2013年5月にインドネシアの「女性専用列車」が廃止になっていたことが、この度判明した。
インドネシアでは2010年8月に、ジャカルタ~ボゴール間の電車(8両編成)の両端に各1両、合計2両女性専用車両が設置され、さらにその後には全車両女性専用の「女性専用列車」まで走りだしたとの事だが、こちらは乗車率の低さと、男性からの反発により廃止になったとのこと。
インドネシアでの女性専用車両導入当初の報道を見ると、「セクハラ対策で導入」との記事が目立つが、一方で他の報道では「セクハラの苦情は少ないにもかかわらず女性専用車両が導入された」「インドネシアの鉄道会社幹部が日本を視察して導入を決めた」という情報もある。
日本では表向き、「痴漢対策」でまかり通っている女性専用車両だが、インドネシアにおいても「女性専用車両の導入がまず先にあり、後から「セクハラ対策」などという理由を付けたのでは?」という見方も出来なくはなさそうだ。
情報元:
埼京線車両、ジャカルタに アジアに鉄ちゃん誕生 – 日本経済新聞
インドネシアにも女性専用車両、セクハラ対策で 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News