄道事業者で運行されている女性専用車両の大半は政治的圧力によって導入されたものです。

そして、(これは女性専用車両に限りませんが)「政治目的に利用されているものは利用されている時点で本来の目的から外れている」というのは、社会の常識です。

もっとも、中には(恐らく)政治的圧力とは関係なく、女性集客目的と思われる女性専用車両を導入し、「私は乗る、女性専用車」などと宣伝している鉄道事業者もありますが…

しかし今は不必要なものどんどん淘汰される時代です。もし本当にそうだとしたらこんなに導入する会社はあるのでしょうか?こんなに長続きするのでしょうか?

これだけ各鉄道会社で続いているにはそれだけの理由があるはずです。

「長続きしているからそれだけの理由がある」と言っても、その「理由」が正しいとは限りません。

「お上から言われてやったものだから簡単に廃止できない」というのもあるかもしれませんが、それよりも一部の鉄道事業者では女性専用車両に「女性専用車限定広告」なるものを募集し、そこに女性向けの広告を出せば効果が高いということで、非女性専用車両よりもかなり高い広告料で広告主を募集しています。

いいお金儲けですから、当然それは続くでしょう。

そして、一般のサービス業ではなく「公共交通機関」である鉄道事業者が(痴漢対策を名目に)こういうことをすること自体、鉄道事業者のモラルが問われるのでは?

よく、「女性専用車両に男性が乗り込むことは法律に反していなくても、マナーやモラルの問題だ」などと言う人がいますが、モラルに反しているのは誰なのか(どこなのか)と言いたいところです。


いただいたご意見・ご質問

●性別:男性

●君らの趣旨や理屈はよくわかる。法の下の両性の平等。

しかしね、女性専用車両は男性にこそメリットがあるんだ。。考えてもごらんよ、チカン被害は一時の苦しみにすぎないけど、チカン冤罪だと数年は確実にたっぷりいやな目に会うし、たぶん一生を棒に振るんだぜ。

女性専用車両ができるまで、満員電車で女性の近くに立つのは怖かった。もしチカンと言われたら最後、職も家族も名誉も失うことになる。やっていない証拠は出せないのだから、どうしようもない。だからラッシュ時は公共交通に乗らないようにしているし、乗った場合は両手でつり革をつかむ。

女性専用車両が増えて、妄想気味の連中がそっちを使うようになって、正直ほっとしている。

当会からの回答

※「女性専用車両は男性の痴漢冤罪防止に絶大な効果がある」と信じきっておられるようですが、

  • 女性専用車両が導入されて、非女性専用車両が1両減っているにも関わらず、全体での痴漢件数が減っていない(つまり、非女性専用車両1両あたりの痴漢件数は導入前より増えている。当然、痴漢があるところには冤罪もある。)
  • 大阪市営地下鉄御堂筋線の痴漢でっち上げ事件をはじめ、女性専用車両実施中の列車で冤罪事件が次々と発生している。
    (JR西日本阪和線で、痴漢をしたとして捕まったJRの幹部が無実を訴え、自殺した事件がありましたが、これも女性専用車のある列車での出来事でした)

これらの事実を踏まえて、もう一度よく考えていただきたいものです。

「女性専用車が増えて、妄想気味の連中がそっちを使うようになって、正直ほっとしている」と、本気でそう思っていらっしゃるのなら、あなたも別の意味で「妄想気味」なのではないでしょうか?


いただいたご意見・ご質問

●性別:女性

●男性差別ではないと思います。女性が快適に通勤できるようになって、よりよいと思います。背の低い女性や妊婦さんが電車で押しつぶされている光景を見たことはありませんか?女性が社会進出をするにあたっても必要な手段であると思います。

※「女性が快適に通勤できるようになれば(男性はどういう扱いであっても)それは差別ではない」ということですか?

「女性さえよければそれで良い」のですか?

「背の低い女性や妊婦が通勤電車で押しつぶされている」と言うなら、女性専用車両ではなく、混雑緩和を求めるのが筋ではないでしょうか?

女性専用車両を設置するということはその分、他車両の混雑を上げるということです。

そして、男性でも高齢者や病弱な人はいますが、女性専用車両以外の車両でそういう人達が押しつぶされていてもそれはいいのですか?

「女性の社会進出に必要」とかいうのも理解不能ですね。

そもそも日本よりも女性の社会進出が進んでいるとされる先進諸外国の多くには(日本よりもはるかに治安は悪いですが)女性専用車両はありませんよ。

なぜかご自身でよくお考えください。


いただいたご意見・ご質問

●暇ですね。どうして女性専用車両ができたのかをまず考えろよ。

当会からの回答

※女性専用車両ができたのは、一部の政治家・政党が政治目的で推進したのが主な理由です。

「痴漢がいるから」ではありません。これは基本中の基本です。

当会に「暇ですね」などという前にもう少し専用車問題について勉強してから出直してきてください。


当会にご意見投稿くださった皆様へ

以上、2月下旬にインターネット上のサイト(弁護士ドットコム)で、「女性専用車両に男性が乗ることに違法性はない」という内容の記事が掲載されてから、3月一杯までにいただいたご意見投稿の中から一部紹介してまいりましたが、実際にはここに紹介したもの以外にも多数のご意見投稿をいただきました。

ここで紹介したご意見投稿には返信コメントを付けさせていただき、またここで掲載しなかったものについても、可能な限りメールで返信させていただくなどいたしましたが、全てのご意見投稿に対して返信を行なうことが出来ませんでした。

このことについてはお詫びいたします。

当会から返信できなかった方も含めて、ご意見投稿をくださった全ての方々に改めて御礼申し上げます。

当会へのご意見投稿、誠にありがとうございました。

カテゴリー
ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2010年8月~12月)

2010年8月~12月の間にいただきましたご意見投稿の中から、投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見について、一部ここで紹介させていただきます。


女性専用バスに疑問を持つ方からのご意見

●性別:男性

●こんばんわ。

いつも貴サイトを拝見しております。

私は、この専用車を無理やり導入させた某政党が嫌いな人間です。

それと同時に僕自身もなんら痴漢対策にもなっていない専用車については疑問を感じております。

以前田舎に住む父親が上京した際に、平日の昼間にも関わらず、中央線の女性専用車をみて慌てて乗車を避けようとしたのをみて、やはり専用車のことをよく知らない地方の人間はあの派手な表示をみて自然と避けてしまうものなのかと思い、とても嫌な気分になりました。

いつも会員様たちが抗議乗車の際、例え国家権力を乱用しようとした警察官相手でも怯むことなくこれはおかしいんだと堂々と発言なさることは非常に素晴らしいことだと思います。

これからも撤廃に向け頑張って下さい。応援しています。

前置きが少し長くなりましたが、ひとつ質問があります。

最近出てきた夜行バスの女性専用シートやレディースカー、急行能登号の女性専用車についてはどうお思いでしょうか?

3列独立シートならまだしも、4列シートのバスの場合、見ず知らずの異性と隣同士で寝るということになります。

私は、万が一寝ぼけてうっかりして女性が嫌がることをしたらどうしよう…。

こんな不安があるので上に書いたこととは、矛盾してしまうんですが、これに関しては導入しても構わないような気がするんです…。

ご回答の程よろしくお願い致します

当会からの回答

いつも当会サイトをご覧頂き、ありがとうございます。

さて、ご質問についてですが、これはよく考えて頂ければお分かりいただけるかと思いますが、女性専用ができたところで女性との接触がなくなるわけではありません。

あくまで「女性はどこでも選べる」わけですから、4列シートで隣に異性が来ることは決して珍しくありません。

完全に男女別にして、一切接触がないようにしてしまわない限り、あなたが不安に感じているようなことはいくらでも起こり得ます。

別に女性専用を設けなくても、事業者の側でバスのチケットの予約を受ける際に性別をチェックして異性同士が隣り合わせにならないようにすることは不可能ではありませんし、また車両を完全に男女別にしてしまうという方法もあります。

あなたが不安に感じているようなトラブルを回避するためであれば、そのようにした方が女性専用「のみ」設けて、それ以外の場所でそうしたトラブルが発生する可能性を残したままにするよりも確実でしょう。

但し、交通事業者は面倒がってまずやろうとはしないと思われます。

なぜなら、バスの女性専用は営利目的であり、「女性専用とそれ以外の方法で、どちらが防犯・トラブル防止に有効か?」などということとは全く別次元の話であるからです。

つまり、女性の特権意識に訴えかける、あるいは「男性がいないので安心」と訴えかけることにより、客寄せを図ろうとしているのです。

「男性がいないので安心」というと、もっともらしく思ってしまう人もいるかもしれませんが、実際には駅などで女が刃物を振り回して人を殺傷するような事件も発生していますから、「男性がいないから安心」というのは実は「男性だけが危険である」というとんでもない偏見であるわけです。


つい先日も名古屋の地下鉄の女性用トイレで、刃物を持った女が他の女性客を刺殺する事件があったばかりです。

(2010年9月5日の朝に、名古屋の地下鉄金山駅の女性用トイレ内で、刃物を持った女が近くにいた他の女性客を突然刃物で切りつけ、刺し殺すという事件が発生しています。)

鉄道の通勤列車の場合、公明党などの政治的圧力の関与が大きいですが、バス等の女性専用はそのほとんどが営利目的であると思われます(マスコミでは「防犯対策」と報道されていることが多いようですが…)。

また、鉄道で女性専用が増えているのを見て、それを真似ている事業者も多数存在すると思われます。

鉄道は一般のサービス業と異なり、公共性の高い事業でもあるので、安易に女性専用を設けること自体、本当は非常によろしくないことなのですが、実際には「他がやっているから構わない」という状態になってしまっていると思われます。

つまり、「女性専用があると男性も安心」と考えている時点ですでに交通事業者に完全に騙されていることになります。

あくまで営利目的であり、男性の保護ではありませんから…


女性専用席に疑問を持つ方からのご意見

●性別:女性

●初めまして。質問です。

先頃、ひとりで国内旅行してました。JRは確かですが、どの電車だかは憶えていません。

指定席でひとり座っていました。周囲一帯誰もいず、空いてるな、と思っていました。

そしたら前の方の空いている席に中年男性が来て座っていました。

しばらくして彼は乗務員の女性に「そこは女性専用だから座ってはいけない」と注意され、頭をかいて元の席に戻りました。

それで初めてそこは女性専用座席なのだと知り、立ち上がって自分が座っている席の後ろを見たら、たぶん一車両の3/4くらいが混合座席なのでしょうか? びっしりと男性客が座っていました。

驚きでした。

よくよく見てみれば私が座っていた席のカバーがピンク色になっている。

これは酷いとビックリしました。

その前の女性席に座っていた男性だって、その座席の人が来たらどけばいいだけの話だと思います。

私だって、正直汗臭い(ごめんなさい!)男性の隣とかイヤですし、痴漢にあったこともあります。

だけど、どう見てもギュウギュウ座っている男性たちは仕事のようですし、対して私は好き勝手に旅行しているだけなのです。その「優雅な」私がガラガラのゆったりした席に座っていて、毎日働いている男性軍が、それでなくても身体が大きいのに、ギュウギュウ詰めで座らなきゃならないなんておかしいです。

お聞きしたいのは、こういう女性専用席も「男性は任意」なのでしょうか?

もしそうであれば、もしいつか同じような場面に出会ったら、男性側について乗務員に一言言ってやろう、と思っているのですが…。

別に、その席が空いているのだから、その席の乗客が来るまで座っていても構わない、と。

彼は別の座席の指定券はちゃんと買って乗っているのですから。

男女平等だったら、それこそ女性専用席なんてなくすべきです。

宜しくお願いします。

当会からの回答

(以下のコメントは上記の投稿者の方宛のコメントではなく、当サイトをご覧の皆様へのコメントです。)

この投稿者の方とは、この投稿に対する返信だけでなく、その後もメールで何度もやり取りを行いました。

普段は海外に在住されている方で、このときは一時帰国して、JR西日本の特急「サンダーバード」を利用されていたようですが、どうやら女性専用席とは知らずに利用されていたようです。

恐らくJR西日本が指定券を発売する際に女性専用席を(本人には告知せず)割り当てたのでしょう。

当会からは「法的には任意のはずだが、事実上男性は指定券を購入できない」という回答をいたしました。

JR西日本の女性専用席は特急サンダーバード車内で発生した女性乗務員への暴行事件が大きくマスコミで報道された直後に導入されたため、世間では防犯対策と思われているようですが、実際には導入の発表の際にJR西日本自身が「サンダーバードでの事件とは直接関係ない」と自ら防犯対策ではないことを明かしていました。

明らかに女性客への人気取りを狙った女性優遇サービスですが、例えば他の座席が満員でも女性専用席のみ空いていることがあるため、今では窓口に直接指定券を買いに来た女性客に女性専用席の指定券を(無断で)割り振っているものと思われます。

要はそれだけ、女性専用席は「必要とされていない」「設定しているだけ無駄」ということなのですがJR西日本の女性優遇好きには正直なところ、驚くほかありません。

他の鉄道事業者が政治的圧力などから女性専用車を渋々ながら導入せざるを得なかった状況の中で、自ら進んで女性専用車をどんどん導入し、女性専用車内に化粧直し用のものと思われる鏡を設置した(痴漢対策に鏡が必要なのか?)のもJR西日本です。

(さらにJR西日本はその後、2010年11月になって今度は「女性専用車を毎日・終日化する」と発表しました。JR西日本の女性優遇はどこまで行くのでしょうか…)

当会の回答に対し、この投稿者の方からは、
「それにしても女性専用席、異常すぎです。これだけではありませんが日本へ帰るたび、どんどん変な方向へ動いている…。」
という返信メールをいただきました。


違う痴漢対策の方法を考えられている方のご意見

●性別:女性

●はじめまして。

貴会のホームページを見て女性専用車の裏側の事情と政治的な背景や圧力があったことも理解できました。

混雑が嫌なら早めの電車を利用するか、空いている種別の電車を利用すればいいと思っています。

差別を優遇で解消するというやり方は在日特権や同和利権となんら変わらない手口であると思っています。

貴会の代案である監視カメラの設置等のやり方で防犯対策を行うのがスジであり女性専用車は不必要だと思っています。

貴会の活動を応援しています。

当会からの回答

この度は当会にご意見投稿くださいましてありがとうございました。

マスコミで専用車関係の記事が紹介されても「女性専用車は痴漢対策であり、必要なものである」というニュアンスで報じられることが多く、そのため現在も世間の人々の多くは女性専用車の裏側の事情を知りません。

私たちはそうしたことも含め、問題を社会に訴えて行くべく活動しておりますが、実際のところ賛同者を増やしていくことはなかなか容易なことではありません。

そんな中で、このようなご意見投稿をいただき、大変心強く感じました。

今後も頑張ってまいりたいと思います。


通勤列車以外の女性専用車に対する当会のスタンス

●性別:男性

●御会のサイトを拝見させていただきました。うまく言えないのですが、「女性専用車両」というのは物事を歪めているんだなと思いました。その事を考えるととても腹立たしく思い、女性専用車両の撤廃と根本的な痴漢対策と通勤ラッシュ対策を願うようになりました。

質問なのですが、 御会のご意見を拝見させていただく限り、朝夕の 「通勤列車」を想定して「女性専用車両」に反対しているのでは感じました。
しかし、公共交通機関の中には、ラッシュ時の通勤列車だけでなく、バスや夜行列車などにも「女性専用車両・席」というのがあります。
それらの「女性専用…」についてはどうお考えでしょうか?やはり反対でしょうか?
もし反対ならばその理由もご回答くださりますようお願いします。

参考までに、私が知っている「女性専用…」の交通機関を紹介します。
・JR北海道バスの札幌市内路線で、朝に女性客しか乗車を認めない路線バス便があったように思います
(ナニコレ珍百景という番組で知った)
・JR九州の「ドリームにちりん」という夜行特急に「女性専用席」という指定席があります(指定席の一室を「女性専用」にしたもの)
・福岡県の博多と宮崎県の宮崎を結ぶ高速バスに「女性専用便」というのを見た記憶があります。
・(すでに列車自体廃止されていますが)寝台特急の「あかつき」という列車に、寝台ではない座席車(レガートシートと言います)があり、そのうち半分が「女性専用席」となっていました。

当会からの回答

この度は当会にご意見投稿ありがとうございます。

当会は主に通勤電車の女性専用車両についての反対運動を行っておりますが、バスや夜行列車の女性専用についても現在のところ当会としての正式な統一見解ではないのですが、以下のような理由から反対の会員が多数おります。

  • 防犯対策を建前にしているだけで、実際には営利目的と思われる。公共性の高い交通事業において、このようなことはするべきではない。
    (通勤電車の女性専用は政治的圧力が関与していることが多いが、バス等の女性専用はそのほとんどが営利目的であると思われる。防犯対策なら他の方法を考えるべき。)
  • 「一両(一本)だけだから」「朝だけだから」と言って少しでも認めてしまうと、そこからどんどんエスカレートする可能性がある。

男性専用車両に対する当会のスタンス

●性別:男性

●名前は匿名希望にしていますが、実は、だいぶ昔に入会したことがある者です。

会自体は、東京、大阪、名古屋が中心の活動であまりお手伝いできなさそうなことや、少しだけ考え方の違いがあったので、放置しているうちに退会してしまいましたが、退会してからも、陰ながら女性専用車両に反対する会のことは応援しておりますし、活動してくれている皆さんには感謝しています。

先ほど述べた考え方の違いについてなのですが、私は「男性専用車両」もできれば、それは、「差別」ではなくて「区別」になると考えています。

女性専用車両に賛成する人の意見は大概、感情的で理論的に矛盾している意見ばかりなのですが、「痴漢にあったことがあり、電車に乗るのが怖いという女性だっている。そういう人にはなくては困るものだ」という意見だけは反論のしようがありませんでした。

しかし、男性も人生を台無しにされる痴漢冤罪に恐れて毎日電車に乗るのをビクビクしてる人もいます。

よって、男性女性両方に専用車を同数ずつ設置するようにするというのが、万人が満足でき、方向性としては正しいような気がします。(女性専用車両の混雑率が低いことに対する不公平感もなくなると思います)

また、もし、それにより一般車両の混雑率が上がり、専用車がガラガラという状況になり、それが問題となるようならば、男女両方から自然と『専用車両をなくそう』という動きになると思います。

この会に参加してから公明党が女性専用車両を進めてきたということを知りましたし、それで私は、今まで公明党を何とも思ってなかったのが一気に嫌いになりました。

公明党はホームページに実績として、「女性専用車両」を掲げる始末です。

あんな政治利用に負けないように頑張ってください!!不愉快極まりない!!

繰り返しになりますが、貴会のことを応援しております!!

当会からの回答

この度はご意見投稿ありがとうございます。

さて、あなたは男性専用車も作るべきというご意見とのことですが、男性専用車両を実現するのは相当に難しいと思います。

なぜなら、男性専用車は「女性専用車が痴漢対策である」という前提の延長線上にあるものですが、実際には女性専用車自体、現状ではおよそ痴漢対策とは言えないようなものであり、「痴漢対策の延長線上の、痴漢冤罪対策の男性専用車」は現状では考えられないからです。

「女性専用車は痴漢対策」という前提が頭にあると、痴漢冤罪の被害も相当問題になっているため、何となく男性専用車の実現もそう難しいことではないような気がしてしまいますが、実際には女性専用車推進派の政党・政治家は女性票集めや実績作りが目的で女性専用車を推進していると思われ、男性専用車の併設を推進しようとはしないでしょう。

「男性専用車も作れば票になる」と政党や政治家などが考えるようになれば話は別ですが、現状ではまず考えられません。

JR西日本など一部の女性専用車推進派の鉄道事業者も同様で、やはり自分たちの得になると思うから女性専用車を推進しているようなフシがあります。

男性専用車を作っても面倒なだけで何の得にもならず、費用もかかるので、やはりやろうとはしないでしょう。

また、それ以外の多くの鉄道事業者についても「政治的圧力などがあるから仕方なく」、あるいは「他でもやっているから」といった理由でやっているところがほとんどと思われ、現状の「仕方なしに(あるいは、他でもやっているから)やっている女性専用車」の上に、さらに男性専用車を併設することなどやはり面倒がってやらないでしょう。

つまり、「どこも痴漢対策(およびその冤罪対策)を真剣に考えて女性専用車をやっているわけではない」のです。

こんな状況で男性専用車の併設を求めたところで、まず実現はしないと思われます。

「男性専用車も設置すればよいのに…」という意見は女性専用車の賛否を問うアンケートなどでよく見られますが、「女性専用車が痴漢対策とは言えない」「男性専用車はまず実現しない」という現状を知らずに、男性専用車の設置を前提にして「女性専用車に賛成」と答えている人が少なからずいるということです。

また、そうした意見は女性専用車のみの設置に無条件に賛成しているのと同じ扱いにされ、「アンケートで賛成圧倒的多数という結果が出た」ということにされてしまう場合があります。

男性専用車を望む考え方にはこうした落とし穴もあるわけです。

あなたは元当会会員とのことですが、当会のことは今も応援してくださっているとのことで、ありがとうございます。

今後も頑張ってまいりたいと思いますので、もしよろしければ今後もまた、ご意見投稿などしていただければと思います。


当会に一定の理解をもつ賛成派からのご意見

●性別:女性

●私は、女性専用車両の設置に賛成する者です。

 こちらの会のサイトの情報などから、痴漢の件数は減っていない、また冤罪もなくならないという現実を知りました。しかし、専用車両が作られたことで、痴漢に恐怖を抱いていたが救われた方々も少なからずいるはずです。

被害に遭いたくない、人が、被害に遭わないようになる、とても為になっている制度ではないかと私は思います。 普通車両に乗車する女性の方々も、痴漢に遭ってもかまわないと考えている訳ではないでしょう。

私は常々、混んでいる駅のホームの中で、専用車両まで行き着くのは困難だと感じています。そのため普通車両に乗車します。これも解決されるべき問題なのでしょう。

もう一点、私は女性専用車両に賛成していますが、一方でこちらの会の主張も筋が通っていると感じます。しっかりと世間に表明していくのは大切なことだと思います。それだけに、こちらの会での行動内容に、少々気になる点があるのです。

実際に専用車両に乗り込んでアピールをする、とありますが、これはそこに乗車している他のお客さんからするとどうなのでしょうか。

きっと不快な感情を持たれてしまうのではないでしょうか。あくまでも私見で、私には詳しいことは分かりませんが、そのようなアピールより、直接鉄道会社のほうへ意見を表明するほうが効果的なような気がします。

筋の通っている、決して間違ってはいない主張をなさっているのですから、多くの人に理解してもらえるような活動をなさってほしいのです。

大々的に知らしめることも良いのかもしれませんが、誠実に意見を伝えることも、最後の目標へと近づく大きな土w)タ罎世隼廚辰討い泙后・・錫鮠・碵雹錫鮠 こちらとは反対の意見の者ですが、活動自体は応援しております。がんばってください

当会からの回答

この度は当会にご意見投稿くださいまして、ありがとうございました。

さて、「非協力乗車を行うのではなく、鉄道会社に直接抗議した方が良いのでは?」とのことですが、当会は鉄道事業者に対して、これまで何度も直接抗議しております。

しかしながら、実際にはそのくらいのことで考えを改めるような相手ではありません。

直接、本社に出向いて抗議しても「暖簾に腕押し」状態で、質問状を提出しても一切回答をしてこなかったり、質問とズレた回答だったり、また鉄道事業者によっては私たちと直接会うことすら拒絶するようなところ(例えばTX)もあります。

こういう状況ですから、単に鉄道事業者への意見表明だけの活動しか行わないのであれば、鉄道事業者にいくら抗議したところで「その場をうまくやり過ごされるだけ」で終わってしまいますし、また私たちの活動の存在そのものも、社会にはほとんど知られないままになってしまいます。

公共交通機関において、生まれ持った属性である「性別」を理由に、同じ運賃を支払っている乗客に対し、乗る車両を制限したりするのは許されないことであり、だからこそ鉄道事業者も男性の乗車を禁止してはいない(というより出来ない)のですが、利用客にはそれを告知せず、強制(禁止)であるかのように思わせて、法的な問題に触れないようにしながら(少なくとも日本の)公共交通機関では許されない女性専用を、半ば世間をだました形で続けているのが実際のところです。

私達はそうした鉄道事業者の欺瞞をいつまでもまかり通らせないために、非協力乗車活動を行っています。

こうした活動は「他の乗客が不快な感情を持つのでは?」とのことですが、そもそも女性専用車自体が任意協力に過ぎないものであり、男性であるというだけで排除されなければならない理由など、本当はないはずのものです。
(非協力乗車に対し、女性乗客が不快な感情を持ってしまうことについては、任意であることを告知せずに隠している鉄道事業者にも問題があると思います。)

もちろん、犯罪行為などを行うような輩は排除されても仕方ありませんが、男性であるというだけで「男は存在しているだけで迷惑・不快・(公共の場から)排除されて当然」という感覚が女性客の中に当たり前のように広がっているのであれば、これはある意味、恐ろしいことだと思います。

私達はそうした弊害をもたらさず、またJR埼京線で痴漢件数を半減させた監視カメラこそ、今後痴漢対策として進めていくべきものであり、女性専用車は廃止するべきであると考えています。

あなたが本当に「有効な痴漢対策」を願っていらっしゃるのであれば「痴漢件数が減らない上に、問題だらけの女性専用車」ではなく、すでに痴漢で悪名高い埼京線で「痴漢件数半減」という実績を出した、車内監視カメラの設置を支持する方向で考え直してみてはいただけませんか?

痴漢件数が大幅に減ったということはそれだけ多くの女性客が救われているということでもありますから。

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2010年4月~7月)

2010年4月~7月の間にいただきましたご意見投稿の中から、投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見について、一部ここで紹介させていただきます。


女性専用車に反対する女性からのご意見

●性別:女性

●私も女性専用車には反対です。反対の立場ではありますが、御会の第一印象はあまりよくありませんでした。”社会は女性には甘い”という逆差別的な観点に基づいて、女性の優遇に重きをおいて、女性全体を批判されている様に思えたためです。

ですが、ホームページを通じて実際には痴漢対策として有効でないこと、政治的な意図ありきの導入であることなど、他の対策の有効性などを再確できました。

ほとんどの女性がそうでしょうが、私も痴漢の被害にあったこともあります。他人によくここまでできると不思議なくらいです。触られた位ではもう何とも思わないくらい耐性もついてしまいましたし、撃退も予防もできます。女性専用車に乗らない女性は痴漢オッケーなのではというとんでもない勘違いの書き込みを見たこともあります。(痴漢件数が増えてるところはこの為もあるのかも…?)

男性の知人には、結局気持ち良いことなのに何が嫌なのか、なんていう馬鹿なことを言う人もいます。

老夫婦や、駆け込み乗車をされた会社員の方が追い出されるのをみたこともあります。ジェンダーを学んでいても、難しい問題だと思いますし、思うことは様々です。

今後は女性を代表して、任意乗車の協力をお願いして乗せて貰っている状況なのだと理解して貰う様に責任を持って行動したいと思います。同時に男性の方には痴漢を減らす責任感と協力をしてもらいたいと思います。勿論、女性の痴漢に被害にあわれた男性もいるのかもしれないので、双方ともにですが、女性会員の方がいると乗客が文句を言わないというのは恐らくこの辺りに起因するのではないでしょうか?

”非協力乗車”に反感を抱いた方の中には、鉄道会社に言えばいいことで、一般の乗客を巻き込むのは…と思われる方、痴漢行為に遭われた方で安心して乗りたい方、痴漢がどういう行為なのか、男性には分からないと思われる方、有効性如何ではなく女性の甘え・女性優遇だけの観点から活動されていると思う方…色々な方がいらっしゃると思います。

女性優遇による男性差別(女性差別)に関してだけを主眼においた抗議活動ではなく、痴漢行為には心から反対していること、痴漢は撲滅すべきで、痴漢行為にはもっと有効な策があり、そのためには女性専用車は効果的でないことを、活動の際にもっとアピールされてはどうでしょうか? 乗車は正当な権利です。状況が改善されないから、実際の行動に移されていることも分かります。会員の方は、何の迷惑もかけられていないと思います。それでも、権利を主張するには、正しいことを主張したいのなら、女性専用車に乗る方に協力を仰ぐのだという形をしっかりとられたほうが有効かとおもいます。(逆もまたしかり)

1月22日の京王線事件関連で、音声公開されている女性に関してですが、確かにひどい暴言を吐かれて、非常に失礼な態度をとられています。駅員さんの対応にも問題や差別があると思います。それでも、性別や相手の態度に関わらず(音声だけなので詳しい様子は分かりませんが、)パニックを起されているご様子の方に、正論で詰め寄るのはどうかと思います。正論は正しい、だが正論を武器にする奴は正しくないという言葉もあります。 あれだけで判断するのもその女性に失礼ですが、境界性などの心のご病気がある方なのではという印象を受けたので…

もちろん皆様の侮辱されたというお怒りも分かりますが、男性の発言にも、”あんたのせいで子どもが泣いてるんだよ”など多少冷静でない、礼を欠く部分も見られる様にも思いますし…確かに法律や憲法を持ち出せば、正当性の根拠は主張できますが、もう少し冷静に穏やかに対応されても良いのではないでしょうか?

女性もあのように叫ぶ必要はないですが、 会員の皆様も彼女や駅員さんに対してあのように声を荒げなくても解決できたことと思います。

当会からの回答

この度は当会へのご意見投稿、誠にありがとうございます。

まず、当会への第一印象についてですが、これはあなたに限らず、「女性全般を批判・非難している団体」という第一印象を持たれる方は結構いらっしゃるようです。

しかしながらあなたは、ご意見投稿の内容から、当会サイトをよくご覧になった上でご意見投稿してしたさったものと思われ、そういう姿勢には当方といたしましても好感が持てました。

すでにご承知かもしれませんが、女性専用車両は「痴漢対策として導入されたもの」ではなく、「導入するために痴漢対策を理由にしたもの」です。

そして、導入される本当の理由というのが、一部の政治家・政党の選挙対策(人気取り)・実績作りなのです。

それを表向き、「痴漢対策」と称して、誰も反対できない(反対しにくい)状況にさせているということで、私達はこれはとんでもない「偽善」であると憤りを感じ、反対運動を展開しています。

非協力乗車会の件につきましては、当日参加したメンバーによりますと、その女性は当会メンバーが乗車したところ、いきなり噛み付いてきたのだそうです。

確かにその女性が何らかの精神的障害を抱えている人物である可能性は考えられますが、しかしながら鉄道事業者が本当のこと、つまり公共交通で「男性乗車禁止」は出来ないし、また「女性専用」と銘打っていても実際には「女性専用」ではないということを隠さずにきちんと告知していれば、そのようなことになる可能性は限りなく低くなっていたと思われます。

私達としましてもトラブルを起こすことが目的ではないのですが、かといって何もしなければ女性専用車を建前上「任意協力」ということにしておいて、裁判で訴えられたとしても「強制はしていませんので問題ありません」と、うまく逃げられるよう「対策」し、それでいて乗客には任意協力であることを知らせず、あたかも女性専用車は「強制」のように思わせて、法に触れないようにしながら女性専用車を維持している鉄道事業者の思う壺になってしまいますので、そのあたりが難しいところだと感じております。

いただきましたご意見の数々、今後の当会の活動において活かしていきたいと思います。

中でも「当会が痴漢行為には心から反対しているということを強調していくこと」は、特に重要なところだと思っております。


鉄道ファンの男性からのご意見

●性別:男性

●はじめまして。

御会のご活動をweb上で拝見いたしました。

私は神奈川在住の男子大学生で、鉄道をこよなく愛する者です。

趣味の一環として、JR・私鉄問わず様々な路線・車両に乗るのですが、どこに行っても女性専用車ばかりであることに元来疑問を感じており、特に朝のラッシュ時などでは、私が通学に利用している小田急でも実施されているだけに、非常に腑に落ちないものでありました。

そしてweb上で女性専用車についてどんな意見が飛び交っているのか、参考までに探していたところ、御会のサイトを発見し、ご活動を知ることとなりました。

第一印象としましては、失礼ですが「そのへんの宗教団体と変わんないな」と感じたのですが、京王やTXに於ける抗議活動のご報告を拝見していくうちに、鉄道会社の理不尽且つ自分勝手な対応に憤りを感じつつ、御会のご意見が自分の気持ちをピッタリと代弁していることに気づきました。

ですので私は御会のご活動を全面的に支持する所存であり、「公共」の交通機関であるはずの鉄道が、このような不当な差別を行っていることは断固許されるべきではないと存じます。

もちろん女性を痴漢から守るための代替措置は早急に考え、実行されなければなりませんし、それが女性専用車のように不当な差別を招かない形のものであれば、私も惜しむことなく理解・協力するつもりです。

愛する鉄道がもっと気持ちよく、誰にでも気兼ねなく利用できるようになるために、微力ではありますが御会のご活動に支援・協力していきたいと考える所存であります。長々と拙い文章になってしまい大変失礼いたしました。

当会からの回答

当会へのご意見投稿ありがとうございます。

あなたは鉄道ファンの方のようですが、当会メンバーの中にも鉄道ファンはたくさんおります。

当会のサイトや当会のことが取り上げられたマスコミ記事等を見るだけでは、当会の内面というか雰囲気のようなものはなかなか見えてこないと思いますが、私共、女性専用車問題については真面目に取り組む一方、メンバーどうしでは集会の後、居酒屋などで2次会を行い、そこで飲食しながら楽しい会話で盛り上がるなど、仲間としてのコミュニケーションも重視しております。

もし差し支えなければあなたにも一度、当会の集会に見学に来ていただければと思います。


女性専用車に怒りをもつ方のご意見

●性別:男性

●複数の動画サイト等を通じこの組織の存在を知りました。いつも応援しています。

現在の一般の方々には中々この「女性専用車両」問題が理解されない場面が多く存在するかと思いますが、私も(女性専用車両に対して)反対の意見を持つものです。

通勤に電車を利用しますが時にはラッシュ時に乗り合わせる事もあります。隣接する車両はつり革を確保するのも困難なのに女性専用車両ではまだ座席に余裕があるという状況を何度も目撃致しました(ネットにも出回ってると思います)。率直に思った事は「まるで植民地支配されていた頃のインドだ…」であります。

恐らく(あくまで自分の想像)女性専用車両に乗ってる女性達の中には、すし詰め状態の隣接する車両を見て当時の支配層だった英国人の様に凄い優越感に浸ってるのでは? そう思わざるをえないのであります。

そう思うと無性にこんな車両を設置した鉄道会社や推進した人々に対する怒りがこみ上げてくるのです。

長々と失礼致しましたがどうか今後も頑張って下さい!

当会からの回答

当会への応援ありがとうございます。

さて、あなたが仰っている女性専用車と女性専用車以外の混雑率の違いについては、ネット上でも同じような不満の声をよく見かけますし、反対派が専用車に反対する理由のひとつにもなっているわけですが、実際にはそれよりももっと大きな問題が存在します。

それは、(もうすでにご承知かもしれませんが)女性専用車が痴漢対策というのは建前に過ぎず、実際には政治目的に利用されてきたということです。

そして世間の人々の多くはそれを知らず、女性専用車両が痴漢対策のためにやむを得ず設置されたものだと思っているということです。

しかしながら、そのあたりのところも地道ではありますが、少しずつでも世間に知らせて行かなければならないだろうと思っております。

今後も頑張って参りたいと思います。


女性専用車を痴漢対策と考えている方のご意見

●性別:女性

●女性専用車両の有用性について、質問させて頂きたいのですが、痴漢被害の実数に変動がない、若しくは増加が続いていても、被害女性が次回の乗車時に女性専用車を利用すれば、その女性を痴漢被害から確実に守ることは出来ます。変動がないならば、被害にあっているのは別の新たな女性です。

つまり実数の減少に役立たなくても、個々人のレベルで見たときに、プロテクターとしては有効と言っても別に間違いではないのではないでしょうか?

男性を痴漢の可能性がある候補者としてみているのではなく、安心できるシェルターとして専用車を有効に使いたいと思う女性の気持ちを、真っ向から否定するのは、同じ社会に生きるものとして厳しすぎるのではないでしょうか?

勿論、男性で女性の痴漢によって被害に遭われた方がいらっしゃれば、そのお気持ちを否定しようとは全く思いません。

気持ちの問題なら心療内科へ、というノートがありましたが、痴漢被害で傷ついた方の気持ちを反映する方法が、男性の方にお願いして”協力”を仰ぐことになっても(勿論女性側が当然の権利として男性を追い出すのは問題で、私達も自覚しなければいけませんが)、男性の権利を大幅に根本から侵害するような、権利を盾に詰め寄るような重大な違反であるとは思えません。

他の痴漢対策が徹底された際には、撤廃されることも可能かもしれませんが、痴漢(多くは男性によるもの)という犯罪によって被害に遭っている女性たちの為に、一時的にでも優遇措置をとることは良くないことでしょうか? この場合一時的というのは、痴漢対策が徹底されるまで、といった意味合いだけに留まらず、時間的なもの(ラッシュ時のみ)や車両の制限など現在行われている態勢も指しますが。

いち女性の個人的な意見としては、世の男性が責任を持って同性の痴漢を見て見ぬふりせず、注意したり、やめさせたり、また痴漢行為自体を撲滅するために積極的に活動してくだされば、こういった女性を優遇するための車両は必要ないとも思います。

ジェンダーを考えれば、TGの方・様々な性の多様性を含めれば性別の垣根というものは非常に繊細な問題ではありますが。

たった1・2車両空いているところがあっても問題ないのでは?
そもそも一般車でも乗り換えに便利な階段付近でなければ、ピーク時の埼京線や東海道・相鉄でも多少の余裕はあります。逆に、女性専用車でも非常に混む場合もあります。

また、仮に女性専用車が満員で同等の混雑具合になっている場合(一般車両は男性で満員になっている)は、混雑時の異性への密着を防ぎ、痴漢被害を減らすという役割に沿うものだと思われますか?女性専用車がピーク時にも比較的空いていることが解消されれば、差別だとは感じないのでしょうか?
メールアドレスがない為、お答えの、サイトへの掲載をお願い致します。

当会からの回答

いただきましたご意見投稿に回答させていただきます。回答が遅くなりましたことをお詫びいたします。

まず、あなたは「女性専用車両=痴漢対策」という前提でご意見投稿をくださっていますが、実際には「痴漢対策のために導入されたもの」ではなく、「導入するために痴漢対策を理由にしたもの」です。

導入後も痴漢件数が減っていないということも私達が反対する理由のひとつではありますが、それだけで反対しているのではありません。

そもそも、現在運行されている女性専用車両の多くは一部の政治家などが自分達の利益(選挙での人気取りや自らの実績作りなど)のため、鉄道事業者に圧力をかけ、半ば無理やり導入させたものです。

インターネットで「政党 女性専用車」などの用語で検索をかけると、どこの政党が主に女性専用車を推したのか、すぐに分かります。)

あなたは「女性専用車内では痴漢は起きないのだから、女性専用車はあるべきだ」というご意見のようですが、ちょっと考えてみてください。

女性専用車に乗った女性が痴漢に遭わなければ、他はどうでもよいのかといえば、そんなことはありませんね。

女性専用車が導入されて、女性専用車でない車両が1両減っているにも関わらず、全体での痴漢件数が減っていないか、または増加しているわけですから、女性専用車でない車両では今まで以上に痴漢がやりたい放題になっているということはお分かりいただけますでしょうか?

またこれは、「他の車両ではこれまでにも増して男性客が冤罪に遭う危険性が高まっている」ということでもあります。

(マスコミ等でよく言われる、「女性専用車のおかげで男性が痴漢冤罪から守られる」というのは真っ赤なウソです。)

「女性専用車の中で痴漢が起きなければそれで全て良し」ではないのです。

また、女性専用車を支持し、利用している女性の大半が実は痴漢対策とは直接関係のない理由で女性専用車を利用し、支持していることもこれまでいくつか行われてきた調査で明らかになってきております。

「男は臭い・汚い・気持ち悪い。だから男のいない女性専用車は快適」とか、「空いているから楽。男性の眼がないから好き放題できる」などという、男性全体を侮蔑しているかのような理由で女性専用車を支持し、利用している女性も残念ながら少なくありません。

これでは到底、女性専用車の存在を認めるわけには行きません。

やはり、JR埼京線で導入され、「全体での痴漢件数が6割減少した」という結果の出た車内防犯カメラの方が有効な痴漢対策でしょう。

実際の痴漢件数が減ったということは、それだけ多くの女性が救われたということでもあります。

また、こちらの方が乗客に不公平を生じさせず、おかしな特権意識を持つ女性客が出てくることもありません。

鉄道事業者も本当に痴漢対策がしたいのなら、女性専用車に何が何でもこだわる必要はないと思います。

しかしながら、女性専用車は先にも触れたように政治的圧力によって推進されたものであり、また今、廃止すれば女性専用車を自分達の特権と捉えているような女性客からのクレームが殺到するでしょうから、鉄道事業者も廃止したがらないでしょう。

さらに女性専用車導入後、一部の鉄道事業者は女性専用車限定の車内広告を他の車両より割高な広告料で募集し、利益を上げるようなことをしていますから、仮に他の痴漢対策が徹底されたとしてもそれによって女性専用車が撤廃されることはまずないと思います。

再度申し上げますが、女性専用車両は痴漢対策ではありません。

痴漢対策の名をかたった偽善です。

だから私達は反対しているのです。

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ご意見・体験談の紹介

2010年3月26日の京王線での任意確認乗車会についての当会に対するご意見投稿

2010年3月26日、当会関東本部:京王線 非協力乗車会において、当会会員と女性客がトラブルとなり、当会会員の一人が「隣の車両があんなに混雑しているだろう」と、隣の車両の混雑を見せようとしたが、女性客が見ようとしなかったため、手で女性客の顔を隣の車両に向けさせようとして、大騒ぎとなりました。

もちろん、故意に殴ろうとしたものではなくても、人の顔に触れるという行為は、広義で暴力行為と解釈されても致し方ないものであり、今後の当会の活動にも重大な影響を及ぼしかねない行為であることから、当会では当該会員を厳しく懲戒し、無期限活動停止処分といたしました。

この件については、J-castニュースでも取り上げられ、当会にも多数のご意見投稿が寄せられました。

当会に対する非難・批判もあれば、当会への励まし・応援もありましたが、ここで当会に寄せられたご意見投稿の中から、投稿者が「公開してもかまわない」として投稿してきたご意見投稿のうちの一部をここでご紹介いたします。(一部の投稿には当会より、青字でコメントをさせていただいております。)


当会への支持・賛同等

●性別:女性

●はじめまして。26日の御活動で貴会のことを知りました。

私は女性ですが、女性専用車両導入はおかしいと常々思っておりました。

御活動、応援致しております。頑張ってくださいませ。


●性別:男性

●頑張ってーーーーー!!!><


●性別:男性

●これからも抗議は継続してください。


●性別:男性

●反対する会の皆様はじめまして。当方、大阪在住です。2ちゃんねるなどで話題になっておりましたのでHPを拝見した次第です。

当初、女性側からの主張が全面に出て話題になっており、なんて乱暴な方々だと思いました。

しかしHPを拝見すると、皆さんの主張は全く間違えていないと思います。

男性と一緒だと痴漢に遭う、男性を隔離すれば良いという考え方は前から賛同し難く、理解に苦しむものです。
(世間には痴漢だけでなく痴女という言葉もあり、私は学生の頃、御堂筋線で痴女に遭遇して非常に気持ち悪い思い出があります。。。)

まあ、そういう意味では「女性を隔離」してくれるのは良いかもしれません。ラッシュのときに、香水や化粧品で気分悪い思いをしなくて済みますね(笑

話が脱線してしまいましたが、大阪でも女性専用車両にうっかり乗ってしまった男性が、えらい剣幕で怒られているのを二度ほど目にしたことがあります。

その時は、件の女性専用車両はガラガラ。周りの車両もガラガラでしたが。その時は、同じ料金を払っているのに、お前何様やねんと思いました。

そもそも同じ運賃を払っているのに、なぜ男性だけが差別されなくてはいけないのでしょうか。女性専用車両のせいで、ラッシュ時は周囲の車両が男性でぎゅうぎゅう詰めですよ。女性だけ割増料金ならまだ納得できます。

関西の一部私鉄は、電車内で保護されるべき、身体的に不利な方専用の専用座席については、撤廃してみたり、再度配置してみたり、何だか誰専用なのか分からず、曖昧な位置にしかない。しかし女性専用車両はガラガラでも止める気配がありません。

第一、電車での一番の犯罪は痴漢なんでしょうか?

暴力や窃盗、変質者なども問題のはず。警備員を各車両に配置する、カメラで監視するなどのほうが、犯罪トラブル全般に配慮してくれるほうが、安心につながるのではないでしょうか。

  • 制服警官の車内への乗車
  • ホームへの制服警官の配置
  • 各ドア横への非常通報マイクの設置
  • 車内防犯カメラの設置
  • 登録市民ボランティアによる「犯罪防止監視員」制度の導入
  • オフピークチケット・定期券などを発行し、ラッシュ時の混雑集中を緩和する

HPに記載されている代案はいずれも大賛成です。

ただ、あえて苦言を申し上げますと、プラカードなどで意思表示されるのは立派だと思いますが、一般乗客である女性に意見するのはどうでしょうか。

また肖像権がありますので写真などは撮るべきではないと思います。正しいことを主張されているのに、ねじ曲げて報道されるきっかけを与えてしまいますのでとても残念です。(WEBからの情報拾い読みなので誤解がありましたらお許しください)

各社への直接抗議行動、駅でのビラ配りなどがあればお手伝いしたいと思います。今後の御会の発展を見守りつつ、活動を応援したいと思います。


●性別:男性

●動画が2ちゃんねるで紹介されていたので興味を持ちサイトを拝読させていただきました。女性専用車両を考えると今の歪んだ世の中を象徴しているようで大変考えさせられました。そこで思った事を数点書かせていただきます。

一つめは、サイト上に女性専用車両なるものに法的根拠がない事・国交省の見解・憲法での男女平等など活動の根拠となる事をまとめたページが欲しいと感じました。

二つめは、上記の事を纏めた抗議用の文書を印刷しておき、非乗車協力を促しに来た駅員に渡す事で気の弱い男性(私の事です)も論破が容易になり活動人数が増えるのではないかと思います。

三つめは、女性専用車両が海外で日本バッシングに使用されかねないだろうかと危惧します。

というのも海外で女性専用車両が導入されている多くの国が宗教的な理由(男女平等などではなく男尊女卑の意味合いが強い)で行われているからです。

womenonlyの表記など女性差別としか見えません、意図的に利用しようとすれば幾らでも利用可能でしょう。

拙い文章で申し訳ありませんが読んでくださりありがとうございました。活動応援しています。


●性別:男性

●お疲れさまです。以前から貴会の主張と全く同じ考えを持っています。

活動報告を読み、感心し、勇気づけられました。活動を支持します。政治家の先生が関わっておられるのが心強いです。

このウェブサイトの作りをプロフェッショナルなデザイナーによるものにしたら、イロモノ扱いされがちな印象が変わると思います。

書かれている内容は立派で正しいと思いますが、デザインが素人的だと感じます。

何よりも、今はこの動きを全国や世界に知らせることが大切だと思います。

活動報告の中で、暴言を吐いた犯罪者の女にモザイクがかかっているのが残念です。

会員や署名者がどれだけいるのか、また男女別の数などを公表すれば、入会や署名を躊躇している人に対して、一つのきっかけになると思います。


●性別:男性

●非協力乗車会を支持してくれる女性や街宣活動に参加してくれる女性を増やしてみてはどうでしょうか?

世間は女性に甘いのですから、女性に主張させれば男性が主張するよりも効果が高いのでは?

特に女性専用車に賛成している男性は女性専用車に反対する女性を非難しにくいと思います。

確かに仰る通りで、女性会員の力は非常に大きいです。

実際、関東では男性のみで非協力乗車会を行うと、女性客が噛み付いてくることが多いのですが、なぜか女性会員が一人でもいると何も言ってこなくなります。

当会サイトでも主に「活動報告」などで女性会員の存在をアピールしているのですが、なぜか専用車賛成派はそれを全く無視して当会が男性ばかりで反対しているかのように意見してきたり、自分達(賛成派)が全女性の味方であるかのように意見してくることがよくあります。


●性別:男性

●はじめまして。私は関東の私鉄で働いておりますが、弊社でも導入されている女性専用車両には全くもって良く思っておりません。我々社員も。

鉄道会社の職員の中にも女性専用車を快く思っていない方がいらっしゃることは私共も承知しております。

また、会社内で女性専用車反対を表明すると上に逆らうことになるので、その意思を表明することが非常に難しいのだろうということも大体想像がつきます。

私共と女性専用車を快く思わない鉄道職員が手を取り合えれば一番良いのですが、実際にはそれもなかなか難しいと思われます。

何とかならないものかとは思いますが…


●性別:男性

●影ながら応援している者です。

先日の事件がネットのニュースに載り、多くの人が意見を述べていました。

その中にいくつか自分なりに気になったことがあったので、ここに書かせていただきます。

まず、トップページのタイトルの下あたりに「痴漢対策に反対しているのではない」と明記するべきです。

新たな痴漢対策を鉄道会社に提案し、その結果として女性専用車に反対するほうが、前向きであり、より多くの賛成を得られると思います。

また、活動報告の文章ももう少し穏便で冷静に書くべきだと思います。

特に京王に対する書き方は、興味を持ってこのサイトにきた人に対してマイナスイメージを与える可能性があると思います。

女性専用車の問題に関しては、多くの人に知ってもらうことが一番大事だと思うので、街頭演説やティッシュ配布などを行い、知名度を上げるべきだと思います。

駄文で失礼いたしましたが、男女平等で痴漢被害のない車両を作るため、今一度HPと活動内容を検討していただけると幸いです。


●性別:男性

●JR東日本に先日、痴漢防止のために防犯カメラを導入する動きがあるのだから専用車は必要ないはずだという旨の意見をしたら、なぜかさらに4月19日から新たに女性専用車を導入する路線が増えるのだという回答をもらいました。

これっておかしいですよね?以下、JRからの回答転載

いつもJR東日本ならびにJR東日本ホームページをご利用いただきましてありがとうございます。このたびのご意見につきまして、以下のとおり回答させていただきます。

回答が遅くなり申し訳ございませんでした。

弊社では車内の迷惑行為等を防止するために、これまでもポスター等による呼びかけを行うことで車内秩序の維持に努めてまいりましたが、実際に痴漢の被害にあわれてお困りのお客さまがいることや、お客さまからの要望もあることから、安心して車内をご利用いただくために埼京線と中央線(快速)、常磐線各駅停車(地下鉄千代田線直通)、総武線各駅停車に女性専用車を導入してまいりました。

しかしながら、首都圏に乗り入れている路線のうち横浜方面からの列車に女性専用車が運行されておらず、

お客さまから京浜東北線への導入を求める声が多いこと、警察主導で「電車内痴漢対策首都圏官民会議」が開催されるなど、痴漢撲滅に対する機運が高まっていることを踏まえ、2010年4月19日より、京浜東北線・根岸線に女性専用車を導入することといたしました。

ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

東日本旅客鉄道株式会社

ご報告ありがとうございました。

過去に「女性専用車では痴漢件数が減っていない」という、JR東日本の担当者のコメントがマスコミ記事に出ていたこともあり、JR東日本は女性専用車に痴漢減少効果が無いことを知っているはずなのですが、その上でJR東日本は(車内防犯カメラの方が効果的であるにも関わらず)痴漢件数の大幅な減少効果が期待できない女性専用車を追加導入しました。

仰る通り、明らかにおかしいと思います。


●性別:男性

●行政が鉄道会社に女性専用車両を要請するなら、きちっとした法整備をしてからするべきだ。

もっと、放置自転車なくしたりする方向に鉄道会社は費用をつかうべきだ。


●性別:男性

●電車だけに限らずここ数十年明らかに女性が優遇されていると思います。

それなのに女は「まだ優遇が足りない」と寝ぼけた事ばかり言ってます。

男女平等をうたう癖に男性に寄生する事しか考えてない、そんな生物に権利を与えてやる必要なし!

男女共同参画とかいう毎年10兆円も税金を使い続けてるフェミニスト集団も即刻廃止するべきだと思います。

私は「女性専用車両に反対する会」を全面的に支持します!

当会へのご支持、ありがとうございます。

確かにどこまでも厚かましく優遇措置を要求してくるような女性には困ったものですが、しかしながら、そういう女性ばかりではないということは是非知っておいて頂きたいと思います。

当会にも女性会員がおりますが、非協力乗車会の際など、大変頼もしい活躍をしてくれていますよ。
3月26日の非協力乗車会の際はたまたま男性のみだったため、あのような結果になってしまいましたが…) 


●性別:男性

●女性専用車両には当初よりおかしいと思っていましたので、このような会が存在することがわかって安心いたしました。

今の僕では力になることは出来ないようですが、微力ながら周知活動をしていこうと思います。

これからも応援させていただきますので、どうか頑張ってください。


●性別:男性

●ずっと以前から「女性専用車」に違和感を持っている者です。

女性専用車があることによって被った不愉快・不利益、またこのシステムがいかにおかしなものかをここで言い始めると膨大な文章になってしまうので他の機会に譲りますが、痴漢対策になっているかどうかだけ、先日ある駅員と口論になったので、それをお伝えいたしたく。

私の意見は、女性専用車は全く痴漢対策になっていない、どころか、痴漢の温床にすらなる危険性があるということです。

単純に考えて、女性専用車そのものでは痴漢はほぼ起きませんが、その隣接車両は、より混雑するわけですから、痴漢の原因である混雑が助長されることになります。

専用車1両で痴漢がゼロになっても、電車全体で痴漢が増えたのでは、全く意味がありません。

それより何より、女性専用車以外で痴漢が発生した時に「女性専用車に乗らなかった女性側の自己責任」的な捉え方が少しでも出てきたら、さらに言うと「女性専用車に乗ってないんだから痴漢されてもしょうがないだろう」的な考え方が出てきたら、それは恐ろしいことです。

もちろん私は痴漢は撲滅されるべきと考える者ですが、以上のような理由で、痴漢を減らすためにも、まずはそれを助長する女性専用車を早急に撤廃すべきと考えます。

そもそも、女性専用車は「痴漢の発生する夜道を、危険だからと男性通行禁止にする」ような、全く人権を無視したやり方です。

夜道が暗いなら街灯を増やす、警備員を置く等々やることはいくらでもあるのに、公共の機関が一番やってはいけない「男性立ち入り禁止」をやっているのです。

本当に女性専用車はおかしいと思います。以上貴団のご参考までに意見を申し上げました。

ご意見・ご報告ありがとうございました。

現状は女性専用車にどのような弊害があろうと、痴漢件数が減らなかろうと、女性専用車は存続・拡大の方向ということでこういうところからも「痴漢対策」はうわべの理由に過ぎないということが分かります。

先日、JR埼京線で試験導入された車内監視カメラが大きな効果を上げたということで、埼京線を走る全列車にカメラを設置するという方向になったようですが、それでもやはりJR東日本線では女性専用車は存続・さらに拡大されるようです。

今後、「女性専用車は廃止の上、監視カメラの設置を進めるべき」と主張する必要を感じます。


●性別:男性

●私は痴漢の根絶を願っています。ですから、女性専用車という無意味な措置を改め新しい対策を一緒に考えて欲しいのです。女性専用車については、導入が提案され始めた段階から、ずっと反対でした。
私は男女平等の社会を望んでいます。同様の理由でレディスデーのみを設けている店舗での買い物はしないことにしています。

私は就職活動での自己分析の為、友人約150名にアンケートをしました。

その際、私の良い所として周囲が挙げた最も多かった意見は“誰にでも平等に優しい”でした。それは私自身も自負しておりますし、そんな私だから言いたいのです。男女差別は止めませんか、と。

日本は男性優先社会でした。そして時は経ち、今では女性の地位や権利も当然のことなのですが保証されるようになって来ました。

女性の地位向上、はっきりいって私は大賛成です。事実、保険制度における女性差別について裁判所に意見陳述書を送付していたこともあります。

しかしその風潮が行き過ぎたものとなり、大きく歪められ、いつしか女性を優遇することが男女平等とすりかえられてしまってはいませんか?

女性優先、それならそれで良いじゃないですか。大いに結構です。レディファーストの精神でしょう?

それを、男女平等とすり替えるのは止めましょうよ、と鉄道会社には言いたいのです。

私は痴漢を許しません。痴漢を減らす為の手段として、女性専用車が有用な手段でないことは統計から見て明らかです。

一日でも早く、このビジネスを視野に入れた対策方法が廃止され、新たな解決策をこうじる日がくる事を願ってやみません。

痴漢ゼロの社会と、男女平等の社会の実現を。

改変および一部抜粋はご遠慮願います。

掲載されるのであれば、一字一句たがわない状態でを希望いたします。

では、今後のご活躍(ニュースにあるような不当なものでない)を期待しております。

当会にご意見投稿ありがとうございました。

ご希望通り、全文掲載させていただきました。

ご投稿の内容から、あなたは女性専用車両の胡散臭さに気付いておられると思いますが、実際の世の中ではまだまだ「女性専用車両は痴漢対策に役立つ」「痴漢対策なのだから当然だ」というような考えの人が多いのが現状です。

実際には痴漢件数が減る・減らない以前に、痴漢対策を建前にしているだけで、痴漢対策ですらないわけですが…


当会への批判・疑問・その他

●性別:男性

●あんたら、本気で問題に取り組む気あるの…?

アホなことやらかして、世間に冷たい目で見られただけだろ。誰か同調したとでも思ってるの?

俺は男だけど、あんたらの行動にはとことん呆れたわ。

馬鹿なの?死ねよ。


●性別:男性

●キモイおっさんらだなー

痴漢してそうな顔つきなんじゃない? 痴漢撲滅運動するのが先じゃんか


●性別:男性

●恥知らずな活動すんな。


●性別 : 男性

●このようなことに注力するほど暇なのですか?

活動が右翼みたいで基地外の域に達している印象を受けました(笑)


●性別:男性

●女達を女性専用車両に突っ込んであるから安心して通勤できるのに、君ら何言ってんの?痴漢したいの?

女性専用車があっても女性客の多くは女性専用車以外の車両を利用しています。

よって、冤罪の危険性は依然として高く、到底安心など出来ません。

また、女性専用車導入後、多くの路線で痴漢件数が横ばい・または逆に増加しています。

つまり、女性専用車があっても、痴漢する輩は他の車両でいくらでもやりたい放題なわけで、私共は当然のことながら痴漢したいから女性専用車に反対しているわけではありません。

ちょっと考えればすぐに分かることです。


●性別:女性

●情けない団体ですね、もっと有効なことに時間を使えないのですか?

差別とかいって、女性が何百年男性に虐げられてきたのかを知ってますか?

女性車両に乗って反対運動を企てるなんて、そんなことでその女性乗客になんのアピールができると考えているのでしょう?

貴兄達のような男性が多いから、少子化や外国人男性との結婚が増えているのです。

もっと日本男性としてのプライドを持って、自分達が今すべきことをよく考えてください。

とりあえず、朝の通勤車両で痴漢退治でもやってください。成功したら少しでも見直してあげます。

「女性が何百年男性に虐げられてきた」とか、「当会メンバーのような男性が多いから少子化や外国人男性との結婚が進む」とか、一体何を根拠に言っておられるのでしょうか?

当会には女性会員もおりますが、彼女達もあなたの意見には呆れて笑っていましたよ。


●性別:男性

●私は男性です。混雑した車両で男性が接近した場所に居る、ましてや身体の一部が接触するのが非常に不愉快です。生理的に受け付けません。

では、女性の場合を考えて下さい。 どれほど不愉快か。想像出来ますか? 出来ませんか?

そういった女性のために女性専用車両があっても全然おかしくないのではないでしょうか? 想像出来ますか?是非とも想像して下さい。

当サイトにこの文章を掲載出来ないようでしたら、きっと都合の良い論理を展開しているだけだと思います。 想像して下さい。

では、なぜ女性専用車があるにも関わらず、自分の利用する駅の階段や改札に近いからと言って女性専用車以外の車両に乗車する(女性専用車よりも利便性を優先する)女性があんなに多いのでしょうか?なぜラッシュ時に女性専用車だけ空いているというようなことが度々起きるのでしょうか?

つまり、多くの女性客にとって、女性専用車両の必要性というものは所詮その程度でしかないということです。

あなたのご意見を見ていると「私はお前らとは違って、女性のことも思いやれるんだぞ」という自己主張のようにも見えますが、違いますでしょうか?


●性別:男性

●3月26日の不適切活動について、なんで「活動報告」しないんですか?(身内に甘い?)あなた方の言ってることは理解できるが、やってる事は理解できない。嫌がらせに近い抗議活動なんかしてないで鉄道会社相手に民事訴訟でもすれば?

3月26日の活動については当会サイト上で公開いたしております。(この投稿があった時点ではページ作成途中でした。)

また、26日の非協力乗車会で不適切行動のあった会員については、先にも触れたとおり、無期限活動停止処分といたしました。

私達は決して身内に甘いわけではありません。

不適切な行為をする者は如何なる理由があろうとも許しません。


また、現時点では鉄道会社に民事訴訟を起こしたところで、女性専用車両が違法であるという判決が出る可能性はほぼないに等しいと思われます。

鉄道事業者は女性専用車を建前上、「任意協力」ということにして法に触れないように「対策」しているからです。

私達が訴訟ではなく非協力乗車を行うのはそうした理由があります。

もちろん、非協力乗車と言っても乗客に抗議したり車内で騒いだりするのが目的ではなく、他の乗客が何も言って来なければ私達もただ黙って乗っているだけで何もしませんし、何も言いません。


●性別:男性

●痴漢件数が減っていない→女性車両に意味が無い→撤廃すべき という意見は飛躍しすぎではないでしょうか。

少なくとも絶対に痴漢されたくないと考える人は女性専用車両にのることで対処ができるというだけでも、効果はあると考えられます。

痴漢側の男性を拘束しているわけではないのだから、件数が減らないのは当然の話です。数値のみを評価基準にして、効果の是非を問うのは判断基準が間違っていると思われます。

また、他の対策を行うべきだとの意見は確かに賛同しますが、そのために女性専用車両の撤廃を行う必要がありますか?

両方やればいいのですから、撤廃する意味がありません。

まず女性専用車両の撤廃という目的が頭にあり、そこから論理を展開させているために、ところどころで論理が飛躍しているのでは?

まとめると以下の点が気になります。

  • 女性専用車両に対するメリットの考察がされていない
  • 女性専用車両に対するデメリットの考察も十分ではない

なのに何故撤廃という意見にもっていけるのか、不思議でしかたないです。

当会サイトはきちんとお読みになられましたでしょうか?

「女性専用車は痴漢対策のために設けられたものだ」と思っていらっしゃるのであれば、そして当会が「女性専用車両で痴漢件数が減っていないから」という、単にそれだけの理由で女性専用車の廃止を主張していると思っていらっしゃるのであればそれは大きな間違いであると申し上げておきます。


●性別:男性

●女性専用車両が作られたのは、ある意味男性を守る為でもあるわけです。

女性専用車両に詰め掛けるなどもってのほかです。

あなたたちは痴漢冤罪を増やすおつもりですか?

痴漢がしたいですか?

そう捉えられても仕方ありませんよ。

だいたい、自分たちの主張をもっと広めたいのなら、まずは会自体の名前を「男性専用車両を希望する会」などとしてはいかがですか?

会の名前自体が大変誤解を与え、冤罪被害にあった人間にしてみれば、不愉快にすぎませんよ。

では、女性専用車によって痴漢冤罪が何件減ったのか、何%減ったのか、具体的な数字は出せますか? 

逆に女性専用車導入後も痴漢が減らなかった、あるいは逆に増えたという数字なら、多数持ちあわせております。

そしてその証拠となる資料も当方で保存しております。(痴漢が減っていないということは、痴漢冤罪も減っていないということです。

「痴漢件数が増えていても冤罪は防げているはずだ」というなら、その根拠も示す必要があるでしょう。)

「女性専用車が出来れば女性がほとんど全てそちらに行くはず」と、何の根拠もなく思い込まれているのではないでしょうか?

また、「痴漢がしたいですか?そう捉えられても仕方ありませんよ。」とのことですが、何を言っておられるのでしょうか?

痴漢がしたいのなら、女性専用車があっても女性専用車以外の車両でいくらでもできるわけですから、「女性専用車に反対=痴漢がしたいからだろう」というのも大間違いです。(女性専用車導入後も多くの路線で痴漢件数が減っていないというデータからも、それは明白でしょう)

私達は痴漢がしたいからではなく、「痴漢対策にかこつけているだけで、実際には政治目的に利用されている女性専用車に反対している」のです。

当会にご意見されるのは結構ですが、もう少し現実を良く見てご意見していただきたいものだと思います。


●性別:女性

●こんにちは。

女性専用車両は、自意識過剰で話の通じない女の人達が乗っているところだと思います。

以前、女性専用車両に乗ってみたところ、電車内が満員で避けようがないのに、ぶつかると肘で押してきたり、足を踏まれたりしました。

女性専用車両はどちらかというと、痴漢の冤罪や、車両内でのトラブルから男性を守るためのものだと思うのですがどうでしょうか。

当会サイトでも再三述べておりますように、女性専用車両は痴漢冤罪対策にはなりません。

女性専用車があっても女性客の多くは他の車両を利用しており、また女性専用車設置により女性専用車以外の車両の混雑が増しているため、むしろ逆効果だと思われます。


●性別:女性

●おそらく痴漢にあった人でなければ分からないのかと思います。

また、満員電車の中、知らない男性と密着しなければならない環境はとても耐えがたいものです。

女性専用車両を反対するなら、男性専用車両も一両導入していただくような運動のい方がよいのではないかと思います。

確かに、女性ということを武器に人権だの何だの言うのは筋違いと私も思います。

ただ、異性恐怖症というどうしても避けられない方も男女問わずいらっしゃるかと思います。

なので、女性専用車両で確かっている人もいるわけですし、もう少し広い心で見守ってくれればと思います

そもそも女性専用車両自体、痴漢対策ではありませんが…

女性専用車両が痴漢被害者のためにやむなく設けられたものであれば、私たちもわざわざ団体を立ち上げてまで反対運動を行ったりはいたしません。

また異性恐怖症で電車にも乗れないという人がいるのなら、それは「治療」するべきことであり、公共の場所に「女性専用」を設けて対処するべきことではありません。


●性別:男性

●初めまして、突然の投稿失礼いたします。

私は都内で会社員をしております○○と申します。

御会の事はインターネットでのニュースサイトより拝見し知りました。

確かに御会のご意見通り女性専用車両と通常車両の乗車率の違いから様々な不満が容易に想像出き御会のご意見もまた一理かと存じます。

しかし、そもそも女性専用車両は痴漢被害の多さが社会問題化し被害に会われる女性の為に生れたものです。

こういった背景を考慮しつつ、御会は女性専用車両の廃止を謳われておりますが、痴漢被害の防止・対策として女性専用車両の他に何か具体的な代換案・具体策として何か案はお持ちでしょうか。

女性専用車両を廃止する以上、何か策が必要であると思います。

長文にて失礼いたしますが、ご返信お待ちしております。

「女性専用車は痴漢対策ではない。」…これが当会の基本的な考え方です。

単に乗車率が違うとかいうような、そういう瑣末な理由のみで反対しているのではありません。

はっきり申し上げますが「そもそも女性専用車両は痴漢被害の多さが社会問題化し、被害に遭われる女性のために生まれたものです」と発言なさっている時点で女性専用車問題について何も分かっていないと言われても仕方がないと思います。

女性専用車両はまず導入ありきで、その導入には政治的圧力が関与しており、痴漢対策などの理由は「後付け」の口実です。

大体、女性専用車両が本当に痴漢対策なら、私達も反対運動など行いません。

また代案と仰いますが、それならば当会サイトの「主義・主張」のページに列記してあるはずです。

先日、JR埼京線で設置された車内監視カメラが大きな成果(痴漢件数6割減)をあげました。

そして「車内監視カメラの設置」は当会サイトに列記した代替案の中にも書かれています。

ご意見投稿なさる前に当会のHPをきちんとご覧になられましたでしょうか?


●性別:男性

●女性専用車の設置でも痴漢が減っていないと、もしくは増加したと書いてありますが、具体的な証拠もしくは引用があげられていないので、この会の活動の正しさがわかりません。そこを具体的に報告しないのはなぜでしょうか?

当会サイトを隅々まできっちりお読みになられましたか?

きちんと具体的な事例をいくつも挙げていますが…

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ご意見・体験談の紹介

当会に寄せられたご意見(2009年9月~10月)

女性の方から当会に寄せられたご意見(2009年9月)

こんにちは。

わたしは34歳の女性で、現在妊娠5ヶ月ですが、結婚前は頻繁に痴漢被害に遭っていました。

まぁ、そういう男性もいるのでしょうが、警戒しないといけないのは痴漢であって男性ではないと思います。

ですから、すべての男性を排除してしまう車両というのは、すべての男性を痴漢と同等にみなしている。ということで、こんな暴論はないとわたしは思っています。

女性の男性に対する敵対心が、こういう車両を正当化してしまったのか。と思うと、疑問がいっぱいです。


男性の方からいただいた、「女性専用車両」表記についてのご意見・ご質問(2009年10月)

2008年ごろより、貴ページを大変興味深く拝見させていただいております。私も、女性専用車両に対しては多くの矛盾や理不尽さへ強い怒りを感じております。

貴ページにて紹介されている内容の中でとても気になった、「女性専用車両」という名称が「景品表示法」への抵触の可能性ですが、同法の原文をみる限り「消費者に誤認させる誘導」などかなり抵触していると思われます。

御会は、公正取引委員会に景品表示法についての申し入れなどはされたのでしょうか。

活動報告をみた限りにおいてはないように思われました。(あった場合にはご容赦願います。)

公正取引委員会に直訴し、広告として誤っているものであれば指導させることはできないのでしょうか。

※このご質問に対しては、当会より「当会として正式に行ったものではないが、当会のある会員が『女性専用車両という名称・表示は景品表示法違反ではないのか?』との申し入れを公取委に対して行った」こと、及びその結果、公取委より「法律違反として調査するまでには至らなかったが、指摘については、今後の参考にさせていただく」というような回答があったということで、返信いたしました。


専用車に乗車した女性の方からいただいたご意見(2009年10月)

現在妊娠6か月にはいり、女性専用車両を利用しようと思い乗車しましたが、名称のせいか本当に女性ばかり。男性の目がないことをいいことに好き勝手使われてる印象があります。(化粧をしたり、食事をしたり、眠りこけていたり)本当に必要性があるのか疑問に感じます。

妊婦である私は座れずに立ちっぱなしでした。

妊婦は弱者に当たらないとは思いますが、あのような現状を見ては、正直なところ女性専用車両というものに疑問を感じます。せめて「弱者専用車両」に名称を変更して運用をしていただきたいです。

女性全般よりも、対象にしたほうがいい人に対しての記載が小さすぎることも問題かと思います。障がい者の方や、補助者、中学生以下の男児が乗ることができるという事実を知らない人や、実際車両を見てもわかりづらいです。

よく、妊婦は時間帯をずらして出勤しろ、と言われますが、痴漢被害者に対しても同じことが言えると思います。混雑する時間帯だからこそ、痴漢被害にあいやすいことも確かだと思います。(私も被害者です)

妊婦が健常者と言われるのであれば、痴漢被害にあわれた女性だって健常者です。それならば時間帯をずらせば解決するはずなのです。それなのにいちいち車両を準備することがナンセンスです。明らかに便乗して乗車している女性が大半だと思います。

普通車両でつらい思いをしながら通勤をしている男性、専用車両に乗りたがらない女性。それならばもう少し車両のあり方を変えるべきかと思います。