埼玉西武社長「女性専用車両があるのだから(球場にも)女性専用席があったほうがいい」

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埼玉西武の居郷肇社長が埼玉県所沢市の西武ドームに女性専用の観客席の設置を検討する考えを示している。

これは居郷社長が去る2013年11月28日に埼玉県庁を訪れた際、明らかにしたもの。

居郷社長は「ファンの声を聞きながら球場の改修などを行っている。(西武鉄道にも)女性専用車両があるのだから、球場にも(女性専用席やシートが)あった方がいい」と話したとのことだが、電車と球場の座席を同列に語るのは、あまりにも無茶苦茶というものではないだろうか。

電車の女性専用車両は一応、表向きは「痴漢対策」と称して実施されているが、球場に女性専用席を設置するのは明らかに防犯対策ではなく、女性客の特権意識や男性嫌いの女性の心理に訴えかけた、増収増益策である。

もっとも、公共交通機関である電車と異なり、球場の座席であるから『公共の場において男性を男性であるというだけで・・・』とは言いにくいが、それでも敢えてこのニュースページで取り上げたのは居郷社長が「鉄道に女性専用車両があるのだから、球場に女性専用席があっていい」などという趣旨の発言をしているからである。

これは、ひとたび「痴漢対策」という、もっともらしく聞こえる名目で女性専用車両が実施されれば、それが既成事実となり、その後は全く緊急性がなく、防犯対策でも何でもない「女性専用〇〇」が女性専用車両の存在を理由に鉄道以外の様々な分野にまでどんどん増やされていくという、典型的な「女性専用車両の弊害」の一種である。

そして当の女性専用車両も導入当初「痴漢対策」を錦の御旗にして、半ばごり押しでどんどん導入されてきたが、実際にはちょっと調べれば「実は痴漢対策ではない」というのがバレバレの代物である。

女性専用車両反対派としては、女性専用車両が、痴漢対策だとか弱者保護だとかいう表向きの「美名」に騙されず、これからも「おかしいものはおかしい」と言っていかなければならないだろう。

情報元:埼玉新聞(リンク切れ)

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